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ほむら「そろそろまどかを交換しないと」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: まどかマギカSS | 更新日: 2011/07/25 22:30
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 03:50:57.64 ID:HoJT85oK0


まどか「ホムラチャァン……」

ほむら「確か替えの脳髄は……あった、これだわ」

まどか「ホムラ……チャン」

ほむら「……いい子ね、まどか」ナデナデ

まどか「アア……ホムラチャン……ホムラチャン……」

ほむら「そう、いい子だからちょっと我慢してね……」

ギギギギ……

まどか「アッ……アッ……アッ……アッ……アッ……」

カパッ

どろ……

ほむら「う……もう随分と腐っていたようね。これじゃまどかの器ごと替えないといけないかしら」

グチュ……グチュ……

まどか「ア……アア……」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 03:58:34.44 ID:HoJT85oK0


まどか「ウアァウア……ウゥウゥウウ」

ほむら「あっ……ごめんなさいまどか、痛かった?」クチュクチュ

まどか「……ッ……ッ……」

ほむら「?」

ショオォォォォ

まどか「ヒッッ」

ビクンッ ビクンッ

ほむら「ああ……おもらしまでしちゃって……まどかったら、めっ」ピシッ

まどか「ウッ……ウッ……」ダラァ・・・

ビクンッ……

ほむら(ちょっといじっただけでこんなに拒否反応を示すなんて……やっぱり替え時みたいね)

ほむら「よいしょ……と」

ズル・・・


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:08:09.02 ID:HoJT85oK0


べちゃあ

ほむら「うっ……臭いわ、まどかの脳髄」

どろ…

まどか「ギgッ…………」

ほむら「あら、脳髄抜いてもまだ動くのね……こんなに良い個体を捨てるのはもったいない気もするけど……」

まどか「…ッ…ッ…ッ…ッ…ッ」ガクガクガクガク

ほむら「……痙攣してるまどかも美しいわ……こんなによだれを垂らして……
     穴という穴から体液が染み出ている姿も愛おしい……」スリスリ

ほむら「まどか……まどか……好き……はぁ……」スリスリ

ほむら「……でも、この個体ともお別れなのね……」スリスリ


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:11:55.76 ID:LrqiTWp40


なんかゾクゾクしてきttt


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:18:53.34 ID:HoJT85oK0


ほむら「少し寂しいけれど……新しいまどかも、きっと私を受け入れてくれるわよね?」スリスリ

ほむら「だから、まどかも悲しむ必要はないの……」スリスリ

まどか「…………」ビクッ……

まどかの身体はみるみる内に変色し、痙攣が止んだ途端に皮膚がただれ始めた。


ほむら「……さて、器の生体反応も無くなってしまったわ。さようなら、まどか」

QB「暁美ほむら、もういいのかい?」

ほむら「ええ、あとは好きにして頂戴」

QB「やっほーい!久しぶりのご飯だ!」

ガツガツ ムシャムシャ

ほむら「よくそんな腐ったものを食べられるわね」

QB「むしゃむしゃ……この微妙な腐り加減がクセになるんだよね」

QB「もう廃棄されたまどかの身体なしには僕も生きていけないほど依存してしまった」ムシャムシャ

QB「まったく、君には感謝してもし足りないよ」

QB「きゅっぷい」ゲップ


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:26:16.16 ID:HoJT85oK0


ほむら「それは良かったわ」

ほむら(……替えの脳髄は保管してあるけれど、次の器はまだ完成してないわ……)

ほむら(今から作業に取り掛かっても一週間はかかりそうね)

ス…

QB「?どこに行くんだい?」

ほむら「新しいまどかの器を作るわ。今度はもっと長持ちするように……」

QB「ええー、それじゃあ僕が次のまどかを食べられるのは何時になるんだい?」

ほむら「そうね……今回は半年くらい持ったから、次は1年くらい寿命を延ばすつもりよ」

QB「そんなに待っていられないよ」ジュルリ

ほむら「あなたには巴マミがいるでしょう。というより、あなたのために特別に造ったのだから
     食べるなら巴マミにしなさい」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:36:10.70 ID:HoJT85oK0


QB「確かに君が造った巴マミは頭と胴体を別個に用意することで生体エネルギーを交互に供給できるという
   素晴らしい機構を持っているけれど」

QB「その分、味に難ありなんだ」

QB「第2次性徴期の少女の腐りかけの身体こそ至高だということが君には理解できないのかな」

ほむら「知らないわ。勝手にやって頂戴」

QB「その点でまどかは途方もない素質があるんだよ。君はもっとその意味を理解すべきだ」プンプン

ほむら(はぁ……いつからQBはこんなに面倒臭い淫獣になったのかしら)

ほむら「そんなに必死に抗議したところで、結局まどかを食べるのは当分先なんだから大人しくしていなさい」

QB「ちぇっ」プイ


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:48:57.79 ID:HoJT85oK0


――ホムホームにて

ほむら「ふぅ……先に下半身から造り始めたのは失敗だったかしら」

ほむらは額に滲んだ汗をぬぐった。

目の前に横たわっていたのは、へそから下だけの状態のまどからしき肉体だった。

真っ白な手術台のようなベッドに寝かされていたソレの周りには無数のケーブルやパイプが繋がれている。

赤黒い臓器をまるで欲しいおもちゃを品定めするように両手に抱えているほむらの横には、
不気味に青白く光るモニタがいくつも置かれていた。

ほむら「うーん……子宮の形が相変わらず分からないわ……」

ほむらはビーカーから白い艶やかな臓器を数個取り出すと、おもむろに舐めはじめた。

ほむら「ペロ……これはちょっと違う……ペロ……これは、近い……かも?」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 04:59:24.12 ID:HoJT85oK0


手にした臓器がまどかの身体との適性条件を満たすかどうか、丹念に調べていく。

ほむら「やっぱり子宮と陰核、小陰唇の形はバランスが大事よね……」ブツブツ

虚ろに目を泳がせて、ほむらが想像する最高のまどかの身体に身を震わせる。

ほむら「イメージ……イメージ……」

前回のまどかの器のデータは全て記録として残っているが、やはり細かい造形はほむら自身の手で
調整していかなければならない。

ほむら「………ああっ!もう、分からない!」ガタン

やはり先に下半身を造ろうとしたのは失敗だった。

そこは何よりもほむらが拘りたい所だったのだ。

ほむらは自分の力が及ばないことを嘆き、うなだれた。


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 05:08:45.50 ID:HoJT85oK0


ほむら「ねえ、まどか……あなたがいなくなって、もう100年は経つわ……」

ほむらは一人、ぽつりと呟いた。

自分の頭に結ばれたリボンにそっと触れる。

ほむら「巴マミも佐倉杏子も美樹さやかも、みんな死んでしまった」

誰にともなく、ほむらは滔々と語り始める。

そっと顔を上げると、そこには醜い人工的な身体が――未完成の人体が気味悪く横たわっていた。

機械で固定された腹部には収まるべきものが無く、からっぽの胴体の内側で赤くテカテカした肉壁は
異様にグロテスクで、それでいて美しかった。

ほむら「なぜ、わたしなの……?」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 05:16:05.92 ID:HoJT85oK0


ほむらはかぶりを振った。

ほむら(……駄目よ、暁美ほむら……そのことを考えては、駄目……)

必死に自分に言い聞かせる。

たった一人取り残された理由を、この100年間ずっと考え続けていた。

その度に、答えなんてないのだと気付き、その度に、孤独に耐えられなくなっていた。

魔獣も人間もいなくなったこの地球上では、ほむらが生きる理由すら失われていた。


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 05:23:12.20 ID:HoJT85oK0


ほむら(わたしが生きる理由……そんなの無くても構わない)

ほむら(わたしはまどかともう一度会いたい……今のわたしに残されたことは、ただそれだけ……)

ほむらは意を決したように再びまどかの肉体に手を伸ばした。

自分にはやらなければならないことがある。

例えそれがヒトの運命に逆らうものであったとしても。



ほむら「まどか……必ずあなたを救ってみせる」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 05:29:02.63 ID:HoJT85oK0


・・・・・・・・

QB「やあ暁美ほむら。まどかの調子はどうだい?」

ほむら「今のところ問題はないわ」

QB「? まどかの姿が見当たらないけど?」キョロキョロ

ほむら「今は学習期間中だもの。まだ家の外に出すのは危険だわ」

QB「見張っていなくてもいいのかい?」

ほむら「わたしにも用事というものがあるのよQB。暇じゃないの」

QB「いまさら生き急いだってどうしようもないじゃないか」ヤレヤレ

ほむら「黙りなさい。それにこれはまどかが望んだことなの」

QB「まどかが?」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 05:38:13.23 ID:HoJT85oK0


ほむら「まどかの人格を復元した意識の中にはわたし一人じゃカバーしきれない記憶域がある。
     やはり完全にまどかを再現するには、少なくとも美樹さやかの存在が必要なのよ」

QB「ふーん」

ほむら「ただ、わたしと美樹さやかはさほど親交が深くなかったから……」

QB「ああ、なるほど。それで美樹さやかの生前の情報を集めているわけだね」

ほむら「そういうことよ」

QB「それでなぜ、僕のところに?」

ほむら「そこは察しなさいよ」

QB「……?」

ほむら「感情のノイズが無く、ほぼ純正の美樹さやかに関する記憶を保有している媒体といったらあなたしかいないでしょう」

QB「ちょっと待って……?どういうことだい?」

ほむら「あなたを解剖して美樹さやかの情報を得る」

QB「わけがわからないよ」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 05:51:03.65 ID:HoJT85oK0


ほむら「あなたは替えの身体がたくさんあるから問題ないわ」

QB「魔獣がいなくなったからスペアも減る一方なんだけど……」

ほむら「一体くらいいいでしょう。さあこっちに来なさい」グイグイ

QB「いてててて!耳を引っ張らないでくれよ」


・・・・・・・・・・・・

まどか「ア、ホムラチャン」

ほむら「ただいま、まどか。いい子にしていたかしら?」ナデナデ

まどか「ウェヒヒヒ。ホムラチャン、ホムラチャン」

QB「まだ言語野は発達していないみたいだね」

ほむら「昨日完成したばかりだもの。ちゃんと意味のある会話が出来るまで1ヶ月はかかるわ」

QB「僕らインキュベーターの記憶意識共有システムを応用しているんだろう?
   だったらすぐにでも元の知能を得られるはずなんだけど」

ほむら「あなたたちみたいな人外生命体と一緒にしないで頂戴。
     これがわたしの精一杯よ」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 06:03:10.12 ID:HoJT85oK0


まどか「ホムラチャン……?」

ほむら「心配しなくていいのよまどか。すぐに記憶は安定するわ」

QB「一つ忠告しておくけど、僕の中の美樹さやかの記憶情報を参照したからと言って
   美樹さやかを完璧に再現できる可能性はとても低い」

QB「そんな中途半端な美樹さやかを造っても、まどかの記憶に正常な影響を与えるとは思えないけど」

ほむら「やってみないと分からないわ」

まどか「ホムラチャン……」

QB「やれやれ、どうなったって知らないよ」

ほむら「ごたくはいいわ。さっさとここに寝転がりなさい」ゴソゴソ

QB「ここでやるのかい?」

ほむら「ええ。麻酔は要らないわよね?」ギュイーン……

QB「ゲエッ、それは勘弁してほしいな」

ほむら「えいっ!」

ぐじゃじゃじゃじゃじゃじゃ

QB「イッ…ぎゃあああああああああああッッッ痛い痛い痛い痛い痛いッッッ!!!ああggggが゙がggg……!!!!」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 06:11:28.44 ID:HoJT85oK0


ほむら「あ、やりすぎちゃった……」

ぐちゃあ……

QB「――――――ッ」ピク…ピク…

ほむら「あわわわ……急いで脳髄を取りださなきゃ……」アワアワ

まどか「ホムラ……チャン…」オロオロ

ねっとり……

ほむら「まどか、そいつに触れちゃだめっ!」

まどか「!……ホムラチャ」

ほむら「ね?まどか、いい子だから、落ち着いて……ね?」

まどか「……」コク

ほむら「いい子いい子」ナデナデ

ほむら(まどかの目の前で解体するのは失敗だったわ……)しょんぼり

亡きQB(当たり前だよ)


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 06:21:17.17 ID:HoJT85oK0


・・・・・・・・・

ほむらはQBの脳髄を培養液に浸し、記憶域の解析に取りかかった。

ほむら(三次元グラフィックスモデルは完璧ね……流石インキュベーターだわ)

QBの記憶情報はまるで電子データのように正確に記録されていた。

しかし美樹さやかや佐倉杏子、巴マミの人格については、参照した途端にノイズがかかってしまい
解析するのに時間がかかった。

ほむら(ついでだから佐倉杏子と巴マミのデータも取っておきましょう)

QBのスペアが残り少ない以上、大事に活用しなくてはいけない。

ほむらは時々まどかの様子を見たりしながら、QBの記憶の解析に没頭した。


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 06:31:26.44 ID:HoJT85oK0


――1ヶ月後

まどか「ホムラチャン……ど、うしたんだろ……」

まどか「ずっ、っと、部屋に、とじこも、って……」

まどか「……ホムラチャン……」

ガチャ…

まどか「!……ホムラチャン!」

ほむら「!…まどか……うっ!?」クラッ

まどか「ホムラチャン!」だきっ

ほむら「ああ、まどか……やっと終わったわ……」ぐったり

まどか「ホ…ムラ、チャン…?」

ほむら「ごめんなさい、最近ぜんぜんまどかと遊んでいなかったものね……。
     でももう大丈夫よ。あとは美樹さやかの身体を組み立てるだけだから……」

言葉の意味を理解できないまどかは、ただ混乱した表情を浮かべて、倒れたほむらを抱きかかえていた。

この一ヶ月、寝る間も惜しんで解析し続けていたほむらは、その腕の中で糸が切れたように深い眠りについた……。


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 06:46:33.66 ID:HoJT85oK0


―――冷たい


ほむらは目を覚ました。

その頬を、透明な何かが濡らしていた。

ほむら「……っ!?ま、まどか……!?」

はっきりと覚醒したほむらの目が捉えたのは、無表情のまま涙を流しているまどかの顔だった。

その瞳の中にほむらの姿は映っていない。

虚ろに固まったまま、まどかは涙を流していた。

ほむら「………っ」ゾク……

ほむらは恐怖した。

まどかは生きていなかった。

彼女は死にながら、全身の筋肉を硬直させて、ただ人形のようにほむらを抱いていた。

感情のない涙は、鋭利な針のように、ほむらの頬に落ちていた。


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 06:51:40.80 ID:HoJT85oK0


ほむら「……ま、まどか……離して……ね?いい子だから……」

まどか「ホムラチャン……ホムラチャン……」

ほむら「ひっ……」

ガタン!

ほむらはとうとう、まどかの存在に怯えて、彼女を突き飛ばした。

まどかは固まったまま、床にコロンと転がった。

まどか「ホムラチャン……ドウシテ……ホムラチャン……」ギ…ギ…ギ…


違う。

これはまどかじゃない。


人形。

わたしが造った、人形……


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 07:01:34.32 ID:HoJT85oK0


ほむら「……うっ……」

吐き気が込み上げる。

どうしようもない嫌悪感が、ほむらの腕や背中、足の表面を、ムカデのように這いずり回る。

ほむら「おええええええ…………」

びしゃびしゃびしゃ……

耐えきれず嘔吐した。

まどか「ホムラチャン…!ホムラチャン…!ホムラチャン…!」

まどかは固まって、部屋の隅に向かって狂ったように叫んでいた。

そう、彼女は狂っていた。

ほむら「……まどか……まどか……まどか……」フワフワ……

ほむらはもう、目の前に転がるまどかを見ていなかった。

口の中に酸っぱい胃液を溜めて、目に涙を溜めて、発狂しそうな感情を胸に溜めて……

ほむらもまた、狂ったように宙を仰いで、どこにもいないまどかに救いを求めて、心の中をさまよった。


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 07:13:15.86 ID:HoJT85oK0


ほむら「わたしが間違っていたの……?」

気付くとほむらはそう呟いていた。

ほむら「わたしがまどかにもう一度会いたいと思った……
     それが間違いだったっていうの?」

もはや制御できないほむらの言葉は、いつしかまどかの形をした人形に向けられていた。

まどか「ウェヒヒヒ……ホムラチャァアン……ホムラチャン!!!!」

まどかの声は絶叫に近くなり、ほむらの耳をガンガンと鳴らす。

ほむら「まどか……教えてよ……まどかぁ……」フラ……

ガンッ!!

まどか「ホム……アギィッ!!」ドサ

ほむら「答えてよ……っ!どうして……どうして……っ!?」

ガンッ!! ガンッ!!

まどか「ギッッ!!アッッ!!……ゥゥゥウウウゥウウ……」ビクビク


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 07:21:44.68 ID:HoJT85oK0


ガン! ガン! ガン!

ほむら「……まどか……まどか……まどか……好き……大好き……」

まどか「アウッ!!ヒギィッ!!ヤメ…ウグッ!!……ホムラチャン……」

シャキ…

ほむら「はぁ……はぁ……ハァ」ドッドッドッ

ス・・・

まどか「アグッ!? ぎゃああああッッ!!」

ほむら「ふぅ……あはは……ッ」

ス――

まどか「ふうっ…ふぅっ……フ…あああああああアッッ!!」

ほむら「まどかの中……あったかい……」

ズボッ

まどか「グプッ……pp……あggggッッ!!」

ぐちゃぐちゃぐちゃ

まどか「……・pッ…ア"ア"ッッ……グフゥ」ドボドボドボ


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 07:33:27.76 ID:HoJT85oK0


まどかじゃない人形なんていらない。

わたしが欲しいのはまどか……まどか、まどか……


ほむらの虐待はまどかの精神が壊れるまで行われた。

歪んだ笑みを浮かべながら、体内の人工臓器を一つずつ抜き取っていき、

次第にまどかの声も力なく弱まっていった。

まどか「   ヒッ――  ヒッ――   」

それでもまどかの顔に苦悶の表情は浮かばない。

声を荒げていてもその表情に変化はなく、血の気の失せた瞳は虚ろにほむらの向こう側を見ていた。


ほむら「……ごめんね………」

ポロポロポロ……

ほむら「ごめんね……次はちゃんと、上手く造るから……だから……許して……まどか……」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 07:50:25.88 ID:HoJT85oK0


ほむらはすでに正常な思考が出来なくなっていた。

まどか「 ヒッ―――――――………」

人形が、事切れた。

ほむら「ううっ……ぅうううぅううううううぅうぅぅっっ」

ほむらは声にならない声をあげ、むせび泣いた。

床一面が鮮血に浸され、まどかの亡きがら――糸を失った操り人形は、無惨に内臓を散らかしたまま
静かに置かれていた。

ほむら「うぅっ……うぅっ……」グス

ズボッ

ほむらは自分が狂っていると思った。

そうでなければ、まどかのからっぽのお腹に溜まった血のプールに顔を埋めるという異常な行為を、自分で説明できなかった。

ほむら「うぷ……まどかぁ……ゴク……ゴク……」

そうだ。

これは失敗作だった、それだけのこと……

次こそは……。

ほむらは次第に明瞭になっていく意識の中で、より確固たる決意に目覚めながら、まどかの血を全て飲み干した。


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:02:55.94 ID:HoJT85oK0


・・・・・・・・・

さやか「ねぇ、転校生」

ほむら「……その呼び方はやめてって言ってるでしょう」

さやか「しょうがないじゃん、あんたがそうなるように造ったんだし……」

ほむら「……で、何の用かしら」

さやか「いや、杏子のメンテナンスをさ、頼みたいと思って」

ほむら「何か不具合でも?」

さやか「うーん、不具合っていうか、最近アイツまどかと仲良くなっちゃったから
     その……なんだっけ?記憶なんとかってヤツがおかしくなるんじゃないかと思って」

ほむら「まどかが……」ホムゥ


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:13:17.43 ID:HoJT85oK0


さやか「つかアンタが杏子とほとんど面識ないからってあたしに任せっきりにしないでよね」

ほむら「佐倉杏子の再現率を高めるには、あまり長い時間わたしと一緒に居ない方がいい。
     慣れてきたら問題ないわ」

さやか「あっそう……」

ほむら「ほんとは嬉しいくせに……」ボソ

さやか「おい、今何か言ったか」

ほむら「何でもないわ」

さやか「ったく……まあ一応、報告しといたから」

スタスタ……

ほむら(まどか……佐倉杏子と仲良くなるまで自我を発達させてしまったなんて、予想より早いわ……)

今動いているまどかは、完成してから既に1年近く経っていた。
それでもまったく肉体的、精神的劣化が見られず、むしろ本来のまどか自身へと近づいていくように
著しい成長を見せていた。


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:23:10.01 ID:HoJT85oK0


しかし、あまり早い段階で本来のまどかとは違う行動――例えばほとんど話したことのない人物と
親しくなってしまったりすると、記憶意識と環境とのずれから問題が起きてしまう。

ほむら(まぁ、まどかは多分大丈夫でしょう……あの子はいつもわたしの傍にいるから……)

ほむら(……どっちかというと佐倉杏子の方が心配ね……)

完成させた順番は、まどか、さやか、マミ、杏子だったので、現在の彼女たちの中では
杏子が最も幼い精神状態だった。

ほむらは杏子についてほとんど知らなかったため、ベースとなる記憶情報は美樹さやかに極端に依存していた。

さやかが居ないと杏子は生きていけないのだ。

また杏子がいないと、さやかの記憶意識も不安定になる。

二人は相互に依存しあう関係にあった。

もっとも、そう仕組んだのはほむらだったのだが。


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:29:30.75 ID:HoJT85oK0


ほむら(なるべく手早くメンテナンスを済ませないといけないわ……でないと美樹さやかが狂ってしまう)

それはなるべく避けたかった。

さやかが狂うことで、まどかの記憶意識、精神状態も不安定になる可能性があったからだ。

まどかはさやか達と違って本来の自我を取り戻しつつあるが、親友が狂った姿を見て平気でいられる保証はない。

ほむらは全てまどかのためだけに、他の3人を造り出した。

ほむら(はぁ……一気に4人も管理するのは疲れる……)

ほむらは気を落としながらも、重たい腰を上げて杏子に会いに行くことにした。


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:39:14.58 ID:HoJT85oK0


・・・・・・・・・

杏子「ナンダ、ナニカヨウカヨ」

ほむら「…………」

杏子のしゃべり方はぎこちなかった。

ほむら(……それもそうね。まだ造って3ヶ月経ってないんだもの……)

杏子「クウカイ?」

唐突にポッキーを差し出された。

ほむら「……いただくわ」ス…

杏子「ウマイダロ」

ほむら「そうね……美味しいわ」ポリポリ

杏子は満面の笑みを返した。

その無垢な笑顔は、今二人が咥えている苦い木の枝が、本当に甘いポッキーなのではないかと
錯覚するほど眩しかった。


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:44:50.67 ID:HoJT85oK0


ほむら「…………」

杏子「………♪」ポリポリ

ほむらは改めて、何も話すことがないと悟った。

それに下手に自分が彼女の記憶意識に介入して、混乱させるわけにもいかない。

ほむらは迅速に行動に移った。

杏子「………?ドウシタンダヨ」

ほむら「ごめんなさい、佐倉杏子」ス…

バチィッ!!

杏子「アガッ!!………」

バタ……

杏子「   」ピク…ピク…

ほむら(ふぅ……さて、あとはバレないようにわたしの家まで連れて帰らないと……)

ほむら「よいしょ……っと」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 08:56:56.46 ID:HoJT85oK0


――ホムホーム

ゴソゴソ

ほむら「えっと……佐倉杏子の予備脳髄は……あれ、無い……?」

一時的なショックで動かなくなった杏子を作業台の上に乗せると、ほむらは慌ただしく
機材を準備し始めた。

ほむら「えぇ~……困っちゃうな……またデータを一からコピーしなきゃいけないなんて……」

ブツブツと独り言を呟きながら、ほむらはいくつも並べられたモニターの前に座った。

ほむら「急がないと……」

シャキン

ス―――

杏子の頭がぱっくりと割れた。

中には鮮やかなピンク色をした脳味噌がプリンのように震えて収まっていた。

思わずよだれが出そうになるのを堪え、ほむらはその脳に無数の電極を刺していった。


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 09:06:36.52 ID:HoJT85oK0


プスッ プスッ プスッ プスッ ……

杏子「アッ アッ アッ ……」

何故脳味噌をいじると声が出るのか、ほむらは不思議に思いながら
新鮮な脳に容赦なく針を刺していく。

ほむら「あ……」

刺すところを間違えた。

しまった、と思って杏子の様子を見ると、杏子は何故か恍惚とした表情で
口から泡を吹いている。

杏子「ふっ……ふっ……」ダラリ…

杏子は気持ちよさそうに身体をよがらせて、細かく痙攣していた。

ジワァ……と股に暖かい汁を広げて、眼はトロンとしている。

ビクンッ ビクンッ

腰を浮かせて震えたかと思うと、全身から力が抜けて行くようにだらん、と止まった。

ほむら(…そんなに気持ち良かったのかしら。羨ましいわ)

ほむらは特に問題ないことを確認すると、安心して作業を続けた。


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 09:16:55.33 ID:HoJT85oK0


ギッ ギッ ……

ピピピピピ……

ほむらは慣れた手つきでモニタを操作し、記憶意識のコピーと同時に杏子の身体もチェックしていた。

ほむら(……?……処女膜が破れている……)

身体には異常がないのに、処女膜だけ――いや、杏子の女性器の周囲だけが、妙に荒々しく使われている痕跡があった。

ほむら(呆れた……)

おそらく犯人は美樹さやかだろう。

同性の、しかも親友に劣情を抱くなんて、と自分のことを棚に丸上げしてほむらはため息をついた。

しかしそれだけお互いの親密度が発展したということは、美樹さやかも本来の自我を取り戻しつつあるのかもしれない。

いい傾向だということにしておいて、ほむらはコピーが完了するのをじっと待った。


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 09:33:01.85 ID:HoJT85oK0


ほむら「え~と、まどかに関するデータを入れて……と。この程度なら些細な影響のはず」

杏子の記憶意識にまどかのデータを追加し、あとは彼女自身の認識に委ねることにする。

ほむらは自分に関するデータも追加しようと考えたが、流石に二人分のデータを一度に入れたら許容量を超えてしまうかと考え、諦めた。

ほむら「よし、出来たっ」

杏子「………ッ…ウゥ……」

ほむら「あっ、ここで目覚めちゃダメ……!」

杏子「……ホムラ……?ココハ…ドコダ…?」

杏子「…!さやか……さやかはドコダ!?」

杏子「さやかッ!!さやかあッ!!」

ほむら「ちょ、ちょっと待って佐倉杏子……」

ダッ

杏子「ウアアアッ!!さやかアアアッッッ!!」

バン! タタタタタ…

ほむら「こ、こらっ!どこに行くの!?待ちなさい!」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 09:38:45.34 ID:HoJT85oK0


杏子「うあああああああああああああああッッ!!!」

ダダダダダ……

ほむら「はぁ、はぁ……は、早い……追いつけない……」

ほむら(一体なにが起こったというの……?)

ほむら「はぁ……見失った……?」キョロキョロ

?「きゃあっ!?」

ほむら(あれは……美樹さやかの悲鳴……!)


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 09:50:49.35 ID:HoJT85oK0


さやか「杏子ッ! 杏子ッ! ああ、杏子……何が起きたの……? その姿……」

杏子「エヘ、エヘッ……グフッ……さ、やかぁ……さやかぁ……」ドボドボ

さやか「ああっ……駄目、動いちゃダメ……ああ……あぁぁ…ぁぁぁぁ………」

ぼとり

ぼとり


ほむら「これは…………」

杏子は嬉しそうにさやかに抱きついていた。

甘える子供のようにさやかの胸に顔を埋め、さやかの名前を呼び続けていた。

さやかは杏子を抱いたまま、その閉じきっていない頭蓋骨から溢れ出る脳味噌を何とか押さえようと
手を血まみれにしながら泣いていた。

さやか「杏子ッ!死んじゃう……杏子が死んじゃうよッッ!!誰か助けてッッ!!」

杏子「グフゥッ……げほっ、げほっ……さやかァ……はぁ……はぁ……」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:00:49.01 ID:HoJT85oK0


さやか「転校生!!助けて!!杏子が死んじゃう!!ああ……ぁぁぁぁぁぁあああ……」

ほむら「…………」

ほむらは黙ってその光景を眺めていた。

杏子「 ふっ   ふっ ……さや…… さ…や……かぁ ………」

さやか「あ……あ……ぁ……ぁ……」


杏子は笑ったまま力尽きた。

幸せそうに………さやかに抱かれながら。


さやか「…………」

さやかは無言で目に涙を浮かべ、息は荒く、今にも気絶しそうなくらい全身を震わせていた。



美しかった。

ほむらはその光景に心を奪われていた。


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:11:03.48 ID:HoJT85oK0


さやかの身体にへばりついていた杏子の腕が、ぶらりと力なく垂れた。

杏子を受け止めるさやかが、焦点の合わない目線を遥か地平に向けて、ガタガタと震えながら
それでも倒れまいとしっかり支えている。

涙は流れない。

さやかは、ただ絶望していた。

その表情はほむらには恐怖に怯えているようにも見え、幸福の瞬間のようにも見えた。


何よりも二人は、そこに美しく存在していた。


これこそが、ほむらにとって、自分とまどかの間に在るべき関係だと思った。


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:23:51.54 ID:HoJT85oK0


どれくらいそうしていただろうか。

人工たんぱく質で出来た杏子の身体は腐敗するのが早く、さやかが抱きかかえている傍から
皮膚がただれ始めていた。

さやか「……杏子………」

時折呟かれるさやかの声には絶望ではなく、慈愛の心が灯っていた。

物理的に引き剥がさないかぎり、二人は永遠に抱き合っているようだった。

ほむらもまた、この光景をずっと目に焼き付けておきたかった。


しかしそうも悠長に言っていられない。

ほむら(…美樹さやかには悪いけど、この佐倉杏子の個体は処分ね……)

ほむら(そして美樹さやかの記憶意識もチェックしないと……)


ほむらはふぅ…と短くため息をつくと、固まった二人を無理矢理引き離した。


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:32:52.36 ID:HoJT85oK0


さやかは一切抵抗せず、その場にヘナヘナと崩れ落ちた。

ほむら「……ごめんなさい、美樹さやか」ス……

バチィッ!

さやか「ッ………!」コロン

ほむら「よいしょ」

ほむら(お、重い……)

ほむらは二人を抱えて家に帰った。


結局その日は、さやかと杏子の記憶意識の解析で終わってしまった。

あれだけ茫然自失の状態にありながら、幸いにしてさやかの精神は損傷が少なかった。

理由は分からないが、少し記憶の修復を施せば元に戻る程度だったので、ほむらは安堵した。

一方の杏子は、ボロボロになった肉体も当然使い物にならなくなっていたが、それよりも

脳髄そのものが焼けただれていたことに驚愕した。

もはやそこから記憶意識を読みとることは困難だった。


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:40:49.82 ID:HoJT85oK0


ほむら「自身を失ってまで誰かを愛するということ……」

ほむら「そしてそれを受け止めることのできた想い人……」


真実の愛――

ほむらは、まさか自分が造った二人からそれを教えてもらうことになるとは思っていなかった。



ほむらは二人を新たに造り直すことを止めた。

美樹さやかと佐倉杏子……真実の愛を示した二人に敬意を表して、

これ以上、彼女たちの魂を汚すべきではないと悟った。



ほむら(……わたしも………)


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:46:22.90 ID:HoJT85oK0


ほむらは思い立ち、巴マミの居るアパートへ向かった。

確か今日は、まどかが彼女の部屋に遊びに行っているはず……。


~~~~~


コンコン

ガチャ

マミ「……はい。あら暁美さん。どうしたのかしら」

ほむら「まどか、来ていませんか」

マミ「居るわ」

ほむら「上がっても?」

マミ「歓迎するわ」


マミは感情のこもっていないしゃべり方をした。

佐倉杏子よりはだいぶマシだが、まだ違和感がある。


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:50:03.05 ID:HoJT85oK0


ほむら(……まどか……まどか……)

ほむらはキョロキョロと部屋を見渡した。

マミ「どうしたの暁美さん。何かヘンかしら」

ほむら「いえ……なんでも」

マミ「それにしても珍しいわね。暁美さんから訊ねてくるなんて」

ほむら「…………」

ほむらは無視した。

既にまどかの事しか頭になかった。

ほむらは知らずのうちにさやかと杏子の二人に影響され、自らの欲望をコントロールできずにいた。


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 10:56:39.72 ID:HoJT85oK0


ほむら「まどかは……まどかはどこ……?」

夢遊病者のようにふらふらとするほむらを、マミは不思議そうに眺めていた。

マミ「鹿目さんなら、トイレかしら」

ほむら「トイレ……」ガタッ

マミ「……?あなたもトイレに行きたいの」

ほむら「…………」

ほむらは高まる興奮を抑えきれず、床を鳴らせてトイレへと向かっていった。

マミ「えー……」


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 11:03:02.64 ID:HoJT85oK0


チョロ…… チョロロロ……

ほむら「……!この音……紛れもないまどかのおしっこの音色だわ……!」

ほむらはお手洗いと書いてあるドアの前に立った。

ガチャガチャガチャ

まどか『きゃ!?は、入ってま~す……』

ほむら(く……鍵が……)

ほむら「フンッ!!!」

バキィッ!!

まどか「ってうわああああああ!!!ほ、ほむらちゃん!?!?」

ほむら「まどかぁ……んっ」

まどか「ちょちょちょまtt……んっ!」

ほむらはおしっこをしたまま困惑するまどかの唇を強引に奪った。
その右手はしっかりとまどかの股の間に差し込まれ、おしっこを手のひらで受け止めていた。


112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 11:11:18.44 ID:HoJT85oK0


ほむら「ん……ちゅ……ぱ……ちゅ…っ」

まどか「ほ…んん…ちゅ…やめっ……んっ」

チョロチョロチョロ……

生温かい液体が、ほむらの手の器に溜まっていく。

ほむら「……ん」トロ……

まどか「んっ……はぁっ、っはぁ……ほ、ほむらちゃん、一体どうし……」

ゴクッ

小気味いい音を立ててまどかのおしっこを飲み干すと、そのまままどかの足を思い切り開いた。

まどか「きゃっ!?」ビクッ

ほむら「まどかのここ……すごくいい匂い……」スンスン

まどか「いやぁっ、そこ、そんな所汚いよっ!止めて……ほむらちゃん……」

ほむら「駄目……わたしが綺麗にしてあげる……」ペロ

まどか「っっ!」ビクッ


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 11:23:19.60 ID:HoJT85oK0


ほむら「ん……」ペロペロペロ

まどか「あっ……だ、だめだって…ば……あうっ」ビク

二人の吐息に混じって、ぴちゃぴちゃといやらしい水音が響く。

まどかの足は震え、色白な太ももに薄く血管が見える。
その付け根の、可愛らしい薄毛に囲まれた陰部を、ほむらは一心不乱に舐め続けた。

ほむら「ん……ふ……まどかのココ……すごく、美味しい」ペロ

まどか「はぅっ……はぁっ…はぁっ……」ビクビク

小さく震える下半身に挟まれながら、滑らかな内股の肌にも細かくキスしていく。
その度にまどかはほむらの頭を強く押さえ、敏感に感じていることが分かった。

ほむらは腰に手を回し、トイレの便座の上で手前に引いた。

見えやすいように突き出された割れ目から細く糸が垂れている。

ほむら「まどかのアソコ……すごく濡れてるよ?」

まどか「見ないで……もう止めようよ……こんなのおかしいよ……」

ほむら「………やめない」

ジュルジュルジュルジュルッ

まどか「ああっっ!!」ビクンッ


126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 11:34:31.01 ID:HoJT85oK0


陰核を指で剥き、転がすような舌使いで舐める。

同時に吸いつけるように唇を押しつけると、まどかの腰にぐっと力が入り、数センチ浮いた。

そのまま小刻みに痙攣すると、荒い息遣いがまどかの口から洩れた。

まどか「はっ……はっ……はっ……」

ほむら「……気持ち良かった?」

まどか「…………」

まどかは顔を赤らめ、目を背けた。

不機嫌そうに見えるその表情にも、どこか快楽の味に驚きつつ恥ずかしがっている色がうかがえる。

ぬちょ…

まどか「んあっ……!ゆ、指……」

再びまどかが声をもらしたとき、ほむらは優しい手つきで陰部を撫でながら、
膣内に指を挿入しているところだった。

つぷ…っ

ほむら「すごい……締め付けてくる……」

ぬちょ…くちゅ……


130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 11:44:01.24 ID:HoJT85oK0


まどか「ほ、ほむら……ちゃんっ……やめ……い、いた……」

ほむら「痛いの?まだ中指の途中までしか入ってないわ」

ヌププ……

まどか「っ……!」

ほむら「もっと力を抜くの……」くちゅ

まどかの吐息がかかるほど顔を近づける。

まどかの荒い息遣いが、ほむらの口元に暖かく当たる。

下半身だけをあらわにして、まどかの潤んだ目はほむらの深い瞳に吸い込まれていた。

ほむら「まどか……キス、して」

まどか「……………ん」

下でゆっくりと腕を動かしながら、ほむらはまどかの唇が自分の唇と重なるのを感じた。

まどか「ほむらちゃん……好きぃ……ん……ちゅ……んっ」

ほむら「ちゅぱ……んっ…はぁっ……わたしも……ん……好き…」

まどかはトロンと目を垂らしながら、ほむらの唇を求めてしゃぶりついた。

ほむらもそれに答えるように、下の腕の動きを激しくしていく。


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 11:53:59.35 ID:HoJT85oK0


まどか「んっ…んっ……あぅ…っ…ああっ、はぁっ、はぁっ」

ぴちゃぴちゃぴちゃ

腕をびしょびしょにしながら、ほむらは激しく音が鳴るまでまどかの陰部を刺激していく。

ほむら「ちゅぱ……はぁ…はぁ……まどか、イきたいの?」

じゅぷじゅぷ

まどかの声は細かい断続的な息と共に大きくなり、懇願するような口調へと変わっていく。

まどか「はぁっ、いいっ、はぁっ、イきたいっ…イきたいよっ…!」

ほむら「いいわ…っ…イかせて…あげる……っ…」

ピチャピチャピチャピチャ

まどか「ああっいくっいくぅっ…!ああぁぁあああああっっっ!!」

ブシャアアアア……


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:00:18.37 ID:HoJT85oK0


ピチャ……

ほむら「……気持ち良かった、でしょう?」

まどか「はあっ、はあっ、はあっ………き、気持ち…よか……った……」

まどかは便器に蜜を垂らしながら、グッタリと力なくもたれかかっていた。

ほむら「ふふ……さ、まだ終わってないわ、まどか。こっちに来て……?」

ほむらが手を差し伸べ、まどかはパンツを脱いだまま、トイレから連れ出された。



マミ「ちょっとあなたたち、さっき変な声が……」

マミ「ってどうしたの!?鹿目さん」

ほむら「巴マミ、あなたは少し、見物していなさい」

マミ「見物?……どういうこと……」

まどか「……ほむらちゃん……次は何を……」

ほむら「………」

スチャ


138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:05:56.82 ID:HoJT85oK0


タァン!

まどか「あがっあああああああっっ!?」

ドクドク……

マミ「暁美さん!?一体何を……」

ほむら「………」

タァン! タァン!

マミ「がっ…いっいたいいいいいいッッ!!」

ほむら「これで逃げられないわ……二人とも……」

まどか「はっ、はっ、はっ、ほ…ほむらちゃんっ……痛いっ痛いから止めてっ!!」

まどかの右足は弾丸に貫かれ、真っ赤な血がツツツ…とふくらはぎをしたっている。

マミは両足を打ち抜かれ、その場にうずくまっていた。


ほむら「………まどか……これがわたしの、あなたへの愛……受け止めて……」


143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:13:58.82 ID:HoJT85oK0


まどかは痛みに顔を歪ませ、涙をぽろぽろと流しながらほむらを見た。

まどか「ほむらちゃん……違う、こんなの間違ってるよ……」

ほむら「間違っている……そう、そんなのは分かり切っていること……
     でも間違っているのはわたしじゃない」

タァン!

まどか「あぎゃああああああッッッ!」

弾丸はまどかの左足の甲を砕いた。

赤く花開いた肉の内側から、白い骨がほんの少し見える。

ほむら「間違っているのは、わたしを一人この世界に閉じ込めたあなたたち……
     そう、この世界が間違っていたの……」

ゴト…

ほむらは拳銃を捨て、まどかに歩み寄った。

まどか「はっ…はっ…こ、来ないでッ!」


147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:22:26.76 ID:HoJT85oK0


ほむら「怖がることなんてないわ」

ほむらはそっとまどかを抱きしめた。

恐怖に打ち震えていたまどかの背中を、そっと優しく包み込む。

ス―――

まどか「―――ッッッッ!!!!!」

まどかは痛みのあまり叫ぼうとした。

しかし肺が息を吐こうとしてくれない。

まどかの身体はこれ以上ないというほど海老反りになった。

背中からざっくりと、背骨をさけて縦に真っ直ぐ刃を入れられたのだ。

首筋から骨盤にかけて、冷たい、凍るような感覚が伸びたあと、

ぱっくりと開いた背筋から染みる空気が、壮絶な痛みをもたらした。


153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:32:28.25 ID:HoJT85oK0


まどか「―――あ   ―――あっ 」

まどかは息も絶え絶えに、口をパクパクさせて痛みに耐えていた。

思いっきり叫ぶことが出来れば、どれほど楽だっただろうか。

ほむらは背中の出血をしばらく手で押さえてから、再び背中から――さきほど切った場所とは違う場所に、刃を突き立てた。

まどか「ふっ   ふっ    ふっ    」

ちくりとした感覚にはっとしたまどかは、自分を抱いているほむらに止めてくれ、と訴えようとした。

その祈るような吐息を首筋に感じながら、ほむらはゆっくりと、肉の裂ける音を聞きながら、背中から腹にかけて刃を貫通させていった。

まどか「あ゛あ゛あ゛ッッ!!いだいいだいいだいッッ!!うっぷ……うppp」

まどかの口から血が溢れ出て来る。

プクプクとはじける音を立てて、まどかは歯を食いしばりながら、それでも痛みに耐えていた。


156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:39:17.56 ID:HoJT85oK0


まどかの目にはすでに光が灯っていなかった。

痛みで気絶しそうなのを、まどかは精神力で耐え抜いていた。

痛み以外考えられない。

死にたいと思った。

ほむら「まどか……好き……」

グチュ…グチュ…

まどか「 ppgpあが……ぶっttぷごっ…gはっ… 」

傷口を刃で抉られるたび、まどかの口から噴水のように血が吹き出た。

広げられた傷口に、ほむらは躊躇なく指を突っ込み、さらに広げていった。

グチュ グチャ グチャ

まどか「gggっがあggっががっ――ぁ――ぁ――ぁ――」


160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:46:23.86 ID:HoJT85oK0


眼はぐるんと白目をむき、身体中のあちこちがビクビクと痙攣している。

ほむらは背中の傷口に突っ込んだ手から、内蔵に通う血の脈拍、筋肉の痙攣を感じ取った。

ほむら「まどか……美しいわ」

返り血を浴びながら、ほむらは心底幸せそうに言った。

しかしまどかの耳にはもう届かない。

完全に自我が壊れてしまっていた。

人工的に造り出したまどかの精神では、この程度の痛みですらショック死に耐えられない。


ほむらはそのことを悟ると、ぱっとまどかから離れた。

まどか「 ――ぁ――    ―ぁ  ――」

まどかの身体はその場に姿勢を保ったまま、激しく痙攣していた。


ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク


167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 12:53:36.90 ID:HoJT85oK0


ほむら「……わたしの愛を……受け止めてくれた? まどか…」

まどか「――――ッ――――――ッ―――――」

心電図を示しているように、まどかの身体は次第に痙攣の波が小さくなっていった。

最後に、2,3回、小さくビクンと身体をのけぞらせたあと、


――まどかは絶命した。



ほむら「…………」

ほむらはゆっくりとマミの方を振り返った。

マミ「…………」

マミは、想像を絶する惨状を目の当たりにして、気を失っていた。

ほむらにとっても、マミは正直どうでもいい存在だったので、そのまま無視することにした。


173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:00:47.46 ID:HoJT85oK0


ほむら「……次は……まどかの番よ」

ほむらはそう小さく呟くと、死体を担いで、ほむらの家へと持って帰った。

ほむら「さあ、替えの器はたっぷり用意してあるわ……。
     まどか……あなたはどれがいい?」

まどかの固まっている身体を無理矢理まげて、ほむらは一つのまどかの器へと腕を動かした。

ほむら「あれがいいのね?分かったわ、まどか……」

ほむらはまどかの身体を作業台に乗せると、選んだ器を引っ張り出し、
その身体の横に寝かせた。

ほむら「脳髄の損傷は……ゼロ」

ほむら「これならそのまま移植できるわ」


ほむらはまどかの身体が腐りきらないうちに、新しい器へと脳髄を移す作業を急いだ。


176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:06:33.00 ID:HoJT85oK0


~~~~~

まどか「…………っっ!!」ガバッ

ほむら「あら、まどか。おはよう」

まどか「ほ、ほむらちゃん………」ガタガタガタ

ほむら「怯えている……ということは、ちゃんと覚えているのね?さっきのことを……」

まどか「いや……いや……嫌……イヤ……やめて……助け…て……」ガタガタガタ

ほむら「記憶意識は正常ね……流石、まどかだわ」ニッコリ

先程の痛みを思い出したのだろう。

まどかの瞳には既に涙があふれていた。

逃げようにも周りは奇妙なチューブに囲まれている。

何よりもほむらの謎めいた視線に、まるで蛇に睨まれたカエルのように身動き一つとれなかった。

ほむら「安心して、まどか。こんどはあなたを痛めつけるようなことはしない」


178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:10:01.31 ID:HoJT85oK0


まどか「嘘……ウソ……うそ……だよ、ほむらちゃん……もうやめようよ…こんなこと……」

ほむら「………いいえ、止めないわ」

グイッ

まどか「きゃっ!!」

ドスン

ほむらはまどかの腕を乱暴に引っ張り、作業台から下ろした。

まどか「ひっ……いや、いやあああああ………」

ずりずりと後ずさりし、まどかは絶望の声をあげた。

それでもほむらは、まるで天使のような頬笑みを顔に張り付けて、まどかを壁に追い込んでいった。


182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:15:25.37 ID:HoJT85oK0


ス……

まどか「いやああああああああッッ!!」

ほむら「……まどか……これを良く見て」

まどか「止めてッ!もうやめてぇッ!!」

発狂したように耳をふさいで首を振り、ほむらを拒絶する。

それもお構いなしに、ほむらはまどかの腕をがっつりと掴み、目の前に持っていった。

まどか「離してぇッッ!!!」

暴れるまどかの腕を掴んだまま、ほむらはじっと、まどかを眺めていた。

ほむら「…………………」

まどかは、ほむらが持っている物に気がつかなった。

ほむらは、それに気付いてくれるまで、静かに待った。


184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:19:43.07 ID:HoJT85oK0


まどか「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

肩で息をしながら、まどかは暴れることに疲れ果て、じっとほむらを睨んだ。

まどか「それで……またわたしを撃つんでしょう……?
     その拳銃で……さっきわたしの足を撃ったみたいに!!」

まどかは叫んだ。

その声には憎しみがこもっていた。

ほむら「……違うわ」

まどか「嘘だッ!!」 ハァー ハァー

ほむら「……これを持つのは、あなた」

ス…

まどか「フゥ――フゥ――………え?」



ほむら「今度は貴方の手で、わたしを殺して」


187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:25:33.55 ID:HoJT85oK0


まどか「な………何を言っているの…ほむらちゃん……?」

ほむら「わたしはまどかに愛を注いだ……真実の愛を……」

ほむら「だから次は、まどかの番……あなたの憎しみも、全てわたしが受け入れる」

ほむら「それが、わたしがあなたを愛した証だから……」


ギュ…



まどかの手に握られた拳銃を、ほむらがそっと、優しく包んだ。

ほむら「……さあ……。わたしのソウルジェムごと……わたしを殺して」

ほむらが、この100年を生きた理由の答えを、まどかに託した。

まどかの顔から、みるみる覇気が抜けていく。

まどか「そ……んな……出来ないよ……わたしはほむらちゃんを、殺すことなんで出来ない……」


192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:30:35.26 ID:HoJT85oK0


ほむら「駄目。でなければ何度でも繰り返す……・」

ほむら「あなたの器をなんども取り替えて、その度にあなたを殺し続ける……」

ほむら「それでもいいの?」


ほむらの問いに、まどかの顔色が変わる。

まどか「そんなっ……どうして……どうして……っ?」

まどか「このままじゃ駄目なの?何もしないまま、いつも通り生きていくことはできないの?」

まどかの手に握られた拳銃が、行き場を失って二人の間を行き来する。


ほむら「……わたしは、まどかを愛した証が欲しい」

ほむら「このまま永遠の時の中を生き続けることは、わたしにとって何よりもつらいこと……」

ほむら「その呪縛から解かれる方法……これしかないの」


195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:34:41.77 ID:HoJT85oK0


ほむら「さあ。わたしを殺さないのならば、今この場で、あなたを痛めつける。精神が完全に崩壊する一歩手前まで、
     死んだ方がマシだと思えるほどの苦痛をあなたに与え続ける」

ほむらの目が冷たく光った。

その瞳には、言葉に偽りがないことを証明する確固たる決意が映っていた。


ほむらの言葉に、まどかは戦慄する。

もういやだ。

あんな痛い目にあいたく、ない。

死ぬよりも酷い目にあうなんて、いや。


まどかは震える手で、拳銃を持ちあげた。


ほむら「そう……それでいいの。わたしを憎んで、愛して……そして、壊して……」


202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 13:42:53.39 ID:HoJT85oK0


まどか「うぅ………っ」

まどかは顔をぐしゃぐしゃにして泣いた。

その酷く醜い表情を見て、ほむらは感じる。

ほむら(ああ……なんて美しいの……)

まどかはぷるぷると手を震わせて、ほむらの額に銃口を突き付ける。

ほむらの顔を直視できない。

まどかは嗚咽を洩らして、泣きじゃくりながら、顔を背けた。


ほむらは幸せそうに笑い、額にソウルジェムを携える。

ほむら(……さようなら……わたしの愛したひと……)

まどか「うぅぅ……う゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛ぅ゛う゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛゛う゛う゛!!!!!」




タァン………

………

……


216:>>212分かった続けてみようと思う:2011/07/24(日) 13:58:11.53 ID:HoJT85oK0


・・・・・・・・・・


まどか「……ホムラチャン……ホムラチャン……」

ブツブツ

まどか「……ほむらちゃんナシで、わたしこれからどうやって生きて行けばいいんだろう……」

まどか「……そうだ、マミさんどうしてるかな……」

ガチャ

まどか「マミさ―――」

ぐっちょ ぐっちょ べちゃ……

まどか「ひっ……」

QB「おや、まどかじゃないか」

まどか「なに……してるの?」

QB「見て分からないかな。マミを食べているのさ」


218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:04:07.34 ID:HoJT85oK0


まどか「ふぅん……」

食い散らかされたマミの死体を見ても、もはやまどかは何も感じなくなっていた。

多少の嫌悪感は湧いてきても、吐き気を催すほどではない。

もっとも、腐った匂いが強烈で、鼻をつまないと自然と顔がしかめつらになってしまうが。

QB「……そんな目で見たってあげないからね」

まどか「いいよ別に……欲しくないもん」

QB「まったく、君たちが中々交換期に入ってくれないから、僕もうお腹がすいて死にそうだったよ」

まどか「早く自分の星に帰ればいいじゃない」

QB「まあそれもそうなんだけどね」むしゃむしゃ


いじきたなくがっつくQBの背後で、まどかはぼうっと、ほむらの言っていた意味を考えていた。

まどか(……真実の愛って、何なの?……ほむらちゃんはわたしに殺されて、どうして嬉しそうにしていたんだろう……)


224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:13:27.29 ID:HoJT85oK0


まどかはふと、原形を留めていないマミの亡骸を見下ろした。

まどか(………綺麗………)

美しい縦ロールの髪が真っ赤な血で汚れ、目玉がなくなって異様に窪んだ頭蓋骨の穴にウジ虫が湧いている。

ばらばらに切断された身体の各部位は、血だまりのなかで浮き島のように点在しているが、

その腐りかかった手足、首が、ある一つの秩序を保って、無限の照応に照らされる小さな個々の灯のようにきらめいていた。

完全に失われた生命が、ただの物体になって過去から断絶されるその瞬間を目の当たりにする感動に、

まどかは心を震わせていた。

まどか(………マミさん、死んじゃったかぁ……)

まどかは踵を返して家から出た。

まどか「さやかちゃんはどうしてるんだろう?」


228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:22:27.49 ID:HoJT85oK0


・・・・・・・・・・・・

まどか「さやか……ちゃん………」

さやか「…………………」

まどかの呼びかけに、さやかは無言で答えた。

眠るようにさやかは横たわっている。

その隣に、皮膚がただれ、ぱっくりと割れた頭蓋骨から脳味噌がコンニチワしている状態の

無惨な佐倉杏子の姿があった。

ナメック星人のように緑色に変色した杏子の姿と対照的に、さやかは実に健康的な肌を保っていた。

まどか「……………さやかちゃん……」

まどかは恐ろしかった。

巴マミの死体を見た時よりも、恐怖に怯えた。

死体が、死体らしく振舞わないことが、まどかにとって受け入れがたい異質な状態だった。


232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:28:08.51 ID:HoJT85oK0


まどかは考えた。

まどか(…さやかちゃんの死は、わたしが導いてあげないと……!!)

とりあえずまどかは、手近にあったスパナを手に取った。

まどか「フーッ……フーッ……」

鬼のような形相で、さやかに迫る。

まどかの影がさやかの顔面と重なった時、まどかは思いっきりスパナを振りかざした。

ぐしゃ……

パシャ

まどか「……ペッ」

飛び散った血液がまどかの口に入った。

鉄の味……生命の味がした。

まどか「駄目だよさやかちゃん……ちゃんと死なないと……駄目だよ……ウェヒヒヒ」


235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:34:12.54 ID:HoJT85oK0


さやかの顔面は見事に陥没した。

もうかつての整った顔立ちは、骨と一緒に砕け散ってしまった。

まどか「はっ……とおっ……てやっ……」

ガンッ! ガンッ! ガンッ!

振り降ろすたび、さやかを寝かせている台は揺れ、さやかの身体は飛び跳ねた。

ビヨン ビヨン ビヨン

まどか「はぁはぁはぁはぁ……顔は、こんなもんでいいかな」

さやかの脳味噌は割れた水風船が地面に染みを作るように、部屋中に飛び散っていた。

ほとんど首から上だけが失われている。

まどかは、ふと足元に転がっていた白い球体を見つけた。

まどか「あ、これさやかちゃんの目玉……?」

パクッ

ぶちゅっ ぶちゅっ ……

コリコリコリ……

まどか「う~ん……いまいち、かな?」


242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:42:03.52 ID:HoJT85oK0


~~~~~

まどか「はぁ…疲れたぁ……身体を粉々にするのにこんなに時間かかるなんて……」

心臓、肺、胃袋、大腸、小腸、性器、各部位の骨……それぞれ綺麗にえぐり出し、台の上に乗せきれなくなってしまったので

まどかはそれぞれのパーツを床に丁寧に並べて行った。

まどか「綺麗………」

思わず感嘆の声をあげる。

なんだか血の匂い、肉の匂いが心地よく感じてくる。

心が満たされてゆく感覚に、自ら溺れていきそうになる。


さやかを解体しているあいだ、杏子はじっと、灰色がかった瞳で天井を仰いでいた。

まどかはふと、その腐敗した肉体に目をやる。

まどか「……杏子ちゃんも、さやかちゃんみたいになった方がいいよね……ウェヒヒヒ……」


243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 14:47:43.99 ID:HoJT85oK0


まどか「よいしょ……んしょ……」

せっせと杏子を解体しながら、やはりまどかは幸せを感じていた。

まどかは、自分が今、この二人を愛していることをはっきりと認識していた。

まどか「はぁっ…はぁっ……これが……ほむらちゃんの言ってた、真実の愛……なのかな……」

額に滲む汗を血で拭き取り、まどかは恍惚とした表情でのこぎりを引いていた。

ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ

プチッ

プチプチプチプチッ

ブシャァ……

ボキン! ボキン!

キュッキュッキュッ……

まどか「ふぅ………」


250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 15:00:21.06 ID:HoJT85oK0


まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん……二人とも、すごく綺麗だよ……」

まどか「……とうとうこの世界で、わたしだけが残っちゃったね」

まどか「…ウェヒヒヒ……」

まどか「…わたし、ほむらちゃんの言ってたこと、分かったかもしれない」

まどか「ほむらちゃんは、寂しかったんだよね?」

まどか「わたしが欲しかったんだよね?」

まどか「だからあなたは、わたしに愛を示した……」

まどか「殺したいほど愛おしいと……わたしを傷つけるエゴな愛を、ほむらちゃんは欲しかったんだよね?」

まどか「でも、一方的に愛を押しつけても、愛する人を手に入れることは出来ないことを、ほむらちゃんは知っていた……」

まどか「だからわたしの愛を受け入れようとしたんだよね?」

まどか「わたしにとってそれは憎しみだったけど……」

まどか「ほむらちゃんにとってそれは、真実の愛だったんだよね?」

まどか「……どこまでも、どこまでもエゴイスティックなほむらちゃんだったけど……」

まどか「…………ほむらちゃんは、死んで愛を手に入れられたのかな?」


255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 15:11:01.26 ID:HoJT85oK0


まどか「……それは死んでみないと分からないのかな」

まどか「…ホムラチャン…………ホムラチャン……」

まどか「わたし…もう一度……ほむらちゃんに会いたいな」

まどか「わたしを愛してくれたひと………」

まどか「わたしが愛したひと………」




まどか「もう、会えないのかな?」

まどか「…わたしに許された時間って、あまりないんだよね?」

まどか「ほむらちゃんに造られたから」

まどか「……もしも、もしもだよ?」

まどか「わたしが、ほむらちゃんがやったみたいに、ほむらちゃんを造ったら……」

まどか「ほむらちゃんは笑ってくれるかな……?」

まどか「許して……くれるかな?」


260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 15:16:08.13 ID:HoJT85oK0


まどか「……もしかしたら、わたしが造ったほむらちゃんは、ほむらちゃんじゃないかもしれない」

まどか「わたしにとってのほむらちゃんは、いつも一人だったんだよね?」

まどか「でもわたしが造ったほむらちゃんは………ううん、なんでもない」


まどか「……ほむらちゃんは、それも全て、愛してくれたんだよね?」

まどか「例えたくさん造られたわたしたちが、それぞれ違うまどかだったとしても……」

まどか「その全部を、わたしとして愛してくれたんだよね?」


まどか「なら、わたしが迷う必要なんてない」

まどか「……わたしがほむらちゃんを愛していた証拠を、わたしが造る……」




まどか「それで……いいんだよね?」


266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 15:25:28.34 ID:HoJT85oK0


―――――
―――
――

まどか「ほむらちゃんっ、おはよー!」

ほむら「お、おはようございます、鹿目さん……」オドオド

まどか「もう、『まどか』でいいってばー」

ほむら「は、はい……あの、まどか……さん」

まどか「そうそう、ほむらちゃんは美人さんなんだから、もっと自信をもたなきゃ!」ガッツ!

ほむら「は、はい…自信…持ってみます!」

まどか「お、今回のほむらちゃんはやる気が違うねー」

ほむら「………?」

まどか「ウェヒヒ、なんでもないよ、ほむらちゃん♪」

ほむら「……はぁ」




まどか「……ティヒヒヒ」

おわれ


283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 15:30:27.41 ID:cy9aPOQY0


お疲れ様

良いマジキチだった


295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/24(日) 15:54:37.22 ID:0NPnMvec0


乙 目覚めた



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