スポンサーサイト

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント(-) | カテゴリ: スポンサー広告 | 更新日: --/--/-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

唯「あの銀色の車かっこいいね!外国の車?」&唯「バック・トゥ・ザ・フューチャー!」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: けいおん!SS | 更新日: 2011/03/27 13:00
唯「バック・トゥ・ザ・フューチャー!」


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:25:26.12 ID:Sy7vBbAg0


律「どれ?」

唯「あれあれ。なんか後ろがすっごい改造されてるやつ」

紬「あらデロリアンじゃない。今時珍しいわね。あれ車検通るのかしら」

唯「でろーりあん?」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:26:56.33 ID:Sy7vBbAg0


律「怪しいな……つけてみようぜ」

澪「おい律! そういうのはだめだろ!」
梓「そうです!」

唯「探偵みたいだね!」

紬「いくわよ!」

澪・梓「……」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:27:37.75 ID:Sy7vBbAg0


澪「まったく……」

律唯紬「」

澪「おいどうした? そっち人気少ないぞ」

律「ちょ、澪、梓……あれみてみろって」

澪「なんだよ」


ゴォォォォォォォォォォォ


澪「と、飛んでる……」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:28:21.60 ID:Sy7vBbAg0


梓「そんなばかな……」

唯「ゆ、UFO!?」

律「いや! あれはきっと未来から来た未来人の車だ!!!」


律「ちょ、とんでくぞ!」

唯「おいかけろー!!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:29:01.93 ID:Sy7vBbAg0


唯「あれー見失ったよ?」

律「おかしいな……たしかにこっちに来たと思ったのに」

澪「おい…もう帰ろうよ……なんか怖いよ……」

律「澪びびってんのか~?」

澪「び、びびってはない!」

梓「んーでも飛べるんだからもうどこかn」

バシュン!バシュン!

律「うお」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:31:05.66 ID:Sy7vBbAg0


唯「あいたたた」

律「おとと…なんで私達こんなとこまで飛ばされてんだ?」

澪「うーん……」

梓「あ、さっきの車……」


デロリアン「」


紬「凍ってるわね…」

澪「あ、ちょっとムギ、近づいて大丈夫なのか?」

唯「ちべたっ!」

律「あれ、誰も乗ってねーな…?」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:34:37.06 ID:Sy7vBbAg0


唯「うわ~なかもすごい機械っぽい」

梓「かなり改造されてますね…怪しいです」


律「乗ってた人はどこいったのかな?」

紬「宇宙人だったら姿が見えないかも知れないわね」

澪「ひぃ!やめろよムギ…」


唯「みてみてりっちゃん! 乗ってみた」

澪「ちょっと唯!」

唯「ゴツゴツして座りにくいよ… あ」

澪「?」

唯「ピックが落ちてる」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:38:02.75 ID:Sy7vBbAg0


唯「これあずにゃんが使ってたやつじゃない?」


梓「え? そんなはずは……」

グッグッグ

唯「んーー! いて!」

律「だいじょうぶかー?」

唯「隙間の奥の方にあるからとれないーみてみて」

梓「どこですか?」

唯「あれだよ~あれ」

梓「ほんとだ、同じやつですね」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:41:17.86 ID:Sy7vBbAg0


梓「でも私なくしてませんし、きっと同じものってだけです」

唯「そーかなー。でもこのピックからあずにゃんパワーが感じられるんだけどなー」

梓「なんですかそれ……」

ガシャン!

二人「!」
唯「うわ!びっくりした……」

梓「だいじょうぶです。ガルウィングが勝手に降りてきただけですよ」

唯「せまいからもうでよー」

梓「はい、よいしょっと」

ウィィィン

梓「あれ?」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:43:29.11 ID:Sy7vBbAg0


唯「どうしたの?」

梓「みんないません」

唯「へ? みんなって軽音部の?」

梓「はい……律先輩もムギ先輩も澪先輩もいません」

唯「むむむ……ほんとだ」

梓「帰っちゃったんでしょうか…」

唯「りっちゃんのことだからきっと隠れて脅かそうとしてるんだよ!」

梓「…ですよね。律先輩ですもん」

唯「おーい! りっちゃーん!! でーておいでー!!」



二人「……」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:45:08.86 ID:Sy7vBbAg0


梓「でてきませんね……」

唯「これは、りっちゃん手強いな…!」

梓「というか、隠れる場所なんてなくないですか?」


唯「言われてみればー……」

梓「やっぱり帰っちゃったんでしょうか……」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:48:31.32 ID:Sy7vBbAg0


唯「うーん、いくらりっちゃんでもさすがにそれはないと思うけどなー…」

梓「私もそう思いますけど……とりあえずさっき来た道に戻ってみましょう」




唯「いないねー」

梓「もしかして用事があったのかもしれませんね…まあ明日聞いてみればいいと思います」

唯「そうだね…今日はもうかえろっか」

梓「はい」

唯「じゃあねーあずにゃんまた明日ー」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:51:06.19 ID:Sy7vBbAg0


憂「お姉ちゃんおかえりー 今日は遅かったね」

唯「ただいまー」

憂「もうご飯できるからね」


唯「それよりきいてよ憂ー 
りっちゃんったら私が目を話してる隙に勝手に帰っちゃったんだよ」

憂「?」

唯「憂?」

憂「りっちゃん? あ、お友達? 私三年生の人よくわかんないから……」

唯「えっ?」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 22:53:59.15 ID:Sy7vBbAg0


唯「なにいってるの憂? りっちゃんだよ、何度もあったでしょ?」

憂「えぇ…記憶にないなあ」

唯「同じ軽音部の五人! ムギちゃんと、澪ちゃん、あずにゃんにりっちゃんのりっちゃんだよ!」

憂「軽音部? おねえちゃん部活入ってたの!?」

唯「えっ?」

憂「それにあずにゃんってもしかして梓ちゃんのこと? そんなに仲良かったっけ」

唯「ええーー!?」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:00:14.62 ID:Sy7vBbAg0


憂「おねえちゃんよくわかんないよ……熱でもあるの?」

唯「憂こそだいじょうぶ? 軽音部だよ? けいおん!」

憂「うーん、ごめんね」

唯「うぅ……ちょっと本当に熱あるのかなぁ、今日はもう寝るね…」

憂「え、晩ご飯は?」

唯「あとで持ってきて~」

憂「もー」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:04:18.62 ID:Sy7vBbAg0


次の日

唯「ふぁあ……昨日はよくわかんなかったな……今日りっちゃんに聞かないと…」

ガラッ

唯「あ、りっちゃん。おはよー」

律「え?あ、あぁ……? お、おはよう平沢さん」

唯「ん?」

律「平沢さんそれギター? どうしたの?」

唯「えっ!? りっちゃんだいじょうぶ!? ギー太だよ?」

律「ギー太……? ああ、平沢さんらしいね」

唯「……」


キーンコーンカーンコーン


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:15:09.41 ID:Sy7vBbAg0


唯「澪ちゃーん」

澪「あ、え?ええ? 平沢さん?」

唯「……」


唯「ムギちゃーん」

紬「……? あ、なにかしら平沢さん」

唯「……」


唯「さわちゃーん」

さわ子「こら、先生のことをそんな呼び方しちゃいけません。次は許しませんからね」

唯「……」



唯「なんか、おかしいよ……」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:18:13.36 ID:Sy7vBbAg0


「礼、ありがとーございましたー」

ざわざわ
律「澪今日どっかいく?」
澪「私文芸部あるから」



唯(へんだよ…みんなへんだよ……! 部室…!部室に行けば…!)

ガラッ

紬「あら」

唯「! ムギちゃん!!」

紬「どうしたの? 合唱部になにか用かしら」

唯「……え……合唱部……?」

紬「……? だいじょうぶ平沢さん? 保健室ついていきましょうか?」

唯「……」

ガラッ

紬「あっ…」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:19:40.91 ID:Sy7vBbAg0


唯「どうして……ウゥ……」

唯「どうしてみんな軽音部のこと忘れてるの……」

唯「どうして…ウッ…どうして……」


梓「先輩」

唯「!」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:21:56.66 ID:Sy7vBbAg0


唯「あずにゃ……あずさちゃん……」

梓「あずにゃん、でいいです」

唯「えっ」

梓「大丈夫です。私は大丈夫です」

唯「えっ、えっ」

梓「昨日から何かおかしいです。唯先輩と私以外、みんな軽音部のこと忘れちゃってます」

唯「あ、あず……」

唯「あずにゃあああああああああああああん」

ガシッ

梓「わっ」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:24:36.91 ID:Sy7vBbAg0


唯「ヒック……ウッ……」


梓「……やっぱり昨日の車が怪しいと思うんです」

唯「……車? あ、あのUFO…?」

梓「はい、きっとあれが原因です」

唯「じゃあ、じゃあ」

梓「もう一度いってみましょう、昨日の場所に」


唯「……うん!」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:26:46.53 ID:Sy7vBbAg0


梓「ここ……ですね」

唯「この路地だよ。確かに」

梓「まだちゃんと車がありますっ デロリアンでしたっけ?」

唯「ふら~」

梓「あっ、」

ウィィィン

梓「近づいて大丈夫なんですか……?」

唯「あ、これ……」

梓「え?」

唯「昨日は気付かなかったけど、ダッシュボードの上に手紙みたいなのがあるよ」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 23:29:59.23 ID:Sy7vBbAg0


唯「あけていい?」

梓「ど、どうぞ……」

唯「……かわいい便箋に書いてあるよ」

梓「…・」

唯「えーっと……」

唯「ん?」

梓「?」

唯「これあずにゃんの字じゃない?」

梓「ええ!?」

唯「ほらほら」

梓「たしかに私の字に見えますけど……そんな確証は……ていうかなんでわかるんですか」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:02:34.19 ID:ND7TlmqA0


唯『車の後ろの白い機械にゴミを入れ、時速140km』

梓「手紙というよりメモですね……」

唯「白い機械ってこれ?」

パカッ

梓「これ……ですね、たぶん。ほかに白いのは見当たりませんし」

唯「ゴミを入れるって書いてあるけど、なんでもいいのかなぁ…」

梓「とりあえずポケットに入ってたレシートとかいれてみますね」

唯「あ、じゃあわたしこの飴の袋ー」

シュポンッシュポンッ

梓「これで……いいんですかね? ていうか実行しちゃって大丈夫なんですかね?」

唯「時速140kmってどれくらい?」

梓「かなりはやいです」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:05:09.80 ID:ND7TlmqA0


梓「え、まさかこれ乗るんですか?」

唯「だってそうかいてあるよー」

梓「まだ17歳ですよね!? 大丈夫なんですか!?」

唯「なんとかなるよー、たぶん」

梓「たぶんて……」


梓「て、いうか。やっぱり危ないですよ! やめましょうよ!」

唯「でも、これに従うしか元の世界に戻す方法はないんだよ、きっと」

梓「なんでそんなことが……」

唯「勘だよ!」

梓「勘って……」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:08:37.25 ID:ND7TlmqA0


唯「ちゃんと乗ったー?」

梓「でも、140kmとか出せないですよ…? そもそも事故したら……こんなところだし、道もないじゃないですか」

唯「道? そんなもの…必要ないのだよ!」

梓「え?」

唯「……へへ、いってみただけー」


梓「もー先輩! いい加減にしてくだs…」

ガコッ

ゴォォォォォォォォォォ

梓「え!?」

唯「うわ! 浮いた!」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:12:17.42 ID:ND7TlmqA0


梓「なにしたんですか先輩!!」

唯「なんか、ここをぐいってやったら浮いた……」

梓「この車、なんなんですか……」

唯「よーし! あずにゃんシートベルトしめた!? いっくよーー!!」

梓「ノリノリですね……」

唯「一度やってみたかったんだよ! レッツゴー!!!!」



シーン

二人「……」

梓「先輩…?」

唯「あれ? どっちが進むほうだっけ?」

梓「……」

唯「こっちかな」

グイッ
ゴォン!

梓「うわ!」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:19:28.10 ID:ND7TlmqA0


グオオオオオオ

唯「わ、わ、わ、」

梓「ちょ、壁にぶつからないでくださいよ! 上いってください上!」

唯「がってん!」 グィ

ブオオオ


唯「このままずっとスピードだしてればいいの?」

梓「140kmもだすの大変ですよ、ていうか140kmいったら何が起こるんですかね? このメモ」

唯「きっとすごいことが起こるんだよ! あずにゃんでも想像できないような!」

梓「浮いてるだけでも十分すごいですけど…」

唯「そう、たとえば……うーん、タイム……タイムスリップとか!」

バシュッバシュッ

梓「そんなわけが……」

バン!

唯「うわ!!」
梓「!!」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:22:50.58 ID:ND7TlmqA0


唯「ひ、光ったね…」
梓「揺れましたね…?」

梓「あ、もう140km超えてますよ! ストップ! ストップ!」

唯「え? あ、わわ」


梓「な、なにか起きたんですか…?」

唯「なんか明るくない?」

梓「あれ? さっきまで夕方だったのに……」

唯「もしや、本当にタイムスリップ!?」

梓「えぇ……」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:25:59.32 ID:ND7TlmqA0


梓「とりあえず降りてみましょうよ」

唯「えーと……」

梓「先輩?」

唯「どうやって降りるの……?」

梓「え」






ガコン!
ウィィィィン

梓「……い、一時はどうなるかと思いましたよ!」

唯「無事降りれてよかったね~」

梓「全然無事じゃないですけど……」


唯「あ、ここ」
梓「?」

唯「学校の裏だ」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 00:35:35.37 ID:ND7TlmqA0


梓「学校まで走ってた…いや飛んでたんですね」

唯「あーあずにゃん! こっちこっち! ここから学校入れるよ!」

梓「ちょ、勝手に入っていいんですか?」

唯「生徒なんだからなんら問題はないよ!」

梓「それもそうですね……」

ガサガサ

梓「んー。やっぱり学校……なにもかわってない気が……」

唯「どうすればいいのかなぁ?」

梓「とりあえず、メモの通りにはしましたし……もしかしてあのメモが嘘だったとか…」

唯「え?なにが?」

梓「ん?」

唯「うーん、運動部は上手くやっていけるかだし……かといって美術部は難しいし……」

梓「ん? ん?」

唯「茶道部は……! しっくりこないなあ……」

梓「せ、先輩が二人……?」



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:34:15.03 ID:ND7TlmqA0


一年唯「んーどうしよう」

梓「ちょ、唯先輩隠れて!」

唯「へ? なんで?」

梓「いいから! この掲示板の裏に!!」

グイッ

唯「わわっ…」

一年唯「んっ?」

梓「……!」(見つかった…?)

一年唯「あの」

梓「……は、はい!!?」

一年唯「もしかして……同じ一年生?」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:35:03.02 ID:ND7TlmqA0


梓「え、あ、はい! そ、そうです!!」

一年唯「部活とかもう入ってるのー?」

梓「えっ、あ…軽音部に……」

一年唯「軽音部? なにする部活なの?」

梓「ライブで演奏とかやったり……」

一年唯「ライブかぁ。私には無理だなあ」

梓「……」

一年唯「ありがとー、じゃあねー」

タッタッタッタ


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:37:52.09 ID:ND7TlmqA0


梓「……ふぅ……」

唯「あ、あずにゃん…! 今のは……」

梓「どうみても唯先輩……でしたね、でも私と同じくらいの歳でした」

唯「と、ととということは……本当に……」

梓「タイムスリップしたみたいですね……」

唯「一年の頃の私ってあんな感じだったのかぁ」

梓「何のんきなこと言ってるんですか! はやく帰りましょうよ!」

唯「えー、もうちょっとみていこうよー」

梓「ダメです! もし未来に関わる重要なことしちゃったらどうするんですか!
映画や漫画でよくあるパターンです」

唯「えー」

梓「とにかく、さっきの車まで戻りましょう」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:39:15.97 ID:ND7TlmqA0


ガサガサ

唯「ここだー」

梓「運転覚えてますよね?  はやく行きましょう」

唯「うーん」


梓「……先輩?」

唯「ホントにこのまま帰っちゃっていいのかなぁ」

梓「何言ってるんですか。さっきも言ったじゃないですか、未来が変わっちゃったら大変です」

唯「そーじゃなくてー」

梓「ダメなものはダメです!」

唯「ぶー わかったよー」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:41:56.57 ID:ND7TlmqA0


唯「ここに行きたい日時を入れればいいの?」

梓「たぶんです。だってこれ以外にそれっぽいものないし……」

ゴォォォォォォ

梓「結局わからずじまいでしたね」

唯「へ?」

梓「あのメモの意味ですよ。そりゃタイムスリップしましたけど……」

唯「元へ帰ったらりっちゃんたち元に戻ってるかなあ」

梓「どうでしょうね……」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:45:08.22 ID:ND7TlmqA0


ゴォォォォ

バシュッバシュッ
バァン

梓「も、戻りました?」

唯「うん、あ、ここ……」

梓「あっ…」

唯「例の路地だね」

梓「あ!」

唯「へ?」

梓「あ、あれ」


五人『うーん……』

唯「わ、私たちだ!」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:50:18.68 ID:ND7TlmqA0


梓「唯先輩! ちゃんと日にちあわせたんですか!!」

唯「え、あ、一日間違えてる!」

梓「もー!! はやく逃げましょう!!」

唯「わ、わかった!」

ウィィンン
ダッ

唯梓「……」





紬『凍ってるわね…』
澪『あ、ちょっとムギ、近づいて大丈夫なのか?』
唯『ちべたっ!』
律『あれ、誰も乗ってねーな…?』


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:56:19.24 ID:ND7TlmqA0


梓『あのときと……同じ、ですね』

唯『ということは……』


唯『みてみてりっちゃん! 乗ってみた』
澪『ちょっと唯!』


梓「そろそろですね…」


ガシャン!

唯「あ、ドアがしまった! たしかここだよね?」

梓「そうです。これで外にでたらみんながいなくなってて……」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/23(日) 23:57:40.75 ID:ND7TlmqA0


澪紬律『……』

梓「!」

澪『あれ? なんで私こんなとこに……』
律『ん? 澪今日文芸部じゃなかったのか?』
紬『?』
澪『ん? ムギも? 今日合唱部の練習あるって言ってなかったけ』
紬『そうだわ、なんでこんなとこにいるのかしら……』

律『意味わかんねーな、帰ろうぜ』
澪『あっ! 律ー!』


唯梓「……」



梓「みんな突然記憶がなくなったようですね…」

唯「み、みんな……」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:01:44.07 ID:ND7TlmqA0


ウィィン

唯『うーん、いくらりっちゃんでもさすがにそれはないと思うけどなー…』
梓『私もそう思いますけど……とりあえずさっき来た道に戻ってみましょう』


梓「ちょ、こっちにきます」

唯「隠れようあずにゃん!!」
ダッ




梓「やりすごし……ました?」
唯「うん、もう誰もいないよ」

梓「……」
唯「……」

梓「だめ、でしたね…」

唯「なにがいけなかったんだろう……」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:06:18.54 ID:F+QeWFp/0


梓「やっぱり、あの車が原因ですよね……、なにか…先輩たちが変わってしまうような…
軽音部がなくなってしまったような……」

唯「うーん……どうすればいいのかなぁ?」

梓「……!」

唯「ん?」

梓「今、なんていいました?」

唯「えっ、どうすればいいのかなーって」

梓「……」

唯「へ? どうしたの?」

梓「もしかして……あれが原因、でしょうか……」

唯「あれ?」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:11:11.54 ID:F+QeWFp/0


梓「唯先輩が軽音部に入ろうと思ったきっかけってなんですか?」

唯「えーっとね、たしか、軽音部の張り紙をみたんだよ。
それで軽音楽を勘違いして、私でもできるかもーって思って!」

梓「それって、さっき一年生の唯先輩にあった場所じゃないんですか?」
唯「へ、うーん、そうだったような……そうじゃなかったような……」

梓「もしかして、私、唯先輩が軽音部に入るきっかけをなくしてしまったんじゃ……」

唯「え!? そんなわけないよ! だって私が入ってないとしても軽音部がないのはおかし……」

唯「あ!」

梓「なんですか…?」

唯「あのとき、部員が足りなくて、私が入らなきゃ廃部になるはずだった……」
梓「えっ…それじゃあやっぱり……」

唯「あ、あずにゃんは悪くないよ! 一年生の私が悪いんだよ!」

梓「……」
唯「あ、あずにゃん……?」

梓「戻りましょう」

唯「えっ…?」

梓「過去へ戻りましょう」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:15:19.68 ID:F+QeWFp/0


バシュンッ バシュンッ
バァァン!

梓「スムーズにいけましたね」

唯「なれたもんよ! ドライバーっぽい?」


唯「で、どこに降りればいいのー?」

梓「学校の裏……じゃあダメですね、どこか別の場所にしましょう」

唯「……で、どうやって降りれば……」

梓「えぇ!!」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:18:56.63 ID:F+QeWFp/0


ガコン!
ウィィィィン

梓「毎回肝心なところは忘れてるんですね……」

唯「へへーすごいでしょ~」

梓「ほめてないです……」


タッタッタッタッタ

唯「今回は普通に門から入るんだね」

梓「堂々とします…あっ!」

唯「ん?」

梓「さっきの私たちです! こっちの木に隠れて!」

唯「ここんとこ隠れること多くない?」

梓「早く!」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:24:07.05 ID:F+QeWFp/0


梓『ライブで演奏とかやったり……』
一年唯『ライブかぁ。私には無理だなあ』
梓『……』
一年唯『ありがとー、じゃあねー』
タッタッタッタ

唯『えー』
梓『とにかく、さっきの車まで戻りましょう』

タッタッタッタ


唯「……」

梓「……」

唯「い、行ったね…? こうしてみるとへんな気分…私が二人…いや三人!」

梓「先輩……」

唯「へ?」

梓「重いです…」

唯「あ、ああ! ごめんね! 思わず…」

梓「ふぅ……とりあえず、あの一年生の唯先輩を、どうにかして軽音部に入部させなきゃいけません」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:29:21.55 ID:F+QeWFp/0


唯「でも、どうすればいいの? あ、もう一度軽音部の張り紙をみせれば! 私単純だからっ!」

梓「どうでしょうか……私のせいでライブなんて無理って思わせちゃったようですし……」


唯「あ、そうだ! じゃあ今の私が昔の私にかわって入部すればいいんじゃない!?
それなら軽音部は少なくともなくならないよ!」

梓「でも、それだと一年生の唯先輩が戸惑いませんかね…?」

唯「私ならきっと大丈夫だよ!」

梓「うーん……」


梓「とりあえず今のとこそれしか思いつきません…。
一年生の唯先輩には悪いですけど、やってみましょう」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:32:46.56 ID:F+QeWFp/0


唯「よっしゃ! じゃあさっそく軽音部の部室に行ってくるね!」

梓「はい」

唯「あれ、あずにゃんはこないの?」

梓「だって、まだ生徒でもない私が行ったらまずいじゃないですか…」

唯「えー一緒にいこーよー」

梓「私はここで待ってます。」

唯「ぶー! あずにゃんのケチ」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:35:48.91 ID:F+QeWFp/0


軽音部室

律「……入部希望者、いねーな……」

澪「やっぱりダメなんだよ…」

紬「もうちょっと、粘ってみましょうよ…」

バタンッ!

唯「たのもーー!!」

三人「!?」

唯「入部しにやってまいりました!」

律「!!!」


律「マジで!? えっと、お名前は?」

唯「さ……一年生! 平沢唯です!」

律「おぉ! ありがとう!!」

紬「やったわね、りっちゃん」

律「おう! これで廃部しなくてすむぜ!」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:43:17.69 ID:F+QeWFp/0


澪「平沢さん、なにか楽器はやってるの?」

唯「楽器はね! ギターができるよ!」

律「おお! 丁度良いにもほどがあるな!」

和「あ、唯」

唯「え、あ、和ちゃん」

和「どうしたの? こんなところで」

唯「むふふ、和ちゃんちっちゃいなー。和ちゃんこそどうしたの?」

和「私はこのあとの新入生歓迎会にでるかどうか聞きに来たんだけど……
偶然少し時間が開いちゃってね、合唱部かどこかが歌でも歌ってくれれば、
と思ったんだけど、ここじゃなかったみたいね。それで、唯は?」

唯「私はね! 軽音部に入りに来たんだよ!」

和「軽音部? なんで唯が?」

律「平沢さんギター上手いんでしょ? だからだよね!」

和「唯がギター? ええ、そんなの初耳だけど」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:48:25.62 ID:F+QeWFp/0


律「えっ」

唯「え、なに言ってるの和ちゃ…」(あ、そうか、今はまだ…)

和「苦し紛れに嘘つくのもいいけど、ちゃんとバレない嘘つかなきゃダメよ」

唯「……」

律「……」

和「じゃあね、今度は合唱部あたってみるわ」

バタン



唯「え、えーと……」

律「いいんだよ平沢さん! 入ってくれるだけで嬉しいよ!」

紬「そうよ! おかげで廃部にならないですむわ!」

澪「みんな歓迎してるぞ!」

唯「あははは……」(ホントに弾けるんだけどなー)


38:>>34 ありがとう:2010/05/24(月) 00:50:22.03 ID:F+QeWFp/0


梓「ふぅー……唯先輩大丈夫かな……」

一年唯「あ」

梓「ビクッ!」

一年唯「さっきの人だー。まだそこにいたのー?」

梓「あ、う、うん。せんぱ……じゃなくて、あなたはなんで戻ってきたの?」

一年唯「もう帰ろうと思って…えーと名前…」

梓「あず…いや……中野……いや…………ギー太?」

一年唯「えっ!?」

梓「あ、いや、」(思わず意味分かんないこと言っちゃった…! ど、どうしよう…!)

一年唯「ギー太ちゃん? あだ名かな。変わった名前だね」

梓(信じるんだ……)

一年唯「そっかー、じゃあ一緒に帰らない? 和ちゃんもう生徒会入っちゃったし…」

梓「えっ!? えーと私、人待ってるから……」

一年唯「うーん、わかった。あ、じゃあその人が来るまで、ちょっとだけお話してようよ!」

梓「え、うん…」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 00:56:58.89 ID:F+QeWFp/0


軽音部室

律「ふぅーこれで四人揃ったわけだし、とりあえず安心だな」

澪「そうだなー…一回、みんなで合わせてみないか?」

紬「あ、いいわねそれ」

唯「わあ! やろうやろう!」



律「あ、でも平沢さん楽器できないんだっけ……」

唯「あ」(ギー太…)

紬「ここ音楽室でしょ。探せばギターくらいあるんじゃないかしら
とりあえず形だけでも触ってみたらどう?」

律「そうだな、探せー!」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:09:16.88 ID:F+QeWFp/0


澪「奥から古いのがでてきたぞ」

律「うわーカビくせー大丈夫かこれ」

紬「とりあえず、平沢さん持ってみて?」


唯「よいしょっと……」

律「おお! 似合ってる!似合ってる!」

澪「なんか弾いてみてよ」

唯「え、えーと……」
ボロンボロン

三人「……」

唯「……」(ギー太じゃないと上手く弾けない…)

律「まあ初心者だしな。これから上手くなればいいよ!」

澪「そうだな、よし、じゃあ一回やってみるか」



律「よし! せーの…」バタン!
律「ん?」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:16:04.56 ID:F+QeWFp/0


和「あのー」

唯「和ちゃん?」

和「少しお願いがあるんだけど……」



~掲示板近く~
一年唯「へー、それでギター始めたんだ」

梓「うん…まあまだまだまだなんだけど…」

一年唯「ギターかー…
かっこいいなー私もやってみようかなー」

梓「!」

梓「いいよ! やるべきだよ!」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:22:23.30 ID:F+QeWFp/0


軽音部室

律唯紬澪「ええ!? 新勧ライブ!?」

和「そうなのよ、悪いんだけど、もう軽音部しかなくて……」

律「いや、むしろ私たちが新入生なんだけど…」

澪「というかライブなんて絶対無理……」

和「そうは言っても、どうしてもこの時間埋めなきゃならないのよ。
部員勧誘もかねて、なにか簡単な曲でいいから、ね」

紬「うーん…少し練習した曲ならできるかもしれないけど……平沢さん、弾ける?」

唯「えっ、私? んー…」(ギー太があればできるんだけど……)

和「じゃ、お願いね! 20分後に体育館で、機材はこっちで用意しとくわ」

バタン


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:25:41.21 ID:F+QeWFp/0


律「……」
澪「……」
紬「……」

律「大丈夫かよ……いきなりライブなんて……」

澪「た、倒れそう……もう帰っていい?」

律「ダメに決まってんだろ! それに、ボーカルはどうする? まだ何も決まってないぞ」

唯「あ、なら私がボーカルやるよ! それならできるし」

律「おお。じゃあ頼むぜ」

紬「曲はこれなんだけど……」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:37:39.85 ID:F+QeWFp/0


一年唯「待ってる人こないねー」

梓「う、うん…平沢さんは帰らなくて大丈夫なの?」

一年唯「私はまだ大丈夫だよー。それよりさー、部活に入ろうと思うんだけど、なにがいいかなぁ」

梓「…! 軽音部、とかどうかな」

一年唯「軽音部? んー…でも私楽器弾けないし…」

梓「平沢さんなら大丈夫だよ! きっと上手くなる! ていうか絶対うまくなる!」

一年唯「んーどうしよっかなぁ…」


生徒A「ねえねえ、新勧行く?」

梓「!」

生徒B「いこーかな。なんか軽音部もやるらしいけど、全員一年生なんだって」

生徒A「なにそれーw 新勧じゃないじゃんw」

梓(先輩…?)


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:43:17.99 ID:F+QeWFp/0


一年唯「ねえ、今の聞いた? 新入生歓迎会だって、私知らなかった~」

梓「え、どうするの?」

一年唯「いこーよ。たのしそーだよー」

梓(軽音部がやるってことは……もしかして、唯先輩……)

一年唯「あ、ギー太ちゃん人待ってるんだっけ…? じゃあ私だけで行くね。」

梓「ちょっとまって! 私も行くから!」
梓(鉢合わせはまずい……気がする…!)


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:45:41.59 ID:F+QeWFp/0


律「やっぱギターないのは寂しいよなー」

唯「……」

律「あ、別に平沢さんを攻めてるわけじゃないよ。ボーカルやってくれるしね!」

唯(うーん、やっぱりギター弾きたい…!)

澪「そ、そそそれより、本当にやるのか? …ライブ……」

律「当たり前じゃん! もうこれはチャンスだぜ! 一気に新入部員獲得の」

唯(そうだ! ギー太は背負ったまま下校して、あの車の中に置いてたから、
きっと車に戻ればギー太が手に入る!)

紬「ちゃんと弾けるかしら…」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:47:13.49 ID:F+QeWFp/0


ピピピピピ
梓「!」
梓(唯先輩からメール…)

一年唯「?」

梓(『車からギー太取ってきて』、って……)

一年唯「メール? さっきの待ってた人から?」

梓「うん、私ちょっと行かなきゃいけないけど……あの……」

一年唯「うん?」

梓「戻ってくるまで体育館入らない……でってのは…だめ、だよね…?」

一年唯「ええ!? なんで?」

梓「いやー、その…一緒にみたいから……」

一年唯「うーん……うん、いいよ! でもなるべく早く戻ってきてね」

梓「うん! ありがとう!」

ダッ


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:49:55.40 ID:F+QeWFp/0


唯(あずにゃん、間に合うかなぁ……)

律「おーい。もうそろそろ時間だぞ。」

紬「次ね」

澪「うーん……」


タッタッタ
梓(いそげっ! いそげ!)


体育館前

ざわざわ
一年唯「うーん、中、どうなってるのかなぁ……」

一年唯「チラッ」

『バスケ部の発表は終ります。続きまして、柔道部より…』

一年唯「うーん、ギー太ちゃんまだかなぁ…」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:52:34.43 ID:F+QeWFp/0


律「これの次だよ、次!」

唯「うん、一応聞いとくけど、ギターってやっぱりあったほうがいいよね?」

律「当たり前だろー あ、でも無理しなくてもいいんだぞ」

唯「大丈夫」

『次は、軽音部の発表です』

紬「いよいよね」

澪「うーん……」

律「とりあえず、できることまでしようぜ」

バタン!

唯「!」

梓「先輩っ! 持ってきました!」

唯「おお!! ギー太っ!」


律「ギー太? 誰その子?」

梓「来年分かります!律先輩! 唯先輩! 澪先輩! 紬先輩! 頑張ってください!!」

律「どうして私らのことを……」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:54:18.89 ID:F+QeWFp/0


唯「よしっ! りっちゃん! やるよー!!」

律「りっちゃん…?」



『軽音部、どうぞー』
パチパチパチパチ




一年唯「あぁ、ギー太ちゃんの言ってた軽音部始まっちゃうよう…
まだかな、まだかな…」

一年唯(音だけ、音だけなら……)


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:55:34.75 ID:F+QeWFp/0


律「1,2,3!」

唯「ギュイイイン」

三人「!?」

澪(上手っ…)







一年唯(……!)

一年唯(音楽……ギター……すごいっ)

一年唯(私もっ……)

一年唯(こんな風に弾けたら……)

一年唯(できるように……なりたいっ……!)


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:00:14.39 ID:F+QeWFp/0


ジャラ~ン

タッタッタ
梓「はぁ……はぁ……」

一年唯「あ、ギー太ちゃん」

梓「ご、ごめんね…間に合わなくて……」

一年唯「ううん、音だけなら外から聞こえたから……」

梓「うん、それで…」

一年唯「私軽音部に入ろうと思うんだ!」

梓「えっ?」

一年唯「あのギター弾いてた人、姿は見えなかったけど、すっごいいい音だったよね!
私もあんなふうになりたいな~って思って……」

梓「……」

一年唯「やっぱ無理かなぁ……」

梓「ううん! そんなことない。絶対なれるよ、私が保証する」

一年唯「へへ、ありがとー」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:01:48.40 ID:9TLUYlZZ0


これは熱い


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:03:05.32 ID:F+QeWFp/0


梓「それじゃあ、悪いんだけど、私人を呼びに行かないといけないから、行くね」

一年唯「うん、また会えるよね?」

梓「もちろん」

梓「あ」

一年唯「?」

梓「平沢さんが軽音部に入って二年生になったとき、新入部員の子が来るんだけど、
その子が練習しろってうるさくしても、気を悪くしないでね?」



一年唯「へへ、分かった。約束するー」

梓「うん、じゃあ」

ダッ


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:07:34.49 ID:F+QeWFp/0


律「おい、すげえじゃん平沢さん…いや、唯!」

唯「へへ~ギー太だと上手く弾けるんだ~」

澪「こんな上手いとは思わなかったな、びっくりしちゃった」

紬「すごいわ~唯ちゃん」

バタン!

梓「先輩!」

唯「あ、あずにゃん」

梓「行きましょう!」

唯「へ? もういいの?」

梓「あっちの唯先輩は大丈夫です。帰りましょう」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:08:41.69 ID:F+QeWFp/0


律「おいおい、もう帰っちゃうの? このあとどこか行かないかー?」

唯「お、いいね~」

梓「ダメです! 早くしないと、……鉢合わせちゃいますよ」

唯「ちぇー、あずにゃんのケチー」

澪「帰るって、家に? まだ時間あるのに」

梓「…バックトゥザフューチャーです!」

グイッ
タッタッタッタ


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:12:23.47 ID:F+QeWFp/0


ゴォォォォォォォォ
梓「一年生の先輩、すごいやる気でしたよ」

唯「私もやるときはやるんだよ!」

梓「とりあえず、これで……未来の先輩たちも元に……」

バシュッバシュッ
バンッ!


唯「……」

梓「……」

唯「戻って……来たよね?」

梓「とりあえず降りて下さい」

唯「しょうち!」

ゴォォォォォォォォ


梓「ふぅ……やっとうまくいきましたね」
唯「へへー」

?『あ! あの銀色の車かっこいいね!外国の車?』

二人「!」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:15:23.48 ID:F+QeWFp/0


梓「ちょ、また日にち間違えてるじゃないですか!」

唯「あは~やっちゃった」

梓「そうじゃなくて、早く逃げて下さい!」

唯「え、でもでも」

梓「なんですか!」

唯「地面はどうやって走るのか分かんない……」


梓「もー! ちょっと変わって下さい!」

グイッ

唯「え、あずにゃん運転できるの?」

梓「こんなものハンドル握ってここ踏むだけでしょ!」グッ!


シーン……


唯「逆だよ」

梓「……」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:20:59.12 ID:F+QeWFp/0


ブオン!

梓「わっ! 動いた!」

唯「お、結構上手いね~」

梓「こ、これ怖いですね……近くに車がいなくてよかった……」




梓「……逃げきりました?」

唯「もう見えないね~」

梓「怖いからまた運転変わって下さい」

唯「え~私空しか運転できないよ?」

梓「それでもいいので……」


ゴォォォォォォォ

梓「……これから、どうするんです?」

唯「とりあえず、明日へ行っちゃダメかな?」

梓「そうですね、このままここにいてもしょうがないし……」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:24:24.21 ID:F+QeWFp/0


バシュッバシュッ!
バンッ!

唯「……」

梓「……ちゃんと明日、ですよね?」

唯「とりあえず! 早くみんなを確認しにいこう!」

梓「そ、そうですね! 降りて下さい」


ゴォォォォン

梓「学校裏ですか、ていうか、なんで夕方にしたんですか?」

唯「だって私たちが過去にいったのもこれくらいの時間でしょ? そのほうがいいかなーって」

梓「先輩もけっこう考えてますね」

唯「当たり前だよ!」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:26:19.41 ID:F+QeWFp/0


タッタッタッタ

唯「軽音部の部室……部室……」

梓「ちゃんと元に戻ってるといいですね…」

唯「ついた!」

バンッ!

紬「!」
澪「!」
律「!」


唯「みんないる……!」

梓「よかった……じゃあこれで……」



紬「平沢さん? 体調、大丈夫だった?」

唯「え?」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:29:28.25 ID:F+QeWFp/0


律「平沢さん熱とかあったのか。どおりで今日変だと思ったよ」

澪「ちゃんと体調は気をつけないと……」


唯「え? え?」

梓「……」


律「それよりさー、どうする? 次の日曜」

紬「ピクニックもいいわね~」

澪「遊園地なんてどうかな」


唯「え? え?」

梓「……」

唯「あずにゃん…? ……どういう」

梓「あの! すみません!」

三人「!」

紬「なにかしら」

梓「便箋もってませんか」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:30:46.42 ID:F+QeWFp/0


紬「便箋……あったかしら……」

律「あ、それなら澪が持ってきた奴が部室にあるだろ」

澪「そこの棚にしまってたと思う。ほしかったらあげるよ」


梓「ありがとうございます! さ、唯先輩いきましょう!」

唯「…へ…? いくってどこに?」

梓「あの路地です!」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:37:10.79 ID:F+QeWFp/0


ゴォォォォォォォォン

梓「よかった、まだ私たち来てない」

唯「あ、あずにゃん? どういうことなの? もうりっちゃん達戻らないの?」

梓「大丈夫です。忘れたんですか、私たちがはじめてタイムスリップしたときのこと」

唯「そういえば……日にちでいうと今日だね……あ!」

梓「そうです。今からきっと私たちがここに来ます。だから、この車を渡すんです」

唯「な、なるほど」

梓「そこまでしなきゃ、きっと先輩たちは戻りません!」

梓「先輩、ペン持ってますか?」

唯「あるよ~はい」

梓「『車の後ろの白い機械にゴミを入れ、時速140km』 っと」


唯「やっぱり、あずにゃんの字だったんだね」

梓「先輩すごいです」



梓「あ! 来ました! 隠れて」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:40:20.25 ID:F+QeWFp/0


唯『勘だよ!』
梓『勘って……』



唯「こうしてみると、おもしろいね」

梓「全然おもしろくないです! 大変でしたよ!」

唯「でも、私はこうしてあずにゃんと冒険できたんだから、少しは楽しかったなぁ」

梓「な、なにいってるんですか」


ゴォォォォォォォ

唯「あ、とんでく」

梓「不器用な運転ですね」

唯「そ、そんなことないよ!」


バシュッバシュッ

バンッ!


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:42:48.23 ID:F+QeWFp/0


梓「行った……」

唯「じゃあ、こんどこそ……」


?「あ、唯ー! 梓ー?」


二人「!」


律「なにしてんだ? こんなとこで二人で」

唯「り、りりりり、りっちゃん!!」


梓「それに……」


澪「あぶないことはやめとけよー」

紬「ふふ、いつも通り仲良いわね」


唯「みんなぁぁぁぁ」


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:45:31.37 ID:F+QeWFp/0


律「ちょ、どうしたんだよ」

唯「りっちゃぁぁぁん!! この温もりがなつかしいよぉぉぉぉぉ!!」

律「な、なにいってんだ…」


梓「……よかった……」


澪「梓、なんかあったのか?」

梓「……大丈夫です。ちょっと先輩と冒険してただけですから」

紬「気になる言い方ねっ」




律「それよりさー、日曜、どこいく?」

梓「受験生なのに遊んでいいんですか」

唯「気にしちゃだめだよ~ あずにゃーん」

澪「まったく……」

紬「ふふ」

おわり


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:47:15.29 ID:KLbKBKZQ0


タイムパラドックスものは難解すぎて困る


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 01:16:22.31 ID:OnWL/vDM0


入学―――唯・ポスターを見て軽音部入部決意――本来の現代(SS開始時)――原作続き……流れ1
     \
       流れ1の梓・流れ1の過去唯に軽音部説明――軽音部がない改変現代(デロリアン閉じ込め直後)……流れ2
                                 \
                                   流れ1の唯、流れ2の軽音部入部――?(……流れ3)
                                

軽音部は 1.廃部を免れた本来の軽音部 
       2.3人しか入部せず廃部になった軽音部 
       3.本来の3人+未来唯の軽音部 
が存在する

SS開始時を基準時とすると、未来の唯・梓(↓の3種類)は、いずれもまだ登場していない
                  流れ1の唯・梓(原作通り・デロリアンを見ていない)
                  流れ2の唯・梓(軽音部に入らなかった唯・梓)
                  流れ3の唯・梓(デロリアンを見つつ、限りなく流れ1に近づけた、SS完結時?)
         


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/24(月) 02:48:41.42 ID:9TLUYlZZ0


元の状態に戻せた事は理解出来た。乙



    スポンサーサイト唯「あの銀色の車かっこいいね!外国の車?」&唯「バック・トゥ・ザ・フューチャー!」のコメント
コメントの投稿







管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。