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紬「プレゼント」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: けいおん!SS | 更新日: 2011/04/26 21:00
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:15:51.47 ID:MS+x1vWo0


紬「ねえみんな、今日ちょっとお買い物に付き合ってくれないかしら?」

3年目、新歓ライブ後の昼食時のこと

澪「え?急にどうしたんだ?ムギ」

紬「いや・・・その・・・練習も潰れちゃうしだめかしら」

律「全然だいじょーぶ。新歓ライブも終わったしみんなで行こうぜ」

澪「そうだな、ムギと買い物なんて久しぶりだし」

唯「うん!あずにゃんも呼ぶよ~」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:17:13.48 ID:MS+x1vWo0


紬「みんなありがとう!和ちゃんも一緒にどう?」

和「ごめんね、今日はどうしても片づけなきゃいけない仕事があって

  みんなで楽しんできてね」

紬「気にしないで、今度機会があったらいっしょに行きましょう」

和「ありがとう、ムギ」

そして放課後、唯律澪紬梓のけいおん部5人は商店街に向かった


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:18:22.83 ID:MS+x1vWo0


梓「それにしても珍しいですね、ムギ先輩が練習を休みにするなんて」

紬「梓ちゃん練習したかった?ごめんね、無理言っちゃって」

梓「! いっ、いえっ!たまにはこういう親睦の深めあいというか

  もっと仲良くするのは大事だと思います!楽しいですしっ!そのっ」アセッ

少しあわてる梓に、紬は

紬「ありがとう、梓ちゃん」ギュッ

梓「!?」

優しく抱擁した

紬「どう?落ち着いた?」

梓「はい、ありがとうございます。でも・・・///」

紬「?」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:20:41.36 ID:MS+x1vWo0


唯「あーいいなー 私も抱きつきたいよ~」

律「あっついね~お二人さん」ヒュー

澪「二人とも、道の真ん中だぞ///」

紬「えっ? っ~~//」バッ

紬は状況に気付くと勢いよく梓から離れた

商店街前の通りでありながら、幸い人通りは少なかったものの

道の真ん中で抱き合う二人はだいぶ周りからの視線を集めていた

梓「さ、さあ、商店街は目の前ですよ。日が暮れないうちに早く行きましょう!」ダッ

紬「そうね!早く買い物を終わらせて早く帰りましょう!」ダッ

唯「あ、まってよ~ あずにゃーん ムギちゃーん」

律「なかなか珍しいものが見れたな ほら澪、行くぞ」

澪「///」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:23:24.60 ID:MS+x1vWo0


その後、5人は近くのカフェで買い物について話し合うことにした

律「で、どうして急に買い物に行こうって言い出したんだ?

  別に休みの日とかでもよかったんだぞ」

紬「ごめんね、でも今日じゃないとだめなの」

澪「そうか それで何を買うんだ?」

紬「実はね、とある人にプレゼントがしたいの でも私一人じゃ何をあげていいかわからなくて

  それで、みんなにもどんなプレゼントがいいか選んでもらいたかったの」

律「プレゼントって・・・」

唯「もしかして・・・」

澪「かっ・・・///」

梓「彼氏ですか!?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:26:07.21 ID:MS+x1vWo0


紬「えっ! ち、違うわ!ただいつもお世話になってる人の誕生日みたいなもので・・・」

梓「そ、そうですか・・」ホッ

律「なんだ~?梓、今彼氏じゃなくてホッとしなかったか~?」

梓「!」

律「もしかして、さっきのでムギに惚れちゃったとか~?」

梓「違います!変な勘違いしないでください!」(ぐ、図星だ//)

紬「まあまあ、とりあえずみんなならどんなプレゼントをもらったら嬉しいか

  参考にしたいから一人ずつ教えてもらえないかしら?」

澪「別にいいけど、私たちので参考になるかわかんないぞ?」

紬「大丈夫、きっと参考になるわ♪ じゃあさっそく、唯ちゃんから教えてくれる?」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:28:39.58 ID:MS+x1vWo0


商店街、雑貨店

唯「やっぱり小物とかぬいぐるみとか貰ったら嬉しいかな」

梓「唯先輩らしいですね」

紬「そうね~ 唯ちゃんだったらどれがほしい?」

唯「う~ん そうだな~ あ!これかわいい!これがいいな!」

澪「おお!いいなそれ!」

律「え、かわいいか?」

梓「『ミニチキンぬいぐるみ』?そういえば大きいのが唯先輩の部屋にありましたね」

紬「じゃあとりあえずはそれね」

ぬいぐるみをレジに持っていく紬

律「え、ムギそれに決めるの?」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:30:29.81 ID:MS+x1vWo0


紬「いわゆるキープよ みんなのものをキープして後で選ぶの

  もし選ばれなかったら私の部屋に飾るわ」

律「なんだ、そういうことか」

梓(ムギ先輩の部屋にあのぬいぐるみ合うのかな?)

澪「お、クラッカーがあるな おーいムギせっかく祝うんだから

  クラッカーでも使って派手にやるってのはどうだ?」

紬「そうね、じゃあそれも買っていきましょうか」

唯「あれ?2つ買うの?」

紬「ええ」フフッ


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:32:43.66 ID:MS+x1vWo0


ぬいぐるみを購入し、5人は次の店へ向かう

ファッションショップ

澪「帽子とかどうだ?これから日差しも強くなるしいいんじゃないか」

紬「ふむ で、澪ちゃんならどれ?」

澪「私ならこれとかいい感じだと思うけど・・・」

紬「じゃあそれね」

唯「でもそれ女性用だけど・・・」

紬「いいのいいの さ、次のお店に行きましょう」

梓(?)


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:34:51.21 ID:MS+x1vWo0


CD、DVDショップ

律「何も思い浮かばなかったからとりあえず軽音部らしく音楽系で」

唯「りっちゃん、微妙な選択だね」

律「うるさいやい お、ムギこれなんかどうだ?今流行ってるバンドの新曲」

紬「そうね、それにしましょう」

梓「さっきからやけにパパっと決めますね」

紬「このあとまたキープの中から選ぶのよ?

  今グダグダ決めても日が暮れちゃうじゃない?」

梓「それもそうですね」

紬「ささっ、最後は梓ちゃんの番よ」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:37:07.29 ID:MS+x1vWo0


時計店

梓「まあプレゼントの定番は腕時計ですよね」

紬「定番なのかしら」

澪「さあ」

梓「あ、これとかいいんじゃないですか?

  なかなかオシャレで値段もそんなに張りませんよ」

紬「(値段はどうでもいいんだけど)なかなかね、それに決めましょう」

唯「これで買い物はおしまい?」

紬「ええ、みんなありがとう 最後にもう一度お茶してから帰らない?」

律「おお、いいな」

紬「それじゃあ・・・  !!」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:39:35.53 ID:MS+x1vWo0


みんなが店を後にしようとした時、紬の目にある一つの時計が入ってきた

紬「ちょっと待って、これを買ってから行くわ」

梓「え?別にかまいませんが、それもプレゼントに?

  だいぶ古そうな型ですし、正直もっと別の物の方が・・・」

紬「いいのいいの さ、行きましょう」

その後、5人はお茶をしてからそれぞれの家へ帰って行った


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:42:30.91 ID:MS+x1vWo0


その夜、琴吹家 紬の部屋の前

斎藤(珍しく紬お嬢様に呼び出されたが一体何の用だろうか?

   まさか、毎日学校に持っていくケーキをつまみ食いしたのがバレたか?

   いや、悩んでも仕方がない、か)

斎藤は意を決してドアをたたく

斎藤「斎藤です」コンコン

紬「どうぞ」

ドア「ガチャ」

斎藤「失礼します それで、大事な話というのは」

パーン!

斎藤「!」ビクッ


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:45:01.54 ID:MS+x1vWo0


紬「おめでとう!斎藤!」

斎藤「お嬢様、これは一体?」

紬「覚えてないの?斎藤 今日は素敵な日だというのに」

斎藤「今日は何かの記念日でしたか? 私の誕生日でもないし・・・」

紬「ふふっ、今日であなたが私の家に来てちょうど10年目でしょう?」

斎藤「え?もうそんなに・・・ それに、お嬢様、祝ってくれるんですか?」

紬「そう言ってるじゃない いままでたくさん迷惑もかけたけど、ありがとう

  これからもよろしくね! それと、はい、プレゼント」

紬は綺麗に包装された箱を斎藤に渡した

斎藤「・・・開けても?」

紬「ええ」

ガサガサ
斎藤「!これは!」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:47:32.74 ID:MS+x1vWo0


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今から9年前、紬はいつも車で送り迎えされていたが

今日は歩いて帰りたいと言うので、斎藤が護衛についていた

小学生紬「斎藤の時計、素敵ね」

斎藤「そうですか? そうだ、今日で私が琴吹家に来てちょうど1年ですね

   お嬢様や旦那様には感謝しきれません、ということで

   記念にこの時計をプレゼントします 大事にしてくださいね」

紬「いいの?」

斎藤「ええ」

斎藤は時計を腕から外し、ゆっくりと紬の手のひらの上に置いた

紬「わーい!斎藤ありがとう!」ニコニコ

斎藤「ふふっ」ニコニコ


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:50:05.62 ID:MS+x1vWo0


ブロロロロ・・・

斎藤「ん・・?」

紬と斎藤の場所に向かってトラックが突っ込んでくる

斎藤(あのトラック・・・!運転手が寝ている!)

斎藤「お嬢様、危ない!」

紬「えっ?きゃっ!」

斎藤は紬を抱きかかえるとその場を飛びのき、間一髪トラックを避けた

斎藤(ナンバーは覚えた あの運転手は放っておくとそのうち

   天然系の女子高生でも轢きそうだな あとで消しておくか)

斎藤「お嬢様、怪我はないですか?」

紬「うん、でっ、でもっ」

紬の指した先にはトラックに轢かれて壊れた時計があった


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:52:34.55 ID:MS+x1vWo0


紬「さいとう、がっ、せっかく・・・うっ・・くれたの、にっ」ウルウル

斎藤「いいんですよ お嬢様に怪我がなかった、それだけで」

紬「でもっ でもっ!」

斎藤「う~ん じゃあこうしましょう

   この後何か一つ、お嬢様の願いをかなえてあげます」

紬「時計も貰ったのに悪いよ・・・」

斎藤「ですので、かわりに時計は返してもらいます」

紬「え!でも時計は壊しちゃったし・・・」

斎藤「ええ、ですのでお嬢様が大人になった時に返してください

   それまでは、しっかりと預かっておくんですよ」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:55:11.64 ID:MS+x1vWo0


紬「わかった!あずかっておく!」

斎藤「ふふふ、さてお嬢様、願い事を一つ言ってください」

紬「じゃあ私、あっちに行ってみたい!」

紬はいつもは通らない、家へ向かう道とは違う道を指した

斎藤「え?それでいいんですか?」

紬「いつも車で同じ道ばっかりで、あっちの道に行ってみたかったの

  願い事、かなえてくれるよね?斎藤」

斎藤「まいったな 決まってる道を通らなかったのがバレると大変だ

   お嬢様、この事は、絶対に誰にも言わないでくださいね」

紬「うん!さあ、行きましょう 斎藤!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:57:45.48 ID:MS+x1vWo0


斎藤「これはあの時計・・・お嬢様、覚えていたのですか」

紬「ええ、あの約束がとっさについた適当な約束なのはわかってる

  私に忘れられても当然、その場の私をなだめる為だけの約束

  それでも、約束は絶対でしょ?お父様もいつも言ってるものね」

斎藤「大人になってからで良いって言いましたよ」

紬「何言ってるの 私もあと3カ月もしないで18歳よ

  バイトもしてお金の大切さを知った

  大切な友達に出会って、人間関係の大切さも知った

  もう十分大人よ」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:59:44.10 ID:MS+x1vWo0


斎藤「そうですね あの頃はあんなに小さかったのに、見違えるほどだ」

紬「ふふっ 斎藤、プレゼント、受け取ってもらえるわね?」

斎藤「ええ、あの時の時計、確かに返してもらいました」

紬「よろしい!でもあと一つ、斎藤に返してない物があるの」

斎藤「?まだ何かありましたっけ」

紬「斎藤、願い事を一つだけかなえてあげる

  これがもう一つのプレゼント、受け取ってくれる?」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:01:19.28 ID:MS+x1vWo0


斎藤「受け取ります!お嬢様の気持ち、無駄にはしません」

紬「よかった じゃあ、願い事を一つ言って」

斎藤「実は私、お嬢様に許してもらいたいことがあるのです」

紬「え?それでいいの?ふふっ、何でも許しちゃうわ」

斎藤「お嬢様が学校に持っていかれるケーキなのですが

   あまりにもおいしそうなので、たまにつまみ食いをしておりました」

紬「」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:03:26.51 ID:MS+x1vWo0


斎藤「はじめはちょこっとだけだったのですが、一度食べると・・・

   ってあれ?お嬢様?」

紬「学校でたま~にケーキが減ってるから

  唯ちゃんかりっちゃんが犯人だと思ってたんだけど

  まぁ~さか斎藤だったとはねぇ」ゴゴゴ

斎藤「あれ?何でも許してくれるんじゃあ・・・」

紬「さ~い~と~う~」ゴゴゴ

斎藤「そういえば旦那様に呼ばれてるんでした!それでは!」ダッ

紬「斎藤~!」



おわり


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:12:16.29 ID:MS+x1vWo0


翌日 放課後

紬「ちょっと先に部室に行ってるわ」

澪「ああ、私たちも終わったらすぐに行くよ」

律「なんでムギだけ掃除当番じゃないんだよ・・・」

唯「りっちゃん、ぐちぐち言ってないでさっさと掃除するよ」

律「くそー 何で唯に言われなきゃならんのだ」

澪「そういえば、昨日のプレゼントどうなったのかな?」

唯「あ、私も気になる~ 部室に着いたらムギちゃんに聞こう」

澪「そうだな」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:19:40.91 ID:MS+x1vWo0


律「ふー ようやく終わった~」

澪「じゃあ部室に行くか」

3人は部室に向かい、教室を後にした

階段に着いたところでちょうど梓と合流した

梓「あ、どうも先輩がた」

律「よー 梓、一緒に行こうぜ」

梓「はい あのー実は昨日のムギ先輩のプレゼントが気になるんですけど」

澪「ちょうど私たちも気になっていたんだ 部室に着いたらムギに聞こう」

梓「そうですね」

階段を上り、部室の前に着く

そしていつものように勢いよくドアを開けると

パーン!

唯律澪梓「「!!」」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:24:48.63 ID:MS+x1vWo0


紬「みんな!おめでとう!」

律「へ?」

澪「何が?」

梓「ですか?」

唯「?」

紬「ふふっ はい、プレゼント」

紬は4人にそれぞれ箱を配る

梓「これってもしかして・・・」

紬「まあまあ、とりあえず開けてみて」

4人は紬からもらった箱を開ける すると中には


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:28:20.76 ID:MS+x1vWo0


梓「やっぱり!」

澪「昨日私たちが選んだプレゼントだ!」

律「でもなんで?」

唯「どういうこと?ムギちゃん」

紬「言ったでしょう、プレゼントはお世話になっている人の

  誕生日みたいなものだって」

唯律澪梓「「?」」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:34:15.40 ID:MS+x1vWo0


紬「今日はね、私たち放課後ティータイムの誕生日なの!」

澪「?・・・そうか!」

律「一年前のこの日に・・・」

唯「あずにゃんが・・・」

梓「私が入部したんですね」

紬「そうなの、一年前の今日、この日に私たち5人が集まった

  5人で同じ道を歩き出した、その記念日」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:42:53.94 ID:MS+x1vWo0


唯「ムギちゃん、でも悪いよ」

澪「そうだよ いつもお茶やケーキを貰ってるのに」

律「ああ、私たちだけプレゼント貰っても」

梓「そうです!ムギ先輩には何も返せてないです!」

紬「ごめんね黙ってて、でも私もみんなから目に見えないけど

  素晴らしいものをたくさんもらったの だからそのお返しって考えて」

律「ムギ・・・」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:50:20.49 ID:MS+x1vWo0


唯「そうだ!今から私の家で誕生パーティーしない?」

澪「そうだな、このままじゃちょっとすっきりしないし」

律「モヤモヤはパーティーで盛り上がって忘れようぜ」

梓「楽しそうですね!やりましょう!

  ムギ先輩、今度からは私たちにもちゃんと言ってくださいね

  今度やったら許しませんよ!」

紬「みんな・・・でもパーティーやったら今日も練習できないよ?」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:56:19.29 ID:MS+x1vWo0


梓「いいんです!誕生日なんですよ!練習よりお祝いが大事です!」

律「お、梓も言うようになったな~」

唯「じゃあ憂に連絡するね」

澪「ムギ、パーティーやろうよ!」

紬「ええ、きっととっても楽しいパーティーになるわね!」

唯「あ、もしもし憂?これから私の家でパーティーやるんだけど」

その後、けいおん部は唯の家で一日中パーティーをした

夜は深まっていく、しかし、それに伴って5人の仲も深まっていった

さわ子「あれ?私、放課後ティータイムの名付け親なんだけど・・・」

 お し ま い


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:01:23.80 ID:9MeeJC110


乙乙!久しぶりに心がホッコリしたよ


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:17:20.21 ID:6m0i84IF0


素晴らしかった、紬は可愛い。


>>14の終わりから分岐して紬梓

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:37:07.29 ID:MS+x1vWo0


時計店

梓「まあプレゼントの定番は腕時計ですよね」

紬「定番なのかしら」

澪「さあ」

梓「あ、これとかいいんじゃないですか?

  なかなかオシャレで値段もそんなに張りませんよ」

紬「(値段はどうでもいいんだけど)なかなかね、それに決めましょう」

唯「これで買い物はおしまい?」

紬「ええ、みんなありがとう 最後にもう一度お茶してから帰らない?」

律「おお、いいな」

紬「それじゃあ・・・  !!」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:22:34.44 ID:MS+x1vWo0


紬(変な考えはよそう)

紬は邪念を払うように軽く頬を叩いた

梓「!!」

梓(か、かわいい!ムギ先輩かわいすぎ!

  さっき抱きつかれた時も気持ち良かったし

  私、やっぱりムギ先輩のことを・・・)ポワー

唯「あずにゃん、ボーっとしてどうしたの?」

梓「ハッ、な、なんでもないです! お茶飲みに行きましょう」

そのあと、5人はお茶をしてそれぞれ別れた

しかし、この日を境に梓と紬はお互いを意識し始めたのだった


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:27:11.63 ID:MS+x1vWo0


部室 練習中

紬(ああっ!梓ちゃん・・・あの小さな体がギターを弾くたび

  ツインテールがぴょこぴょこ、ゆらゆら動くのがとってもきゅーと!)

梓(ムギ先輩っ 演奏中は後ろを向けないので見えませんが

  キーボードを捌く指、きっとすごい綺麗でなめらかなんだろうなぁ

  キーボードから流れてくる音で容易に想像できるよぉ)


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:33:18.89 ID:MS+x1vWo0


ティータイム中

紬(つぶらな瞳もかわいいわぁ ずっと見ていたい

  素敵過ぎて顔もほころんじゃうわ・・・  !

  あぶない、目が合っちゃった

  気づかれないようにみんなにも笑顔を向けないと)ニコニコ

梓(ムギ先輩のお茶はおいしいなぁ この味はどの店でも出せないよ)

そして梓はティーカップから目を離し、紬を見る

梓(あっ!ムギ先輩が私を見て笑ってる///

  ・・・なんだ、私だけじゃなくてみんなを見てたのか

  あんな笑顔を向けられたら私だけを見てると勘違いしちゃうよぉ)


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:41:34.90 ID:MS+x1vWo0


その後、数日たってもお互いの気持ちは収まらない

むしろどんどん膨れ上がっていくのだった

梓「はぁ・・・」(好きなのに気持ちを伝えられないのって辛いよ

  告白でもしたいけど、もしフられたらもうこの関係には戻れないかも

  もう目を見るだけでも意識しちゃうのに・・・)

紬(梓ちゃんここのところ溜息ばっかり、それに誰かを見ては顔を赤らめる

  部員の誰かにおそらく恋をしてると思うんだけど、誰かしら?

  いつも仲良くやってる唯ちゃんかしら 美人で素敵な澪ちゃんかしら

  面白くてムードメーカーなりっちゃんかしら 私・・・はないよね

  ほかの3人に比べれば魅力なんて薄いし)


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:49:16.32 ID:MS+x1vWo0


数日間、ずっとこの状態だった

しかし、ある日の練習終了後、ついにこの均衡が崩れるのだった

梓(もういいや、ダメもとで告白しちゃおう 今まですごしてきて

  ムギ先輩は優しい人だと分かった もし告白が失敗でも同じ部員として

  関係が崩れることはないはず!・・・たぶん・・・きっと)

梓(でも告白なんてしたことないし、誰か先輩からアドバイスでも貰おう

  唯先輩は、たぶんいいアドバイスはくれないだろうから却下

  律先輩は、いざというときには真面目だけど、恋愛経験なさそうだからパス

  となると澪先輩かな 恋愛的な歌詞を書くし、これは期待できる!)


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:56:31.25 ID:MS+x1vWo0


律「さて、んじゃそろそろ帰るか」

梓「あ、すいません 澪先輩、話があるのでちょっと残ってもらえますか?」

澪「え?ああ、大丈夫だぞ梓」

紬(!! もしかして告白!?やっぱり澪ちゃんだったのね

  片思いはこれでおしまいね これからは梓ちゃんの幸せを祈りましょう)

みんなが家に帰り、部室には澪と梓だけが残った

澪「で、話ってなんだ?何でも言ってみろ」

梓「あの・・実は好きな人が出来てしまって、どう告白するかアドバイスください!」

澪「ムギか?」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:02:41.52 ID:vW5TxQ5V0


梓「どうしてわかったんですか!?」

澪「やっぱりな、ときどきムギの方を見て顔を赤らめてる気がしてたんだ

  それにたとえば唯だったらいつも向こうから好意を寄せられてるし

  告白に悩む必要はないだろ?」

梓「流石澪先輩です では、さっそくアドバイスを!」

澪「ふふふ、ズバリ、花!だな」

梓「花!ですか」

澪「ああ、私の勘だとおそらくムギも梓のことが好きだ」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:12:47.87 ID:vW5TxQ5V0


梓「え!!!本当ですか!!!」

澪「あくまでも私の勘だ、当てにはしすぎるなよ」

梓「はい!それで花というのは?」

澪「おそらくムギも梓のことが好きならば、花束でもプレゼントして

  情熱的に告白すればそれでいい それでイチコロさ」

梓「ありがとうございます!澪先輩!プレゼント作戦ですか 

  ふふっ でも今日はもう遅いので告白は明日にします

  それで、せっかくなので部室で告白したいので、律先輩と唯先輩

  それとムギ先輩をなんとか理想的な感じにしてもらえますか?」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:20:27.51 ID:vW5TxQ5V0


澪「理想的っていうのも難しいが・・・できる限りのことはやるよ

  梓、明日、がんばれよ」

梓「はい、澪先輩、この恩はいつか必ず返します!」

澪「まずは成功してから、な」

そう言って二人は部室を後にした

深夜

紬「梓ちゃん・・・幸せにね」グスン

梓「明日、ついに告白するんだ!」ドキドキ

二人とも眠れない運命の前夜だった


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:26:07.40 ID:vW5TxQ5V0


翌朝

梓「いってきまーす!」

梓はいつもより早くに家を出た、もちろん花を買うためだ

通学路を少々離れたところにある花屋、梓はそこで花を買うことにした

梓「花屋さん、告白するのに一番いい花を頼みます!」

少々値は張るが、なかなかの花にご満悦のまま梓は学校に着いた

一輪の花ならともかく花束となると隠すのも難しい

そこでけいおん部の倉庫にしまい、準備は万端、後は放課後を待つだけ

授業中も休み時間も、ずっと梓はにやけていた

純「梓・・・なんか変だよ」

憂「梓ちゃん、大丈夫?」

梓「うんうん、全然!大丈夫!だから!!」ニコニコ


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:31:17.71 ID:vW5TxQ5V0


一方の紬も一日中おかしかった

紬「」ニコニコ

唯「ムギちゃんなんか変だよ?どうかした?」

紬「ううん 別に」ニコニコ

澪(ニコニコしながらずっとこっちを見てる・・・

  おそらく昨日梓と残ったのが告白されたと勘違いしてるんだろう

  それにニコニコしてるけど少しだけさびしげな顔は間違いない

  100%梓のことが好きだな ここは私の立ち回りが重要だな)


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:37:42.29 ID:vW5TxQ5V0


放課後

澪「律、唯、ちょっと用事があるから一緒に来てくれるか?」

紬「私は?」

澪「すまんムギ、先に部室に行っててくれ

  ほら、律、唯、行くぞ」

律「一体何の用だよ~ 早めに頼むぞ」テクテク

唯「なにかな?」テクテク

紬「・・・部室に行こう」


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:43:34.51 ID:vW5TxQ5V0




紬「あ、こんにちは梓ちゃん・・・」

梓「どうもムギ先輩、こんにちは」ドキドキ

少しだけ空気が重くなる

紬も梓も話すタイミングを見計らっている

紬梓「「あのっ・・・」」

  「「あっ」」

紬「梓ちゃんからどうぞ」

梓「いえ、ムギ先輩から」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:50:38.73 ID:vW5TxQ5V0


紬「そう、じゃあ・・・

  梓ちゃん好きな人がいるでしょ?」

梓「・・・・・・ええ」

紬「どんな人?」

梓「優しくって、綺麗で、いつもみんなのことを気にかけてくれて

  そんな素敵な人だから、私、大好きになっちゃって」

紬「そうなの・・・」(やっぱり澪ちゃん・・・)

梓「なので、返事を聞かせてください!大好きです!ムギ先輩!!」

紬「えっ!」(うそっ!)


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:56:57.42 ID:vW5TxQ5V0


紬「ちょっとまって!昨日澪ちゃんに告白したんじゃないの?」

梓「あれはムギ先輩への告白のアドバイスを貰ってたんです

  ほら、この花束だってムギ先輩のために用意したんですよ」バッ

紬「!ほんとに?本当に私でいいの!?」

梓「はい、それで、返事を聞かせてください」ドキドキ

紬「・・・」ドキドキ

紬「わたしも、梓ちゃんが、大好きです!付き合ってください!」

梓「もちろん!」ガバッ

紬「!!!」

梓が勢いよく紬に抱きついた


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:02:37.47 ID:vW5TxQ5V0


梓「覚えてますか?みんなでプレゼント買いに行った日のこと」

紬「ええ、覚えてるわ 私が梓ちゃんに抱きついたのよね」

梓「はい、その日から私、先輩のことを意識し始めて///」

紬「実は私もなの 私たち、案外お似合いなのかもね///」

ガタッ

紬梓「!!」

律(おい唯、音立てるなよ)

唯(ごめんねりっちゃん)

澪(あ、ばれちゃったみたい)

紬「みんな!」

梓「先輩!」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:08:30.41 ID:vW5TxQ5V0


唯「あはは、おめでとうあずにゃん!ムギちゃん!」

律「なかなか情熱的な告白だったぞ、梓~」

梓「なんでこっそり見てたんですか!」

律「いや~澪がおもしろいものが見れるって言うからさ」

紬「澪ちゃん・・・」

澪「ごめんな でも上手くいったし、許してくれ」

梓「しょうがないですね 今回だけですよ」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:13:22.00 ID:vW5TxQ5V0


唯「それじゃあ改めて、おめでとう二人とも!」

律「ソレデハ、チカイノキッスヲ」

澪「おいおい」

梓「・・・」ジー

紬「・・・」ジー

唯「あれ?二人とも見つめあってるけど」

律「この雰囲気はもしかして」

紬梓「っ」チュッ

澪「ああっ///」


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:21:11.25 ID:vW5TxQ5V0


律「まさか本当にするとは///」

唯「実際に目の当たりにするとすごいね///」

梓「ん~っ!ぷはっ はぁ ムギ先輩、とってもよかったです」

紬「私もよ、梓ちゃん ふふっ」

唯「すごいね!アツアツカップルの誕生だよ」

律「そうだ!梓、せっかく花束を持ってるんだし、ブーケトスしよう!」

澪「結婚式じゃないんだぞ」

梓「いいじゃないですか、誓いのキスも結婚式ですし」

紬「せっかくだし、窓から投げない?」

梓「そうしましょう」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:26:57.16 ID:vW5TxQ5V0


澪「よし、じゃあ二人とも窓に背を向けて」

紬梓「「せーのっ」」

窓から弧を描いて飛んでいく花束

それはだれかがキャッチするのか、しないのか

二人の未来はどうなるのかはわからない

それでも、お互いを思い続け、周りで支えてくれる人がいる限り

恋人同士の幸せは約束されているのかもしれない

告白編 完



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