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女生徒「妖怪が出るらしいのです」御坂「私達の出番ね!!」食蜂「」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: とある魔術の禁書目録SS | 更新日: 2011/06/23 19:30
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 09:20:12.78 ID:HMGQQ0UDO


女生徒「本当ですか、御坂様!?」

御坂「ええ、困ってるんならなるべく力になりたいしね」

女生徒「良かった~。もし冗談だと笑われたらと…」ホッ

食蜂「」


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 09:26:39.88 ID:HMGQQ0UDO


御坂「それで、どういう話なの?」

女生徒「…はい。実は、私、課外活動で考古学の研究をしておりますの」

御坂「へえー、考古学?」

女生徒「はい。例えば、遺跡等からの出土品の解析等をしているのですが…」

女生徒「最近、その施設でおかしな事が起きてるのです」


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 09:35:10.35 ID:HMGQQ0UDO


御坂「ふーん、例えば?」

女生徒「はい。夜中、誰もいない真っ暗なフロアでヒタヒタと足音がしたり」

食蜂「ひっ」

女生徒「片隅にゴミが落ちてると思ったら、それは鼠の、その何かに食べられた様な死体だったり」

食蜂「ひぃぃっ」ブルブル


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 09:45:30.19 ID:HMGQQ0UDO


御坂「イタズラにしちゃ、ちょっと悪趣味よね」

女生徒「…それだけじゃないんです。実は、その施設は最近辞める人や、何故だか入院してしまう人が多くて…」

御坂「…ふーん」

女生徒「それに、私の友達も入院してしまって…」

御坂「…そう」


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 09:51:36.11 ID:HMGQQ0UDO


御坂「よし、分かったわ。ちょっとその施設を調べてみる」

女生徒「あ、ありがとうございます御坂様!!」ペコッ

御坂「止めてよ、そんな大した事じゃないんだしさ。それに、その妖怪野郎の顔も拝んでみたいしね」

女生徒「御坂様…」


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:03:34.47 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「さ、流石ねぇ御坂さぁん。そんな身も蓋もない噂話一つで自分の好感度をあげようなんてぇ」ビクビク

女生徒「…すいません」ショボン

食蜂「そ、それじゃあそろそろおいとまさせて貰うわぁ。こんな戯言、付き合ってる暇ないしぃ」スッ

食蜂「そ、それじゃあ…」ソローリ…


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:09:26.69 ID:HMGQQ0UDO


御坂「待て」ガシッ

食蜂「ひっ」

御坂「なーに逃げようとしてんのかなぁー?」ニコッ

食蜂「ひぃぃっ」


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:14:50.79 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「ににに逃げようなんて考えてないわぁ。た、ただこんなつまらない事に学園都市の頂点たるレベル5が付き合えないってことぉ」

御坂「…ふーん。じゃ、その足は何?」

食蜂「へ?」

カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク

御坂「めっちゃくちゃ膝が笑ってるじゃない」


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:20:38.64 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「こ、これは長時間座ってたから…」

女生徒「まだ十分程度しか座ってませんが…」

御坂「それにアンタ、その冷や汗」

食蜂「え?」

ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ

御坂「かきすぎよ」


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:28:38.23 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「こ、これは今日の日差しで…」ゴニョゴニョ

御坂「今日、曇りよ」

食蜂「うぅ~~…」

御坂「まぁ、良いわ。」ポリッ

食蜂「へ?」

御坂「そんなにびびってたら話にならないし」


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:34:24.58 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「こ、怖がってなんか…」ゴニョゴニョ

御坂「はいはい、分かった分かった」ポンポン

食蜂「…何か、バカにしてなぁい?」

御坂「別に?」ニコッ

食蜂「む~…」


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:45:42.63 ID:uEzRUc/m0


御坂「それじゃ、私達も行こっか?」スッ

女生徒「み、御坂様、お手を//」

御坂「あなたが相談してくれた事までアイツに改竄されちゃ、たまんないしね」ギュッ

女生徒「は、はい//」

食蜂「むーーーーっ!!」


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 10:51:23.80 ID:uEzRUc/m0


食蜂「・・・分かったわぁ」

女生徒「へ?」

食蜂「この私が見事その事件を解決してあげるわぁ!!」

御坂「別に無理しなくてもいいのよ~~?」ヒラヒラ

食蜂「・・・その思い上がった態度!最早捨て置けないわぁ」

食蜂「・・・見てなさい。どちらが常盤台の女王にふさわしいか、格の違いを見せ付けてあげるわぁ!!」


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:01:36.99 ID:uEzRUc/m0


午後九時、とある研究施設前―

御坂「ここがあの子の言ってたビルね」

食蜂「そ、そうねぇ」ビクビク

御坂「今日は黒子のヤツも宿直でいないし、絶好の日和ねっ」

食蜂「そ、そうねぇ」オドオド

御坂「寮監も案外と簡単に許可出してくれたし、後顧に憂いは無いわ」

食蜂「そ、そうねぇ」キョドキョド

御坂「つか、何か別の台詞を喋れ!!」

食蜂「あう~・・・」


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:09:48.67 ID:uEzRUc/m0


御坂「つか、何て格好よアンタ!?」

食蜂「え~っと、とりあえず巫女装束?」

御坂「それにそのお札お守りのオンパレード!?」

食蜂「えっ~と、みんなが選別に・・・」

御坂「巻き上げてんじゃねぇぇぇぇぇっ!!」


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:12:18.24 ID:uEzRUc/m0


御坂「それに餞別ってなによ一体!?」

食蜂「えぅ~~・・・・」

御坂「・・・まぁいいわ」ハァ

御坂「ほら、行くわよ?」


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:15:33.28 ID:uEzRUc/m0


食蜂「・・・・・・・・・・・」

御坂「?どうしたの?」

食蜂「きゅっ、急にお腹が・・・・」イタタタタ・・・

御坂「急に仮病使うんじゃねぇ!!ほら、さっさと来るっ」ガッ

食蜂「ええ~~・・・・・・」

ズルズルズルズルズルズル・・・・・・・・・・・・


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:42:27.42 ID:HMGQQ0UDO


施設内・廊下―

コツーンコツーン…

食蜂「…ねぇ、御坂さぁん」ビクビク

御坂「んー、何?」チラッ


食蜂「もうちょっとゆっくり歩いてくれなぁい?ちょっと着いていけないわぁ…」オドオド

御坂「人の背中に貼りついといて何を吐かすか!?」


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:46:16.67 ID:HMGQQ0UDO


御坂「大体アンタはビビり過ぎなのよっ。もっとしゃんとして、しゃんと!!」

食蜂「え~…」

御坂「え~、じゃないわよ。アンタそれでもレベル5!?」

食蜂「妖怪は守備範囲外よぉ…」ビクビク…


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 11:56:04.76 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「大体何で私達二人だけなのよぉ…。もっと連れてきても良かったじゃない…」

御坂「アンタねぇ…」ハァ…

御坂「もし、イカレた能力者が相手だったらどうする気?不用意にみんなを危険に晒しちゃうじゃない」

食蜂「でもぉ…」

御坂「…それに、もっと別の力、例えば呪いやそれこそ本物の妖怪だったら私の手に負えないしさ」

食蜂「お、脅かさないでよぉ…」ビクビク


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 12:01:33.99 ID:HMGQQ0UDO


御坂「まぁ、一応保険はかけてあるから安心して―」

食蜂「……」パクパク

御坂「?どうしたの」

「…………」

食蜂「で、出たぁーーーーっ!!」


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 12:08:50.44 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「白衣を着たウェーブのかかった髪の、目の隅の濃い残念美人の霊がこっちを見てるぅ!?」

「…えらく具体的だな」ポリッ

食蜂「ひっ」

食蜂「ひぃぃぃぃぃっーー!!」ピュー!

「なんなんだ、彼女は」

御坂「見ての通りのビビりよ」ハァ…

食蜂「きゃうっ!!」ステンッ

「あ、コケた」


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 23:00:55.57 ID:HMGQQ0UDO


施設内、待合室―

御坂「ほら、これで大丈夫よ」ペタッ

食蜂「えぅ~、もうちょっと優しくしてよぉ」サスサス


御坂「文句言うなっ。ガキかアンタは」

食蜂「子供じゃないもぉんっ」プーッ


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 23:07:10.92 ID:HMGQQ0UDO


「全く、仲のいい事だ」クスッ

御坂「は?こんな性悪女と同類にしないでくれる?」

食蜂「こっちこそ、服を着飾ったペチャパイゴリラは真っ平ごめんよぉ」プイッ


御坂「何を!」ガウッ!


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 23:46:37.80 ID:HMGQQ0UDO


「まあまあ」クスッ

御坂「でも、こんなとこでアンタに会うとは思わなかったわ。ねぇ、木山春生?」

木山「私も、訪ねてくる常盤台の生徒が君だとは思ってなかったよ」

食蜂「御坂さん、お知り合い?」

御坂「まあ、ね」


37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 23:52:43.34 ID:HMGQQ0UDO


食蜂「でもぉ、貴方の専門は大脳学生理学でしょぉ」

木山「おや、常盤台の『心理掌握』に見知りおいて貰えるとは光栄な事だ」

食蜂「そんなに大した事じゃないわぁ。ねぇ、『多才能力』さん?」ニコッ

木山「…ふん」


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/21(火) 23:57:56.10 ID:HMGQQ0UDO


御坂「ねぇ、そういや何でこんなところにいるのよ?」

木山「私には考古学は似合わないかい?」

御坂「…あんまりイメージないなぁ」

木山「まぁ、実際ここに来たのはつい最近だからね」

御坂「へぇー、そうなんだ」

食蜂「随分干されてるみたいだしねぇ」クスクス

御坂「ちょっと、そんな言い方っ」


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:03:54.68 ID:l9sD1NCDO


木山「いや、構わない。それは事実だからね…」

御坂「木山…」

木山「実際、私なぞ本職の研究では誰にも相手にされないさ。…ここに勤められてるのもかなりの欠員があったからだ」

御坂「かなりの欠員って…」

木山「そうでもなければ雇ってなどくれなかったさ…」


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:08:25.13 ID:l9sD1NCDO


御坂「ねぇ、その欠員の理由って…」

木山「…聞いたところで意味はないさ」

食蜂「でもぉ、ちょっと興味あるかもぉ」

木山「…君達が知ってる以上の事にはならないと思うがね」

食蜂「でもぉ、聞いてみたいなぁ」

木山「…………」


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:12:20.01 ID:l9sD1NCDO


木山「…分かった。ならここからはオフレコだ。決して口外しない様に」

食蜂「は~い♪」

御坂「ちょっ、ちょっと!?」

木山「構わんさ。―君達にも関係あるだろうからね…」


42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:19:34.68 ID:l9sD1NCDO


木山「知っての通り、ここでは考古学の研究がされている。勿論、様々な出土品も運ばれ解析される」

御坂「うん」

木山「…ある日、奇妙な石の、いや、人骨で出来た人型の人形がある現場から発見された」

木山「よくある出土品と思われたが、発見場所等からもしかすると価値があるかもしれないので分析される事になった」

御坂「それでこの研究所に?」

木山「ああ」


43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:29:00.91 ID:l9sD1NCDO


木山「だが、その解析は後回しにされ、遅々として進まなかった」

食蜂「それで結局どうなったのぉ?」

木山「結局、解析はされず、倉庫の中で放置された」

食蜂「ふーん」


44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:44:27.04 ID:l9sD1NCDO


御坂「今の話が一体…?」

木山「…しばらくして妙な事件が起こりだした。誰もいない廊下でコツコツと鳴る足音―勿論監視カメラには何も写ってない」

食蜂「……へ?」

木山「…さらに、カメラに写る鼠が目に見えない何かに食い散らかされる映像」
食蜂「ひっ」

木山「…これが一番大事なんだが――襲われるんだ、人が。得体の知れない何かに―」

食蜂「ひぃぃぃっ」


45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 00:52:38.31 ID:l9sD1NCDO


御坂「え、得体の知れない何かって…」

木山「…そうとしか表現できない。そいつに襲われたら、まるで全身の生気を奪われたかの様に、ある者は生き残りまたある者は―」

食蜂「いいっ、もう結構だからぁ!!」

木山「その襲われてる映像がこのビデオに――」

食蜂「いらないいらないいらないいらないいらないいらない!!」

木山「そこまで嫌がらなくても…」


46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 01:00:49.67 ID:l9sD1NCDO


食蜂「怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない…」ガタガタ…

木山「…急に壁際で足を抱えだしたんだが」

御坂「まあ、そのうち慣れわ。で、さっきの人形の話と何か関係が?」

木山「ああ、襲われた連中によれば、何でも一見警備員風だがその胸には例の人形が埋まってたそうだ」


47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 01:08:06.68 ID:l9sD1NCDO


御坂「カメラには写らなくても人には見えるなんて、本当に妖怪みたいね」フゥ…

食蜂「……」カタカタカタ

木山「ならば、一度くらいお目にかかりたいものだがね」クスッ

食蜂「ブンブンブンブン!」

御坂「冗談。そんな得体の知れないの相手にしてたら身が持たないわ」

食蜂「コクコクコクコク!」


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 01:15:38.08 ID:l9sD1NCDO


木山「まあ、今日出るかは分からないんだ。とりあえず、ゆっくりするといい」

御坂「だってさ」フゥ

食蜂「…………か、」

御坂「へ?」

食蜂「帰りたいよぉーー………」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…

御坂「…さっきのやり取りの迫力は一体何処に」ハァ…


49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:08:15.12 ID:l9sD1NCDO


………………



食蜂「…御坂さん御坂さん」チョイチョイ

御坂「んー?なにー?」ピッ

食蜂「携帯なんて後にしてよぉ」

御坂「今終わったからさ。で、何の用?」

食蜂「んっとねぇ」モジモジ

食蜂「おトイレ行きたいのぉ」

御坂「…は?」


50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:13:06.00 ID:l9sD1NCDO


御坂「行ってきたら?」

木山「ここから出て真っ直ぐ左だぞ」

食蜂「そうじゃなくてぇ」チラッ

食蜂「あのぅ、そのぅ…」モジモジ

御坂「?」


51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:20:17.76 ID:l9sD1NCDO


御坂「…何、アンタひょっとして一緒に着いてきて欲しいの?」

食蜂「コクコクコクコクッ」

御坂「どんだけ必死なんだアンタは」…ハァ

御坂「…折角だけど、パス。そろそろ保険が到着しそうなのよ」

食蜂「ええ~っ」


52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:27:34.64 ID:l9sD1NCDO


食蜂「どうしてよぉ。私達、友達じゃなぁい?」ウルウル

御坂「アンタ、ホント調子良いわね…」

食蜂「ねっねっ、だからぁ」

御坂「あと10分待ちなさい。そしたら、保険が着くからさ」

食蜂「え~っ、そんなに待てないよぅ」


53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:35:54.14 ID:l9sD1NCDO


食蜂「じゃあ、ここで漏らす」

御坂「え?」

食蜂「そうなったら御坂さんの責任だからねぇ?」

御坂「何で私の責任!?」


54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:38:39.08 ID:l9sD1NCDO


木山「やれやれ仕方ない」ガタッ

御坂「え?」

木山「私が着いて行こう」

食蜂「ほ、本当ぉ?」

木山「ここで漏らされでもしたらたまらないからね」


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 09:57:02.86 ID:l9sD1NCDO


食蜂「それじゃあ早く行きましょぅ。もうそろそろ限界が…」プルプル

御坂「どんだけ我慢してたんだアンタは」

木山「まあ、そういう事だから、ちょっとここを頼む」

御坂「…何か悪いわね」

木山「なに、子供のお守りは慣れてるさ」クスッ

食蜂「そんな事より、早くぅ。もうそろそろダムが決壊しそう…」プルプル

木山「はいはい」


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 10:38:56.30 ID:l9sD1NCDO


施設内、女子トイレ―


食蜂「それじゃあ行ってくるから『絶対に帰らないでね?』」

木山「そう何度も念を押さなくても帰らないさ」

食蜂「絶対よぉ!嘘ついたら針千本飲ますからぁ」

木山「はいはい」


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 10:46:55.35 ID:l9sD1NCDO


パタン

シュルッ…

チョロロー…

食蜂「…ふぅ」

食蜂「…みっともないところ見せちゃったなぁ」ハァ…
食蜂「大体、あんな話するのがいけないのよぅ。私の能力じゃどうにもならないのにぃ」…フゥ


58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 10:50:41.95 ID:l9sD1NCDO


食蜂「木山さんは後で書き換えるからいいとしてぇ、問題は御坂さんよねぇ」ハァ

食蜂「御坂さんには私の能力が通じないしぃ、どうしよう…」

食蜂「最悪ねぇ…」ハァ…

食「ところで、木山さんはちゃんと居てくれてるかしらぁ?」


60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 10:56:15.47 ID:l9sD1NCDO


食蜂「能力で縛っておいたから大丈夫だと思うけどぉ…」

食蜂「…ちょっと心の声でも聞いてみようかしらぁ」

キィィィン…

木山<全く…>

食蜂「あ、聞こえてきたぁ」


61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 11:03:47.85 ID:l9sD1NCDO


木山<レベル5の心理能力者と言ってもまだまだ子供だな。まさか、こんな怖がりだとはね>クスッ

食蜂「怖がりじゃないもん。ちょっと苦手なだけだもん…」

木山<…あれで彼女も無理してるのかもな>

食蜂「…無理なんかしてないもん」


62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 11:15:52.77 ID:l9sD1NCDO


木山<おや、警備か…。毎度ご苦労な事だ>

食蜂「……」フキフキ

木山<…待てよ。今日の警備は確か―>



ドオン!!

食蜂「な、なに?何が起こったのぉ!?」


63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 11:36:26.67 ID:l9sD1NCDO


木山<……>

食蜂「き、木山さんの心の声が聞こえなぁい!な、何かあったんじゃぁ…」アタフタ

グイッグイッ

食蜂「は、袴が引っかかってぇ…」グイグイ

食蜂「こんな格好するんじゃなかったわぁっ」グイグイ


64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 22:45:17.27 ID:l9sD1NCDO


タッ

食蜂「木山さぁん!!」



木山「…う、あ…」ビクンビクンッ

食蜂「あ、ああ…」

「……………」


65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 22:49:23.68 ID:l9sD1NCDO


食蜂「あ、貴方一体…?」

「…………」

食蜂「くっ、このっ、『その人から離れなさいっ!!』」

食蜂(何だか知らないけど、直接掌握してやるっ)


66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 22:53:27.91 ID:l9sD1NCDO


「…………」

食蜂「『聞こえないの?命令よ、その人からすぐに離れなさいっ』」

「…………」スッ

食蜂「『よし、いい子ね。そのままそこに立って―』」

ガツッ

食蜂「へ?」

ブンッ!

食蜂「きゃあっ!」ドカッ!


67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 22:59:31.11 ID:l9sD1NCDO


食蜂「う……、何で?掌握出来てた筈じゃあ…」

木山「う…」ピクッ

食蜂「木山さん!しっかりしてぇ!!」ユサユサ

ジリッ…

「…………」

食蜂「ま、まずい。私の能力が――通じないっ」


68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:05:05.45 ID:l9sD1NCDO


食蜂「心の声も聞こえないし、それにアイツの心にアクセス出来ない!!それどころか、心そのものが――」

「…………」ゴアッ!

食蜂「ま、まさかとっくに死んで――」

「…………」ブンッ

食蜂「ひぅっ」ビクッ

「――伏せて!」


69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:08:50.61 ID:l9sD1NCDO


バババババババババッ!!

「…………」オオォンッ

「ちっ、この程度の電撃じゃ無理かっ」

食蜂「み、御坂さぁん」ヘナヘナヘナ…


70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:12:29.87 ID:l9sD1NCDO


御坂「ならっ」チャリッ

御坂「動かないでっ」

食蜂「は、はいっ」ビクッ


御坂「っ、この!」

ギュアアアアンッ!

「…………」スカッ

ドガアッ!

御坂「う、嘘でしょ!?超電磁砲が――すり抜けた!?」


71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:16:40.51 ID:l9sD1NCDO


「…………」オオオッ

ダダダダダダッ

御坂「くっ」チャキッ

食蜂「み、御坂さん、そんな小刀で一体…」

御坂「はあっ!」

ズ……、ブシャ!

「…………」オオオン!


72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:19:31.37 ID:l9sD1NCDO


御坂「大丈夫!?」

食蜂「う、うん。私は大丈夫だけどぉ、木山さんが…」

御坂「…くっ」チャキッ

「…………」ジリッ


73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:23:34.05 ID:l9sD1NCDO


御坂「こいつが例のヤツか――最悪の相手ね」

食蜂「う、うん。…ねぇ、御坂さぁん。保険ってそれの事?」

御坂「いや、保険はあと5分で着くわ。なのに―」ギリッ

食蜂「えうぅぅ…」


74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:27:50.68 ID:l9sD1NCDO


御坂「…ねぇ」

食蜂「な、なに?」ビクッ


御坂「…アイツには、どういう訳か電撃も電磁砲も効かない。傷を与えられるのはこいつだけよ」

食蜂「う、うん」

御坂「―今から私が突っ込んで隙を作る。だから、その隙にこいつでアイツを―」


75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:33:08.01 ID:l9sD1NCDO


食蜂「わ、私にアイツをやれってそんなの―」

御坂「アイツの胸を見て。服の下に何か石の人形っぽいのが見えるでしょ?」

食蜂「そ、そこを狙えってぇ……」

御坂「…無理にとは言わないわ。でも、最低アイツから逃げのびてこれを今から来るヤツに渡して」

食蜂「え…」

御坂「…お願い」


76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:43:04.67 ID:l9sD1NCDO


御坂「じゃあ、3、2、1で飛び出すから―」

食蜂「………」

御坂「3、」

食蜂(…ここはまず自分の身の安全の確保が一番よねぇ)

御坂「2、」

食蜂(…それに御坂さんが[ピーーー]ば名実共に私が常盤台の女王、悪くないわぁ)

御坂「1、」

食蜂(それに、後で書き換えればこの事件そのものがなかった事に出来るしぃ、言う事ないわぁ)

御坂「―走って!」ダッ!

食蜂(―けど、それじゃ私は私を許せないー!!)ダッ!


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:49:49.24 ID:l9sD1NCDO


御坂「はあっ!」バンッ!

食蜂「み、御坂さん上に飛んで何を―」

御坂「はああっ!」ブンッ!

「…………」ガシッ!

御坂「ぐっ」カハッ

食蜂「み、御坂さんっ」


78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:54:00.34 ID:l9sD1NCDO


御坂「な、何してるの?今のうちに―」

食蜂(そうだ、御坂さんが命掛けで作ってくれたチャンス。無駄には出来ない!)

食蜂「うっ」

食蜂(―今くらい、勇気を出せ私!!)

食蜂「うわああああ!!」


ガシャン!


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/22(水) 23:56:54.16 ID:l9sD1NCDO


「…………」ゥッ

御坂「ぐっ」ドサッ

食蜂「や、やった?」

「ウオオオオオオオオオオッ………」



………………


80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:13:54.04 ID:f0pk4EiDO


翌日、常盤台―

御坂「つ、疲れた…」ハァ…

御坂「昨日は久々に黒子の有り難みが身に染みた日だったわ…」

女生徒「…はぁ」


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:17:52.26 ID:f0pk4EiDO


女生徒「でも、あの様な事件を見事解決なさるなんて、さすが御坂様ですっ」

御坂「いやぁ、私は特に…」

女生徒「それに、その謙虚さ。まさしく常盤台の鏡ですっ」

御坂「…ありがと」ハァ


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:20:14.10 ID:f0pk4EiDO


食蜂「あらぁ、随分お疲れねぇ?」

御坂「げっ、アンタは」

女生徒「食蜂様、ご機嫌麗しゅう」ペコリ

食蜂「いえ、楽にしてもらって結構よぉ」


83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:22:21.22 ID:f0pk4EiDO


食蜂「さて、」ガタッ

御坂「…ちょっと、勝手に座んないでくれる?」

食蜂「あら、いいじゃなぁい?」

御坂「…ちっ」


84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:24:47.57 ID:f0pk4EiDO


御坂「で、何の用?」

食蜂「特にって事じゃないんだけどぉ」チラッ

女生徒「あ、私何か飲み物を」タタタッ

御坂「あ、ちょっと!?」


86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:29:53.39 ID:f0pk4EiDO


御坂「…で?」

食蜂「…今回の事件、色々大変だったわねぇ」

御坂「…そうね」

食蜂「そのお陰で、変な噂も立ってるみたいだしぃ」

御坂「変な噂?」

食蜂「いや、そのぅ、私と貴方が実は仲いいとかなんとか…」モショモショ…

御坂「はぁ」


87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:34:02.62 ID:f0pk4EiDO


食蜂「それで、実はクレープとか一緒に食べに行く仲だとか…」モショモショ

御坂「ふーん…」

食蜂「…………」

御坂「ま、クレープくらい付き合ってもいいけど」

食蜂「!?ホント、御坂さぁん!?」ガタッ


88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:38:54.32 ID:f0pk4EiDO


食蜂「わぁい、勇気出して言った甲斐があったよぉ!!」ダキッ

御坂「わっ、こら抱きつくな黒子じゃあるまいしっ」

食蜂「え~、良いじゃない。友達なんだしぃ」

御坂「誰がじゃ誰が!?」

食蜂「照れない照れない♪」

御坂「たくっ」クスッ


90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 00:43:07.38 ID:f0pk4EiDO


御坂「じゃ、放課後にみんなで食べに行く?」

食蜂「うんっ!っと、その前に」

御坂「?」

食蜂「実はもう一件引き受けちゃってぇ」エヘヘ

御坂「…あ」

御坂「あんたって子はぁぁぁぁぁぁっっっ!?」




終わり


94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 01:08:54.71 ID:PEOyCA1DO


すげぇ、上条さんが空気だ


95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/23(木) 11:03:50.55 ID:9tezr4HIO


みさきちかわええええええ乙


元スレ:女生徒「妖怪が出るらしいのです」御坂「私達の出番ね!!」食蜂「」
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