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梓「にゃぁにゃぁ♪」純「…………」憂「わんわん♪」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: けいおん!SS | 更新日: 2011/04/12 12:00
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:23:51.44 ID:PQO7H/akP


         ○ 平沢家(リビング) ○

純「……ねぇ」

梓「にゃぁ♪」

憂「わふぅ♪」

純「いや、いきなりどうしたの?」

梓「にゃにゃっ」

憂「わんわんっ」

純「……分かんないってば」

憂「えっとね……せっかくのお泊りだから、今日は普段と違ったことしようと思って……わんわん♪」

梓「そそ。純って、いつも私たちのこと振り回すでしょ? だから、今日は私と憂で、純のこと振り回そうと思って……にゃぁにゃぁ♪」

純「……あたしって、そんなに振り回してる?」

梓「ゴメン、言い過ぎた。それほどでもないよ」

憂「あはは……」


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:25:24.37 ID:PQO7H/akP


純「だったらいいけど……あ、この変なのを続けるのがいい、って意味じゃなくてね?」

梓「にゃぁにゃぁっ~♪」

憂「わ、わんわんっ」

純「いや、付き合わないよ?」

梓「にゃぅ……」

憂「くぅ~ん……」

純「う……か、可愛い」

梓「にゃぁ?」

憂「わふぅ?」

純「…………」

梓「…………」

憂「…………」

純「止めるつもりはないってことね」

梓「うん」


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:26:38.31 ID:PQO7H/akP


憂「……だめ?」

純「はぁ……ま、いっか」

憂梓「やった♪」

純「憂のそーいう反応も珍しいけど……梓はやけに素直だね」

梓「今日だけはね」

憂「わたしも、今日だけは♪」

純「はいはい。分かったよ、付き合うよ」

梓「にゃっ♪」

憂「わんっ♪」

純「あず猫と、憂犬ね」

梓「あ、名前は普通で」

純「我侭な猫だ」

梓「猫だからねっ にゃぁにゃぁっ♪」

純「憂の方は、手がかからない賢いわんちゃんだ」

憂「えへへ~……あ、わんわんっ♪」


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:27:29.70 ID:PQO7H/akP


純「よしよし♪」

≪なでなで≫

憂「わふぅ~ん♪」

梓「にゃにゃっ」

≪ぺしぺし≫

純「はいはい、梓もね~」

≪こしょこしょ≫

梓「あ、あははっ ちょ、あごの下はくすぐったいよ……あはははっ」

純「だって猫って、こう……こしょこしょ~ってすると喜ぶじゃん」

梓「私は特別な猫なのっ だから、頭撫でてくれればそれでいいのっ」

純「……やっぱり我侭だ」

≪なでなで≫

梓「にゃぅ~♪」

純「まったく、なんでこんな変なこと始めたんだか……あ、そだ」

憂梓「?」


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:28:10.48 ID:PQO7H/akP


純「そろそろ夕飯時だけど……ご飯どうするの?」

梓「にゃにゃにゃにゃぅ~ぅ」

純「分からん」

梓「むぅ……それはもちろん、純が用意するんだよ」

純「えぇ~?」

憂「わふぅ……」

梓「にゃっ にゃにゃっ」

純「あーもーっ 分かったよ。あたしが作れば良いんでしょっ でも期待はしないでよね?」

梓「そういえば、純って料理出来るの?」

純「時々、普通に喋るんだね……まぁ、簡単なやつなら?」

梓「へぇ~」


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:28:52.26 ID:PQO7H/akP


憂「冷蔵庫、見る?」

純「うん。あと、ご飯はある?」

憂「冷凍庫に凍らせたのがあるはずだよ」

純「んじゃ、ちょっと見てくるね」

憂「あ、わたしも行くよ……わん」

純「そこは、行くわん……の方が、いいんじゃない?」

憂「一緒に行くわんっ」

純「そそ♪ うん、可愛い可愛い♪」

≪なでなで≫

憂「わ、わふぅ~」


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:29:19.28 ID:PQO7H/akP


梓「にゃ~」

純「ほいほい、梓も一緒に行こうか」

梓「よく分かったね」

純「ん? 何となく?」

梓「にゃっ♪」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:29:53.46 ID:PQO7H/akP


          ○ キッチン ○

≪ガパッ ごそごそ≫

純「ん~……」

憂「なんとかなりそう?」

純「……炒飯でいい?」

憂「わんっ」

梓「にゃぁにゃぁっ」

純「…………」

憂「うん」

梓「OK」

純「じゃぁ、ぱぱーっと作っちゃうから、二人は向こうで待っててよ」

梓「にゃぁ~♪」


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:30:42.92 ID:PQO7H/akP


憂「……やっぱり、わたしも手伝おうか?」

純「だいじょぶだいじょぶ♪ でも、味に期待はしないでよ?」

梓「食べられればいいよ」

純「それは馬鹿にし過ぎ」

憂「じゃぁ、向こうで待ってるわん」

梓「頑張ってにゃぁ~」

≪てってってっ かちゃ ぱたんっ≫

純「はぁ……何であんなこと始めたんだか……」

純「でもまぁ、たまにはこういう変なのも面白いかな」

純「……よっしっ! さっさと作って食べて遊ぶかーっ」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:31:18.38 ID:PQO7H/akP


          ○ リビング ○

純「はーい。出来たよ~」

梓「にゃっ♪」

憂「わんっ♪」

純「ちょっと待ってねー。今、お皿を並べるから」

梓「……食べられそう?」

純「失敬な……あげないよ?」

梓「にゃにゃぅ~?」

純「くっ 都合のいい時だけ猫に戻って……」

≪ことっ かたんっ≫

純「じゃぁ、食べようか……いただきまぁす♪」


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:31:58.87 ID:PQO7H/akP


憂「…………」

梓「……ねぇ」

純「もぐもぐ……味は、まぁまぁかな……あむ」

梓「ねぇ、純?」

純「ん? なぁに?」

梓「お皿……床においてあるんだけど……」

憂「スプーンもない……」

純「だって犬と猫でしょ? こう……はふはふって食べなよ」

憂梓「…………」

純「あたしは人間だからスプーンで食べるけど、犬と猫には必要ないよね?」

梓「……ご飯の時は猫やめる」

純「はい、却下ー」

梓「えぇ~……」

純「犬と猫やるって言ったんだから、ここはがっついて食べてもらわないとね~♪」


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:32:34.39 ID:PQO7H/akP


梓「うぅ」

憂「…………」

純「結構美味しく出来たんだから、味わって食べてよ♪」

梓「ねぇ、ご飯の時はやめt」

憂「あむ」

純梓「……え」

憂「はふはふ……ぐすっ あむ……」

梓「ちょ、憂っ!?」

純「ぅわーっ!? 待った待ったっ! ごごごごめんっ! ストーップッ!」

憂「くぅ~ん……」

純「冗談っ 冗談だからっ! ホントに食べるとは思わなかったんだよっ ごめんね? 普通に食べていいから」

憂「……わふ」


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:33:12.39 ID:PQO7H/akP


純「喋っていいよ……っていうか、そこまでするとは……ほら、ご飯粒ついてる」

≪ふきふき≫

梓「さすがに今のはビックリした」

純「あたしも」

憂「わたし、犬だから……」

純「いや、今はいいよ。ご飯の時はやめよう……ね?」

梓「うんうん」

憂「……うん」

純「ほ、ほら……はい、スプーン」

憂「ありがと」

梓「さんきゅ」

純「ふぅ……じゃぁ、改めて……いただきまぁす」

憂梓「いただきまぁす」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:34:10.37 ID:PQO7H/akP


純憂梓「ご馳走様~」

純「はぁ~……食べた食べたー」

梓「普通に美味しかったね」

憂「うん♪」

純「それはどーも」

梓「うー……にゃっ」

≪ごろごろ≫

純「ん?」

梓「にゃぁにゃぁ♪」

純「お腹の上に頭乗せたら苦しいよ……せめて足にして」

梓「にゃっ」

≪ごろごろ すりすり≫

純「本物の猫みたいだなぁ」


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:35:30.33 ID:PQO7H/akP


憂「…………」

純「ほら、憂もおいでー?」

憂「わふっ♪」

≪とてとて ぺたんっ すりすり≫

純「この犬は、ホントに賢いねぇ♪」

≪なでなで≫

憂「えへへ~♪ わんっ」

純「こっちの猫も、生意気だけど可愛いなぁ♪」

≪なでなで≫

梓「生意気は余計」


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:36:14.41 ID:PQO7H/akP


純「そーいう反応もまた可愛い……あ、そだ。食器片付けちゃうよ」

憂「それなら、わたしも手伝うよ」

純「いいってば……今日は飼い主だからね。それくらいやるよ」

憂「そう?」

純「食器は流しに置いておけばいいよね?」

梓「……それ、片付けって言わない」

純「そ、そう?」

憂「やっぱり手伝うよ」

梓「ま、それくらいはやってあげるよ」

≪てくてくてく かちゃっ パタンッ≫

純「なにこれ……まるであたしが駄目な子みたいだ」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:57:38.49 ID:PQO7H/akP


純「お疲れ~……はい、お茶~」

≪ことっ≫

憂「ありがとだわんっ」

梓「ありがとだにゃーっ」

純「はいはい……ふぅ~、飼い主は楽じゃないよ」

梓「猫、飼ってるじゃん」

純「梓ほど手がかからないですぅー」

梓「むぅ……んくんく」

憂「こくり」

純「こくこく……あ、そーだっ」

≪てててっ ぽふっ≫

純「梓ー。ちょっと来て?」

梓「ソファーに座って……何するの?」

純「いいからいいから♪」

梓「にゃぅ?」


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:58:26.54 ID:PQO7H/akP


≪てててっ≫

純「ここ……膝の上に跨って」

梓「へ?」

純「ほらほらっ」

≪ぐいっ とさっ≫

純「う……重い」

梓「重くないよっ っていうか、これ……ちょっと恥ずかしいんだけど……」

純「猫とか、こーやって抱っこするじゃん」

梓「そうかもだけど……」

純「まぁ、向かい合って抱っこすることは、あまりないけどね」

梓「にゃぅぅっ」

純「照れない照れない♪」

梓「うぅぅ」


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:58:55.75 ID:PQO7H/akP


純「……にひひ♪」

梓「な、何よ」

純「うりゃっ♪」

≪がばっ ぎゅぅ≫

梓「にゃぁぁぁっ!?」

純「えっへへ~♪ 一度こうやって、梓を抱っこしたかったんだよねぇ♪」

梓「にゃっ!? に゛ゃぁぁぁっ!」

純「うぅむ……抱きしめるのに丁度いいサイズだ」

梓「にゃっ にゃぁっ に゛ゃぁっ!」

≪ぺしぺしぺしっ≫

純「へっへっへ~♪ 痛くないもんね~♪」

梓「このぉっ」

≪べしっ≫

純「ぁいたっ!?」


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 18:59:30.74 ID:PQO7H/akP


梓「にゃっ」

≪ばっ ササッ≫

純「あいたたた……そんなに嫌がること無いのに……」

梓「ふーっ!」

純「ぉおぅ……本物の猫みたい」

憂「あ、あははは……」

純「じゃぁ、次は憂ね」

憂「え?」

純「ペットは平等に可愛がらないと、可哀想でしょ? だから、あず猫の次は憂犬」

憂「え……え?」


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:00:09.39 ID:PQO7H/akP


純「はい、こっち来てー」

憂「う、うん」

≪とてとてとて≫

憂「え、えと……」

純「ここ。膝の上」

憂「……うん」

純「はい、おいでー?」

憂「し、失礼します……わん」

≪ギッ ずしっ≫

純「ぐぅっ!?」


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:00:54.09 ID:PQO7H/akP


憂「じゅ、純ちゃんっ!?」

純「ぐぁ……お、重……うぐぐ……」

憂「ご、ごめんねっ すぐに退くからっ」

純「ま……待った……少しだけ……お尻、浮かせて……」

憂「う、うん……」

梓「何でそこまでして、抱っこしようとするのよ」

純「ふぅ……あたしさ、犬も飼いたいって思ったことあるんだよ」

憂「そうなんだ……というか、わたし退こうか?」

純「いいのいいの。あ、その代わり腰をもっと……突き出すようにして、こっち来て」

憂「こ、こう……かな?」

≪ぐいぐい≫

純「そそ。足の根元くらいに乗ってくれれば……うん、平気そう」

憂「で、でも、この体勢って……」

梓「……ねぇ、純」


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:01:43.75 ID:PQO7H/akP


純「梓、猫語忘れてるよ」

梓「……にゃぁ、にゃん?」

純「えへへ~♪ 大型犬、欲しかったんだよねぇ。これくらい大きいのかな?」

憂「どうだろ……っていうか、純ちゃん。この体勢は、いくらなんでも近すぎない?」

純「抱きつくには丁度いいでしょ……えいっ♪」

≪ぎゅぅっ≫

憂「わっ あ、あの……じゅ、純ちゃん? その……ぁ……ぅ……」

純「はぁ~……憂って暖かいねぇ~♪」

梓「ねぇ、純」

純「猫語は~?」

梓「いや、それよりにゃぁ」

純「ん~?」

梓「さすがにその体勢はちょっと……どうかと思うよ?」

純「何でー?」

梓「だって、その……え……えっちしてるみたい……だよ?」


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:02:19.97 ID:PQO7H/akP


純「は?」

憂「ぅ……うぅ……」

純「…………」

梓「…………」

憂「ぁぅ~……」

純「だ、だってっ! こうしないと、憂を抱っこ出来ないんだもんっ!」

梓「それに、抱きつくのはいいけど……顔、憂の胸に埋めてない?」

純「…………」

憂「うぅ……」

梓「…………」

純「しししかたがないじゃんっ! この体勢で抱きつくと、顔の高さにこの胸が来るんだよっ!」

≪むにゅんっ≫

憂「っ!?」

梓「……純」

純「あ」


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:02:57.46 ID:PQO7H/akP


憂「…………」

梓「…………」

純「…………」

憂「……っ……っきゃぁぁぁぁぁっ!?」

純「わぁっ!? ごごごごめん、憂っ」

憂「きゃぁっ きゃぁぁっ!」

純「ちょ、待ってっ! 憂、暴れないd」

≪バタバタッ ずしっ めきっ≫

純「ぎゃわぁぁっ!? いいいいいたぁぁっ!」

≪むにゅぅっ≫

憂「きゃぁきゃぁきゃぁぁぁっ! それ以上は駄目ーっ!」

純「いだぁぁぁぁっ!? おおお折れちゃうってばぁぁっ!」


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:03:37.09 ID:PQO7H/akP


≪ばたばた ギシギシッ むにゅっ めきっ≫

憂「きゃぁーっ!」

純「ぎゃぁーっ!?」

≪ばたばた ごろんっ≫

憂「はぁ……ふぅ……」

純「ぜーっ はーっ」

梓「…………」

憂「うぅ~……」

純「足、折れたかと思った……」

梓「……何やってんだにゃー」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:04:38.79 ID:PQO7H/akP


純「…………」

憂「…………」

梓「落ち着いたかにゃー?」

純「うん」

憂「わふ」

梓「純? 悪乗りもいい加減にしときなよ?」

純「うん……憂、ゴメンね?」

憂「うぅん、わたしの方こそ……足、大丈夫?」

純「大丈夫。少なくとも折れてはいないよ」

梓「そもそも、人間を一人、膝の上に乗せるのが間違ってるんだにゃぁ」

純「いやぁ~。梓が平気だったから、いけるかなぁって」

梓「私と憂とじゃ、体重が違うにゃぁ」

憂「……重くてごめんなさい……だわん」

純梓「…………」

憂「しょぼん……」


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:05:44.15 ID:PQO7H/akP


梓「いや、ほら……わ、私が軽いだけだからっ」

純「そ、そうだよ。梓って小さいしさ……憂は普通だってっ」

憂「くぅ~ん……」

梓「変な意味で言ったんじゃないんだよ……えっと……にゃぅ~」

純「え、えっとぉ……ほーら、よしよしよし~。ごめんね~?」

≪なでなで≫

憂「…………」

純「よ~しよしよし~♪ 機嫌直して~?」

梓「いやいや、さすがにそんなんで……」

憂「わふぅ」

梓「…………」

純「よ~しよし♪ 良い子良い子~♪」

≪なでなでなで≫

憂「わんっ♪」

梓「……まぁ、いいんだけどね」


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:06:13.23 ID:PQO7H/akP


純「ふぅ……ちょっと暴れて疲れたから、一息入れよう」

憂「じゃぁ、お茶入れるわん」

純「ありがとー……じゃなくて、今日はあたしが入れるんだよね」

憂「あ、そっか」

梓「憂って、根っからのお世話体質だよね」

憂「そ、そうかな」

純「とにかく、憂と梓は座っててよ。あたしがお茶入れるから」

憂「うん」


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:06:45.09 ID:PQO7H/akP


梓「何だかんだで、純も結構ノってるね」

純「あたしって、意外と世話好きなのかも?」

梓「それは無いにゃん」

純「言い切るな……と言いたいけど、確かにそれは無いか」

梓「自分で言っちゃうんだ……」

純「ま、ね~♪ あたしは甘える方が好きだしね。んじゃ、ちょっとお茶入れてくるー」

憂梓「いってらっしゃ~い」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:07:55.14 ID:PQO7H/akP


純「……ふぅ~♪」

憂「……わふぅ~♪」

梓「……にゃふぅ~♪」

純「このダラ~っとしてる時間が、たまんないね~」

憂「お姉ちゃんが居たら、ゴロゴロしてそう~♪」

梓「光景が目に浮かぶよ……」

純「憂はゴロゴロしないの?」

憂「わたしは……しないなぁ」

純「じゃぁ、ちょっとゴロゴロしてみてよ」

憂「え?」

梓「何て無茶振り」

純「だって今日は犬でしょ? ほら、犬って仰向けで、ゴロンッて転がったりするじゃん」

梓「また、無理やり理屈こねたね」

純「梓、猫語」

梓「にゃー、にゃにゃーっ」


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:08:49.74 ID:PQO7H/akP


憂「ゴロンッてするの?」

純「そそ♪」

憂「えっと……ゴロンッと」

純「んで、こっち来て」

憂「うん……ゴロゴロ~」

梓「……う、憂っぽくない……にゃん」

純「……確かに」

憂「ひどいよぉ~」

純「あ、それでお腹上にして?」

憂「……こう?」

≪ころんっ≫

純「にひひ♪」

憂「?」


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:09:27.75 ID:PQO7H/akP


純「えいっ」

≪むにっ わしゃわしゃ こしょこしょ~≫

憂「わっ あはっ あははっ じゅ、純ちゃん……あはははっ くすぐったいよ~……あはははっ♪」

純「犬ってこうやって、お腹をわしゃわしゃーってやると喜ぶじゃない? だから……わしゃわしゃ~♪」

憂「そ、それ……ぷっ あははっ くすぐってるだけじゃ……あははははっ♪」

純「そーとも言う」

憂「や、やめて~……あははははっ♪」

梓「憂が大声で笑ってる……何てレアな光景」

≪カシャッ≫

純「…………」

梓「…………」

憂「あははっ だ、駄目だよっ! あははははっ♪ 撮らないで~」

純「にひっ♪」

梓「さいてー」


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:10:20.27 ID:PQO7H/akP


純「じゃぁ、梓は撮らないんだね?」

梓「…………」

純「…………」

≪ごそごそ カシャッ≫

純「さいてー♪」

梓「にゃぁ?」

純「誤魔化した」

憂「ふぇ~ん……あははっ 梓ちゃんまで~……あはははっ♪」

純「こっちは泣き笑い……」

梓「ペットの不始末は飼い主が取るってことで……全部、純が悪い」

純「むぅ……じゃぁ、飼い主命令。ちょっとこっち来て」

梓「な、何よ……」

憂「はぁ……ふぅ……はぁ……ふぅ……」

純「憂、大丈夫?」

憂「もう~……純ちゃんがやったくせに~……ふぅ……」


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:10:56.69 ID:PQO7H/akP


純「ゴメンゴメン。そんなに苦しかった?」

憂「クタクタだよぉ……」

梓「で? 何すんの?」

純「梓は猫だからね~♪」

梓「え……わっ あははっ ちょ……あごの下はくすぐったいって……あははははっ♪」

純「こしょこしょこしょ~♪」

梓「や、やめ……あははっ こら……にゃははははっ♪」

純「……嬉しそうだね」

梓「嬉しくな……にゃははっ♪ も、もうっ にゃははははははっ♪」

≪カシャッ カシャッ≫

梓「へ?」

純「にひひっ♪」

憂「えへへ~♪」

梓「憂までっ!?」


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:12:01.23 ID:PQO7H/akP


純「おぉ~……梓の笑い顔って結構スゴイね」

憂「でも、やっぱり可愛いと思うよ」

梓「…………」

純「爆笑してる顔が可愛いって、何かズルイ」

憂「あ……ねぇ、純ちゃん。わたしの写真、消してね?」

純「やだ」

憂「えぇ~」

梓「……こ、このーっ!」

純「ぅわっ!?」

≪がしっ グイッ はむはむ≫

純「ちょ、ちょっ!? あははっ こらっ! 手を甘噛みするなーっ! くすぐったぃ……あはははっ♪」

梓「にゃぁにゃぁ♪ はむはむ♪」

純「にゃぁ、じゃないって……あはははっ♪ あ、今舐めたでしょっ!?」

梓「にゃぁ?」


37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:12:39.26 ID:PQO7H/akP


純「う、憂~、助けてーっ」

憂「えへへ~♪」

≪がしっ グイッ ぺろぺろ≫

純「わっ ちょっ あははっ♪ や、やめ……あはははっ♪」

憂「わんわん♪」

梓「にゃぁにゃぁ♪」

≪はむはむ ぺろぺろ≫

純「あははは……ぁんっ んもうっ! や、止めて……くすぐった過ぎる……あははははっ♪」

≪カシャッ カシャッ≫

純「こ、こら撮るなー!」

憂「わぅんっ♪」

梓「にゃぅんっ♪」

≪はむはむ ぺろぺろ≫

純「は……んんっ……や……ちょっと……ま……ひゃぅ……あはははっ♪ あんっ……んっ」


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:13:11.56 ID:PQO7H/akP


憂「…………」

梓「…………」

≪カシャカシャカシャカシャカシャカシャッ≫

純「何でそんな……あははっ……撮る……のよ……んっ あははっ♪ あ……ぅん……んっ……あ……ん……」

憂「わふわふわふっ」

梓「にゃぁにゃぁにゃぁっ」

≪はむはむ ぺろぺろ カシャカシャッ≫

純「う……んぅ……も……ホント止め……てってば……は……んっ……ぁ……」

憂梓「……ふんすっ」

≪はむはむはむはむ ぺろぺろぺろぺろ カシャリッ≫

純「……ぅ……ぁんんっ……ふぁ……ぅぅぅうぅっ 止めろーっ!」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:13:46.47 ID:PQO7H/akP


純「…………」

憂梓「ごめんなさい」

純「…………」

憂「じゅ、純ちゃん?」

梓「ゴメンってば」

純「犬語と猫語」

憂「……わん」

梓「にゃぁ」

純「二人とも……加減を考えようよ」

梓「最初にやり出したの、純のくせに……」

憂「くぅん」

純「そ、そうだけどさ……今のはちょっと……ぶつぶつ」

梓「何ぶつぶつ言ってるのよ」

純「何でもないっ! あと猫語っ!」

梓「にゃぅ~……」


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:15:13.94 ID:PQO7H/akP


憂「純ちゃん、ごめんなさい……だわん」

純「う」

憂「くぅ~ん」

純「……わ、分かったよぉ。じゃぁ、お相子ってことにしよう」

憂「うん……だわん」

梓「分かったにゃぁ」

純「というわけで、さっき撮った写真は消してくださいっ!」

梓「純もね」

純「消す消す……っていうか、撮られた写真の危険度が違い過ぎるっての」

憂「そ、それは……」

梓「確かに」

純「さっきのあたしの写真を消してもらえるなら、二人の面白画像なんて、いくらでも消してあげるよ」

憂「あ、あはは……」

純「うぅ……恥ずかしくて死にたい」

≪ピッピッピッ ピピッ ピッピッ≫


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:15:48.99 ID:PQO7H/akP


純「はい、削除っと……二人とも、携帯見せて見せて」

憂「はいだわん」

梓「ちゃんと消したってば……にゃん」

純「この目で確認しないと安心できないっ」

梓「はいはいだにゃん」

純「ん~……よしっ これであたしの名誉は守られた」

梓「大げさな」

純「猫語っ」

梓「にゃんにゃにゃーにゃにゃにゃ~」


42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:17:13.77 ID:PQO7H/akP


憂「それより、これからどうする?」

純「あたし、妙に疲れちゃったんだけど」

梓「ちょっと早いけど、寝る?」

純「寝るにしろお喋りするにしろ、布団に入りたい気分……かな」

憂「じゃぁ、お部屋行こうか」

純「そだねー」

梓「にゃーい」

憂「わぉーん♪」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:18:01.50 ID:PQO7H/akP


          ○ 憂の部屋 ○

純「着替え終了~……パジャマに着替えると気が抜ける~」

梓「それは言える」

憂「ふにゃ~……ってなっちゃうよね」

純「あたしは、だら~……かな」

梓「私はグッタリ……かな」

純憂梓「…………」

純「ま、ようするに気が抜けるってことだよね」

梓「それさっき言った」

純「猫語」

梓「ふにゃぁっ」

憂「あ、布団どうしようか」

純「憂がベッドでいいんじゃない?」

梓「でもそうすると、憂が一人で寝ることになるよね」

純「そうだけど……しょうがないんじゃない? どうせ誰か一人はベッドになっちゃうんだし」


44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:18:31.06 ID:PQO7H/akP


憂「ねぇ……お布団に三人で寝るっていうのは、どうかな?」

純「それって狭くない?」

梓「大丈夫でしょ。よほど寝相が悪くなければ……だけど」

純「……それ、あたしに言ってる?」

梓「さぁ?」

純「むぅ……」

憂「だめ?」

純「駄目ってわけじゃないんだけど、ベッドがもったいなくない?」

梓「うー……にゃ~、にゃぁにゃぁっ」

純「な、何? 突然」

梓「にゃぅ~」

憂「……わ、わんわんっ」

純「憂まで……」


45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:19:03.49 ID:PQO7H/akP


梓「にゃぁ?」

憂「わふぅ?」

純「…………」

梓「…………」

憂「…………」

純「はいはい、分かりましたー。三人一緒に寝よう」

憂梓「やった♪」

純「ホントに、今日の二人はテンションおかしいね」

梓「そういう日もあるんだよ」

憂「うんうん♪」

純「我侭な犬猫を持つと、飼い主は大変だよ」

梓「ペットのために尽くすのは、飼い主の義務なんだにゃぁ」

純「逆じゃない?」

梓「そうかな?」

憂「じゃぁ、電気消すよー」


46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:19:54.05 ID:PQO7H/akP


純梓「はぁい」

≪カチッ≫

純「ぅわっ 真っ暗」

梓「せめて、カーテン開けておけばよかったね」

憂「暗くて何にも見えない~」

純「こっち来れる?」

憂「な、何とか……」

≪よろよろ こけっ≫

憂「わっ!?」

純「え……ぉわぁっ!?」

梓「に゛ゃっ!」

≪ドタバタッ どすんっ≫

純「ぁいったぁ~っ」

梓「うぅ……鼻打った……」

憂「ご、ごめんね、純ちゃん。梓ちゃん」


47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:20:58.04 ID:PQO7H/akP


梓「私は大丈夫~」

純「あたしもなんとか……憂は平気? どっか打ってない?」

憂「わたしも平気だよ。何かやわらかいモノがあって……枕かな?」

≪むにむに≫

憂「やわらかくて……あったかい?」

純「いや、それ、あたしの胸だから」

憂「…………」

純「…………」

梓「…………」

≪むにむに≫

純「揉むなっ」

憂「ご、ごめんなさいっ」

梓「何やってんだにゃぁ……」

憂「くぅ~ん……」


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:21:30.19 ID:PQO7H/akP


純「まぁ、いいけどさ」

梓「いいんだ」

純「さすがに不可抗力でしょ。そんなことより、早く布団に入ろうよ」

梓「だね。風邪とか引いたら嫌だしね」

純「うん」

憂「ゴメンね? 純ちゃん」

純「いいってば」

梓「純、布団取りすぎ。寒いよ」

憂「わたしの方も、ちょっと寒いかも」

純「二人がもっとこっち来れば良いんだ……よっ」

≪ぐいぐいっ≫

憂「わっ」

梓「にゃっ」

純「えへへ~♪ 暖かぁ~い」


49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:22:05.51 ID:PQO7H/akP


梓「くっつき過ぎ。寝づらいよぉ」

憂「ぁ……ぅ……」

純「だいじょぶだいじょぶ♪」

梓「もう……にゃっ!」

≪ぺしっ≫

純「……梓、叩きすぎ」

梓「だって猫だし」

純「猫って、そんなに猫パンチしないよ?」

梓「え、そう?」

純「うん」

梓「…………」

純「ふふん♪ 梓の猫レベルも、まだまだだね」

梓「にゃぅ~」


50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:23:58.91 ID:PQO7H/akP


純「それに比べて、憂の犬レベルの高いこと」

憂「そ、そう?」

純「まぁ、犬って飼ったことないから、イメージだけど」

梓「私も犬にしておけばよかった」

純「それは駄目だよ。梓は猫っぽいし」

憂「それは言えてるかも」

梓「……きっと唯先輩のせいだ」

純「それ、違くない?」

梓「そんなことないにゃぁ」

純「そーかなぁ」

梓「そーだよっ!」

憂「ふふっ♪」


51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:24:42.54 ID:PQO7H/akP


純「それにしてもさー? よく、こんな変なこと思いついたよね」

憂梓「変なこと?」

純「犬と猫の真似」

梓「あぁ」

憂「やっぱり嫌だった?」

純「全然? 最初は、これってどうなのよ? とか思ったけど、結構楽しかったよ」

憂「そっか♪ よかった」

純「ていうか、梓……何かあったの?」

梓「へ?」

純「だって、こんな変な事やろう……何て言い出すんだもん。梓らしくないなぁ、って思ってね」


52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:25:08.72 ID:PQO7H/akP


梓「いや……」

純「ん?」

梓「私じゃないよ?」

純「何が?」

梓「だから、犬と猫の真似しようって言い出したの、私じゃない」

純「…………」

梓「…………」

憂「…………」

純「憂?」

憂「…………てへ♪」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:26:29.03 ID:PQO7H/akP


純「くー……かー……」

梓「ふぅ……純、やっと寝た」

憂「うん」

梓「それにしても……今日は恥ずかしかったよ」

憂「ゴメンね? 梓ちゃん」

梓「いいよ。私も、それなりに楽しかったし」

憂「よかった♪」

梓「じぃ~」

憂「?」

梓「憂は、すごぉ~く楽しそうだったね?」

憂「ぁぅ」

梓「で、どうだった? ……純に甘えてみて」

憂「え、えと……その……」

梓「…………」

憂「……えへへ~♪」


54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:27:00.70 ID:PQO7H/akP


梓「はいはい、ごちそーさま……っていうか、普段から甘えちゃえば良いのに」

憂「そ、それはっ その……恥ずかしいっていうか……純ちゃんに迷惑がかかるっていうか……ごにょごにょ」

梓「そう? 純なら大丈夫だと思うけど」

憂「どっちにしろ、難しいよぉ」

梓「はぁ……そんなんじゃ、いつまで経っても進展しないよ?」

憂「う」

梓「ま、何かあったら言ってよ。こんなのでいいなら、いつでも協力するからさ」

憂「うん、ありがと」

梓「いえいえ」

憂「梓ちゃんも、何かあったら言ってね? わたしで出来ることなら、協力するから」

梓「どちらかというと、今まで色々してもらったから、私は協力したんだけど……ね」


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:27:38.25 ID:PQO7H/akP


憂「ん?」

梓「うぅん、何でもない。何かあったら、その時はお願いするよ」

憂「うんっ」

梓「じゃぁ、そろそろ私達も寝ようか」

憂「そうだね」

梓「……おやすみ、憂」

憂「おやすみなさい、梓ちゃん」

梓「…………」

憂「…………」

純「くー……かー……むにゃ……」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:28:29.69 ID:PQO7H/akP


          ○ 憂の部屋(翌朝) ○

≪ぴぴぴぴっ ぴぴぴぴっ≫

憂「……ん……ん~っ」

梓「ふぁ~……なに~?」

純「くー……かー……」

憂「ぁふぅ……ごめ~ん。目覚まし、かけっぱなしだったみたい~」

梓「あぁ、そっか。でも、いいよ。休みだからって、ダラダラ寝るのも何だしね」

純「むにゃ……くー……かー……」

梓「……純、寝てるし」

憂「ふふっ 寝顔、可愛いよね~」

梓「それ、起きてる時に言えば?」

憂「む、難しい……」

梓「だよね」


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:28:56.75 ID:PQO7H/akP


純「ぁ……んんっ あふぅぁ~……なぁにぃ~? うるさいなぁ~」

梓「あ、起きた」

憂「純ちゃん。朝だよ?」

純「ふあぁぁ~……あさ?」

憂「うん。おはよう♪」

梓「年頃の女の子として、大口の欠伸ってどうなの?」

純「ん~……ん? 朝?」

憂「うん」

純「…………」

憂「?」

梓「どうしたの? まだ寝ぼけてる?」


58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:30:01.50 ID:PQO7H/akP


純「ふふっ♪」

憂「?」

梓「ど、どうしたの?」

純「ふっふっふっふっ♪」

憂「…………」

梓「…………」

純「にゃぁっ♪」

憂梓「え?」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・


59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:30:56.79 ID:PQO7H/akP


          ○ リビング ○

純「ご飯ーっ 早くご飯よこせだにゃーっ♪」

≪ぺしぺしぺしぺしっ≫

梓「ちょっ!? 叩かないでよっ!」

憂「純ちゃん。はい、ホットミルク」

純「うー……熱いっ!」

憂「え?」

純「もっと、丁度良い温度じゃなきゃイヤだにゃーっ!」

憂「え、えっと……ゴメンね」

純「ふぅ~、ってやって冷まして」

憂「え、え? あのっ そ、その……えと……」

純「やってくれなきゃイヤだにゃぁ~」

憂「う、うん……ふぅ~」

純「えへへ~。そうそう♪」


60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:31:50.67 ID:PQO7H/akP


梓「ちょっと、純っ 我侭言い過ぎっ!」

憂「あ、梓ちゃん、わたしは別に、その……こーいうのも……いい……かも……なんてごにょごにょ」

梓「…………」

純「……梓? それに、憂」

憂「な、なに?」

梓「何よ」

純「二人とも……まさかあたしが、やられっぱなしで終わるとは思ってないよね?」

憂「…………」

梓「…………」

純「昨日やられたお返しは、もちろんさせてもらうよ?」

梓「ちょっと待って……まさか……」

純「今日一日、二人はあたしの飼い主だからね? ちゃ~んと、世話しないと駄目だよ?」

梓「えぇ~……」

純「憂もいい?」

憂「う、うんっ」


61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:32:27.32 ID:PQO7H/akP


純「さぁ~って、どんなことしてもらおうかなぁ♪」

梓「いや、ちょっと待って……」

純「にゃぅ?」

梓「くっ」

純「にひひっ♪ ほらほら、梓はあたしの朝ご飯早く作って。あ、目玉焼きは半熟ね?」

梓「調子に乗るなっ!」

純「にゃぅ~……あっちのご主人様、怖いにゃぁ」

≪すりすり≫

憂「わ、わぁっ!? じゅ、純ちゃんっ!?」

純「こっちのご主人様は優しいにゃぁ~♪ ごろごろ」

憂「うぅ~」

純「憂の膝枕って、柔らかくて気持ちい~♪」

憂「そそそう……かな」

純「ちゃんとミルク冷ましてね?」

憂「う、うん……ふぅ~……ふぅ~……」


62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:33:25.53 ID:PQO7H/akP


梓「……正直、やってられない」

純「梓~? 焦がしちゃ駄目だからね~?」

梓「分かってるよっ!」

憂「あの……わたしがやろうか?」

純「憂は、あたしの世話をしないといけないんだから、こっちに居なきゃ駄目だよ」

憂「で、でも……」

梓「あ~……いいよ、憂。こっちは私が何とかするから、その我侭で気まぐれでくせっ毛な猫、よろしく」

純「くせっ毛は余計っ!」

梓「はいはい」

純「さっきだって、まとめるの大変だったのに……梓にはこの苦しみが分からないんだ……」

憂「ふぅ~……純ちゃん、どうかな? これくらいでいい?」

純「ん? どれどれ……うん、丁度いいよ♪」

憂「よかった♪」

梓「……我侭っぷりが、私と憂の比じゃないじゃん」

純「んくんく……はぁ~、美味しい~♪」


63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:33:59.00 ID:PQO7H/akP


憂「……ねぇ、純ちゃん?」

純「ん?」

憂「な、撫でても……いいかな。頭」

純「いいよ~」

憂「えと……」

≪なでなで≫

憂「どう?」

純「ん~っ 気持ちいい~♪」

梓「はぁ……」

憂「ねぇねぇ♪ もっと撫でてもいい?」

純「どんどん来なさーいっ」

≪なでなで≫

純「ちょっとくすぐったい♪」

憂「あはは♪」

梓「でもまぁ……これはこれで、良しとするかな」


64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/11(月) 19:34:57.36 ID:PQO7H/akP


憂「じゃぁ、これくらいかな? なでなで~♪」

純「にゃぅ~♪」

梓「……さて、さっさと朝食を作っちゃおっと♪」





憂「えへへ♪」

純「にゃぅ~♪」

梓「よっと♪」





          おしまい


66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県):2011/04/11(月) 20:11:50.65 ID:VTuglW5Bo


乙!可愛過ぎんだろ!


67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府):2011/04/12(火) 00:45:42.84 ID:FzxBMSjGo



ほのぼのするわニヤニヤしちゃうわ



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