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マミ「あのとき、死ねればよかったのに」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: まどかマギカSS | 更新日: 2011/05/06 22:00
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:31:14.10 ID:CP1ZuboS0


 
 『助けて――――――』






ガバッ




マミ「夢オチ……?」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:32:14.55 ID:CP1ZuboS0


―――――

ガヤガヤ、ガヤガヤ

マミ「……ふう」

タタタッ

「おはようございますっ、マミさん!」

「おはよーです、マミさん、今日も素敵ぃ!」

マミ「あなたたち……おはよう、朝から元気ねえ?」

まどか「へへ、私はまだ眠いんですけど……」

さやか「朝は元気に行かなきゃねって!」

マミ「羨ましいわ、その元気を分けてもらいたいくらい」

まどか「マミさんもしかして低血圧?」

マミ「そういうとこかしらね……」フアッ

さやか「おぉ、マミさんの欠伸姿!」

マミ「も、もう、そんなジロジロみないで」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:32:38.10 ID:CP1ZuboS0


さやか「いや、後で転校生に自慢してやろうと思って」

マミ「何の自慢よまったくもう……」

まどか「きっとほむらちゃん、羨ましそうな顔をすると思いますよー」

マミ「どうかしらね」

さやか「だって、どう見たってマミさん大好きじゃないですか、転校生!」

マミ「……あれは違うと思うんだけど」

まどか「きっと照れ隠しですよ照れ隠し!」

マミ「私には普通に殺気しか感じられないの。あれが愛情だとはとてもとても……」

さやか「自信持ってくださいって!」

マミ「いや、一体なんの自信……」

トトト

さやか「あ、ほらきたきた!」

まどか「ほむらちゃーん!」

ほむら「……」ホムッ


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:33:16.90 ID:CP1ZuboS0


マミ「……おはよう、暁美さん?」

ほむら「……」ジロッ

マミ「(う……)」

ほむら「鹿目まどか、美樹さやか。早く行かなきゃ遅刻するわよ」

トトト...

さやか「ちょ……!行っちゃったし」

まどか「あはは……照れ屋さんなのかなあ」

マミ「どう見たって違うでしょ。別に私に気を遣わなくっていいわよ」

さやか「……そ、そんなことは」

マミ「大丈夫よ、人に嫌われることなんて慣れっこなんだから。ただ、暁美さんは見に覚えがないだけ落ち込むけど」

まどか「きっといつか仲良くなれますよ!」マドマド

マミ「――向こうがそう思ってくれればね」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:33:36.79 ID:CP1ZuboS0


まどか「……あ、はは」

マミ「ほら、行かなくていいの?今日二年生は早めに登校って聞いたけど」

さやか「あっ、そうだった!」

まどか「忘れてた!だからほむらちゃんもあんなこと言ってたんだ!」

マミ「いっそげー!」

まどか「うわあ!」

さやか「それじゃ、マミさん!また後で!」

マミ「えぇ」

たたたたたっ...

マミ「……ふう」

マミ「毎朝毎朝、肩凝っちゃうわ、ほんと」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:34:13.14 ID:CP1ZuboS0




まどか「ねえ、ほむらちゃん?」

ほむら「なに、まどか」

キュッ、キュッ...

まどか「えっと……」

ほむら「前。ちゃんと見ておかなきゃ滑るわよ」

まどか「えっ……!わっ!」

つるっ
どて...

まどか「い、たたたた……どうして私たちがプール掃除なんか……」

ほむら「大丈夫?」ホムッ

まどか「あ、ありがと……三年生は受験だし一年生はまだ早いもんね……」

ほむら「それで?」

まどか「あ……ほむらちゃんは、さ。どうしてその、マミさんと、仲良くしたがらないのかなっていうか」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:34:34.89 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……」

キュッ、キュッ、

まどか「マミさん、きっとほむらちゃんとも仲良くしたいって思ってるよ?」

ほむら「……魔法少女だから」

まどか「……同じ、魔法少女だからって仲良くできないの?」

ほむら「えぇ」

まどか「そ、そんなのおかしいよ!」

つるっ

まどか「わ、わわわ!」

どってーん

まどか「うぅ……」

ほむら「……」

ほむら「巴マミと仲良くしたところで運命は変わらないから」

まどか「……え?」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:35:06.42 ID:CP1ZuboS0


ほむら「手、貸して」

まどか「あ……」

グイッ

ほむら「プール掃除、ちゃんとしなきゃ居残りさせられるわよ」

まどか「……うん」

まどか「けど」

――――― ――

マミ「……ふう」

ざわざわ

「見てー、二年生掃除してる!」
 「私たちも去年やったっけー?懐かしー」
  「三回転んだら居残りだったよね!あ、あの子転んだよ!うわ、また!」

マミ「……大変そうねえ」

マミ「(って、転んでるの鹿目さん!)」

マミ「(……の横にいるのは暁美さんね。……相変わらず身のこなしも優雅ですこと)」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:35:59.62 ID:CP1ZuboS0


マミ「……」

『きっといつか仲良くなれますよ!』

マミ「(無理よ。だって暁美さん――鹿目さんしか見えてないんだもの)」

「うわあ、また転んだ!」
 「とうとう三回目!居残り決定だ、可哀そうー」

マミ「えっ」バッ

ガヤガヤ

マミ「……あちゃー」

マミ「(今日は放課後、約束してたんだけどなあ)」

ほむら「             」スッ

マミ「……」

マミ「(ふーん。鹿目さんには素直に手も出すわけだ。私には絶対向かない手……)」

マミ「(……羨ましいわけじゃないけれど。ちょっと悔しいと思ってしまうのは不思議よね……)」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:42:48.40 ID:CP1ZuboS0



放課後

さやか「あっ、マミさん!」

たたたっ

マミ「美樹さん」

さやか「今日、プール掃除でまどか居残りさせられることになっちゃって」

マミ「えぇ、見てたわ」クスッ

さやか「じ、実はあたしもなんだけど……」

マミ「えっ!?」

さやか「ほんっとすいませんマミさん!」パシンッ

マミ「構わないけれど……どうしようか?待っておいたほうがいい?」

さやか「あ、いや……」

マミ「私、急ぎじゃないから」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:43:54.84 ID:CP1ZuboS0


さやか「なら……待っててもらっていいですか?」

マミ「えぇ、じゃあ教室にいるから」

さやか「お願いしますっ」ペコッ

タタタッ

マミ「ほんと元気ねえ……」

マミ「(……確か居残りって五時までだったかしら)」

チチチ...

マミ「(あと一時間はあるわね……とりあえず教室に戻って、)」

マミ「!」

ほむら「……」スッ

ホムホムホ...

マミ「待って」パシッ


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:45:21.56 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……」

マミ「(しまった、つい反射的に……)」

ほむら「何の用?ここは学校よ」

マミ「……血なまぐさい場所でしかあなたに話しかけちゃだめなの?」

ほむら「出来ればどこでも話しかけないでほしいんだけど」

マミ「……」

ほむら「……まどかに何か言ったの?」

マミ「え?」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:45:45.86 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……そんなはず、ないわよね」

マミ「……話が見えないわ」

ほむら「まどかが、どうしてあなたと私は仲良くなれないのって」

マミ「……えぇ」

ほむら「あの子は優しいから――」

マミ「……あなたは随分と優しくないみたいだけど」

ほむら「えぇ、そうね。私はいらないものは切り捨てる」

マミ「私はいらないものになるわけね?」

ほむら「そうよ」

マミ「……っ」

ほむら「魔法少女なんて、そんなものでしょ」

マミ「(ひどくむかむかするわ……、どうしてかしら、泣き出したいくらい……)」グッ

ほむら「っ……巴マミ。手、離し」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:46:42.85 ID:CP1ZuboS0


体育教師「おーい、そこの二人!残ってるんなら手伝いなさい!」




マミ・ほむら「」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:47:30.43 ID:CP1ZuboS0


―――――
 ―――――

マミ「……」

ほむら「……」ホムウ

マミ「どうしてこんなこと……」

ほむら「それはこっちの台詞よ」

マミ「バケツ……まだこんなにいっぱいあるんだけど」

ほむら「変なところで設備のない学校なのね……バケツ運んでプールに水入れるなんて」

マミ「残念だったわね、鹿目さんと一緒に居残りできなくて」

ほむら「」

ほむら「……そうね」

マミ「……」ム、


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 17:52:41.29 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……あのときあなたが呼び止めなければこんなことしなくて済んだのに」

マミ「大袈裟な溜息つかないでくれない?」

ほむら「……」

ジャーッ
ジャボジャボ

ほむら「……」ホムウ、

マミ「腕。まくらなきゃ濡れるわよ」

ほむら「……わかってるわ」

マミ「そ。なら言わなきゃ良かったわ」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:00:01.31 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……えぇ」

マミ「けど、まだプールの中に鹿目さんたちがいるのにどうして私たちが運ばなきゃいけないのかしら」

ほむら「まどかたちは今プール周辺の草むしりでもさせられてるんじゃないの」

マミ「え?そうなの?」

ほむら「大方中の掃除は終わっているはずだから。去年あなたもやったんじゃないの?」

マミ「えぇ、やったけど……居残りなんてさせられてないもの」

ほむら「居残りさせられなくて当たり前、みたいな言い方ね」

マミ「それはね。実際今させられてはいるんだけど。どこかの誰かさんのせいで」

ほむら「そもそもの元凶は巴マミよ」

マミ「……」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:03:17.06 ID:CP1ZuboS0


ほむら「さすがのあなたも言い返せないのね」

マミ「……どういう意味よ」

ほむら「そのままの意味だけど」

マミ「……あなたといると調子狂うわ」

ほむら「それはこっちの台詞よ」

ジャー
ジャボジャボ

マミ「(……どうして突然こんなことになっちゃうのかしら。……話したかったわけでもないのに)」

マミ「(――案外よく喋る性格みたいだけど)」チラッ

ほむら「何か」キュッ

マミ「……いいえ、何でもないわ」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:06:06.26 ID:CP1ZuboS0


ほむら「さっさと運んで終わらせましょう」

マミ「……そうね」

ほむら「あと」

マミ「なに」

ほむら「水。そんなに入れて持って行けるの?」

マミ「……」

キュッ

マミ「――無理ね」

ほむら「そんなにキッパリ言うんなら最初から入れないでくれない?水を捨てる時間が勿体無いから」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 18:14:05.01 ID:CP1ZuboS0


マミ「……」

ほむら「……?」

マミ「意外ね」

ほむら「何が」

マミ「……その言い方。まるで私を待っててくれるみたいな言い方じゃない」

ほむら「……仕方ないでしょ。一人ずつばらばらで言ったら仕事量が平等にならないから」

マミ「ふーん……そう。……そうね」

ほむら「えぇ、そうよ。だからさっさと持てる分を持って」

マミ「……三つも持つの?頭に乗せるって……」

ほむら「これくらい余裕よ」ホムッ

マミ「そ、そう……」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:30:27.13 ID:CP1ZuboS0


マミ「(……いつかきっと仲良くなれるって、鹿目さん、言ってたけど……)」

『私はいらないものは切り捨てる』
 『魔法少女なんて、そんなものでしょ』

ほむら「……巴マミ?」

マミ「え?」

ほむら「……行くわよ」

ホムホムホム...

マミ「え、えぇ、そうね」

マミ「(……一人で変なことを思い出して沈んだ気持ちになるなんて、バカみたいよね)」

マミ「仲良くなれたらいいなって、ね」

ほむら「……」ホムッ

ピタッ

マミ「なんとなく、そう思っただけよ」

トトトッ

ほむら「……」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:38:47.53 ID:CP1ZuboS0


マミ「重いんだから早く」

ほむら「……私はそんなこと、思ったことなんて一度もないわ」

マミ「そ」

ほむら「それに、のろのろしてるのはあなたの所為でしょ」

バッ

マミ「……」

マミ「――それもそうね」

――――― ――

ほむら「……」ハア、ハア

マミ「……」

ほむら「……」ゼイ、ゼイ

マミ「……無理に三つも持って走るから」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:42:21.00 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……無理にじゃないわ。久しぶりに走ったから少し疲れただけよ」

マミ「そんなに顔を真っ赤にしちゃって」

ほむら「……っ」

マミ「少し休んで行きましょうか、水……全然貯まらないけど」

ほむら「……」

ほむら「時間」

マミ「今更気にしたって、結局そんなに変わらないわよ。鹿目さんたちの鞄もまだ
   プールサイドに置いたままよ?ここにいれば会えるかもしれないじゃない」

ほむら「……」

ほむら「まどかが来るなら」

マミ「……えぇ」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 19:51:34.24 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……」

マミ「……」

チャポチャポ、

マミ「向こうでバケツに水、入れたままだけど。こんなに時間かかってちゃ綺麗な水じゃなくなるわよね」

ほむら「……意味、ない気がしてきたわ。こんなことする」

マミ「同感ね。いっそこのまま帰りたい気分だわ」

ほむら「そうね」

マミ「……」

マミ「(楽に息が出来ることが不思議……。いつも近くにいるだけで苦しくなるのに)」

ほむら「……」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:00:28.36 ID:CP1ZuboS0


マミ「……暁美さんは」

ほむら「……」ホムッ

マミ「魔法少女、どんな願い事をして、戦ってるの」

マミ「(あの言動も、考え方も、……その目だって。どうしてそんなふうになっちゃったのか、わからないわ)」

ほむら「……」ピクッ

マミ「!」

マミ「(あ……この目だ。この目が私は、苦手で……苦しくなってくる)」

ほむら「……そろそろ休憩は終わりにしましょ」

ストッ

マミ「あ……」

マミ「……そうね」




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:05:11.30 ID:CP1ZuboS0


―――――
 ―――――
  ―――――

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「……」

どすっ

マミ「……これで、何往復目よ」

ほむら「少なくとも数時間は同じ作業を繰り返してるでしょうね」

マミ「先生、まだ呼びに来てくれないのかしら……」

ほむら「まどかたちもまだみたいだから……」

マミ「プールにはだいぶ水、張ったわね」

マミ「(ずっとぎくしゃくしたままだけど……)」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:45:11.31 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……えぇ」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「さっきの」

マミ「……え?」

ほむら「魔法少女になった理由」

マミ「あ……別に無理して」

ほむら「時間軸に捉われないから」

マミ「……え?」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:49:29.79 ID:CP1ZuboS0


ほむら「私の願いは言えない。けど、私はこの時間軸の人間じゃないから」

マミ「……暁美さん?」

ほむら「……何度も、何度も、それこそ数え切れないくらいに」

マミ「……」

ほむら「あなたや、みんなが死ぬところを見てきた」

マミ「……それって」

ほむら「いくら私一人が頑張ったって全部無駄、皆結局はいなくなってしまう」

チャポ、

ほむら「信じなくてもいい、信じられないのだって当たり前よ。それでいい」

ほむら「けど……あなたとは、だから仲良く出来なかった」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:53:10.59 ID:CP1ZuboS0


マミ「……」

ほむら「……」

マミ「なら、私はあのとき死ねればよかったのかしら」

ほむら「……え?」

マミ「私がキュゥべえと契約したとき。『助けて』なんて、願わなきゃ良かった。そうじゃない?」

ほむら「……どうして」

マミ「……正直、あなたが言ってること、よくわからないわ。だけど。要するに、私が魔法少女にならずに
   あそこで死んでしまっていたら――少なくとも、あなたはまだそんな目、しなかったかも知れないじゃない」

ほむら「……」

マミ「だから」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 20:58:18.91 ID:CP1ZuboS0


ほむら「……そんなこと、ないわ」

マミ「……」

ほむら「……そんなことない」

マミ「……本当に?」

ほむら「……だって、それでも……結局どの世界でも私はあなたに助けられてきた」

マミ「……違う世界の私はきっと素敵なんでしょうね」

ほむら「……今だってそうよ」

マミ「……そんなこと言うなんて珍しいのね」

ほむら「……嘘じゃないわ、全部本当のこと。今だって……結局は私は誰かに頼って、
    あなたが、近くにいて、だからまだ……」

ほむら「(――絶望しないでいられる)」

マミ「……」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:04:26.26 ID:CP1ZuboS0


マミ「……なら、それでいいじゃない」

ほむら「……巴マミ」

マミ「あなたに嫌われてるわけでもないなら私はやっぱり……あなたと友達になりたいわ」

ほむら「……っ」

マミ「今だけでもいい、私の勝手なのかも知れないけど」

ほむら「……」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:06:49.90 ID:CP1ZuboS0


マミ「あのとき、私が魔法少女になって――死なないでよかったって、少しでも思ってくれるなら」

ほむら「……えぇ」

マミ「……あなたと、仲良くなりたいわ」

ほむら「……」

トトト、

まどか「あれ!プールに水が溜まってる!」

さやか「ほんとだー。って、あれ?転校生とマミさん!」

マミ「やっと来たわね、二人とも」

ほむら「……少しずつ、それでいいなら」ボソッ

マミ「――そうね、少しずつ。それでいいじゃない」

おしまい


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:09:05.69 ID:oJg3r/U30


乙マミ


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 21:25:26.69 ID:muxoEWdP0


おつ



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