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御坂妹「エセホスト」 垣根「なっ…」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (1) | カテゴリ: とある魔術の禁書目録SS | 更新日: 2011/06/20 19:30
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:27:29.03 ID:Hn+yqDOk0


男「ハァ……ハァ……」

男「くそっ……ここまで情報がばれてるなんて」

男「とりあえずこの書類だけでもアジトに……」

垣根「アジト…ねぇ…」

男「っ!」

垣根「もう俺も追いかけるの疲れるからさ、さっさとおわらせようぜ」

男「くそっ!!」

男「使いたくはなかったが…これでも喰えや!」バンバン



男「な…んだ…その翼…」

垣根「ん?メルヘンぽいってか?自覚はある」

垣根「でもまぁ、使い勝手いいんだぜ?」

垣根「じゃ、もう終わりでいいな」

男「あ…あ…あぁ…」
―――――――


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:27:57.87 ID:Hn+yqDOk0


垣根「ふぅ…今日も仕事おわりっと…」

垣根「(つまんねぇ)」

垣根「連日駆り出されて、任される仕事が雑魚の追跡、抹殺」

垣根「演算で疲れるし…」

垣根「さっさと帰って寝るか」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:29:59.55 ID:Hn+yqDOk0


plllll

垣根「あぁ?」

心理定規『しごとよ』

垣根「お休み」

ガチャ

パリーンッ!!
垣根「なっ…」

心理定規「し・ご・と」

垣根「窓かち割って入ってくるなんて、テメェから駆逐してやろうか」

心理定規「はいはい、いくわよ」

垣根「いや…窓…」


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:30:42.31 ID:Hn+yqDOk0


垣根「またスキルアウトの駆逐かよ」

心理定規「がんばってね」

心理定規「今日は迎えに行ったほうがいい?」

垣根「いや、いい」

心理定規「そう、じゃ、がんばってね」

心理定規「車出して頂戴」

手下男「はい」

ブロロロ

垣根「さっさと終わらせて帰るか」トコトコ


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:31:22.98 ID:Hn+yqDOk0


スキル1「これが例のブツか」

スキル2「これを第10学区まで持っていってくれ」

垣根「(あいつらか……裏路地でこそこそって定番過ぎるやろう共だな。逆に目立つだろ)」

ガサッ

スキル1「だ、誰だ!?」



御坂妹「あれ?これはいけない現場に出くわしてしまったのでしょうか、とミサカは動揺を隠しつつ答えます」

スキル1「じゃ、ジャッチメントか!?」

御坂妹「違います、とミサカは丁寧に否定をします」

スキル2「でも、この現場を見られたらジャッジメントだろうが一般人だろうが関係ねぇ!海に沈めてやる!」

垣根「(裏路地に来るなんてあの女馬鹿か?)」スタスタ

垣根「おい、男2人で女囲むなんて小さい男だな」


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:32:18.64 ID:Hn+yqDOk0


スキル1「次から次へと…」

スキル2「どうだっていい!2人まとめて殺してやる」カチャ

垣根「おいおい、そんなちゃっちい9mmで俺を殺そうとするなんて…なめられたもんだな」

御坂妹「それより、あなたは誰ですか?とエセホストに質問します」

垣根「エ…エセ…まずはてめぇからボコってやろうか」

御坂妹「こんなか弱い女の子に暴力とは…股の小さい男ですねと、ミサカはあきれます」

スキル2「俺たちほうっておいて呑気に話してんじゃねぇーぞ!」

バンバン

垣根「いきなり撃つなよ」バサッ

スキル1「な、なんだよその翼」

垣根「あ?メルヘンだって。自覚はある」

御坂妹「エセホストはエセメルヘンホストだったのですね、とミサカはあなたのレベルアップに驚愕します。」

垣根「お前暴言しか吐けないのな」

スキル1「こ、こいつ…もしかして第2位の…」

スキル2「くそっ!くそっ!」バンバン


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:33:16.02 ID:Hn+yqDOk0


垣根「だから意味ねぇって」

スキル2「なんで!銃がきかねーんだ!

垣根「おいおい、そんな鉛玉で俺を殺そうって?」

スキル2「たかが翼だろ!?なんで打ちぬけねーんだ!?」

垣根「そりゃ決まってんだろ…

 

      俺の未元物質に、常識は通用しねえ」



スキル1・2 ピクピク

御坂妹「殺しはしないのですか?とミサカは疑問を口にします」

垣根「あぁ?女の前でさすがに殺しはしたくねぇな」

御坂妹「やはりメルヘン童貞ホストでしたか…とミサカは衝撃を隠しつつ言います」

垣根「お前…よほど愉快な死体になりてぇらしいな」

御坂妹「これからどうするのですか?とミサカはこの2人の末路を聞きます」

垣根「まぁそこに転がってる二人は下っ端に任せて、後は家に帰るだけだな」

御坂妹「そうですか、別にあなたの予定は聞いてませんが。じゃあここで失礼しますとミサカは童貞野郎に丁寧に別れの言葉を告げます」

垣根「…じゃあな」

トコトコ

御坂妹「あ、それと」

垣根「ん?」

御坂妹「助けてくれてありがとうございましたとミサカは感謝の言葉を送ります」ペコリ

垣根「…別に」

トコトコ


垣根「(誰かに感謝されるなんて久しぶりだな)」

垣根「(ま、悪い気はしねぇな)」

垣根「もう会うことは無いだろうけどな」

トコトコ


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 18:33:51.77 ID:Hn+yqDOk0


翌日
 plllll

垣根「垣根ですが」

心理定規『もしもし』

垣根「仕事?」

心理定規『仕事』

垣根「もう窓ガラス割るなよ」

心理定規『ちゃんと一回で聞いてくれればいいのよ』

垣根「(っていうか普通窓ガラスぶち抜いて入ってこない)」

心理定規『いつもの仕事ね』

垣根「はいよ」

ピッ


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:15:59.84 ID:Hn+yqDOk0


・・・・・・・・・・・・



スキルA「くっ…」

スキルB「『未元物質』…!」

垣根「ってなわけで死んでくれ」バサッ

スキルA「ぐっ…」

垣根「案外しぶといな」

スキルA「悪魔が…!」

スキルB「はぁ…はぁ…くそっ!くそっ!」

垣根「悪魔で結構、虫けらのテメェらに言われても何もおもわねーっつーの」

スキルA「一生てめぇは人を殺し続けて…俺たちみたいなレベル0を食いつぶして…」

スキルA「人を殺し続ける悪党がっ!」

スキルB「俺たちが…なぜこんなことしてるのかわからねぇだろが…」

スキルB「誰かを助ける気持ちがてめぇにはわかれねぇーだろーな!」

垣根「ハッ!テメェらみたいな屑共の助け合いなんざぁ興味ねぇな」

垣根「俺は壊す側の人間でね」

垣根「じゃ、これで終わりだ」バサッ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:16:44.65 ID:Hn+yqDOk0


―――垣根邸宅
垣根「誰かを守る…か」

垣根「あの女を助けた俺は…」

垣根「…やっぱり俺は闇の人間か…」

垣根「…寝よ」







―――――


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:17:22.36 ID:Hn+yqDOk0


――――翌日

垣根「今日は仕事無し…っか」

垣根「街にでるか…」

垣根「ちょっとはホストに見えない、普通の服でも買うか…」

垣根「べ、別にあの女の発言なんて気にしてないんだからなっ!」


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:19:06.74 ID:Hn+yqDOk0


―――――セブンスミスト

垣根「いい服ないかなー…(それにしても、エセホストとは…あの女ムカつくぜ)」

垣根「(でも、心理定規以外の女との会話ってのも久しぶりだったな…)」

垣根「うーん…(っていうか童貞と一発でバレた…なぜだ)」


「どんな服装がいいですか、とミサカは店員っぽく聞いてみます」

垣根「あぁ、あの夏っぽいやつがほしくて。実はちょっと前に服装がホストまがい…」

御坂妹「…」プークスクス

垣根「」バサッ

御坂妹「落ち着いてください、いきなり翼を出さないでくださいとミサカは必死にお願いします」

垣根「…」

御坂妹「で、あなたは何をしているのですか?とわかりきった質問をあなたにぶつけてみます」

垣根「わかりきってんのに質問してんじゃねーよ!」

御坂妹「プークスクス」

垣根「」ブワッ

御坂妹「ちょっ、私が悪かったですから大の大人が涙目にならないでくださいとミサカは少し戸惑いつつお願いをします。」


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:19:32.43 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「以前私に会ってエセホストって言われたの気にしてたのですか?とミサカは困惑しつつ疑問を提示します。」

垣根「違うから、ぜんぜんあれだから、気にしてねぇから」

御坂妹「(かわいい人ですね、とミサカはこの新しいエセホストの一面にかわいさを見出します)まぁ夏ですし、その長袖じゃ暑いでしょうから半そではいいんではないですか、と
会心のフォローをします」

垣根「そうなんだよ、暑いからそろそろ半袖をと思ってな」

御坂妹「じゃあこんなの何てどうですか?とミサカは商品をあなたに出します」

垣根「おー、スク水か…確かに夏っぽいし、ホストっぽくもない…って、変態にしかならねぇじゃねぇか!」

御坂妹「以前会ったとき『俺に常識はねぇ』といってたじゃないですか、とミサカはやれやれといいつつなだめます」

垣根「違う!『俺の未元物質に常識は通用しねぇ』だ!それじゃあ、ただの変態になっちまうじゃねぇか!」

御坂妹「正解!」

垣根「違うっつーんだよ!」


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:20:00.37 ID:Hn+yqDOk0


垣根「結局何も買えなかった…」

御坂妹「ドンマイとミサカは肩をポンポンと叩いて励まします」

垣根「全部お前のせいなんだけどな…」

御坂妹「とりあえずお昼にしましょうとミサカは提案します」

垣根「まだ会って2回目の奴とメシって…お前ビッチか?」

御坂妹「ビッチではありません。それ以前に童貞のあなたにビッチなどわかるのですか?と笑いをこらえて反論します」

垣根「帰る」クルリ

御坂妹「あぁー!私が悪かったですから!早くご飯に行きましょうとミサカは腕を引っ張ります」

垣根「ハァ…まぁいいけど」


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:20:33.19 ID:Hn+yqDOk0


垣根「でさ、こんなに話をしてるにもかかわらずお前の名前を知らないんだが」

御坂妹「私はシリアルナンバー…あっ」

御坂妹「(そういえばお姉さまに自分のことは極力話すなと言われたばかりでした、とミサカは思い出します)」

垣根「シリアルナンバー…?」

御坂妹「いい間違えです、私は御坂美琴の妹、御坂妹と自己紹介します」

垣根「御坂…あの第三位の?」

御坂妹「はい、とミサカは肯定します。」

垣根「ふーん、あいつ妹いたんだ…は?名前が妹?」

御坂妹「はい、そうです(と苦し紛れにいいます)」

垣根「名前が妹か…」

御坂妹「(ばれてしまうでしょうk…)」

垣根「世の中そんな名前もあるんだな」

御坂妹「(馬鹿でよかった)」

垣根「俺は垣根帝督。第2位だ」

御坂妹「お姉さまよりひとつ上なんですねとミサカは少し驚きます」


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:21:00.18 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「それよりこの後の予定はどうするのですか?と尋ねます」

垣根「どうしようかなー…って、この後も一緒に行動する気か?」

御坂妹「そのつもりです…駄目ですかと上目使いでお願いします」

垣根「っ…まぁ今日は暇だから付き合ってやるよ。今日だけだからな!」

御坂妹「やったー!とミサカは金づるゲットに喜びを胸に隠しながらに言います」

垣根「隠しきれてねぇから、もろ出しだから」

御坂妹「じゃあとりあえずゲームセンターに行きましょうとミサカは提案します」

垣根「ゲーセン?服とか見に行かずに?」

御坂妹「以前お姉様がゲームセンターのプリクラというものを男性と取るのだと意気込んでたことがあって、私も実際撮ってみたくてとミサカは懇切丁寧説明します」


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:21:27.38 ID:Hn+yqDOk0


垣根「なるほどなぁ…誰と撮るの?」

御坂妹「あなたと」

垣根「俺と?」

御坂妹「あ、まさかプリクラを撮ったことが無いとか、そんなことありませんよね?とミサカは逃げ道をふさぎます。」

垣根「あ?プリクラとか余裕だっつーんだよ」

垣根「(プリクラとか…証明写真しかねぇよ)」

御坂妹「じゃあ早速いきましょうとミサカはあなたの腕をくみます」

垣根「っ…歩きずれぇわ」

御坂妹「一度はやってみたっかったものでとミサカはペロリと下を出します」

垣根「(かわいい…)」

御坂妹「(ちょれーもんだな)


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:22:11.96 ID:Hn+yqDOk0


―――――ゲームセンター
ピコピコ
垣根「うるせぇ場所だな、やっぱ」

御坂妹「ゲーセンは好きではないのですか?とミサカは疑問をぶつけます」

垣根「来たこと無いってことはねぇけど、好き好んでは来る場所じゃねぇーな」

御坂妹「ふーん、垣根帝督、友達0っと…」

垣根「やめろ、その言い方」

御坂妹「では早速プリクラなるものを撮りましょうとあなたの腕を引っ張ります」

垣根「おいおい…引っ張るなっての(あぁ…なんかこういうのいいな…いやいや!会って2度目の女に惚れるとか)」ブンブン

御坂妹「たくさん種類があるんですねとミサカはびっくりします」

垣根「まぁプリクラだけの店なんてものもあるしな」

御坂妹「どれがいいのでしょうかとミサカは悩みます」

垣根「どれだって一緒なんじゃねーの?」

御坂妹「そうは言っても決められないものですねと少々困惑します」

垣根「じゃぁ適当に入るぞ」ピラッ


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:23:06.95 ID:Hn+yqDOk0


ドキドキ☆キワドイ☆コスプレプリクラ

御坂妹 シラー

垣根「ち、違う!適当に入ったら…」

御坂妹「あなたはこういうのがお好みなのですかっと体を守りつつ質問します」

垣根「違う!」

御坂妹「じゃあ嫌いなのですか?」

垣根「…そういうわけz」

御坂妹「……ぃですよ」


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:23:33.85 ID:Hn+yqDOk0


垣根「あ?」

御坂妹「別にあなたが望むのならば別にかまいませんよっとミサカは頬を染めながら言います」

御坂妹「今日はご飯もご馳走になりましたし、それに以前は助けてももらいました。」

御坂妹「だから…」

垣根「っ・・・」

御坂妹「そんなに鼻の下を伸ばすなんて変態ですね」ニタニタ

垣根「な…なっ…」

御坂妹「そんなに私のHなコスプレが見たいとは…もうロリコンも甚だしいですねとミサカはあなたに絶望します」

垣根「てめぇ!ムカついたぜ」

ヘンタイヘンタイ
ウルセーンジャボケ!


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:24:10.47 ID:Hn+yqDOk0


―――
御坂「いいいから!一緒にプリクラとればいいの!」

上条「だから引っ張るなって!わかったから!撮りますから!」

御坂「わ、分かればいいのよ、分かれば…」

上条「しっかし、ゲーセンはやっぱり人多いな。はぐれそうだし手繋ぐか」ギュ

御坂「(ktkr!)そ、そうね」///

上条「あれ?なんかすげーお前に似てる子がいるんだけど…」

御坂「え?…ッ!!(なんであの子がここにいるのよ!)」

上条「お前妹か姉さんいたっけ?」

御坂「あ、あれよ!双子の妹!」

上条「へぇ…ちょっと話しかけようぜ、妹の方もデートみたいだし」

御坂「ちょっ…(妹の方『も』ってことはこれってデートって受け取られてるのね///)」


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:24:50.22 ID:Hn+yqDOk0


垣根「てめぇ年上あんま舐めんなよ!?」

御坂妹「器の小さい男ですね、少しからからかわれたくらいでとヤレヤレとミサカは呆れます」

おーい

垣根「ん?」

上条「あのさ、君、御坂の妹?」

御坂妹「はぁ、そうですがとミサカは少し警戒しつつ答えます」

御坂「だから言ったじゃない!私の妹だって」

垣根「ん?第3位か?」

御坂妹「あら、お姉さまではないですか、とミサカはお姉さまとの再開に喜びます」

御坂「…それよりあんた、ここで何してるのよ?」

御坂妹「あぁ、垣根さんの相手をしてあげてるのです」

垣根「いや!てめぇがここに来たいっていってたじゃねぇか!」


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:25:48.37 ID:Hn+yqDOk0


御坂「垣根…第2位の?」

垣根「そのとおりだが」

上条「へー、第2位なのか。すごいんだな」

御坂「で、その第2位さんは私の妹とどんな関係なの?」

垣根「ただの知り合い」
御坂妹「性欲の捌け口ですとミサカ(ry」

上条「…さすがに中学生相手にはまずいと上条さんは思うのですが」

御坂「アンタ…私の妹に何してくれてんのよ!」

垣根「違うから!どう考えても俺のほうが正論だろうが!」

御坂妹「お姉さま、見てくださいこのプリクラ機」

御坂「なっ…」///

上条「すごい衣装がたくさんあるな…」

御坂妹「こんな服装を着させて、プリクラという密室でミサカにあんなことやこんなことをしようと…」

垣根「偶然だろうがぁあああ!!」


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:26:42.45 ID:Hn+yqDOk0


垣根「…というわけだ」

御坂「つまりアンタは私の妹を助けたと…」

上条「垣根さん、なんか俺たちが勘違いしちまってたらしいな、ごめん」

御坂妹「チッ…」

垣根「てめぇが一番反省しろっ!」

御坂「まぁそのことには感謝するわ」

垣根「あ?別に感謝されることじゃねぇーよ」

御坂妹「そのとおりですとミサカも肯定します」

垣根「お前は感謝しような」グリグリ

御坂妹「い、痛いです…そのアイアンクローは反則だとミサカはタップします」

御坂「ほんと仲いいのね」


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:27:56.33 ID:Hn+yqDOk0


上条「あ、じゃあみんなで一緒にプリクラとろうぜ」

垣根「え?」

御坂「(え?)」

上条「みんな撮ったほうがいいだろ、な、ビリビリ」

御坂「え、あ…うん」

垣根「これどう考えても俺たち邪魔じゃね?」ヒソヒソ

御坂妹「この男性はお姉さまの好意に気づいていないのですとミサカは常識かつ衝撃の事実をカミングアウトします」ヒソヒソ

垣根「生殺しか、エグいなあの男」ヒソヒソ

御坂妹「どうしますか?とミサカこの状況にうろたえながら尋ねます」ヒソヒソ

垣根「別に俺はいいけど…」ヒソヒソ

御坂妹「ミサカも別にいいのですが・・・」ヒソヒソ

上条「嫌だったか?」

垣根「いや、俺たちは別にいいぜ」

上条「じゃあ決定だな!あの台でとろうぜ!」スタスタ





垣根「やっぱり狭いもんだな」ゴソゴソ

御坂「じゃあとるわよ」

上条「おうっ!」

垣根「(初めてだ…)」ドキドキ


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:28:38.20 ID:Hn+yqDOk0


サツエイマデ
3   2    1

御坂妹「えいっ」

チュ

垣根「!?」

上条「御坂の妹は大胆だな・・・」

御坂「あ、あ、あんた何してんのよ!?」

御坂妹「ほっぺにキスですが、お姉さまはどうしてそんなに驚いているのでしょうか?」

垣根「(ほっぺにキス、キス接吻(せっぷん)は、口づけ、キス / キッス(kiss)、チュウともいい、愛情表現のひとつ。人が自分の親愛の情その他を示すために唇を、相手の額や頬、唇などに接触させ…)」

御坂妹「あれ?まさかほっぺにキスを下くらいで垣根さんは動揺しませんよね?(とミサカは意地悪な質問をします)」

垣根「もちろんだっつーんだよ!」


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:29:06.19 ID:Hn+yqDOk0


御坂「(わ、わたしも…)」

上条「付き合ってるんじゃねーの?」

垣根「断じて違うぜ、断じてな」

御坂妹「ではそろそろここらで失礼しますとミサカはお姉さまに別れを告げます」

御坂「そ、そう…」

上条「またな」

垣根「じゃぁな」

御坂妹 「(お姉さま、がんばってください)」ペコリ


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:29:35.76 ID:Hn+yqDOk0


スタスタ

垣根「で、次はどこにいくんだ?」

御坂妹「もう、特に行く場所はありませんが…」

垣根「そか、じゃぁ帰るか」

御坂妹「そうですねとミサカは帰路につきます」

スタスタ

垣根「で、お前の家ってどこなんだ?」

御坂妹「女性の家の場所を尋ねるなんて…とミサカは汚らわしいものを見る目であなたを見ます」

垣根「ちげーよ!送ってやろうと思っただけだけどもう気が失せたわ」

御坂妹「(さすがに一万人近くの妹達を見せるわけにもいきませんし…)」

垣根「じゃあな」スタスタ


37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:30:12.61 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「はい、ではさようならとミサカは別れの挨拶をします」ペコリ

御坂妹「あ」

垣根「なんだ?」

~MNWミサカネットワーク~
10046「10030号そろそろ時間です」

10030「了解していますとミサカは実験開始ポイントに移動を始めます」



御坂妹「…」

御坂妹「明日の予定はあいてますか?」

垣根「あ?まぁ空いてるが・・・」

御坂妹「じゃぁ遊園地に行きませんか?とミサカは提案します」

垣根「ハァ?」

御坂妹「ミサカは遊園地に行ったことがないので、実は行ってみたいのですがとミサカはおねだりをします」

垣根「なんで、てめぇと遊園地なんかに・・・」


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:30:40.11 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「だめ・・・ですか?」ウルウル

垣根「(反則だろ…)」

御坂妹「(アホですねとミサカは心の中でほくそ笑みます)」

垣根「わかったよ」

御坂妹「やったーっとミサカは喜びを表に出します」

垣根「表情からぜんぜん読み取れないんだが」

御坂妹「では、明日の10時にここで待ち合わせでいいですか?」

垣根「はいはい、じゃぁまた明日な」スタスタ



スタスタ
垣根「チッ…」

垣根「2度だけ会った女と遊園地に行くなんて、どうかしてるな」

垣根「でも…」

垣根「悪い気はしねぇな」スタスタ


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:31:05.63 ID:Hn+yqDOk0


垣根「ん…?」plllll

垣根「なんだ?」

心理定規『お楽しみだったよね』

垣根「お前は俺のストーカーか」

心理『まぁそんなことはどうでもいいわ』

垣根「(いいのかよ・・・)」

心理『で、あの子だけど…』

垣根「あ?御坂妹のことか?」

心理『もう関わらないことね』


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:31:33.66 ID:Hn+yqDOk0


垣根「…どーゆーことだ?」

心理『言葉通りよ。もうあの子に関わるべきではないってことよ』

垣根「言いたいことはそんだけか?」

心理『あなた、これ以上関われば絶望しかないわよ』

垣根「意味わかんねぇな」

心理『とりあえず忠告したわよ、別にあなたが弱いってわけじゃないけど相手が…』ピッ

垣根 パタン

垣根「…知るか」

スタスタ


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:32:06.10 ID:Hn+yqDOk0


―――――10時

垣根「家にあったギリギリ、ホストに見えなさそうなこざっぱりした服装にしてみたが…」

御坂妹「あ」

垣根「よっ」

御坂妹「そんな服装も持ってたのですねとミサカは少し驚きます」

垣根「似合ってねぇってか」

御坂妹「まぁ普通ですとミサカは辛口コメントします」

垣根「どーでもいい。じゃぁ行くぞ」

御坂妹「では行きましょうとあなたと腕を組みます」

垣根「(おっぱい!)」

御坂妹「まさかおっぱい!とか思ったいませんよねとミサカは疑いの目であなたを見ます」

垣根「ま、まさか」

御坂妹「それではれっつごー」

垣根「はいはい」スタスタ


42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:32:45.93 ID:Hn+yqDOk0


――――遊園地

御坂妹「広いですね…」

垣根「まぁ学園都市の遊園地だからな。広いだけじゃなくて機材もかなり高度なものばっかり使ってるな」

御坂妹「ではまずあれに乗りたいですとミサカはコーヒーカップを指差します」

垣根「はいはい」

ピッ

デハ、コチラカラオノリクダサイ

御坂妹「このテーブルをまわすと回転するのですか?とミサカは恐る恐る聞きます」

垣根「そうだけど…本当に遊園地に来たことないのな」

御坂妹「昨日それは行ったでは無いですかとミサカはこのテーブルをぐるぐるまわしつつ答えます」

垣根「ちょっ…まわしすぎ・・・うっ」グルングルン

御坂妹「おぉ!///これはすごいですね!とミサカは興奮を隠し切れません」

垣根「huewi吐hdeuwi」


43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:33:12.50 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「大丈夫ですか?とミサカはあなたの背中をさすります」

垣根「うっぷ…」

御坂妹「では次行きましょう!とミサカは張り切ります」

垣根「ま…ちょっ…まだ…え?ジェットコースター?」


デハオタノシミクダサイ

垣根「え?最高速度200キロ?」

御坂妹「それに加えて大きく一回転ですとミサカはうれしそうに話します」

垣根「おい、ばか…俺今気持ちわる…」

ガタンガタンガタン・・・・ガガガ!!!!

キャーーーーキャーーーー
御坂妹「キャーとミサカも便乗して叫んでみます」

垣根「うぷっ…」

御坂妹「ここでゲロ吐かないでくださいねとミサカはあなたの鼻と口をつまみます」

垣根「ひひふへへーはは!(息吸えねぇから!)」

御坂妹「はいはい」


44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:33:44.51 ID:Hn+yqDOk0


垣根 ゲッソリ

御坂妹「私が悪かったですから、ほら体調直してくださいとあなたをベンチに座らせます」

垣根「はぁ…はぁ・・・」

御坂妹「はい、飲み物です」

垣根「…あんがとよ」チュー

御坂妹「私がさっき2回選んだので次はあなたが乗りたいものを選んでくださいとミサカは提案します」

垣根「そうだな…無難に昼飯が食いてぇ」

御坂妹「そうですか、じゃあご飯を食べに行きましょうとミサカは出発します。」

垣根「何食いてぇんだ?」

御坂妹「そうですね、さっぱりとしたパスタが食べたいですねとミサカは女子力の高い発言をします」

垣根「いや、女子力高くないからな、ふつーな女子だから、それ」

御坂妹「うーん、この店でどうですか?とミサカは洒落たパスタ屋を勧めます」

垣根「ん?まぁいいんじゃね」

御坂妹「では、入りましょう」


45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:34:11.74 ID:Hn+yqDOk0


カランカランカラン

イラッシャイマセー

垣根「2人で」

カシコマリマシター

垣根「何にする?」

御坂妹「そうですね…無難にイタリアントマトに…いや、こっちの生クーリムカニソースも・・・」

垣根「じゃぁ両方選らんで食べ比べてみろよ」

垣根「で、好きだったほうお前食えよ。残ったほう俺が食うからよ」

御坂妹「それでもいいのですか?とミサカはあなたの優しさに驚愕しつつ尋ねます」

垣根「あ?別にいいかまわねぇよ」

御坂妹「では」ピンポーン

イタリアントマトトナマクリームカニソースデスネ


46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:34:38.04 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「カップルが多いですね」チラ

垣根「そうだな」

御坂妹「意識しちゃいますか?とミサカはあなたの内心に迫ります」

垣根「しねぇっつーの!」

御坂妹「あらあら、意識しちゃって、かわいらしいですねとミサカはあなたをなでなでしてみます」ナデナデ

垣根「…(くっ…たかが撫でられたくらいでっ…)」

御坂妹「嫌でしたか?」

垣根「別に…」プイ


47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:35:17.95 ID:Hn+yqDOk0


マタセシマシター
御坂妹「おぉ!どちらもおいしそうですね、とミサカは唾液を飲みこみます」

垣根「ほら食べ比べてみろよ」

御坂妹「そうですね…ではトマトから」パクッ

御坂妹「これはっ…熟成されたトマトの甘みが凝縮されて、濃厚な味わいをかもし出し、なおかつパスタにもよく絡まっています!とミサカはあまりのおいしさに感動します」

垣根「そりゃよかったな」

御坂妹「では次にこのカニの方を」パクッ

御坂妹「なっ…生クリームソースのマイルドな味わいの中でしっかり味があるカニが絶妙に存在感をだしつつパスタによくあいます!」

垣根「で、どっちがいいんだ?」

御坂妹「これは困りましたねとミサカは困惑を隠せません」

御坂妹「しかたありません、あなたも味見をしてみてくださいとミサカはあーんをします」

垣根「い、いや自分で食うか…」

御坂妹「あーん」

垣根「…ぁーん」パク

御坂妹「どうですか?」

垣根「まぁうまいかな(味なんてわかるかっ!)」


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:35:43.61 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「ではこちらもとミサカはもう一度同じあーんをします」

垣根「あ、あーん」パク

御坂妹「美味しいですか?」

垣根「オイシイデス」

御坂妹「あなたの好きな方を食べてくださいとミサカは提案します」

垣根「それじゃあお前が2つ選らんだ意味なくなるぞ」

御坂妹「どちらも甲乙つけがたいので…とミサカは自分の優柔不断さに少し飽き飽きします」

垣根「じゃあこっちのカニの方を」

御坂妹「あっ…」

垣根「なんだ、カニの方食いたいのかよ。じゃあこっちのトマト…」

御坂妹「くっ…」

垣根「どうしたいんだよお前!」


49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:36:09.26 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「うーん、じゃあ半分半分であーんで食べあいましょうとミサカは画期的な方法を提案します」

垣根「却下」

御坂妹「はい、あーん」

垣根「てめぇは人の話を聞いてねぇのかよ!」

御坂妹「まさか童貞にはあーんが厳しすぎましたか?」

垣根「くっ…あーんぐらいどうってことねぇんだよ!」
 
         レベル5
御坂妹「(楽勝だ、超能力者)」

御坂妹「はい、じゃあ、あーん」

垣根「あーん」パク

御坂妹「では私にもあーんしてください」

垣根「ほらよ、あーん」

御坂妹「あーんモグモグ・・・美味しいですねやっぱりと、ミサカは頬を押さえつつうっとりします」


50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:38:03.85 ID:Hn+yqDOk0


垣根「表情がぜんぜんうっとりに見えないんだが」

御坂妹「こんなに表情ゆたかな女子に向かってそんなことを言うなんて失礼ですねとミサカは憤慨します」

垣根「はいはい、あーん」

御坂妹「あーん」パクッ

垣根「(って何俺自然にあーんし合いっこしてんだ!?)」

垣根「はっ!」グルリ

周りの客 チラチラ

キャーアツイワネ アーンシアイッコシテル カレシモカノジョモカワイクナイ?

垣根 「…」カーッ

御坂妹「? 顔が赤いですね?

垣根「ほらさっさと食え」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:38:39.42 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「満腹ですとミサカはお腹をさすります」

垣根「そんなに食ってねぇだろ、あのパスタ自体量少なかったし」

御坂妹「パパは怖いですねぇ、こんな目つきの悪いホストにはなってはいけませんよーとミサカはお腹を擦ります」

垣根「やめろ!誤解されんだろーが」

ガクセイケッコン? タラシ?
垣根「お、おい…」

御坂妹「なんですか?垣根さん」

垣根「意地悪そうな目で言ってんじゃねぇよ!」

御坂妹「私と夫婦が演じられたというのに…大声を出されるなんて、むしろ感謝されたいくらいだとミサカは心情を明らかにします」

垣根「(別に悪い気はしねぇが…はっ!この女に惚れかけてる自分がいる…これはよくねぇ…)」

垣根「(確かに俺は人と付き合ったこともましてや、手を女と繋いだことさえねぇ)」

垣根「(だからってちょっとあーんや腕組んだり、相手がちょっとばかしカワイイからって大事なもんをうしなってねぇか)」

垣根「(誘惑に惑わされるな!このまますぐに惚れちまうようならまさにホスト野郎になっちまう)」

御坂妹「何ぶつぶつ言ってるのですか?では次、いきますよ」グイ

垣根「はいはい」

垣根「(まぁ、いっか)」


54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:45:31.70 ID:Hn+yqDOk0


―――お化け屋敷
垣根「お化け屋敷?」

御坂妹「すごっくわくわくしますとミサカはドキドキしながら中に入ろうとします」

垣根「・・・」ガシッ

御坂妹「何でミサカの腕をつかんでゆっくりと頭を横に振っているのですか?」

垣根「やめたほうがいい…」

垣根「ここからは嫌な感じがするぜ・・・まさに殺気ってやつだな」

垣根「俺はいくつもの修羅場を潜り抜けてきたからわかる…ここはやべぇ…」

垣根「だから大人しくメリーゴーランドにでも乗ってr…」

御坂妹「はいはい、じゃあ行きますよーとミサカはあなたの腕を引っ張りつつお化け屋敷入ります」

垣根「おい!ちょ!やめ…おい!聞いてんのか!おい!あ・・・・イヤァァァァ!!!!」


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:46:04.83 ID:Hn+yqDOk0


・・・・・
御坂妹「ふぅ…たくさん回りましたねとミサカは満足感をあらわにします」

垣根「かなり楽しめたな」

御坂妹「とっても楽しめました、特にお化け屋敷の…」

垣根「やめろ」

御坂妹「私の腕にしがみ付いてきたのは誰でしたか?」

垣根「ちげぇよ、お前が怖がってると思ったからだよ」

御坂妹「たかが3Dの映像にあそこまで驚かなくても…」

垣根「わかりました、ごめんなさい、もうお化け屋敷の話をするなこの野郎」

御坂妹「はいはい、いろんな意味で満腹です」

御坂妹「では」

御坂妹「最後にあれに乗りましょうか」


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:46:39.28 ID:Hn+yqDOk0


垣根「観覧車か…」

御坂妹「高いところは苦手ですか?とミサカは尋ねます」

垣根「別に、っていうか苦手だったら翼で空飛べないだろ」

御坂妹「確かにそうですね、とミサカは納得します」

垣根「じゃ、乗るか」

御坂妹「はい」ギュ

垣根「(手、あったけぇな)」

垣根「(ってか自然に手を繋げてるし…俺も数日の間に変わりすぎだろ)」

垣根「(悪いことじゃねぇけどな)」


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:47:07.41 ID:Hn+yqDOk0


デハ、ゴユックリ

垣根「夕日がかなりきれいだな」

御坂妹「ここでお前のほうがきれいだよと言えないところが童貞さを露呈させていますねとミサカは冷静に分析します」

垣根「そんなこと冷静に分析すんな。ってか女ってのはそんな歯が浮くような台詞がすきなのか?」

御坂妹「台詞というより雰囲気が好きだと、本でよんだことがあります」

垣根「お前はどうなんだ?」

御坂妹「まぁ、あなた以外の誰かだったらミサカもキュンと来てるかもしれませんが、あなたとだとイカ臭くてロマンの欠片も生まれませんとミサカはあなたを打ちのめします」

垣根「え?俺そんなイカ臭いのか!?」

御坂妹「そこに着地地点は無いと思うのですが…」

垣根「まぁお前も好きな人でも作ってまた観覧車にでも乗っけてもらえばいいんじゃねぇか」

御坂妹「あなたは好きな女性はいないのですか?と唐突に質問します」

垣根「ぶっ!…な、なんだよいきなり」

御坂妹「いや、あなたから女っ気がまったく無いので」

垣根「余計なお世話だ」


58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:47:35.68 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「まさか男色家…」

垣根「ホモじゃねぇよ!普通に女が好きだっつーの」

御坂妹「そうですか…まぁよかったです」

垣根「しっかし、ほんと夕日がきれいだな」

御坂妹「明日は雨らしいですがそうは感じない天気ですね」

垣根「明日雨なのか…いやだな」

御坂妹「なんでですか?」

垣根「空飛ぶとき雨降ってると疲れるし、目に雨入るから」

御坂妹「空を飛べるのになかなか贅沢ですねとミサカは少し嫉妬を覚えます」

垣根「そんな空飛びたいか?」

御坂妹「まぁ飛んだことが無いので飛んではみたいと思いますが…」

垣根「じゃあ、帰りは飛んで帰るか?」

御坂妹「え?いいのですか?とミサカは内心ウキウキしつつ確認します」


59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:48:03.21 ID:Hn+yqDOk0


垣根「別にかまわねぇぜ、どうせ明日からは雨なんだろ?それにこんなきれいな夕日もめったにみれないからな」

御坂妹「な、ならお言葉に甘えて」

垣根「うれしそうだな、おい」

御坂妹「べ、別にとミサカはそっぽを向きます」

垣根「そうか」ナデナデ

御坂妹「…」ムス

垣根「お返しだ」ニタリ

御坂妹「くっ…あなたに一本撮られるとは…一生の恥辱です…とミサカは恥らいます」

垣根「いや、恥辱とか言うなよ!」


60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:48:32.75 ID:Hn+yqDOk0


ウィーン…

御坂妹「もう終わりですか」

垣根「もう一回乗るか?」

御坂妹「別にもういいですとミサカは断ります」

垣根「そか、じゃあ出るか」

御坂妹「はい」


61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:49:06.32 ID:Hn+yqDOk0


――――遊園地園外

御坂妹「では…」モジモジ

垣根「はいはい」バサッ

御坂妹「おぉ!改めてみると本当にメルヘンですねとミサカは感嘆の言葉を漏らします」

垣根「お前馬鹿にしてんのか褒めてんのかわかんねぇーな」

御坂妹「褒めてますよ、翼を」

垣根「俺を褒めろよ!俺を!」

御坂妹「はいはい、ではさっそく」

垣根「はぁ…よっこらしょ」

御坂妹「!?」

垣根「ん?どうした?」

御坂妹「いきなりお姫様抱っことは…」

垣根「だっておぶったら翼動かしづらいだろ」

御坂妹「なるほどとミサカは納得します」

垣根「行くぞ」バサバサ

御坂妹「(まさかエセホスト垣根さんに一本取られるとはとミサカは自分の甘さを感じます)」

御坂妹「(でも)」

御坂妹「(嫌な気にはならないのは何ででしょうかとミサカは自問自答します)」

垣根「どうだ?」

御坂妹「これは…」

垣根「空が近いだろ?それに風も気持ちよくてな」

御坂妹「すごいですねとミサカは感動を隠し切れません」

垣根「ま、楽しんでくれ」ビューーーン


62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:50:13.93 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「(夕焼けのオレンジ色も空の赤色も…
     

     この風の心地よさも…不本意ですが、垣根さんも

     

     すべてが新鮮で、すべてがものめずらしくて、はしゃいでしまいました
     


     でも
 
     それも今日で終わり

     今日10031号が実験をする
     つまり明日はミサカということになります

     

     すごい楽しかったですとミサカは思い返します

     

     実験動物の私もこんな楽しい日々を送れるものなのですねとミサカは少し驚きます

     

     こんな日々を体験させてくれただけでもこの、童貞垣根さんには感謝しなくてはいけませんねとミサカは思います)」


63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:50:52.97 ID:Hn+yqDOk0


垣根「どうした?そんな深刻な顔して。高すぎて怖いか?」

御坂妹「いや…なんでもないです」

垣根「そうか」

ビューーン

ストン・・・
垣根「集合場所でいいのか本当に」

御坂妹「構いませんとミサカは答えます」

垣根「いや、家とか別にストーキングしねぇし、そんなに…」

御坂妹「いや、そういうわけじゃないのです。この後寄る場所があるのでとミサカは説明します」

垣根「そうなのか、じゃあこれで解散か」

御坂妹「そうですねとミサカは少し残念そうにします」

垣根「そか、あ、お前携帯持ってないのか」

御坂妹「持っていませんが」

垣根「じゃあ連絡手段ねぇーじゃねぇか」

御坂妹「そうですね」


64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:51:27.04 ID:Hn+yqDOk0


垣根「じゃあもう会えねぇのか?」

御坂妹「いえ、そういうことは無いですよ、必ず街のどこかで会うはずです」

御坂妹「そのときに声をかけてくれれば構いません」

垣根「…そか」

御坂妹「そんな悲しそうな顔しないでくださいとミサカはあなたをなでます」ナデナデ

垣根「べ、別にかなしくねぇから!」

御坂妹「そうですか、それなら大丈夫ですね」

御坂妹「また会ったときに携帯を一緒に買いに行きましょう」

垣根「そうだな、ま、俺も仕事があるし、暇なときにここら辺ぶらぶらしてるからよ」

御坂妹「わかりました、じゃあ」

御坂妹「“さようなら”」

垣根「おう、“またな”」

スタスタ


65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:51:56.64 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「…おまたせしました」

10036号「いえ私たちもちょうどきたところです」

10639号「では私たちは掃除をしておくのであなたはこの処理を」ドサッ

御坂妹「はい、わかりました」

御坂妹「あと、さっきの会話の通り…」

10723号「承知しています、垣根帝督と遭遇した場合、あなたとの記憶に基づき行動、発言するということですねとミサカは確認を取ります」

御坂妹「そうですとミサカは肯定します」

10453号「では、あなたは10031号を処理した後帰ってもらって結構です、明日は実験の日なので自分の身体の調整が狂わないよう早めに睡眠を取ることをミサカはお勧めします」

御坂妹「ではこれで失礼します」

スタスタ


66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:54:17.78 ID:Hn+yqDOk0


ポツポツ

御坂妹「あ、雨…」

御坂妹「…」

御坂妹「帰りましょうとミサカは今までに感じたことの無い胸の痛みを抑えつつ帰宅します」

スタスタ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
垣根「ん?雨か」

垣根「…」

垣根「いやな予感がする…」

垣根「…」

垣根「帰って寝て、明日に備えるか」

スタスタ


67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:54:43.56 ID:Hn+yqDOk0


―――――翌日

垣根「…」

垣根「よく眠れなかった」

垣根「チッ…」

plllll

垣根「仕事か?」

心理定規『そうよ』

垣根「駆逐か」

心理定規『まぁそうね』

垣根「そりゃよかった」
    
垣根「いまムシャクシャしてるんだ」

心理定規『まぁ仕事が嫌って言うよりはいいわ、今日もがんばってね』

垣根「あぁ」


68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:55:11.82 ID:Hn+yqDOk0


グシャグシャグシャ

スキル「あ…がはっ…」

垣根「・・・」

スキル「た…すけ…t」

垣根「救いもねぇな」



グシャグシャバキグクエ


スキル グチャグチャ

垣根「(ここまで人間ぐちゃぐちゃになるもんなんだな…こんな殺し方いつもならしねぇのに…)」

垣根「(調子狂うな)」


69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:56:15.36 ID:Hn+yqDOk0


垣根「plllもしもし、目標を無力化」

垣根「あぁ・・・あぁ・・・いや、自分で帰る」

垣根「じゃあな」ピッ


スタスタ

垣根「なんだこの胸騒ぎ、イラつき、不快感…」

垣根「どうやってもおさまらねぇぜ…」

ドン

垣根「あ?」

御坂「痛ぁっ!ってあれ?アンタ」

垣根「御坂…姉のほうか」

御坂「そうだけど…」

垣根「…」

御坂「…」

御坂「あのさ!…あの子、あの後会った?」

垣根「プリクラの後か?昨日遊園地行ってきた」

御坂「そのときあの子何か言ってなかった?」

垣根「とりわけ。俺が見た限り楽しそうにはしてたが」

御坂「そう…」

垣根「あ」

御坂「何?」

垣根「なんで妹は携帯持ってないんだ?」

御坂「あぁ…えーと、それは…」

御坂「(必要が…無いから…)」

御坂「(ってそんなこととてもじゃないけど言えないわね…)」


70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:57:42.75 ID:Hn+yqDOk0


御坂「えーと…いや、あの子電磁波を体から出すでしょ?それで携帯がたまに故障したりするのが嫌なんだって」

垣根「そうなのか…あれ?だったらお前はどうなんだ?」

御坂「っ…わ、私は…そう、理事会が特注で作ってくれるのよ。LEVEL5の特権って奴ね」

垣根「ふーん…」

御坂「って言うか一緒に遊園地行くなんて余程仲がいいのね」

垣根「そんなんじゃねーよ、ただあいつが行った事なくて行きたいって言ってたからな」

御坂「そう…」

垣根「…」

垣根「じゃぁ俺行くから」

御坂「そう、じゃあね」

垣根「あぁ」スタスタ


71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:58:20.05 ID:Hn+yqDOk0


垣根「…」スタスタ

垣根「お姉さん…っか」

垣根「ん?」

飛行船【学校別*美容室一覧:夏休み期間は指定の美容室が変更する場合があります。学生の皆さんは確認してください】

垣根「あぁ、そういや髪伸びたからきりてぇと思ってたんだよな…今日も雨で湿気すごいし…」

垣根「ってかわざわざDNAマップだ何だって…好きなところで切らしてくれればいいのに…」

垣根「この点LEVEL5は特に厳しいから面倒なんだよなー」スタスタ


72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 19:59:14.03 ID:Hn+yqDOk0


――――雨
ザーーーーー

御坂妹「あ…」

垣根「あ」

御坂妹「昨日振りですねとミサカはあなたに頭を下げます」ペコリ

ニャーン

垣根「ん?なんだそのダンボール箱」

御坂妹「あぁ、捨て猫ですとミサカは説明します」

垣根「ふーん、お前も物好きだな」

御坂妹「むっ…この捨て猫があなたはかわいそうに思わないのですかとミサカは憤怒します」

垣根「いや、まぁかわいいけどさ」

御坂妹「それよりもミサカのほうがかわいいと…ミサカは納得します」

垣根「よく沸いてくるな、その自信」


73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:00:09.83 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「しかしミサカの子猫への愛情はどうやら届きづらいようです」

垣根「ん?どうゆーことだ?」

御坂妹「私から微弱の電磁波が出ているので直接子猫に触ると、動物は敏感なので私の電磁波でも感じ取ってしまうのです。
    だから直接抱くことができないのですとミサカは嘆きます

垣根「(そういえば姉がそんなこと言っていたな…)」

垣根「そーか、そりゃ残念だな」

垣根「じゃあお前その猫どうするんだ?」

御坂妹「飼いますとミサカは鼻息を荒くします」ムッフー

垣根「でもお前猫の飼い方とかわかってるのか?」

御坂妹「あまりわかってませんとミサカは少ししょんぼりします」

垣根「はぁ…じゃあまず餌とか首輪とか、おトイレ用の砂とか買わねぇと駄目だろ」

御坂妹「ふむふむ…じゃあ一緒にペットショップに行きましょう」

垣根「え?何で俺も一緒に…ってちょ」

垣根「待て待て…お前ダンボール抱えながらとか傘さすとか危なすぎんだろ、ダンボール両手に抱えろよ」

御坂妹「そうすると私が濡れてしまうのですが…」

垣根「じゃあ俺の傘入れよ」

御坂妹「優しいですね」

垣根「そうでもねぇーよ」

垣根「ほらさっさと行くぞ」

御坂妹「わかりましたとミサカはあなたの傘に入ります」



ザーーーーー


74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:00:58.65 ID:Hn+yqDOk0


――――ペットショップ
垣根「うわっ…餌だけでこんなあんのかよ…」

御坂妹「これはかなりすごいですねとミサカは驚きます」

垣根「すいませーん、あの、この子猫用の餌が欲しいんだけど」

カシコマリマシタ

コチラデス

垣根「ふむ…これか…あと、猫用のトイレと…首輪か」

御坂妹「意外に積極的ですねとミサカはペットショップとあなたのミスマッチさに笑います」

垣根「わらうなし!ほらお前も探せ」

御坂妹「了解しましたとミサカは早速探しに出ます」


75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:01:28.55 ID:Hn+yqDOk0


カイケイ3マン5000エンニナリマス

カードデ

カシコマリマシター

垣根「こんなもんか」ドッサリ

御坂妹「そうですねとミサカは子猫グッズを買えたことに満足します」

垣根「ちょっと飯でも食うか?」

御坂妹「今日はあなたから誘ってくれるのですねとミサカは着実にあなたがミサカのとりこになってることを自覚します」

垣根「とりこになってねぇよ、気分だ気分」

御坂妹「で、今日は何を食べるのですか?」

垣根「そうだな…別に俺はラーメンとかでもいいんだが…」

御坂妹「じゃあそうしましょうとミサカはラーメン屋を目指します」


76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:01:55.85 ID:Hn+yqDOk0


イラッシャーイ

垣根「何にする?」

御坂妹「そうですね…ではミサカはこのとんこつチャーシューネギ盛にします」

垣根「がっつりきたな…」

垣根「じゃあ、とんこつチャーシューネギ盛と塩ラーメン、トッピング卵で」

ハイヨー

垣根「それにしてもいっぱい買ったな」

御坂妹「そうですね…まぁ子猫のためです。これぐらい仕方ありません」

垣根「しっかしこんなに首輪が高いとは思わなかったぜ…」

御坂妹「そうですね、まぁ、安いのもありましたが、ほかの猫と比べる証ですし、並べく高いものを買ってあげたかったのですとミサカはかなり深い説明をします」

垣根「まぁその猫グッズ支払ったの俺だけどな」

御坂妹「おこがましいかたですね、お金お金と…」

垣根「ぜんぜんだよ!むしろお前がおこがましいんだよ!」


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:03:49.58 ID:Hn+yqDOk0


ハイ、オマチドウサマー

垣根「お、きたか」

御坂妹「またあーんしますか?」

垣根「しねぇよ!恥ずかしすぎるだろ…」

御坂妹「まぁ、坊やですね」

垣根「お前はもっと恥じらいを持て」

チュルチュル

垣根「で、お前この後どうすんだ?」

御坂妹「うーん…少し地下街を見て帰ります…」

垣根「そか…」モグモグ

御坂妹「一緒についてきてくれますか?」

垣根「あぁ、ついてってやるよ」

御坂妹「…ありがとうございます」モグモグ


78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:04:19.29 ID:Hn+yqDOk0


―――
垣根「ふー、食った食った」

御坂妹「では、行きましょうか」

垣根「そーだな」スタスタ

垣根「しっかし、地下なのにこんなにも明るいなんて…科学はすげぇな」

御坂妹「その科学の頂点のあなたが言うとは滑稽ですねとミサカは笑います」

垣根「まぁ俺のはもう科学とか通り超えてる感あるからな」

御坂妹「ん…」

垣根「どした?」

御坂妹「いえ…なんでも」

垣根「ネックレス?」

御坂妹「いや、ぜんぜん欲しくないですけど、ちょっときらきらしてて、でもミサカには合わないというか…」

垣根「そんなに欲しいのか」

御坂妹「べ、別にー」

垣根「(なんだこの嘘過ぎてもう本当みたいな…かわいい)買ってやろうか?」

御坂妹「…いえ…いりません」


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:04:46.98 ID:Hn+yqDOk0


垣根「いや、別に値段とか気にしなくていいんだぜ。レベル5ってのは腐るほど金もってるからな」

御坂妹「そういうわけではないのです、とミサカは説明しがたさに悶々とします」

垣根「よくわからねぇが、まぁもらっとけよ、プレゼントだ」

垣根「すいません、これください」

カシコマリマシター

御坂妹「あ…」

垣根「ほらよ」

御坂妹「ありがとう…ございます」

垣根「なんで、そんな悲しそうな顔するんだよ」

御坂妹「いえ…うれしいです…」

御坂妹「(でも・・・これをつけられるのも・・・あと何時間でしょうか・・・)」

垣根「そか、そりゃよかった」ニコ

御坂妹「(あぁ・・・ミサカは今までこれほどに笑顔の暴力というものを受けたことがありませんでした)」

御坂妹「っ…」


80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:05:20.30 ID:Hn+yqDOk0


~MNWミサカネットワーク~


10654号「10032号、実験の時間になりました」



10763号「速やかに実験準備段階に入ってください」







御坂妹「わかり・・・ました・・・」


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 20:06:33.74 ID:Hn+yqDOk0


御坂妹「ではミサカはこの後用事があるので失礼します・・・」

垣根「そか。じゃぁ気をつけてな」

御坂妹「あ、あとこの子猫預かっててくれませんか、この猫グッズも」

垣根「おいおい・・・こんな持てねぇぞ・・・ってかどーすんだよ」

御坂妹「また私に会ったらそのときに渡してください」


――――――――MNW
御坂妹『ということです、とミサカはお願いします』

10457号『了解しました』

19347号『確かに了解しましたとミサカは(ry』

―――――――

垣根「そか、まぁかわいがっててやるからよ、街でまた会ったらそのときにな」

垣根「こんだけ頻繁に会えるんだ、またすぐ会えるだろ」

御坂妹「そう・・・ですね・・・」

垣根「じゃ、気をつけてな」

御坂妹「はい・・・さようならとミサカは別れの言葉を告げます」

御坂妹「(本当に・・・さようなら・・・)」

垣根 スタスタ

御坂妹「・・・」クルリ

御坂妹「・・・」スタスタ  


90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 21:31:48.31 ID:Hn+yqDOk0


――――実験場

周りはコンテナだらけ…人の気配はもちろんない

一方「よォ・・・今日はてめェがダンスパーティーの相手ですかァ?」

御坂妹「体調のほうはよろしいですか?一方通行」

一方「もちろん絶好調だぜェ。実験が楽しめそうなほどなァ」

御坂妹「実験対象、健康状態良好。ただいまより3分後に実験を開始します」

一方「今日で何人目だっけか?」

御坂妹「10032人目ですとミサカは回答します」

一方「ハッ、まだ折り返してから32人かよ…先がなげェな、オイ!」

御坂妹「ではミサカのほうも戦闘スタンバイに入ります。実験開始まで残り2分です」

一方「でもよォあとたかが9968人だァ…そうすりゃ俺も晴れてレベル6ってわけだ」

御坂妹「残り1分です」

一方「そうすりゃてめェらも殺されがいがあるってもんだろ?なァ?」

御坂妹「残り30秒です」

一方「…ハッ!こっちがいうこと全無視ですかァ?つれねェやろうだ…」

一方「まァでも・・・俺が楽しめたらなんでもいいんだけどなァ!!!!!!!」

御坂妹「実験開始です」


その瞬間一方通行は笑い声を上げながら御坂妹に迫ってきた…


91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 21:37:47.21 ID:Hn+yqDOk0


――――
垣根「よーしよし、にゃーん」

猫「にゃー」

垣根「お前はいい子だな、よしよし」

猫「にゃーん」

垣根「とりあえず荷物の片付けがひと段落したな」

垣根「ま、あいつが来る前にこいつを手なずけてアイツに悔しがらしてやろう」フッ

垣根「そういやあいつなんか今日様子おかしかったんだよなぁ・・・」

垣根「・・・よしっ!」

垣根「アイツの家にいってみるか」


93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 21:46:39.49 ID:Hn+yqDOk0


垣根「でもあいつの家しらねぇんだよな・・・」

垣根「ま、普通に調べるか」

垣根「plllあ、もしもし」

手下の男『はい、なんでしょうか』

垣根「わりぃけどさ、バンクから【御坂妹】の住所教えてくれない?」

手下の男『【御坂妹】ですね、わかりました、少々お待ちください』

垣根「おう」

手下の男『…【御坂妹】でよろしいんですよね?』

垣根「あぁ、そうだが・・・?」

手下の男『検索該当数0です』

垣根「・・・?どういうことだ・・・」

手下の男『といわれましたも私にはなんとも…』

垣根「…」

垣根「御坂美琴を検索しろ」

手下の男『住所ですか?』

垣根「いや、洗いざらい全部だ」

手下の男『どのレベルまで?』

垣根「どんなに硬い鍵がかかってても全部だ」

垣根「むしろ強靭なロックがかかってる情報を調べろ」

手下の男『かしこまりました。では今から15分ほどもう一度かけなおさせていただきます』

垣根「はやめにな」

ガチャ


94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 21:56:53.99 ID:Hn+yqDOk0


―――――
御坂妹「くっ・・・」ズダダダ

一方「おいおい、そんな銃なんざァ俺にはきかねェぞ!」ガッ

一方通行は御坂妹に蹴りを入れる

しかしただの蹴りではない。ベクトル操作によって蹴りは恐ろしい強さを兼ね備える

御坂妹「が・・・はっ・・・」

ズザザザザザ

一方「がんばれよ!まだまだこんなんじゃ俺の楽しみは終わらねェんだよォ!」

御坂妹「はっ・・・はっ・・・」

御坂妹は必死に逃げる。時々振り返り電撃を飛ばす。

曲がりなりにもその電撃はレベル3並

普通なら多少なりともダメージを食らうだろう

しかし、一方通行は普通ではない

ベクトル操作でいとも簡単に電撃をはじく・・・

一方「雨の日に電気なんて使ってんじゃねェぞ!感電したらどうするんですかァ?」

もちろん一方通行は感電なんてしない。感電どころかダメージさえ食らわない
どのようにしてこの男を叩き伏せる人がいるのだろうか

御坂妹「(誰も・・・いないでしょうね・・・)」

御坂妹「はぁっ!!」ビリビリ

一方「お?やる気はまだあるか・・・いいねェその絶対に勝てない相手にも全力でぶつかる奴」

一方「でもいくらがんばってもこの一方通行様には勝てないんだけどなァ!」

御坂妹「・・・(だめ・・ですか・・)」

御坂妹の渾身の電撃もはじかれた

御坂妹にはもう残された選択肢が残ってはいなかった
逃げるしかなかった


95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 22:07:33.86 ID:Hn+yqDOk0


――――――
pllll
垣根「!!」

垣根「おいっ!どうだった」

手下『垣根さん、御坂美琴・・・かなりの闇がありました』

垣根「闇…?」

手下『絶対能力進化実験というものがありました』

垣根「絶対能力・・・なんだその実験?」

手下『一方通行を対象にしたレベル6への進化実験です』

垣根「レベル6・・・」

手下『その実験内容は御坂美琴のクローンを2万体を殺害するというものです』

垣根「クローン・・・っ!!」

垣根「御坂美琴に兄弟は!?」

手下『いませんね』

垣根「なっ・・・」

垣根「(じゃぁ俺が今まで御坂妹として接していた奴は・・・御坂美琴のクローン・・・)」

垣根「!!!!」

垣根「(なんでアイツは昨日遊園地に行きたがってた?なんでアイツはペンダントを欲しがらなかった?




     アイツは俺と別れたときに用事があると言っていた・・・それは・・)」


垣根「オイ!今日も実験をやってるのか!?」

手下『はい、やっていますね』

手下『今衛星で場所と画像を添付してファックスで送ります』

ウィイイインガガガガ

垣根「これ・・・は・・・」

そこにあった写真には一方通行…そして今日上げたペンダントをした御坂妹が映し出されていた

垣根「・・・」バサッ

垣根「ありがとう、じゃぁな」ガチャ

ツーツーツー・・・


ガラガラ

垣根は窓を開け、ベランダに立ち、その翼で飛び立った


96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 22:31:06.79 ID:Hn+yqDOk0


――――
御坂妹「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」タッタッタッタ

御坂妹は雨のなか必死に逃げていた

一方「何逃げてんだァ!」キュウウウウン

一方通行はまたしてもベクトル操作を使って自身をロケットのようにし、御坂妹に急接近する

一方「ヒャッハァ!」ガッ

御坂妹「ぐ・・・は・・・」

御坂妹の肺から空気が漏れる

御坂妹「がっ・・・」

一方「あァ?なんだこりゃ」

一方通行は御坂妹のお腹を踏みつけつつも首元に目をやる

一方「あン?ネックレス?」

御坂妹「それは・・・」

一方「なんでてめェがこんな洒落たものつけてやがる・・・」

御坂妹「大事な人がくれたものですとミサカは説明します・・・ぐっ・・・」

一方「は…かきかかきくくくかけき!!!」

一方は笑い出した

一方「てめェにとって大事な人ってこたァお姉さまのことか?」

御坂妹「違います・・・とミサカは否定します」

一方「は・・・まぁ誰にしてもこんなクローン相手にネックレスなんざァ・・・しかもこれ高ェやつじゃねェのか?物好きな奴らはいるもんだな」

一方「ほんとバカだなァそいつは・・・おろかもんだぜェ」

御坂妹「くっ・・・ハァァァァァ!!!」ビリビリ

一方「あ?踏まれつつもがんばるなァオイ」

御坂妹「・・・しないでください・・・」

御坂妹「垣根さんをバカにしないでください!!!!!!!」ビリビリ

一方「てめェ・・・いきなり電圧上げて抵抗してんじゃねェぞ・・・」グリグリ

御坂妹「いたっ・・・」

一方「この実験動物の癖に・・・生意気なんだよッ!あァ?」

一方「・・・しめェだ・・」

一方「これで終わらせてやる・・・」

御坂妹「あっ・・・痛っ・・・」

一方「前もやったけどよ・・・血液逆流だ・・・」

御坂妹「(これで終わりですか・・・)」

一方「あばよ」

御坂妹「(さよなら・・・垣根s・・・)」


98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 22:34:44.67 ID:Hn+yqDOk0


一方「誰だァ?」

御坂妹「えっ・・・?」

垣根「そいつから離れろ・・・」

一方「何言ってんだ・・・」

垣根「離れろ・・・」バサッ

垣根帝督の翼が一方通行に襲い掛かる

一方「ハッ!俺には反射が・・・なっ!」ドゴッ

一方通行は普通ではない

この男に普通の攻撃はまったく効かない

ただし、この垣根帝督もまた普通の人ではない

一方「がっ・・・」

一方通行が吹き飛ばされる

一方「てめェ・・・何を・・・」

垣根「は?テメェの反射が効かないことにびびってんのか?」

垣根「バカ言うなよ・・・そんな常識な、この俺の未元物質に通用しねぇんだよ」

垣根は御坂妹に近づき抱き上げた

垣根「大丈夫か?」

御坂妹「なんで・・・ここに・・・」

垣根「いろいろとな。あとでテメェは説教だ・・・この俺をだましたからな」

御坂妹「説教は・・・嫌ですね・・・」

垣根「まぁいい、ここで休んでろ」

そういって垣根はコンテナに寄りかからせる

垣根「待ってろ」

そういって垣根は化け物と対峙する


99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 22:46:24.69 ID:Hn+yqDOk0


垣根「おい大丈夫かモヤシ野郎・・・」

一方「てめェ調子乗ってんじゃねェぞ!」

一方は恐ろしい速度で石を蹴り上げる

しかし

垣根「効かねぇな」

垣根の翼はいとも簡単に銃弾速度の石を叩き落す

垣根「じゃあ今度はこっちから行くぞ」

垣根の翼が烈風を起こす

一方「がはッ・・・」ドサッ

垣根「今の烈風には2万5000ベクトルを注入してある・・・どうだ?テメェの反射はもう効かねぇんだよ」

一方「舐めるなよ、三下がァ!」

垣根「くっ」

一方通行の起こした風がベクトル操作で何倍もの強さになり垣根を襲う

垣根「(チッ・・・さすがベクトル操作ってとこだな)」

一方「なるほど・・・テメェの未元物質がこの世の物理法則を超えてることは理解したぜ」

垣根「そうか・・・ならば大人しく[ピーーー]や」

そしてもう一度垣根の翼は、今度は直接一方通行に襲い掛かる

一方「でもよ・・・そんなものたとえ物理法則を超えてても俺の反射には関係ねェんだよ!」キュイイン

垣根「なっ!」

翼が弾き飛ばされた

垣根「俺の・・・未元物質をも掌握したってのか・・・」

一方「ハッ・・・もう終わりだなァ三下野郎」

一方「てめェの攻撃はもう俺の反射に勝てない」

垣根「くそっ!」バサッ


垣根はまたもやベクトルを注入した烈風を起こす

一方「むだむだァ!」キュイイイン

一方「もうてめェの負けは見えたなオイ」

一方「今から虐殺の始まりだぜェェェ!!」


101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/19(日) 23:04:10.05 ID:Hn+yqDOk0


垣根「はぁ・・・はぁ・・・」

一方「もう終わりですかァ?さっきの威勢はどうしちゃったンですかァ?」

垣根帝督は地面にふせ、雨にぬれ、土で服が泥まみれになっていた

それに比べ一方通行は幾分か血のあとがあるがそれ以外は、泥は愚か、雨さえも反射し、濡れてもいなかった

垣根「(くそ・・・)」

垣根は一方通行を見る

一粒一粒の雨が一方通行の数センチ前でまるでそこに膜があるかのようにはじかれている

垣根「(化けもんかよ・・・)」

一方「はァ、もう遊びは終わりか・・・まァてめェを殺したあとにあの女ぶっ殺してそれで今日の実験は終了だァ」

垣根「・・・」スタ

垣根はおもむろにその傷ついた体を奮い立たせ、立ち上がる

一方「あァ?まだ抵抗する気かァ?もうてめェの負けは見えてるンだよ」

垣根「まだ・・・だ・・・」

一方「ハッ・・・第2位の垣根さンはなんでそんなにがんばるンですかねェ」

垣根「知ってたのか・・・」

一方「ついさっき思い出したぜ『第2位 未元物質の垣根ていとくン』だってなァ」

一方「くっくっく・・・」

一方「なんでオマエと俺が第一位と第二位に分けられてるか知ってるか?」



一方「その間に、絶対的な壁があるからだ」


垣根「・・・」バサッ

一方「おうおう、お怒りですか、そんな翼広げちゃってェ」

一方「さっさとあの女のくたばりやがれェ」

垣根「教えてやるよ・・・」

一方「あァ?」

垣根「一方通行と垣根帝督の違いを・・・」

垣根「それはな」

垣根「守るべき相手がいるかいねぇかだ」

一方「ハッ!笑わせてくれるぜ!そんなもんで俺とオマエとの壁をかわらねェんだよ!」

垣根「だからなんだ・・・」


垣根「その壁の向こうにアイツがいるのなら、


             

          俺はどんな壁だって乗り越えてやるよ」


114: ◆ZGUfxEGLaw:2011/06/20(月) 00:20:00.14 ID:1eSAW/iF0


一方「おらおらッ!」

一方通行は次々とベクトル操作で烈風を作り、垣根帝督に攻撃を仕掛ける

垣根「(くっ・・・威勢よく言ったものの・・・)」

垣根「(倒す手段が見あたらねぇ)」

垣根帝督は翼を器用に扱い攻撃を凌いでいた

一方「あァ?どうしたどうしたァ!?防戦ばっかじゃ俺にはかてねェぞ!」

次々と繰り出される攻撃

しかし垣根は為す術がない

垣根は落ち着きつつ状況を分析する

垣根「(俺の未元物質は奴の反射に抵抗できない)」

垣根「(すべてありのまま反射されちまうってことだ)」

垣根「(すべてが等しい力で返されるベクトル操作)」

垣根「(体にぶつかる直前で跳ね返される・・・いや、待て跳ね返すんじゃない・・・ベクトルを真反対にしているんだ・・・)」

垣根「(!! ぎりぎりの活路が見えてきたぜ・・・)」

一方「何考え事してやがる!殺し合いにちゃんと集中しないなんてだめだなァ!オイ!」

垣根帝督の前にすでアクセラレーターがいた

垣根「くっ!」

とっさに空へ飛び上がる
そして羽を2、3枚一方通行に投げつける、まるで、刃物のように素早く

一方「何回も同じ手つかってんじゃねェぞ!オマエの未元物質はお見通しだっつてんだろォがァ!」

雨と同様、羽も跳ね返され垣根帝督にそのままの勢いで戻ってくる

垣根「っ」

とっさに羽根をよけ、体勢を戻す


115: ◆ZGUfxEGLaw:2011/06/20(月) 00:31:19.96 ID:1eSAW/iF0


一方「もうオマエには手が残されていねェ・・・」

一方「そろそろ俺も疲れて眠りたくてな・・・」

一方「終わりにさせてもらうぜェ!!」

垣根は無いも言わず空を少しずつ移動する

一方「あァ?間合いでも計ってるつもりか?」

垣根「いや、この移動が勝利への第一歩だ」

一方「かきくくけけこきか!どうやっても俺には勝てねェんだよ」

垣根「(ここだ)」

垣根「じゃあ次で終わらせてやるよ」

一方「あんまなめんなよ三下ァ・・・」

垣根「どっちが三下だか教えてやるよ・・・」

垣根はそういうと羽と羽を組合し、空中で一本の長い槍を作る

一方はそれを見上げつつ笑った

一方「どんだけベクトルを強めても、鋭利にしても反射で跳ね返してやるよォ!」

垣根「行くぞ」フラフラ

一方「ギャハハハッ!テメェの槍で自分がフラフラしてんじゃねェか!

   ・・・さっさと女と一緒にクタバってあの世で仲良くしてやがれェ!」

そして一方通行はベクトル操作を使って、垣根帝督は翼を羽ばたかせ両者、目にも留まらぬ速さで相手に向かう

一方「おらァァァァァ!!!!!!」

一方通行は手を伸ばす、垣根の体を粉々にするために

垣根「うおぉぉおぉおおお!!!」

垣根は一方通行に槍を向け、そして一方通行の数センチ前で





          そっと槍から手を離した


そして


116: ◆ZGUfxEGLaw:2011/06/20(月) 00:48:03.80 ID:1eSAW/iF0


            槍は一方通行を貫いた



一方「が・・・はッ・・・」

垣根「はぁ・・・はぁ・・・」






一方通行は無様にも体を雨にぬらし、横たわり、垣根帝督はその傍に立ち、一方通行を見下ろしていた

一方「てめぇ・・・何しやがった・・・ごふッ・・・」

垣根「簡単なことだ、テメェのベクトル操作を借りたんだよ」

一方「どういう・・・ことだ・・・」

垣根「あの槍は『月の重力をかなり受けやすい』未元物質で作った」

垣根「この地球にも月の重力を受けてることぐらい知ってるだろ。満潮・干潮などがそうだ。しかもそれを何倍もの重力感じるように作った」

垣根「それに今日は月が見えてないが満月だ・・・さらに月の影響を受けやすい」

垣根「後は簡単だ・・・暦、時間から今の月の位置を計算し、月を真後ろに持っていて、槍をオマエのベクトルの反射が効く範囲まで持っていき
   反射が効く寸前に手を離せば後は勝手にテメェに刺さるってことだ。テメェのベクトル操作の範囲が分かったのもこの雨のおかげだな」

一方「くそッ・・・」

垣根「分かったか、これが持たざるものと持たない者の違いだ」

一方「ハッ!そんなことあるかよ・・・俺は今まで誰かを助けることなんて生き方・・・してねェんだよ・・・ガハッ・・・」

垣根「血を吐きまくってるな、さっきまでの威勢はどうした」

一方「くそがァ・・・」

一方通行はゆっくりと意識を手放す


119: ◆ZGUfxEGLaw:2011/06/20(月) 00:59:20.41 ID:1eSAW/iF0


垣根「そういえば、アイツは」タッタッタ

垣根「大丈夫か!?」

御坂妹「大丈夫ですよとミサカは答えます」

御坂妹「それよりあなたのほうが重症のように見えますが」

垣根「あ?大丈夫だ、こんぐらい」

御坂妹「それより一方通行は・・・」

垣根「まだ気絶してるだけだ、けどほっといたらそのまま死ぬだろうな。一応命に関わる部分を刺したからな」

御坂妹「どうするのですか?とミサカは尋ねます」

垣根「それを聞きたくてな・・・」

垣根「もし俺がアイツを生かそうとしたらどうする?」

御坂妹「あなたなりの理由があるというのなら、私は構いませんとミサカは回答します」

垣根「それでも、アイツはお前を殺そうとした奴だぞ?」

御坂妹「それはそうです。もしかしたら、また私を殺しにくるかも知れません。」

御坂妹「それでも、またあなたが助けてくれるとミサカは確信しています」

垣根「調子いいこと言いやがって・・・まぁまた助けてやるけどな」

御坂妹「なら生かすことはあなたの一存に任せます」

垣根「そうか、ありがとうな」

御坂妹「それはこちらの台詞です。本当にありがとうございました」ダキッ

垣根「ちょ・・」

御坂妹「いきなり抱きつかれてドキドキしてるのですか?」

垣根「ま、まさか・・・」

御坂妹「ミサカはドキドキしていますよ」

垣根「え?」

御坂妹「これが噂に聞く『恋』というものかもしれませんね」

垣根「それはどういう・・・」

御坂妹「ほらさっさと一方通行を病院に連れて行きますよ」クルリ

垣根「おい、今の台詞・・・」

御坂妹「さっきの台詞を掘り起こすのは禁止です」

垣根「お前の顔が赤いのは?」

御坂妹「もっと触れてはいけないことですね」

垣根「ハッ、そうか・・・じゃ、病院いくか」

御坂妹「はい」


122: ◆ZGUfxEGLaw:2011/06/20(月) 01:08:45.83 ID:1eSAW/iF0


そうして俺たちは一方通行を担いで病院へ行った

病院には凄腕の医者がいたらしく、一方通行は特に障害なく順調に回復しているそうだ

御坂妹も俺も特に怪我はせず、その日は大事をとって2人とも入院したが、次の日には無事退院した


そして・・・

御坂妹「お待たせしました」

垣根「お・・・それこの前買った浴衣か?」

御坂妹「そうです。似合ってますか?」

垣根「まぁ普通だなとテイトクは辛口コメント・・・」

御坂妹「もう一度だけチャンスをあげます。似合ってますか?」

垣根「・・・よくお似合いです」

今日は一緒に花火を見に来ている

夏休み最後の大花火大会だ

ヒューーーーーーバン バン

御坂妹「おぉ・・・初めて見る花火にミサカは感動します」

垣根「そうか・・・お前はまだ見てないもんが世の中にはいっぱいあるのか」

御坂妹「そうですね、まだまだあります」

垣根「じゃあ俺が全部見せてやるよ」

御坂妹「なんでも?」

垣根「なんでも、お前が見たいもの全部」

御坂妹「それだと一生かかってしまいますが」

垣根「じゃあ一生かけて見てまわるか」

御坂妹「それは楽しみです」クスッ

御坂妹「じゃあこれからもよろしくお願いしますねとミサカは目を閉じて顔を近づけます」

垣根「あぁ、よろしくな」

そして俺たちは・・・



                                  fin


126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/20(月) 01:17:34.10 ID:Z5NIGX5oo


短くまとまっていてナイス。乙っした


元スレ:御坂妹「エセホスト」 垣根「なっ…」
    スポンサーサイト御坂妹「エセホスト」 垣根「なっ…」のコメント
  1. 名前:774◆-[saga] 投稿日:2011/06/23(木) 09:20:43.00 ID:SSJUNKIE403
  2. どうでもいいけど「無能力者」である上条が一方通行を倒したから実験中止されたわけで
    垣根が一方通行倒したら別のレベル5がやるかの違いだけでさらにクローン大量生産されて実験続行されるだけじゃないかな
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