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青髪ピアス「鈴科さんはかわいーな」一方通行「はァ?」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (4) | カテゴリ: とある魔術の禁書目録SS | 更新日: 2011/03/12 19:30
青髪ピアス「鈴科さんはかわいーな」一方通行「はァ?」


1:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:16:28.40 ID:kCfQHpUo


青ピ「鈴科さーん!」

一方「……」カツカツカツ

青ピ「ほんま今年は転校生の当たり年やな~

一方「……」カツカツカツ

青ピ「まさかアルビノ病弱系美少女をこの目で見ることができる日が来るとはっ!」

一方「……」カツカツカツカツ

青ピ「そのクールなところもたまらんでー!!!」


2:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:17:47.22 ID:kCfQHpUo


上条「……」チラ

小萌「えー、これは予断になりますが、超能力者の周囲に発生するAIM拡散力場理論の応用例として……」

一方「……Zzzz」

上条(つーか二日前にいきなり転校してきたと思ったら寝てばっかだし)

一方「……Zzzz」

上条(っつーか何でセーラーなんですか。マジで女子なんですか!?)

一方「Zzzz」


4:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:25:00.01 ID:kCfQHpUo


~~以下上条の回想~~

小萌「えー、出席をとる前にクラスのみんなにビッグニュースですー。なんと今日から転入生追加ですー」

おおー

小萌「ちなみにその子は女の子ですー。おめでとう野郎どもー、残念でした子猫ちゃんたちー」

おおおおお!!

上条(……まさか年齢詐称した御坂美琴や神裂火織が突撃してきたり、一方通行の本名が鈴科百合子ちゃんだったり、一万弱もの妹たちが押しかけてきたりなんて展開……あるわけねーよな)

小萌「さあ転入生ちゃん、どーぞー」

ガラガラ

一方「……鈴科百合子です……よろしくゥ」
上条「」

一方(! あのときの三下!?)

上条「……ってまじかよっ!!」

~~回想終わり~~


5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:34:09.43 ID:kCfQHpUo


上条「とにかく起こしてやったほうがいいよな。一方……じゃなくて鈴科、おい起きろ」

一方「ン……あァ?顔が近いぞ三下ァ」ボケー

上条(!!一方通行が可愛い……だと?)

小萌「はーい、そこ、授業中に私語は厳禁ですー。罰として上条ちゃんにはAIM拡散力場について説明してもらいますー」

上条「え、……えー、能力者が周囲に放っている威圧感的な?(今ひしひしと感じてますが)」

小萌「説明になってませんー。では鈴科ちゃん」


7:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:37:12.90 ID:kCfQHpUo


一方「……AIMっつーのは……An_Invountary_Movementの略で、AIM拡散力場とは能力者が無自覚のうちに放っている力のフィールドうんぬんかんぬん……」ネムネム

小萌「鈴科ちゃん完璧です。これは本来なら大学の授業レベルの余談なんですけどね」

おおー

上条「……おい、一方通行、もう座っていいぞ?」

一方「……」ガタッ スピー

上条(また寝るのかよ!)


8:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:43:58.11 ID:kCfQHpUo


一方(黄泉川たちに言われて『普通の学校』っつーのに転入してみたわけだが)

上条「おい、す、鈴科?」

一方(授業のレベルも低いし、ドイツもコイツも馬鹿面さらして)

上条「おーい?」

一方(おまけにあの忌々しい三下までいやがるときたもンだ)

上条「鈴科さーん?」

一方(もう明日から絶対こねェ)

上条「おい一方通行!」

一方 ビクッ「な、なンだ三下ァ!だから顔が近いって……」

上条「せっかくだから飯一緒に食おーぜ」

一方「はァ?」


9:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:44:34.72 ID:kCfQHpUo


一方「なァにちょっと顔見知りだからってなれなれしくしてるンですかァ? こっちはオマエのことブチ殺してやりたいくらいなんですけどォ?」

上条「っ!」(だめだだめだ女の子の格好しててもやっぱこいつは一方通行だ)

一方「なンならここで地獄見せてやろうかァ?」ニタリ

上条「死亡フラグ立てるようなこと言いましたっけ!?」

青ピ「かみやーん、鈴科さんとなに楽しそうにお話してるん?」

上条「青ピいいところに!」

一方「あァそうだなァ。愉快に楽しく殺し合い、ってなァ!」

青ピ「……なんやかみやん、もう転校生とばっちりフラグ立ててしまったんか。うらやましいやつやで」

上条「立ってるの死亡フラグなんですけど!!」


10:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 02:55:23.52 ID:kCfQHpUo


青ピ「まま、鈴科さんお昼ご一緒させてもろてもええかな?ええよな?」

ガタガタ

一方「……ったく何なンだオマエらは。そろいもそろって馴れ馴れしい」

上条「あのー、一方通行さん。この方は俺の友人でして……」

一方 ギロ

上条「……」

青ピ「そうそう、かみやんの親友なんや。青髪ピアスとか青ピとか好きに呼んでもらったらええで!」


11:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:00:42.86 ID:kCfQHpUo


一方「……ったく、俺の周りうろちょろしてんじゃねェよ三下共が。キエロ」

青ピ「過激な暴言吐き散らすとか、いそうでいなかったタイプ……しかも一人称が俺キター!」

一方「やっぱ帰るわ」

上条「そう言うなって。せっかくオマエの分も買ってきてやったんだぜ? 今から行ってもパンはないぞ」

一方「コーヒー……パン?」


12:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:08:01.74 ID:kCfQHpUo


一方 モッキュモッキュ「甘ェ」

上条「一応菓子パンだからなー」

青ピ「口元にパンくずつけながらモグモグする女の子ってええなあ」

一方「!!」

上条「オマエは女の子なら何でもいいんだろ」

青ピ「そらそうやで!ボクァ落下型ヒロインのみならず(以下略)」

一方「……」

上条「すまん一方通行。俺らの日常ってこんなもんなんだ」

一方「さすがに引くわァ」


13:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:17:02.90 ID:kCfQHpUo


青ピ「そういえばつっちーはまた休みかいな」

上条「あー、あいついろいろ忙しいみたいだからな」

一方「……」

上条「あ、つっちーってのは土御門って言う俺らの友達で、まあ、青ピと俺の三人で不本意ながらクラスの三バカ(デルタフォース)って呼ばれてたりする」

一方「つち……みかど……だと?」

一方(まさかあのグラサン……?いやいやないない)

青ピ「アロハシャツにグラサンっていうやたら怪しいやけどええやつやでー」

一方(あンの馬鹿かあああァァァァァ!!)


14:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:23:39.74 ID:kCfQHpUo


一方「……午後は保健室で寝とくわ」

青ピ「何?体調悪いん?」

一方(だりィだけなんだけどな)「あー、そうそう」

上条「マジか。保健室の場所わかるか?」

一方「オマエがつれてけ」

上条「え?何?上条さんって下僕か何か?」

青ピ「ええなあかみやん」

上条「うらやましがられるとこじゃないと思うんだが」


15:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:34:13.71 ID:kCfQHpUo


小萌「はーい皆さん、午後の授業始めちゃいますよー」

青ピ「先生!鈴科さんが具合悪いって」

小萌「あらあら。大丈夫ですか鈴科ちゃん?」

上条「あー、ちょっと保健室連れて行ってきます。一方……鈴科場所わかんないみたいだし」

青ピ「僕も一緒に…… 小萌「じゃあ上条ちゃんにお願いするのですー」

青ピ「……ショボン」


16:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:38:06.40 ID:kCfQHpUo


上条「……なあ、一方通行」

一方「あァ?」

上条「体調悪いって嘘だろ」

一方「あたりまえだ!」

上条「いやそんな胸張って言われても。……つーかオマエマジでどっちなの?」

一方「はァ?」

上条「いや、何でセーラー服なんて着てんのかなーと思って。……実は女の子だったりするの?」


17:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:42:25.94 ID:kCfQHpUo


一方「……見てわかんねェのかよォ」ムスッ

上条「え?なになに?なにその反応……女子?女子だと思っていいの!?」

一方「うっせェよ」ムスー

上条「いや、ごめん。俺お前のこと男だとばっかり……」

一方「黙れこの無神経ヤロウ」

上条「……」


18:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:52:05.08 ID:kCfQHpUo


上条「ハイ、こちらが保健室になります」

一方「見りゃわかるだろうが」

ガラッ

上条「せんせー、こいつ体調悪いって……って不在か」

一方「あーもう無理、限界」フラフラ……ポフッ

上条「おいおい、いきなりベッドにダイブするなよ……ってええ!?」

一方「ンンー……うるさい」

上条「あ、あのー、一方通行さん?スカートめくれあがって下着が丸見えになってらっしゃるんですけど……?」


19:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:52:51.35 ID:kCfQHpUo


一方「ンー、見たけりゃ見とけェ」ネムネム

上条「うがー!そんなの紳士上条さんは許しませんよ!ホラちゃんと布団をかぶって……」

一方「……暑い」ヌギヌギ

上条「ちょっ、どっかの脱ぎ女みたいな行動はやめて!!セーラーの襟元!ちゃんと閉めて!!」


20:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 03:55:34.80 ID:kCfQHpUo


ガラッ

吹寄「遅いから様子見に来てみたんだけど、鈴科さんだいじょう……ぶ?」

上条「」

吹寄「な、女の子に何してんのよ貴様ぁ!」

上条「誤解だっ!不幸な誤解だ!!」

吹寄「問答無用!」

一方「……Zzzz」


姫神「実は。私もいた」


27:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:17:51.85 ID:kCfQHpUo


上条「えらい目にあった」

青ピ「……かみやんはなんでそうまでエロイベントの発生確立が高いんや?」

上条「そのたびに死にかけるんだぞ!?」

青ピ「ええやんええやん……可愛い女の子に殺されるんやったら素敵やん」

上条「オマエは本物だよ」

ガラッ

青ピ「お、鈴科さんおかえりー!」

上条「授業終わるまでぐっすりとは」

一方「うっせェ。俺の自由だ」


28:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:18:17.97 ID:kCfQHpUo


青ピ「鈴科さん、放課後予定あるん?」

一方「あァ?特にねェよ」

青ピ「じゃあボクらとどっか行かん?」

上条「お、いいな。どうする?一方通行」

青ピ「……ところでかみやん、その一方通行って呼び方はなんなん?」

上条「え、そ、それは……」

一方「あだ名だあだ名ァ。それ以上でもそれ以下でもねェ」

青ピ「ふーん。そうなんやー」


29:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:18:44.31 ID:kCfQHpUo


上条「どっか行くっつっても……ここいらじゃ地下街のゲーセンくらいしか行くとこねーぞ」

青ピ「いつものコースやな」

上条「女の子がそんなとこ行って楽しいか?」

一方「女の子」

青ピ「そうやなー」

一方「ゲーセンとか行ったことねェなァ」

青ピ「それやったら話の種に行ってみたらええんちゃう?」


30:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:20:01.59 ID:kCfQHpUo


一方「いや俺は……」

上条「んじゃ行ってみるか。一方通行、つまんなかったら言えよな?」

青ピ「よっしゃー!ボクのゲームうまいとこばっちり見せたるでー!」

上条「よし、勝負だ青ピ!」

一方「……行くとは言ってねェし」


31:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:20:46.14 ID:kCfQHpUo


一方(結局ついてきちまった)

青ピ「かみやん、いつものやつやろうや!」

上条「おう、あのガンシューティングな」

一方「?」

青ピ「そうや、鈴科さんもやってみ?ボクが教えたるから」

上条「よっし、じゃ、俺が1Pな」

チャリン


32:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:22:59.45 ID:kCfQHpUo


一方「……クソッ、何だこのゲームは……」バンバン

青ピ「最初は誰でもそんなもんやって」

二分後

一方「反動がねェからすっげえ撃ちにくいぞこらァ」バンバン

上条「……本物慣れてますって感じの発言怖いんですけど」

三分後

一方「くはははは、ようやっと慣れてきたぜ!」

青ピ「これは」

上条「初心……者?」

五分後

一方「あぎゃはァ!ゴミどもは内臓ブチ撒けて死んでいきゃァいいんだよォ!」バンバンバンバン

青ピ「……」

上条「……」


33:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:23:28.54 ID:kCfQHpUo


青ピ「それにしても鈴科さんすごいなァ、まさか初めてでランキングレコードを塗り替えるとは」

上条「ハハ、すっげえ目立ってたしな」

一方「……(しまった明らかにテンションの上げどころを間違えた)」

青ピ「んじゃ、ボクは家こっちやから帰るわー」

上条「おう、じゃあな」

一方「……いつもこんな感じで遊ンでンのか」

上条「毎日、ってわけじゃないけどな。どうした?楽しくなかったか?」

一方「いや……」

上条「……」

一方(『普通に遊ぶ』ってこんな感じなのか)


34:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:25:17.25 ID:kCfQHpUo


一方(一緒に遊びに行く友達なンていなかったからなァ)

一方(こういう奴らと馬鹿やンのも、なかなか悪くねェ、な)

上条「……あのさ、一方通行」

一方「あン?」

上条「こないだは、思いっきり殴っちまって悪かったな」

一方「あれは……まァ、仕方ねェだろ」

上条「いや、でも女の子の顔を思いっきり殴るとかホント申し訳ない」

一方「あァ?女だろうが男だろうが俺は俺だぞォ?」

上条「うーん、でも、ごめん」

一方「……」


35:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:26:12.62 ID:kCfQHpUo


上条「……」

一方「……」

上条「……(しまった会話が続かない)」

上条「それにしても一方通行、お前セーラー服似合うよな」

一方「はァ!?」

上条「こう……一般的なセーラー服のシルエットの上からも分かる華奢さって言うかなんつーか、
   意外な少女らしさに上条さんドッキドキ、みたいな」

一方「……っ!どこ見てやがるンですかァ、変態ですかァ」

上条「いやそういんじゃなくて、上条さんは一般論をだな」

一方「はァ、意味わかンねェぞオマエ。じゃあな」

スタスタ


36:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:27:19.94 ID:kCfQHpUo


一方(友達……つーのも確かに悪くはねェが)

一方(俺みたいな腐れた悪党がこんな生ぬるい世界に浸かっていていいわきゃねェだろうが……)

一方(やっぱ明日から学校行くのやめよう……)

上条「あ、待て、そっちは」

バッシャー

一方「……」ポタポタ

上条「定期的にお掃除ロボットが散水してるから気をつけろ……って遅かったな」


37:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:27:56.65 ID:kCfQHpUo


一方「……そういうことは早く言えよ」

上条「あーあ、もうびちゃびちゃだな」

一方「さっさと帰るわ」

上条「待てよ一方通行! そのままじゃあさすがに風邪引くぞ……そうだ!
   こっから上条さん家すぐだから、風呂入っていけよ」

一方「風呂ォ?問題ねェよ。このまま帰る」

上条「でも……ほら、その、そのままじゃ」

一方「あァ?」

上条「……下着、透けてるし。黒だからよけいに」

一方「!?」

上条「だ、だからさ、な?」

一方「……行ってやるからこっち見ンじゃねェ!」


38:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:29:37.26 ID:kCfQHpUo


上条(さて、勢いで一方通行を家まで連れてきてしまったものの)

ジャー

上条(よく考えなくても女の子なんだよなあ、あんな言動だけど)

ジャー

上条(……なんか強引にうちに連れ込んだというシチュエーションに思えなくもない)

ジャー

上条(こういうときに限ってインデックスはイギリスに帰ってるし……二人きり?)

ジャー

上条(ち、違うぞ!? 上条さんは紳士なんだぞ!?)

キュッキュ

一方「オイ三下ァ、何か着るモン持って来い」

上条「ハイハイ」

上条(Yシャツでいいよな。インデックスもこれだし)

一方「早くしやがれェ」

上条「ハイハイ」


39:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:31:54.38 ID:kCfQHpUo


ガチャ

一方「……」

上条「」

一方「何いきなりドア全開にしてやがりますかこのド変態!!!」

上条「ちょ、ちょっと待てよ!普通バスタオルくらい装備してるだろ!?
   まさか全裸なんて」

一方「……まあいい。それ貸せ」

上条「あれ?『[ピーーー]ェ!』とか『[ピーーー]!』とかそういうのは?」

一方「……別に起伏のない貧相な身体見られたところで恥ずかしくもなんともねェよ」ボソ

上条「え?」

一方「とりあえずとっとと出てけ」


40:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:32:48.70 ID:kCfQHpUo


上条(あー、俺はなんてものを見てしまったんだ)

上条(細っこくて、白くって、なんか変な風に色っぽかったな)

上条(って何思い出してんだ俺は!精神統一精神統一精神統一)

上条「まかはんにゃーはーらーみたしんぎょうかんじーざーぼーさつぎょうじんはんにゃーみたじーしょうけん……」

一方「あがったぞ。……ってなにやってンだオマエ」

上条「おう、俺はもう大丈夫だ……ってぶっ!」


41:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:33:20.07 ID:kCfQHpUo


上条(しまたあああ! インデックスとコイツでは身長に差があること忘れてた!)

上条(Yシャツの長さがっ!ギリギリ!いろんな意味で!!)

上条(着丈はちょうどいいのに肩幅とか袖の長さがダボダボとか、なにこの黄金比的なアンバランスさ!)

上条「ジャージ貸すから!下もはいてくれ!!」

一方「いらねェよ。暑いし」

上条「うっ……オマエ女の子なんだからもうちょっと恥じらいってもんをだなぁ……」

一方「何だそりゃ。食えンのか」

上条「とにかく! 魅力的な女性の露出は健康な男子高校生には目の毒です!」

一方「……魅力的ィ?(俺が?)」


42:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:33:52.04 ID:kCfQHpUo


一方「……制服も乾いたし、帰るわ」

上条「お、おう」

一方「じゃあな。今日はその……悪かったな」ボソ

上条「え?」

一方「な、何でもねェよ!またなっ!」

上条「あ、また明日な!」

バタン

上条(なんかまだドキドキしてる)


カツカツカツ

一方「……なーンなーンですか、アイツは」

一方(女の子扱い?俺を? ハッくっだらねェ。服装変わっただけで俺は俺じゃねェか)

一方「……」


43:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:34:44.77 ID:kCfQHpUo


打止「あー! 白いセーラーちゃん発見!ってミサカはミサカは飛びついてみる」

一方「うお!だからいきなり飛びつくのはヤメロって……ってどうした、こんなところで」

打止「ヨミカワとヨシカワと買い物なんだよってミサカはミサカは報告してみる」

黄泉川「お、一方通行じゃん」

芳川「……あら、今帰り? 今日は学校どうだったの?」

一方「何もねェよ」

黄泉川「そんなこと言って、放課後男子二人とどっか行ってたの知ってるじゃん」


44:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:35:13.62 ID:kCfQHpUo


一方「! なぜそれを」

黄泉川「学校出て行くのみてたに決まってるじゃん」ニヤニヤ

打止「まさかまさかのあなたに彼氏!?驚愕の展開にミサカはミサカは開いた口がふさがらない」

一方「ちげええええェェ!」

芳川「二人、って言ってるじゃない。まだまだこれからよ」

一方「だから!違うっつってんだろうが!」

芳川「あらあら、青春っていいわねえ」クスクス


45:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:35:54.60 ID:kCfQHpUo


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

就寝前・一方通行の部屋

一方(眠れねェ……いつもは無駄に眠いンだがな)

『鈴科さんはかわいーな』

『女の子の顔を思いっきり殴るとかホント申し訳ない』

『オマエ女の子なんだからもうちょっと恥じらいってもんをだなぁ……』

一方(……なンなンだホントに。……クソッ、女の子?こンな扱いどン位ぶりだよ)

一方(『また明日』か……)

一方(いや、俺はもう行かねェって決めたンだ。あそこは俺の居場所じゃ……ねェ……よ……Zzzz)


46:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:36:36.52 ID:kCfQHpUo


一方「……ってなンで俺は気が付いたら学校に来ちゃってますかァ!?」

黄泉川「ん?なんか眠そうだったからつれてきてやったんじゃん」

一方「チッ……よけいなことしやがって」

青ピ「あ、鈴科さん、おはよー!今日も可愛いなぁ」

一方「あァオマエか」

黄泉川「ちょうどよかった。コイツをちゃんと教室まで連れて行ってほしいじゃん」

青ピ「わっかりましたー!」


47:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:37:11.69 ID:kCfQHpUo


土御門「ん?この子が転校生なのかにゃー?青ピがかわいいかわいい言ってたけど」

一方「……」

土御門「……ぶっ」

一方「オイなんだその反応は」

土御門「ぷっ、ちょ……一方通行……くくく……しかもセーラー?ぶはははは」

一方「しね」カチ

土御門「ちょ、いきなりなにするやめ……くぁwwせdrftgyふじこlp;」


48:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:37:41.13 ID:kCfQHpUo


青ピ「なんや、知り合いやったんか」

一方「あンなやつしらねェよ」

上条「おーっす、おはよう青ピ、……とこれ何?」

青ピ「……土御門やった物体やで」

上条「なんかわかんねーけどご愁傷様だな」

土御門 ピクピク

青ピ「過激なところもまたええなあ、鈴科さんは」

上条「お、一方通行も。おはよ。昨日は悪かったな」

一方「お、おう、おはよう……」

一方通行(昨日……)モヤモヤ


49:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:38:14.76 ID:kCfQHpUo


一方 スースー

上条(いつものように爆睡、か。平和な寝顔だなー)

『何いきなりドア全快にしてやがりますかこのド変態!!!』

上条(ってうわあああ思い出すな思い出すな思い出すな)

キーンコーンカーンコーン

小萌「はーい、午前の授業はここまでですー。楽しい楽しいランチタイムの始まりですよー」

一方「むー」ゴシゴシ


50:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:45:08.11 ID:kCfQHpUo


姫神「上条君。今日は。新作」

上条「何!?姫神の新作弁当!?それは見逃せないな!」

吹寄「あ、私も味見させてほしい!」

青ピ「姫神さんのお弁当、ええなぁええなぁ」

姫神「今日は大量に作ってきた。みんなの分くらいある」

上条「んじゃ、今日はみんなでご馳走になるか!」

姫神「鈴科さん。一緒にどう?」

一方「え」

上条「姫神の弁当は絶品だぞ。昼飯用意してきてないんならぜひ食っとけ」


51:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:45:37.55 ID:kCfQHpUo


一方「モグモグ……こ、これは……野菜なのにウマいだと!?」

姫神「野菜は重要。味のバランス的にも。健康にも」

一方「くっ……女子高生の弁当……あなどれねェな」

青ピ「そういえば鈴科さんは料理とかせーへんの?」

一方「するように見えるかァ?」

上条「実は料理が得意!とかって意外性から好感度があがるもんぞ」

一方「こ、好感度!?」ドキッ

上条「ま、お前はあんま興味ないかもしれないけど」

一方(なんだ?今の「ドキッ」つーのは。悪いもンでも入ってんのかァ?)

吹寄「……」


52:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:47:57.58 ID:kCfQHpUo


上条「はー、食った食った」

姫神「味はどう?」

上条「ああ、今までの中で一、二を争う出来だったぜ!」

姫神「そう。よかった」

青ピ「姫神ちゃんはいいお嫁さんになれるでー!」


吹寄「鈴科さん、ちょっといい?二人で話が」

一方「は?」


53:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:48:26.96 ID:kCfQHpUo


吹寄「ちょっと言いにくいことなんだけど」

一方「なンだよ」

吹寄「鈴科さん、座るときに足あんまり開いて座らないほうがいいわよ」

一方「はァ?」

吹寄「その……下着、丸見えになってることが結構あるというか」

一方「!?」

吹寄「スカート短いから、とりあえず気をつけてみてね」

一方「マジかよ」


54:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:49:59.76 ID:kCfQHpUo


上条「ん?おかえり。吹寄と何話してたんだ?」

一方「オマエには関係ねェ」

ドカッ

上条「そろそろ次の授業の準備……って一方通行さん?」

一方「あァ?」

上条「できればもう少し足を閉じて座ったほうがいいんじゃないかなーと」

一方「!?」

上条「いや、上条さんの位置からスカートの中が丸見えというかなんというか……
   一方通行がそういうの気にしないのは知ってるけど、やっぱ上条さんの精神衛生上……」

一方「しねェ!!」

パァン

上条「っ!え?何この昨日とまったく違う反応!? え?一方通行、おーい!」


55:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:50:35.10 ID:kCfQHpUo


保健室

一方(ったく……なンだよこれは。本気で気分悪ィ)モヤモヤ

バサ

一方(昨日は全裸見られてもこンな気分にはならなかった……クソ)

一方(とりあえず……寝るかァ)

モゾモゾ

ガラッ

青ピ「あ、鈴科さんやっぱここやった」

一方「あァ?オマエ、授業はどうしたよ」

青ピ「サボってもうた。ご飯の後の体育はめんどいわ。せっかくやから鈴科さんとお話しよおもて」

一方「奇特な奴だ」

青ピ「だってかわいい子とは仲良くなりたいやん」


56:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:51:04.21 ID:kCfQHpUo


一方(かわいいとか女の子とか……ドイツもコイツもふざけたこと言いやがって)

青ピ「鈴科さん、この学校来る前はどんな学校おったん?」

一方「あァ?何でそんなこと聞くんだァ?」

青ピ「ええ、だって仲良くなりたいって言うたやん」

一方「(暗部のことなんて話せねェよな)別に、普通の学校だ」

青ピ「ふーん」

一方(普通。普通ってなンなンだ)


57:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:52:47.92 ID:kCfQHpUo


青ピ「鈴科さん、もしかしてなんか隠してる?」

一方 ビクッ

青ピ「話したくないんならええけど……なんか鈴科さん、ちょっとみんなと壁つくっとるやろ。
   必要以上に仲良くならんように」

一方「……」

青ピ「ボクはそういうのいやなんや。やっぱ鈴科さんが笑ってるところが見たい」

一方「ホント変わってるな、お前は。普通の奴のはずなのに」

青ピ「ボクはただ全てのかわいい女の子の味方なだけやで」

一方「……寝る」

青ピ「ボクもそろそろ行くわ。じゃあまたなー」

一方(青髪ピアス……アイツは俺の『実験』も知らねェし暗部とも何のかかわりもない)

一方(普通の高校生か。普通、つうのは、一体どういうモンなンだろうな)


58:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:53:25.17 ID:kCfQHpUo


打止「学校から帰ってきてからあの人が部屋から出てこないのって
   ミサカはミサカは心配してみる」

黄泉川「どうしたじゃん?」

芳川「変なものでも食べたのかしら」


一方(クソッ!あの三下のことを考えると気分が悪くなる!……いっそ[ピーーー]か……!?)


59:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:56:14.94 ID:kCfQHpUo


深夜

一方(眠れねぇ……昼間寝すぎたか?)

芳川「あら?こんな時間に起きてきたの? 珍しいわね」

一方「!? 何で起きてんだよ」

芳川「研究してたときの癖が抜けなくってね。たまにこういう時間に目が覚めるの」

一方「……」

芳川「今日はなんだかふさぎこんでたみたいじゃない。学校で何かあった?」

一方「何もねェ」

芳川「嘘。そんな表情で言っても説得力ないわよ」

一方「……」

芳川「話してごらんなさい。楽になるかもしれないわ」


60:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:57:10.60 ID:kCfQHpUo


一方「たとえば、たとえばだけどよォ」

芳川「ええ」

一方「特定の誰かを思い出して、イライラしたり、ムカつくってェのはなンなンだ」

芳川「あら……ふふふ」

一方「笑ってんじゃねェよ」

芳川「ごめんなさい。でもまさかあなたからそんなことを聞かれるなんて」

一方 イライラ

芳川「それはね……恋よ」

一方「こ、恋ィ!? いやまさか、でも……うーん」

芳川「腑に落ちた?」

一方「いやいやそうじゃなくてだな」

芳川「ふふ……私はどうすればいいかは教えない。優しくないもの」

一方「……」


61:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:58:39.77 ID:kCfQHpUo


一方(恋、恋、鯉、故意、濃い、恋……)

上条「おーっす、一方通行、今日は早いなぁ」

一方(恋、いやでもまさか、俺だぞォ?)

上条「って聞こえてますかー?」

一方(しかもあんな三下? 確かに実験のときはかっこよかった……って何考えてんだ俺は///)

上条「お、は、よ!」

バン

一方「なっ、なななななななななななななななな何のようだァ!?」
  (三下三下三下三下三下三下三下三下三下三下三下三下!?)

上条「ん?どうした、顔が赤いぞ。熱でもあるのか?」スッ

一方「!! そっ、それ以上近づいたら[ピーーー]ゥ!!」

上条「え?オイ、一方通行!?」

タタタタタ

上条「……なんかわけわかんねえ」

土御門「なんだか面白いことになってきたんだにゃ」


62:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 18:59:22.31 ID:kCfQHpUo


青ピ「あ、鈴科さんおはよー」

一方「!!」

青ピ「今日もやっぱりかわいいなー」

一方「っ!馬鹿なこと言ってっとHR間に合わなくなるぞ、急げ!」グイッ

青ピ「わわっ、鈴科さんと手ぇつないでもうたああ!ボクは!ボクは幸せやあ!」

一方「アホか」


63:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:01:25.79 ID:kCfQHpUo


一方「ところであの三下……上条って普段どんなやつなんだ?」

青ピ「え、かみやん?ま、まさか鈴科さんまで上条属性のとりこに!?」

一方「っ/// じゃなくてだなァ!」

青ピ「うーん、かみやんか。とりあえずいろんな女の子とフラグ立てまくってるなぁ」

一方「何!?」

青ピ「女の子のために命張るっていうのもなんかかみやんにしては珍しくないことみたいやし」

一方「……」


64:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:02:06.53 ID:kCfQHpUo


青ピ「珍しくない、っていうか当たり前のことなんや。かみやんにとっては」

一方(あきれるほどの善人だな……)

青ピ「せやせや、ついでにボクのことも聞いてくれへん?」

一方「あー……興味ねェ」

青ピ「冷たいっ!でもそこにシビレルゥ!!」

一方(変態だ)

青ピ「ああん、もっと罵ってえ」

一方「しね、消えろ、うざい」

青ピ ビクビク


65:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:02:56.93 ID:kCfQHpUo


上条(どうしたんだ、一方通行)

上条(授業中も一睡もしないでぼーっとして)

上条(当てられたと思ったら『分かりませン』だし)

上条(マジで体調悪いのか?)

上条「一方通行、昼飯食えるか?今日も一緒に食べるだ……」

一方「!!!パン、買ってくる!!」

上条「え?お前の分もう買って……って行っちまった」


66:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:03:47.25 ID:kCfQHpUo


屋上

一方「……何かしょっぺェ」モグモグ

青ピ「鈴科さん、こんなとこにおったんかいな」

一方「!……1/3馬鹿……じゃなくて三馬鹿の1/3だから馬鹿か」

青ピ「みんな探しとってんで。急におらんようになるから」

一方「……よけいなことしてンじゃねェよ」

青ピ「まぁよかった。かみやんに連絡して……」

一方「やだ」

青ピ「え?」

一方「アイツに、ここにいるって知られたくない」

青ピ(もしかして、泣いとった……?)ドキ


67:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:04:39.37 ID:kCfQHpUo


青ピ「そ、そっかぁ、それじゃあちょっとここおろか。お話でもする?」

一方(ま、『普通の人間』っつーのが何してンのかも気になるしな。教室行きたくねェし)

一方 コクン

青ピ「……っ///(かわいい!)あ、ああ、そうや、鈴科さんに言うてへんかったけど、
   ボクパン屋に下宿してんねん!」

一方「は?」

青ピ「んでな、いっつもお昼パン持参してるねんけど……学食のパンよりおいしいで!」

一方「くれンのか」

青ピ「ま、一口食べてみ、って」

一方「モグ……うまい」

青ピ「やろ?」

一方「つーか、何でわざわざパン屋に下宿?寮があンだろうが寮が。
   そんなにパン大好きなンですかァ?」

青ピ「ちゃうで!パン屋の制服が限りなくメイド服に近いねん!!!」

一方「うわァ」


68:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:05:40.17 ID:kCfQHpUo


青ピ「……ところで鈴科さんってさ、アイツのこと好きなん?」

一方「だっ、誰があンな三下ァ……」

青ピ「かみやんのことなんて僕言ってないで」ニヤニヤ

一方「っ///」

青ピ「かわいいなー。ホンマうらやましいわ~かみやん」

一方「す、好きとかそんなんじゃねェよ!!」

青ピ「違うん?」

一方「……アイツは……俺なンかが触れていいようなヤツじゃねェんだよ」

青ピ「鈴科さんええ子やん。そんな自分のこと卑下する必要ないと思うよ」

一方「はァ?」

青ピ「僕はここに来てからの鈴科さんしか知らんけど、僕は鈴科さんのこと好きやわ」

一方「……いいやつだよな、オマエ」


69:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:06:56.11 ID:kCfQHpUo


一方(コイツとはふつーに喋れンのにな)


一方(なンでコイツ俺なんかを持ち上げンだ)


一方(……)


一方(ああそっか)








コイツハオレノコトシラナインダッタ


70:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:07:34.18 ID:kCfQHpUo


一方(何だ、この虚しさは)

青ピ「せやろー?やっぱ……」

一方「そろそろ教室帰るわ」

青ピ「え?」

一方「悪かったな、つき合わせて」

カツカツカツカツ


71:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:08:14.15 ID:kCfQHpUo


青ピ「鈴科さん……?」

青ピ(なんで、あんな寂しそうなんやろ……)ズキ

青ピ「あかん、ボクは可愛い子みんなが好きやのに」

ズキン

青ピ「本気に……なってしまいそうやわ……」


72:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:09:12.77 ID:kCfQHpUo


上条(一方通行、一日中元気なかったな)

上条(なんかしおらしいとはかなげな美少女だな)

上条(……って違う違う。上条さんは本気で心配してるんですよ?)

上条(やっぱ体調悪いのかな?)

上条「一方通行、具合悪いのか?お前が元気ないとなんか心配だな」

一方「!」

上条「帰る方向一緒だろ?一緒に帰ろう……」

一方「!!! 一人で帰る!!」

上条「え?……ってまた行っちまった」


73:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:09:51.03 ID:kCfQHpUo


青ピ「ん?どうしたん?今日は鈴科さんと帰らんの?」

上条「……アイツ、なんか今日変だった」

青ピ「……」

土御門「なんだ、学校一の旗男にも、ついに気になる女子ができたのかにゃー?
    しかも……一方通行……ぷっ」

上条「ん……」

土御門「あれ?マジなのかにゃ?」

青ピ「……」

上条「俺、ちょっとアイツ探してくる」ダッ

土御門「おい、かみやん……いっちまったぜい。奇特な奴だにゃー」

青ピ「……」


74:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:10:26.56 ID:kCfQHpUo


一方(チクショウ、チクショウ、チクショウ!)

一方(なンで……なンであンなに俺のこと気にかけるンだあの馬鹿ヤロウ!)

一方(くっそォ、むしゃくしゃする……ん?)

女の声「放して!ちょっとぶつかっただけじゃない!」

男の声「その『ちょっと』で大怪我したんだよ、こっちは」

男の声「落とし前、きちんとつけてもらわねえとなあ」

女の声「いや……だれか!」

男の声「んな都合よく助けなんざこねえよ!!」

一方(スキルアウトか?)


75:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:11:24.18 ID:kCfQHpUo


一方「……人がむしゃくしゃしてるときに、なにくだらねェことやってンだ」

女 「!」

男1「な、なんだてめえは!?」

男2「こっち混ざりたいのかぁ?おじょうちゃん?」

男3「ちょ、ちょっとまて、白い髪、赤い目、コイツもしかして……」

一方「イライラしてンだ! 今日の俺はサービス満点だぜェ!!」カチッ


76:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:12:28.76 ID:kCfQHpUo


上条「……確かこっちに行ったと思ったんだけど……どこだ、一方通行」

一方「あぎゃはァ!いいツラしてンなァ、もっと怯えろよォ!」

上条「!?」

一方「オイオイ、もうオネンネかァ?もうちょっと楽しませてくれるかと思ったのによォ!」

男1「ひ、ひいっ」

ガッ


一方(……くっだらねェことしちまったな。血の海だ)

一方(『反射』のおかげで汚れるこたァねェけどな)

一方(実際は血まみれのドロドロのはずなのになァ)


77:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:12:58.25 ID:kCfQHpUo


『一方通行、具合悪いのか?お前が元気ないとなんか心配だな』

『僕はここに来てからの鈴科さんしか知らんけど、僕は鈴科さんのこと好きやわ』

一方「ハハッ、俺にはオマエらに気にかけてもらうような価値はありゃしねェんだよ」


上条「一方通行……オマエ、何してんだ?」

一方「!? 三……下?」

上条「これ、お前がやったのか?」

一方「……」

上条「何か、わけがあるんだよな?」


78:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:13:38.60 ID:kCfQHpUo


一方「……勘違いしてんじゃねェよ」

上条「え」

一方「むしゃくしゃしてたから気晴らしにやっただけだ。意味なンてねェ」

上条「……!」

一方「俺は、今も昔も『悪党』なンだからよォ。あんま信じてっと痛い目見るぜ」

上条「一方通行……!」

一方「オマエだって、いつこうやって血だらけになるか分かったもンじゃねェンだぜ?」

一方(これでいいンだな)

一方「なンなら今すぐコロしてやってもかまわないしなァ?」

一方(俺は悪党のままで)

一方「今すぐしねェ!」ゴッ

一方(コイツ……コイツらの前から、消える)


79:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:14:22.93 ID:kCfQHpUo


バキィ!

上条「ぐあっ!う、うう……」

一方「……じゃあな」

上条(な……んだ?)

一方「もう二度と会うこともねェよ」

上条(なんで、アイツ泣きそうな顔してんだ……?)ガク

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

女 「あ、気が付きました?大丈夫ですか?」

上条「あ、……そっか、俺アイツに……」

女 「あの……違うんです」

上条「ん?」

女 「違うんです、実は、あの人……」


80:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:14:53.21 ID:kCfQHpUo


夕暮れの教室

一方(ハハ、未練がましいな)

一方「最後に、ここに来ちまうなんてよォ」

一方(アイツの机、か……)

ガタッ ストン

一方(……ってなに人様の机に座ってやがりますか俺は)

キョロキョロ

一方(こっからだとこンな風に見えンのか……)

一方(こンなことしてもアイツと同じモンが見れるわけじゃねェのに……)

一方(しかし俺が寝てンのモロバレだったんだなァ)

一方(ま、もう見られることもねェけどな)ジワ


81:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:15:30.66 ID:kCfQHpUo


ピト

一方(アイツもこうやってよく突っ伏してたな)

一方(……ア、落書き発見。なになに)

『授業ワケワカメ』

一方(……)

『授業全部保体だったらいいのに』

一方通行(阿呆かコイツは)

『一方通行爆睡中。寝顔が素直でかわいい』

一方「……っ///」

ガラッ

青ピ「……あれ? 鈴科さん?」

一方「!」


82:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:16:22.34 ID:kCfQHpUo


青ピ「ん? 鈴科さん、そこかみやんの席……」

一方「!?」ガタガタッ

青ピ「あー、そんな慌てんでええよ。わかってるから……」

一方「違う!」

青ピ「え?」

一方「俺は……俺にはそンな資格はねェ!」

青ピ「鈴科……さん?」

一方「オマエは俺を知らねェからそンなことが言える」

一方「俺を知らねェからそうやって笑って話せる!」

一方「俺はもともとこんな日の当たる場所でオマエらと笑い会えるような人間じゃねェンだよ!」

一方「本当の俺を知ったら……オマエだって目もあわせちゃくれねェよ」

青ピ「……」


83:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:17:07.25 ID:kCfQHpUo


一方「……安心しろよ。俺はもう二度とオマエらの前には現れねェ」

青ピ「……怒るで。さすがに」

一方「はァ?」

青ピ「ボクは鈴科さんが言ってる『本当の鈴科さん』っていうのは知らん」

青ピ「でも、ボクらといっしょに遊んで……楽しそうに笑ってた鈴科さんが、嘘やとは思えん」

一方「!」


84:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:17:44.19 ID:kCfQHpUo


青ピ「あのときの笑顔も、かみやんへの想いも、それは全部嘘やっていうん?違うやろ!?」

一方「う……うゥ」

青ピ「ボクの知らん鈴科さんも、ボクの知ってる鈴科さんも、全部合わせて鈴科さんなんや」

青ピ「それ以上ボクの知ってる女の子をけなすんは、ゆるさへん」

一方「……」

青ピ「自信、持ってええねんで。鈴科さんはかわいいんやから」

一方「オマエ、は……なンでそンなに……」

青ピ「決まっとるやんか!」



1.「ボクは、可愛い女の子みんなの味方なんやで!!」

2.「ボクが鈴科さんのことが好きやからや!!」


88:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:26:01.32 ID:kCfQHpUo


選択肢1

青ピ「ボクは、可愛い女の子みんなの味方なんやで!!」

一方「……クッ、ハハ、オマエらしいな」

青ピ「……行ってき。自分の気持ちをちゃんと伝えられんかったら、後悔するで」

一方通行「……ありがとよ」

ダッ タッタッタッタッタ

青ピ「……自分の気持ちをちゃんと伝えられんかったら後悔する。か」

青ピ「ハハ…………ボクにそれを言う資格はないやんか」

青ピ(鈴科さんを幸せにせんかったら、許さんで、かみやん)


90:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:29:33.50 ID:kCfQHpUo


上条(一方通行!ったく、不器用な奴だ)タッタッタッタッタ

『……見てわかんねェのかよォ』

上条(まだそんな遠くに行ったわけじゃないだろ)タッタッタッタッタ

『じゃあな。今日はその……悪かったな』

上条「どこいったー!一方通行!!!!」

『なンなら今すぐ殺してやってもかまわないしなァ』

上条(あんな細い身体で……闇を背負って生きるなんて似合わねえんだよまったく)

『もう二度と会うこともねェよ』

上条(半分くらい、俺が背負ってやるってーのに!)

一方「上条おおおおおおォォォおお!!!!」

上条「!?」


91:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:30:09.44 ID:kCfQHpUo


上条「あ、一方通行?」

一方「ゼハー、ゼハー……お、おい三下……オマエに、ひとつ、言っておきたいことがある」

上条「え? あ、俺も謝ろうと思ってたんだけど……」

一方「ンなちっせェことはどうでもいいンだよ!」

上条「ち、ちっさい!?」

一方「いいか?よく聞けよ。何べんも言わせンなよ?俺は、俺は」

上条「?」


92:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:30:40.74 ID:kCfQHpUo


一方「オマエが大好きだちくしょおおおォォォォォ!!」


93:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:31:06.96 ID:kCfQHpUo


一方「……」

上条「……」

一方「な、なンか言えよオイ」

上条「え、えーっと、何?まとめるとだな」

一方「I Love You」

上条「えっ、ええええええぇ!?マジで!?ドッキリじゃなく!?」

一方「冗談でこんな恥ずかしいこと言えっか!」


94:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:31:36.57 ID:kCfQHpUo


上条「え、えええ、オマエが、俺を?」

一方「……やっぱ、嫌だよな、こんな男みたいな女」

上条「そうじゃなくて!うれしすぎて予想外っつーか……」

一方「っ!」

上条「俺も……オマエのこと、その、ゴニョゴニョ」

一方「っ///」

上条「つまりだなあ……これからよろしくお願いします、ってこと……かな」


95:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:32:33.71 ID:kCfQHpUo


一方 ポカーン

上条「あ、あれー?一方通行さん?」

一方 ポロポロポロ

上条「え、えええ!?俺なんか悪いこと言った!?」

一方「そう、じゃ、ヒックなくて、うれし、くてェ」

上条(か、可愛い///)

一方「いいのかよォ、俺は、普通の女じゃねェぞォ」

上条「上条さんはそんな心の狭い男じゃありません!!」

一方「危ないことに巻き込むかもしンねェンだぞォ……」

上条「そんなの上条さんは慣れっこですよ!」

一方「ウッ……あ、ありがと……上条……」


96:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:35:47.49 ID:kCfQHpUo


上条「なんっつーか、初めて名前で呼ばれた気がするな」

一方「そ、そうだったかァ?」

上条「うん」

一方「……それじゃあオマエもちゃんと名前で呼ンでくれよ、な?」ジッ

上条「っ///」

一方「な?」ジッ

上条「す、鈴科……」

一方「そうじゃァねェだろ」

上条「ゆ……百合子、愛してるぞ」

百合子「あァ、大好きだ、当麻!!」

FIN


97:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:36:33.73 ID:kCfQHpUo


選択肢2

青ピ「ボクが鈴科さんのことが好きやからや!!」

一方「……え」

青ピ「……あ」

青ピ(しもうたあああああ言ってもうたあああああ!!鈴科さんにはかみやんがおるのに!!)

一方「……え?なに?オマエが、俺を?」

『鈴科さんはかわいーな』

『僕はここに来てからの鈴科さんしか知らんけど、僕は鈴科さんのこと好きやわ』

『ボクの知らん鈴科さんも、ボクの知ってる鈴科さんも、全部合わせて鈴科さんなんや』

一方「……」

青ピ「えっと、とりあえず今のはなかったことに……」

一方「……」ボンッ

青ピ「す、鈴科さんがショートしたああ!」


98:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:37:24.16 ID:kCfQHpUo


一方(ええ!?どういうことだ?
   俺は自分のこと好いてる男にビミョーな恋心を吐露してたとかそういう……?うわ最悪)

青ピ「あ、あのー」

一方(いや、コイツはいい奴なんだよ。つーかいい奴過ぎて眼中になかったというかなんというか)

青ピ「す、鈴科さん?」

一方(あれ?よく考えたらコイツすっげェいい奴じゃね?いやいや俺は上条当麻が好きなんだろ?
   ……あああああなンかもうよくわからなくなってきたあァ!!)


100:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/05(金) 19:37:59.33 ID:kCfQHpUo


一方「……こ、こういうのって、返事が必要なンだよなァ?」

青ピ「いやいやいや、ええねん!振られ男でええねんで!」

一方「いつになるかわからねェけど、きっちり落とし前はつけてやる」

青ピ「え?」

一方「んー、なんつゥか、整理がついてないだけで、
   俺はオマエのこと嫌いじゃねェっつてんだよ」

青ピ「!」

一方「お友達から始めましょォ、ってやつかァ」

青ピ「……何言ってるん、鈴科さん」


青ピ「ボクら、とっくに友達やんか!」



FIN


113:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 12:39:12.63 ID:nl0POAoo


>>100 ルート2の続き

上条(……結局、昨日は一方通行を見つけられなかった)

チラ

一方「……」ボケー

上条(今日は授業中も起きてるんだよなー、こいつ)

一方「……」ボケー

上条(……ちゃんと謝らなきゃな)


114:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 12:39:45.22 ID:nl0POAoo


上条「おい、一方通行……」

一方「っ!? よ、よォ青ピ、飯いっしょに食おうぜ!」

青ピ「え? ボク?」

一方「おう、屋上」

青ピ「え?え?」

上条「……」


116:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 13:30:47.04 ID:nl0POAoo


一方(あァ、昨日はアイツのことボッコボコにしちまったもンなァ)

青ピ「鈴科さん?」

一方(『もう二度と会うこともねェよ』キリッ)

青ピ「鈴科さーん」

一方(普通に学校来てンじゃねェかよおおォォ……死にたい)ジタバタ

青ピ「す・ず・し・なさん!」

一方 ビクッ

青ピ「どうしたん?……やっぱボクと普通に会話するのって気まずい?」

一方「違う違う違う!そんなんじゃねェよ!」

青ピ「それじゃあ……やっぱりかみやん?」

一方「……違ェよ」

青ピ「……」


119:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 16:14:20.60 ID:nl0POAoo


上条「ア、一方通行、一緒に帰……」

一方「さ、さァて今日は打ち止めにちょっとはかまってやっかな!」スタスタスタ

上条「……怒らせたかなぁ。そりゃそうだよな……」

土御門「どうしたんだにゃー、かみやん。一方通行にフラれたのかにゃー?」

上条「ばっ……アイツはそんなんじゃねぇよ!」

土御門「ほんとかにゃー」ニヤニヤ

青ピ「でも、なんかあったんやろ?鈴科さんと」


120:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 16:28:29.20 ID:nl0POAoo


上条「ああ……どこまで話したらいいかわかんねーんだけど」

土御門「全部話すんだにゃ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・

上条「……というわけで、一方通行をどーも本気で怒らせちまって」

土御門「誤解が誤解を招くんだぜい」

青ピ「話しづらくなる前に早めにあやまるべきやと思うで」

上条「……すでに気まずいっていうか避けられてるんだが」

土御門「ま、一方通行を怒らせた時点でかみやんはブチコロ決定だにゃ」

上条「そうだよな。ああ不幸だ」

青ピ「……」


121:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 16:42:35.16 ID:nl0POAoo


打止「今日はせっかく早く帰ってきてくれたっていうのに遊んでくれないの?ってミサカはミサカは憤慨してみる」

一方「……ンな気分じゃねェンだよォ」ゴロゴロ

打止「じゃあどんな気分なのー!ってミサカはミサカは質問してみる」

一方「うっせ。寝る」

打止「むかー!というか黄泉川がまだ帰ってこないから晩御飯の時間が遅れてるのよ、ってミサカはミサカはさらに怒りを募らせてみる」

芳川「……そういえば今日はちょっと残業があるって言ってたわね」

打止「む。じゃあ今日の晩御飯はどうするの?ってミサカはミサカはおなかがすいたことを訴えてみる」


122:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 16:48:35.22 ID:nl0POAoo


芳川「外に食べに行きましょうか」

打止「わーいファミレスファミレスゥ!
   ってミサカはミサカはぴょんぴょん飛び跳ねて喜びを表現してみるっ」

芳川「じゃあ行きましょうか。……一方通行もそんなふてくされてないで」

一方「……俺は行かねェよ」

打止「えー!ってミサカはミサカは不満げに頬を膨らませてみるー」

一方「気分じゃねェって言ってンだろ」

芳川「じゃあ打ち止め、二人で行きましょう」

打止「ええ?ヨシカワまでそんなこと言うの?
   ってミサカはミサカは眉を寄せて残念がってみる」


123:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 17:10:20.66 ID:nl0POAoo


芳川「女の子にはそっとしておいてあげなきゃいけない時っていうのがあるのよ」

打止「むー」

一方「なァにごちゃごちゃ言ってンですかァ、早く行きやがれ」

芳川「はいはい」クスクス

打止「あとでおなかすいたーって言っても知らないんだからねってミサカはミサカは忠告してみる」

芳川(いいわね、青春って感じで)クスクス

トコトコ テクテク ミサカハミサカハハンバーグタベルーッテ…… ハイハイ


124:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 17:11:11.25 ID:nl0POAoo


一方 ゴロゴロ

一方「ハァ」

一方 ゴロゴロ

一方(うゥん、三下にあンなことやっちまって、謝らねェとなァ)

一方 ゴロゴロ

一方(でもなァ……つーかよォ、タイミングとかァ)

一方 ゴロゴロ


125:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 17:11:40.66 ID:nl0POAoo


一方(てェか青ピのヤロウに返事しなきゃならねェんだよなァ)

一方 ゴロゴロ

一方(わっかンねェよォ、アイツはイイ奴だけどそンな風に考えたことねェし)

一方 ゴロゴロ

一方(つーかこゥいう状況すら初めてだっつーの)

一方 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

黄泉川「ただいまじゃんー、ああ疲れた~」


126:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 17:12:10.57 ID:nl0POAoo


一方「!」

黄泉川「なにそんなに全力でごろごろしてるじゃん?パンツ丸見えじゃんか」

一方「ほ、ほっとけェ!」

黄泉川「んー、ずばり、恋の悩みだね」

一方「!」

黄泉川「大人の女のカンをなめるんじゃないじゃん?相談に乗ってやるじゃん」

一方「……嫁き遅れが何いってやがンだ」

黄泉川「そ・う・い・う言い方はないでしょ!?」グリグリ

一方「っ、いってェ! やめろよ馬鹿力!」


130:もうじゃんじゃん言ってれば黄泉川だよね:2010/03/09(火) 18:04:34.40 ID:nl0POAoo


黄泉川「小萌センセのクラスのツンツンくんか青髪くんとなんかあったんでしょ?」

一方「!」

黄泉川「ま、あの二人と仲良く遊びに行ったくらいだからね」

一方「……」

黄泉川「で、何があったじゃん?話したらすっきりするじゃんよ」

一方「……そのツンツン頭と、ケンカしたンだよォ」

黄泉川「おー、青春じゃんか!甘酸っぱい感じじゃん」

一方「……能力使ってどつきまわして挙句の果てに気絶させてもかァ?」

黄泉川「……それも青春じゃん。たぶん」


131:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 18:05:30.58 ID:nl0POAoo


黄泉川「とにかく、一方通行は謝りたいんでしょ?」

一方「む……まァ、そりゃァそうなんだが」

黄泉川「あんまり時間が空くと気まずくなるじゃん」

一方「今日一日避けまくっちまったよォ」

黄泉川「それはご愁傷様。一方通行が素直になるしかないじゃん?」

一方「うゥ……」


133:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 18:21:58.67 ID:nl0POAoo


一方「それと、よォ」

黄泉川「ん?」

一方「たとえば、たとえばだけどよォ」

黄泉川「なに?」

一方「その……それまで友達だと思ってたヤロウが……あァ、その、
   自分に好意を持ってるってェわかったときは、どうすりゃいいと思う?」

黄泉川(ははーん、これは)

黄泉川「そういうのは自分で考えるのが筋じゃんよ。
   こればっかりは大人の経験でなんとでもなるようなものじゃないじゃん」ニヤニヤ

一方「クッ、言うんじゃなかった」

黄泉川「はは、存分に青春するといいじゃん」


134:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 19:05:07.39 ID:nl0POAoo


一方「よゥ」

青ピ「あ、オハヨ、鈴科さん」

土御門「おはようだにゃー。……ようやく一方通行のセーラーにもなれてきたんだぜい」

一方「うっせェな」

上条「……」

一方「……先行くわ」


135:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 19:06:10.28 ID:nl0POAoo


上条「あ……」

青ピ「謝るんちゃうかったん?かみやん」

上条「うー、いざあいつの顔見るとどーもやりにくくて」

土御門「甘酸っぱいにゃー」

青ピ「早めに修復しとかなあかんよ」

上条「わかってはいるんだけどな」

土御門「そろそろチャイムなるんだにゃ。さっさと教室行くぜい」

上条「お、おう」

青ピ「……」


136:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 19:08:41.37 ID:nl0POAoo


青ピ(鈴科さんとかみやんがケンカ、か)

青ピ(なんとかならんかな)

青ピ(でも、このまま二人の仲が悪くなったら……?)

青ピ(ボクにもチャンスがまわってくるんちゃうん?)

一方「オイ」

青ピ(……)

一方「オーイ」


137:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 19:19:13.23 ID:nl0POAoo


青ピ(……)

一方「ぼーっとしてンじゃねェよ!」

青ピ「! す、鈴科さん!?」

一方「昼飯行こうぜ、屋上」

青ピ「え、ああ、かみやん……」

一方「そいつはいらねェ!」グイッ ダダダダ……

青ピ「え、鈴科さんんんんん!?」


138:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 22:33:36.13 ID:nl0POAoo


青ピ「……ちょっと強引やでぇ……」

一方「あ、悪ィ」パッ

青ピ「それにしても、ボクと変わらず話してくれるんやな。
   めっちゃうれしいわ」

一方「ハ?」

青ピ「いやー、あんなこと言ったあとやのになーと思って」

一方「あんなこと」

『ボクが鈴科さんのことが好きやからや!!』

一方「っ///」


139:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/09(火) 22:34:05.08 ID:nl0POAoo


青ピ「ご、ごめん、気にせんといて、な?」

一方「お、オウ」

青ピ「……」

一方「……」

青ピ「そ、そういえばかみやんとケンカしたん?」

一方「う……オマエには関係ねェだろうが」

青ピ「関係ないことないよ。友達やもん」

一方「お、俺が悪かったんだよ、でも……」

青ピ(謝るタイミングがわからない、か)

青ピ(こんなとこまでかみやんと一緒やねんなぁ)

青ピ(……)

青ピ「そや、鈴科さん、今日はまたボクと遊びにいかへん?
   憂さ晴らしにパーッと、な?」


145:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/13(土) 22:11:12.15 ID:5KmPmMwo


青ピ「じゃ、6時に地下街のファミレスで待ち合わせやな。
   ボク補習があるねん。待たせてまうけどごめんな?」

一方「ああ、別にかまわねェよ」

青ピ「それじゃまたあとで~」ブンブン

一方「オウ」


146:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/13(土) 22:16:48.33 ID:5KmPmMwo


一方(青髪ピアス、か)

一方(なンであんなイイ奴が俺なンかのこと……)

一方(イイ奴、だよなァ、優しいし、気ィつかえるし、それに)

『僕はここに来てからの鈴科さんしか知らんけど、僕は鈴科さんのこと好きやわ』

一方「好き」

ドキッ

一方(……っ///)

一方(なななな、なんだよこれは。三下のこと考えるのとはちょっと違う……?)

一方「と、とりあえず一度帰るかっ」


147:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/13(土) 22:46:45.53 ID:5KmPmMwo


一方(三下……上条当麻、かァ)

一方(ったく、くだらねェことでうじうじしてンじゃねェよ俺は)

打止「おかえりー、今日も早いのねってミサカはミサカは一緒に遊ぶことを要求してみる」

一方「うっせェよ。すぐに出かける」

打止「え! そうなの? もしかしてデート?ってミサカはミサカは邪推してみる!」

一方「ちげェよ。ダチだよダチ」

打止「……アナタの口から友達という単語が出てくるなんて、とミサカはミサカはちょっぴし感無量」

一方「どォいう意味だそりゃァ」

打止「でもよかった」

一方「はァ?」

打止「最近落ち込んでるみたいだったから。
   心配してたんだよ? ってミサカはミサカはアナタの目をじっと見つめてみる」

一方「ハイハイ、オマエに心配されるほどガキじゃねェっての」


148:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/13(土) 22:50:51.66 ID:5KmPmMwo


打止「そういえばアナタはあの人と同じクラスなんだよね?
  ってミサカはミサカは確認してみる」

一方「あ? あの人?」

打止「上条当麻のことだよってミサカはミサカは説明してみる」

一方「ブーッ!!」

打止「わああ、汚い汚い、ってミサカはミサカはあわててみる」

一方「なななな、なんで三下が出てくンだよ」

打止「むー、アナタと私の共通の知り合いってあんまり多くないから話題に上るのも当然って
   ミサカはミサカは自分の正当性を主張してみる」

一方「あァそうかよ」


149:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/13(土) 22:55:05.16 ID:5KmPmMwo


打止「で、どうなのどうなの? もしかして今日のデートもあの人と? 
   ってミサカはミサカは妄想を膨らましてみる」

一方「だからちげェよ!! つーかデートじゃねェ!」

打止「なぁんだつまんない。でも、学校ではいろいろお話してるんでしょ? だってアナタにとっては憧れのひとじゃない」

一方「あ、憧れってオマエなァ」

打止「アナタにとって上条当麻という存在は絶対の善であって救い主。
   アナタはそのヒーローに強い興味を持っていると同時にほとんど盲目的な憧れを抱いている。
   その彼と接触しないわけがない、とミサカはミサカは分析してみる。

一方「ヒー……ロー……」


150:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/13(土) 23:44:23.10 ID:5KmPmMwo


打止「いったい何をお話してるのか知りたいな、ってミサカはミサカはお願いしてみたり」

一方「……憧れ? それは恋愛感情と同一視できるものなのか……?」ボソ

打止「んー、一般的には憧憬が恋愛感情に発展する可能性は大だけど、
   完全に同一視っていうのはできないんじゃないかな
   ってミサカはミサカは一般論を述べてみる」

一方「……」

打止「……って、ええ!?
   ってミサカはミサカはあなたの口から『恋愛』なんて単語が飛び出たことに驚愕してみる!!!」

一方「!」(しまった口に出てた!?)

打止「んー? やっぱり今日のお出かけはデートなんじゃないの?
   ってミサカはミサカはニヤニヤしながら問い詰めてみる」

一方「う、うっせェよ! ガキは黙ってアニメでも見てろ!」

打止「ふふー、今日のデートのお相手があの人じゃないんだったらいったい誰なのかなー?
   ってミサカはミサカは詮索開始!」

一方「う、う、う、うるせェよっ! 俺はもう行くからなっ!」


151:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:31:10.05 ID:tJ0eFx6o


一方「つーか、このファミレスだよな? 待ち合わせ場所」キョロキョロ

一方「まだきてねェのか」

ドンッ

??「あ、うわ、すみません!」

一方「っ、あァ、悪ィ」

上条「大丈夫ですか?……ってえぇ!?」

一方「は、ハァ? 三下ァ?」

上条「ア、一方通行? なんでここに?」

一方「……人待ってンだよ。オマエこそこんな場所で……ゴニョゴニョ」

上条「か、上条さんも人待ちですよ」

一方「そォか」

上条「……」

一方「……」


152:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:31:46.06 ID:tJ0eFx6o


上条(気まずい)

一方「……」

上条「ほ、ほら、入り口にボーっと突っ立っててもじゃまだろ?
   とりあえず待ち人が来るまで席に着こうぜ」

一方「……」テクテク

上条「ホッ」テクテク

一方「……同じ席かよ」

上条「い、いいだろ、別に」(あのことあやまんなきゃダメだし)

一方「フン」(まァ、そっちのほうがあやまりやすいかァ)


153:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:32:13.26 ID:tJ0eFx6o


上条「……」

一方「……」

上条「あ、砂糖とって……」

一方「フン」コト

上条「あ、ありがと」

一方「……」

上条・一方(まともな会話がないいいいいい)

上条(あやまらなきゃあやまらなきゃあやまらなきゃあやまらなきゃあやまらなきゃ)

一方(あやまンなきゃあやまンなきゃあやまンなきゃあやまンなきゃあやまンなきゃ)


154:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:32:41.22 ID:tJ0eFx6o


上条(決めたっ謝る!)

上条「ご」

一方「悪かった」

上条「え?」

一方「……悪かった、っつってンだよ」

上条「ええ!? なんでお前があやまんの!?」

一方「だってよォ、理不尽すぎるだろうが、いきなりボコって」

上条「いやいやいや、あれは誤解した俺が悪いんだろ!?
   謝りたいのはこっちのほうだって!」

一方「いや、俺が悪」

上条「ストップ。それ以上は無しだ。上条さんに謝らせてください」

一方「……」

上条「すいっませんでしたああああ!!」


155:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:33:08.97 ID:tJ0eFx6o


一方「バ、大声出すンじゃねェよ!」

上条「あ、悪い」

一方「俺も悪かったしお前も悪かった。もうこれでいいか?」

上条「いややっぱり上条さんが」

一方「い・い・よ・な?」

上条「……ハイ」

一方(あァすっきりした)

上条「何はともあれちゃんと謝罪できて肩の荷が下りた気分ですよ」


156:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:33:55.06 ID:tJ0eFx6o


一方「……つーかアイツ遅ェな」

上条「こっちも遅れてるみたいだな」

一方「ったく、しゃーねーな」メルメル

上条「あ、メールきてた」

一方(送信、と)

上条「あ、こっち来れなくなったらしいわ」

一方「ほー」ピロリン♪

上条「……ったく、仕方ねーな、青ピの野郎は」

一方「!?」バッ


157:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:34:23.78 ID:tJ0eFx6o


--------------------------
From:青髪ピアス

To:一方通行

本文:
ごめん鈴科さん、補習が長引いて
今日は無理そうやわ。
今近くにかみやんおるらしいから
相手したってな。

じゃあまた明日
--------------------------

一方「……っ!!」

上条「どうした? 一方通行」

一方「……悪いな、三下、急用だァ」

上条「待ち合わせじゃなかったのかよ」

一方「あァ、待ち合わせ相手の大馬鹿野郎の目をさましてやらねェといけなくなっちまってな」


158:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:34:57.94 ID:tJ0eFx6o


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕暮れの教室2

青ピ「はぁ」

青ピ(さすがに無理にでも顔合わせれば仲直りするやろ。二人とも自分が悪いおもてるねんから)

青ピ(よかったんやな、これで)

青ピ(そりゃあちょっとはチャンスかなおもたけど)

青ピ(かみやんも鈴科さんも大事な友達やもんな。でも)

青ピ「さすがに切ないわぁ」グス

ガラッ


159:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:35:23.49 ID:tJ0eFx6o


一方「……」

青ピ「え? 鈴科さん?」

一方「馬鹿か」

青ピ「え? どうしたん? かみやんには会わんかったん?」

一方「会った。謝った。仲直りした」

青ピ「それはよかった……けどなんでここにおるん?」

一方「だからオマエは馬鹿だっつってんだよ!」

青ピ「!」

一方「上条と俺を鉢合わせさせて仲直り? そりゃあ俺らは気持ちイイだろうよ」

青ピ「え、あぁ、バレてもうたんか……」


160:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:35:54.58 ID:tJ0eFx6o


一方「自分を押し殺して裏方に回るとか、カッコつけてんじゃねェよ」

青ピ「はは、似合わんことしてしもたかな」

一方「確かにうまい手だ。ハッピーエンドだろうよ」

青ピ「騙したんは謝るわ。でも、かみやんと仲直りできたみたいでよかっ」

一方「でもよォ、そのハッピーエンドにオマエが含まれてねェじゃねェか」

ギュ


161:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:37:15.76 ID:tJ0eFx6o


一方「そんなカッコつけたことされたら……惚れちまうだろォが」

青ピ「っ/// す、鈴科さん!? かみやんは!?」

一方「こンなときに他の男の話してンじゃねェよ」

青ピ「えっ、え、でも」

一方「オマエが好きだっつってんだよ。不満か?」

青ピ ブンブン

青ピ「夢、ちゃうんよな」

一方「なんなら殴ってやろうか」

青ピ「それは、遠慮しとくわ」


162:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:37:59.78 ID:tJ0eFx6o


一方「まァ、憧れと恋愛感情の違いもわかってなかったし、
   これまでほめられたことは何一つやってこなかっし、
   これからどうなるかもわかんねェ女だから迷惑かけると思うけど」

青ピ「え」

一方「こンな女でかまわないなら、オマエと……///」

青ピ「何言うてるん、鈴科さん」

ギュゥ

一方「!」

青ピ「ボクは……そのままの鈴科さんが大好きなんや!!」




一方「……とりあえずまずは、オマエの本名が聞きたいなァ」ニコッ


おしまい


163:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:42:05.77 ID:Qi1KpE6o


おおおおおおおおおおおお乙!!!!
ありがとう!!!
本当にありがとう!!!
青ピおめでとう!!!!!
これから祝杯挙げます!


164:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 00:45:15.12 ID:hRsWIH60


全ての青ピにおめでとう
最高だった


169:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/03/14(日) 01:11:38.05 ID:..hJhoAo


おおおおおお乙ぅうううううう





    スポンサーサイト青髪ピアス「鈴科さんはかわいーな」一方通行「はァ?」のコメント
  1. 名前:名無しの中毒者◆-[saga] 投稿日:2011/03/12(土) 21:55:30.00 ID:SSJUNKIE119
  2. 他んとこは地震スレでいっぱいなのにSSまとめはぶれないなw

    あ、おもしろかったです。
  3. 名前:名無しの中毒者◆-[saga] 投稿日:2011/03/13(日) 00:52:42.00 ID:SSJUNKIE120
  4. すずしなって読むのか
    すずかだと思ってた
  5. 名前:名無しの中毒者◆-[saga] 投稿日:2011/03/13(日) 11:31:41.00 ID:SSJUNKIE121
  6. 青ピクソワラタ
  7. 名前:名無しの中毒者◆-[saga] 投稿日:2011/04/03(日) 18:14:31.00 ID:SSJUNKIE219
  8. 青ピマジイケメン
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