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まどか「ひっく! ひっく! しゃっくり止まらない……」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (1) | カテゴリ: まどかマギカSS | 更新日: 2011/06/01 22:30
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:36:38.85 ID:WB1EFmgj0


まどか「ひっく!」

まどか(どうしよう、今ので85回目のしゃっくりだよ……)

まどか(あと15回しゃっくりしちゃったら……)

『知ってるまどか? しゃっくり100回すると死んじゃうんだよー!』

まどか(今日学校でさやかちゃんが言ってたことが本当なら)

まどか(私の命は……)

まどか「やだよぉ、死にたくない……」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:39:39.02 ID:7heKdiXi0


かわいい


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:42:07.61 ID:WB1EFmgj0


まどか「ひっく!」

まどか(あ、あああぁ……)

まどか(またしゃっくりが……、あと14回だ)

まどか(どっ、どうすればしゃっくり止まるんだろう……)

まどか(……そういえば、この前仁美ちゃんが)

『しゃっくりをした時は水を一気飲みすれば治ると聞いたことがありますわ』

まどか(とかなんとか言ってたような)

まどか(試してみよう……)

まどか「ひっく!」

まどか(あと13回……)


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:42:31.16 ID:8G0O2GOV0


あら?かわいい


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:44:20.36 ID:WB1EFmgj0


まどか(よ、よーし!)

まどか(マグカップ一杯のお水!)

まどか(これを一気に飲めば)

まどか「ごく、ごく、ご……ひっく!?」

まどか「けほっ、けほけほ!」

まどか「ううん! うん! ううううん!」

まどか「はあっ、はあ、はあ……」

まどか(しゃっくりが邪魔してむせちゃった……)

まどか(あと12回だ……)


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:51:12.76 ID:WB1EFmgj0


まどか(変なとこにお水が入っちゃって気持ち悪い……)

まどか(お水の一気飲みは諦めよう……)

まどか(でもこれが無理となると、どうやってしゃっくりを止めれば……)

まどか「ひっく!」

まどか(まずいよ、ペースが全然納まらない……)

まどか(……そういえば、前にマミさんが)

『しゃっくはびっくりすれば止まるってよく言うわよね』

まどか(そんなことを言っていたような……)

まどか(よーし、びっくりしよう……!)

まどか(……)

まどか(どうすればびっくりできるのかな?)


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:56:10.02 ID:WB1EFmgj0


まどか「そうだ!」

まどか「きゅうべぇ! きゅーうべぇー!」

QB「何か用かい?」

まどか「契約するから私をびっくりさせて!」

QB「……? どうしてそんなことを頼むんだい?」

まどか「私びっくりしないと死んじゃうの……」

QB「??」

まどか「だからお願い。びっくりさせて」

QB「よく意味が分からないけれど、君に死なれるのは大きな痛手だ。
    分かった、なんとか驚かせてみせよう」

まどか「ありがひっく!」

まどか(9回目……)


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:06:10.31 ID:WB1EFmgj0


QB(しかし驚かすといっても、感情の希薄な僕にはその手の頼みは苦手分野)

QB(どうすれば彼女を確実にびっくりさせられるのだろう)

まどか「きゅうべぇ、はやく……」

QB「ああ。ごめんまどか、すぐに驚かせるからね」

まどか「うん。お願いね?」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:09:20.02 ID:WB1EFmgj0


QB(人間が驚きを覚えるのはどういう瞬間か)

まどか「ひっく!」

QB(ズバリ、予想外の事態に直面した時、というのが僕の考える答えだ)

QB(長年の経験を総合して考えるとこれしかない)

まどか(きゅうべぇ遅い……)

まどか(もう別の人にお願いしよう……)

QB(つまりまどかが予想だにしないような現象を叩きつければ、
    彼女に驚きという感情を与えることができる筈)

QB(そうと決まれば……、よし! 僕のスペアの身体をここに持ってこよう!)

QB(僕が突然二匹に増えたりなんかしたら、まどかはとても驚くに違いない!)

QB「まどか。あともうほんの少しだけ待って―――」

QB「……って、あれ? いない?」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:22:00.39 ID:WB1EFmgj0


――――


まどか「ひっく!」

まどか(大変だ、もうあと8回で100だよ……)

まどか(勢いで飛び出しちゃったけど誰に頼ろう……)

杏子(……ん?)

杏子(あいつは確か……)

杏子「よお!」

まどか「あ」

杏子「さやかのダチであってるよな?」

まどか「うん。私、鹿目まどか」

杏子「あたしは佐倉杏子」

まどか「……」

杏子「って、おい! なんでそんなにあたしから距離置いてんだよ!?」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:26:49.48 ID:WB1EFmgj0


まどか「だって杏子ちゃん、さやかちゃんのこといじめてたから……」

杏子「あれはいじめというかなんというか……。ああもうっ!
     あたしだって何も理由なしに暴力をふるいはしないよ!」

まどか「本当に? 私やさやかちゃんのこと、もういじめたりしない?」

杏子「しないしない!」

まどか「よかった……」

杏子(つーかどうしてあたしは、わざわざこんなボンクラのご機嫌取りをしてるんだか……)

まどか「ひっく!」

杏子「ん? 今のは……、アンタまさかしゃっくりなのか!?」

まどか「うん……。止まらなくて困ってるんだ……」

杏子「そいつは難儀だね。ちなみに何回目なの?」

まどか「さっきので93回だよ……」

杏子「93!? おいおい、そいつは洒落になんないぞ!」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:37:16.74 ID:WB1EFmgj0


まどか「うんまいぼうあげるから助けて杏子ちゃん……」

杏子「よしきた! 実はな、しゃっくりを止めるいい方法があるんだ!」

まどか「お水は飲めないよ……」

杏子「違う違う、水なんか必要ない方法だよ」

まどか「ひっく」

杏子「あ。今ので94回か……」

まどか「うん……」

杏子「早く止めないとね」

まどか「うん……」

杏子「とりあえず話を戻すぞ。しゃっくりってのは、
     よく分かんないけど筋肉の痙攣らしくて……。
     えっと、それで横隔膜がどうこうで……」

まどか「??」

杏子「とにかく! 息を止めればしゃっくりが止まるらしい!」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:41:39.66 ID:WB1EFmgj0


まどか「杏子ちゃん物知りだね。私、こんなお姉ちゃんが欲しかったな」

杏子(お、おお、お姉ちゃん!?)

まどか「それで、どのぐらい息を止めればいいの?」

杏子「さあ? たくさんじゃない?」

まどか「そっか……。じゃあたくさん息を止めてみる……」

杏子「頑張れよ」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:44:55.58 ID:WB1EFmgj0


まどか「んんっ……」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「ぷはあ……」

まどか「ひっく」

まどか「ああぁ……」

杏子「駄目だったか……」

まどか「もう5回しか残ってないのに……」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:50:48.84 ID:WB1EFmgj0


まどか「ひっく」

杏子(これで残り4回か!?)

杏子(ど、どうすればいいんだ!?)

まどか「やだよ……助けて杏子ちゃん……」

杏子(こんなの柄じゃねーけどさ)

杏子(なーんでだろうな)

杏子(今むしょうにこいつのことを守ってやりたい)

杏子(とはいえ、悔しいがあたしじゃ力不足だ)

杏子(だから……)

杏子「知り合いを呼んでくる。あいつは色々なことに詳しいから、もしかしたら……」

まどか「分かった……。迷惑かけちゃってごめんね……ひっく」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:01:32.36 ID:WB1EFmgj0


――――


ほむら「今日も1人ジェンガがはかどるわ……」

杏子「何を寂しいことやってるんだか」

ほむら「杏子? 邪魔しないで、今いいところなの」

杏子「そんなこと後あと。ちょっと面貸しな」

ほむら「嫌よ……」

杏子「鹿目まどかが危ないんだ」

ほむら「まどかが!?」ドンガラガッシャン

ほむら「あ……」

杏子「ジェンガは良いからさっさとこい!」

ほむら「分かったわ……」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:04:04.92 ID:5ctCY7190


根暗すぎるwww


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:09:19.85 ID:WB1EFmgj0


――――


まどか「ひっく」

まどか「う、うう……」

まどか「うぁああああーん!!」

まどか「ぐすぐすっ、ぐすっ……」

ほむら「泣かないで、まどか」

まどか「ほむら……ちゃん?」

ほむら「事情は杏子から聞いたわ。だいじゅぶ、私が貴女のしゃっくりを止めてみせる」

まどか「だいじゅぶ??」

ほむら「……噛んだのよ。本当は大丈夫って言いたかったの」

杏子「んなことどうでもいいからさっさとしゃっくりをどうにかしろよ!」

まどか「ひっく」

まどか「あと一回……」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:16:11.08 ID:WB1EFmgj0


ほむら「しゃっくりを止めるためのメジャーな方法は大きく3つ」

ほむら「水の一気飲み、びっくりすること、そして呼吸の我慢」

まどか「全部だめだったよ……」

ほむら「そう。でもさすがに3つの方法を全部同時に試してはいないわよね?」

まどか「え……? それは……、う、うん……」

ほむら「今からこのメジャーな方法を全て同時に実行するわ」

杏子「そんなことができんのか!?」

ほむら「ええ。可能よ」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:21:52.33 ID:WB1EFmgj0


ほむら(まずはキスをしてびっくりさせる……)

まどか「!?」

杏子「ちょ、え、ええ!?」

ほむら(続いてこの状態でまどかの鼻をつまんで呼吸を止める)

まどか「んー! んー!」

ほむら(そして唾液を流し込む)

まどか「あ……、ああ……」

ほむら(こんなものかしら)


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:25:39.14 ID:UJCUhxlO0


ほむほむは今日も平常だな


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:25:53.51 ID:WB1EFmgj0


ほむら「ぷはっ……」

ほむら(ふふっ……、まどかとファーストキスしちゃった)

ほむら(嬉しいな)

ほむら(まどかも嬉しいと感じてくれてるかな?)

ほむら(そうだといいな)

まどか「……」

ほむら(そうやらまどかのしゃっくりも治まったみたいだし……)

ほむら(これで一件落ちゃ―――)

まどか「ほむらちゃんひどい!」

ほむら「……えっ?」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:37:37.85 ID:WB1EFmgj0


まどか「ファーストキスは大切なんだってママが言ってた!
      それなのにこんなのひどいよ! あんまりだよ!」

ほむら「ご、ごめんなさい……」

まどか「もうほむらちゃんとジェンガしてあげない!」

ほむら「えっ!? お願いまどか、それだけは……」

まどか「今度からは杏子ちゃんと遊ぶ!」

杏子「へ? あ、あたし!?」

まどか「駄目……?」

杏子「まあ……、気が向いた時なら別に」

まどか「わーい!」

ほむら「まどかぁ……」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:42:52.92 ID:WB1EFmgj0


――――


まどか「はい、約束のうんまいぼう!」

杏子「ありがと」

まどか「美味しい?」

杏子「……そりゃうんまいぼうなんだから美味しいに決まってるだろ」

まどか「よかったー!」

杏子「にしても本当にほむらのこと置いてきてよかったのか?」

まどか「いい! ほむらちゃんなんてもう知らない!」

杏子「あれでも一応まどかの命の恩人に当たる筈なんだけどな……」

まどか「えっ?」

杏子「だってほら。やり方はどうあれ、アンタのしゃっくりはキスで止まっただろ」

まどか「あ……。言われてみれば、私のしゃっくり止まってる……」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:50:26.04 ID:WB1EFmgj0


――――


ほむら「まどかに嫌われた……」

ほむら「ごめんねまどか……」

ほむら「大好きな筈の1人ジェンガも1人ババ抜きも今は全然楽しくない……」

まどか「じゃあ2人でやろう?」

ほむら「まどか……?」

まどか「ごめんねほむらちゃん。私助けてもらったお礼を言いそびれてたよね」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 23:54:51.89 ID:WB1EFmgj0


まどか「しゃっくりを止めてくれてありがとう」

ほむら「そ、そんな! お礼を言いたいのはむしろこっちの方で……」

まどか「あと、ひどいこと言っちゃってごめんなさい」

ほむら「だからそんなのいいのに……」

まどか「仲直りしよ、ほむらちゃん」

ほむら「……うん!」



こうして2人は元の仲良しに戻りましたとさ



ほむら「ひっく」

まどか「あれ?」





おわり


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 04:29:18.15 ID:TYz/5lEB0


ほむほむ


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 06:59:23.65 ID:VqAspty20


乙なんだよ



    スポンサーサイトまどか「ひっく! ひっく! しゃっくり止まらない……」のコメント
  1. 名前:名無しさん◆.pSilNQU[saga] 投稿日:2011/06/03(金) 21:35:22.00 ID:SSJUNKIE368
  2. 一番いい方法はしゃっくりの事を忘れることなんだよな
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