打ち止め「この台が打ち止め?」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: とある魔術の禁書目録SS | 更新日: 2010/11/27 15:00
打ち止め「この台が打ち止め?」


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 12:49:21.85 ID:dRFv/hRY0

打ち止め「まだ三千発玉しか出てないのに打ち止めとかありえないって、ミサカはミサカは怒髪天をつく!」

一方通行「別にいいだろうが。三千発ていうと換金して8千円ほどかぁ」

打ち止め「たった八千円ぽっちじゃ足りないよって、ミサカはミサカは非難GOGO!」

一方通行「バカ言うんじゃねェよ、そンだけありゃガストに行けるじゃねェか」

打ち止め「そんなファミレスじゃ満足できない、銀座寿司がいいってミサカはミサカは要望の限りをつくす」

一方通行「時価とか無理に決まってんだろゥが。だったら好きにしやがれクソガキ」

打ち止め「そうさせてもらう!」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 13:20:25.58 ID:dRFv/hRY0

一方通行「はい、一人で。喫煙席お願いします」スタスタ

黒子「…というわけで、犯人は実は助手だったんですのよ。って聞いてますの」

御坂「アイツは一方通行! なんでこんなガストにアイツが」ダッ

黒子「あ、ちょっとお待ちなさいましよお姉さま!」

一方通行「ン? なンだゴーグルがねェってことは量産機じゃなくてオリジナルの方か」

御坂「アンタが何でこんな所にいるのよ。もしかして食い逃げでもするつもり」

一方通行「バカいうンじゃねェよ。今日の俺は四千円持ってンだよ、打ち止めのおかげでな」

御坂「よ、四千円もの大金を!? どういうことよ、打ち止めのお陰って」

一方通行「パチンコでアイツが稼いだンだよ。文句あンのかァ」

御坂「パ、パ……パチンコ!!?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 13:33:34.51 ID:dRFv/hRY0

御坂「なんて事なの! 早く連れ戻さないと、あの子が不良になっちゃうわ」

一方通行「それなら大丈夫じゃねェか。なンか台が打ち止めとかどうとか言ってたぞ」

御坂「打ち止めの台が打ち止め? そっかそれじゃ安心ね」

一方通行「あン、一体どういう意味なンだよ? 打ち止めの台が打ち止めならなんで大丈夫ってンだ」

黒子「それは私が説明しましょう」

一方通行「白井、知ってンのか!?」

黒子「パチンコの羽根物において、ホールが決めてある定量数に持ち玉が達すると、その台での遊技をストップさせられることですの」

一方通行「ストップだァ?なンでそンな事すンだよ、店が損するからか」

黒子「まぁ、簡単にいえばそういう事ですのよ」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 13:43:47.20 ID:dRFv/hRY0

御坂「それでもパチンコ屋なんかにいたら副流煙で身体に悪いわ、早く迎えに行かないと」ダッ

一方通行「あァ、アイツなら物足りねェからって十一学区の方の店に行ったぞ」

黒子「じゅ、十一学区のパチンコ屋ですの!!?」ガタッ

一方通行「なンだよ、別に大丈夫だろ。どうせそこでも打ち止めで打ち止められてらァ」

黒子「違います…違いますのよ。あそこのパチンコ屋はデジタルパチンコのお店ですのっ!!」

御坂「デ、デジパチ!? な、なんて事なの…一刻の猶予も無いわ!」

一方通行「あン? そのテジパチってのはなンかマズイのかよ」

黒子「それは私が説明しましょう」

一方通行「白井、知ってンのか!?」

黒子「先ほど説明した打ち止めがある一発台。これは店側にとってローリスク、ローリターンですの」

一方通行「そりゃそうだろうな、途中でやめさせちまうンだから」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 13:52:30.08 ID:dRFv/hRY0

黒子「それに代わって、デジパチの方は打ち止めが無いんですの」

一方通行「ってことァ、いくらでも打てるって事か? だったらいいンじゃねェのか、十万とか稼げるんだろ」

黒子「確かにそうですわ、連チャンすれば出玉が膨らみ、十万以上勝つこともありますの」

御坂「…でもそれは逆に、十万勝つことがあるということは、十万以上負けることがあるという意味よ」

一方通行「十万負けるだァ!? 十万っていやァ一万円札が十枚なンだぞ! 千円札にだったら百枚だ」

黒子「落ち着いてくださいまし。つまり、デジパチの投入によりパチンコはハイリスク・ハイリターンなギャンブルになりましたの」

御坂「勝てると思うからつぎ込む、いつかアタリがくると思うからつぎ込む…。気がつけばスカンピンね」

一方通行「デ…デジパチ…。なンて恐ろしいモンを造りがったンだ、パチンコってヤツァ」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 14:01:51.07 ID:dRFv/hRY0

打ち止め「さぁて、それじゃジャンジャンバリバリ稼ぐよって、ミサカはミサカは孤軍奮闘!」

ジャラジャラジャラ

打ち止め「ミサカネットワークを使えば、体感器なんか無くっても大丈夫ってミサカはミサカはゴト師宣言!」

ジャラジャジャラ

打ち止め「……おかしいな、全然アタリが来ないって、ミサカはミサカは戸惑いを隠すことが出来ない…もう4千円無くなった」ウィーン…

スタスタ

打ち止め「こんなことならもっとガセ玉を持ってくればよかったって、ミサカはミサカは…ん?あ、あんな所にATMがあるってミサカはミサカはナイスタイミング!」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 14:16:42.90 ID:dRFv/hRY0

土御門「アレイスター、貴様どういうつもりだ!」

アレイスター「開口一番それでは、私も理解しがたいな。少し落ち着いといい」

土御門「知らんとは言わせんぞ。この学園都市のパチンコ屋をテジタルパチンコに差し替えて行っているのは貴様だろう」

アレイスター「全ては予定調和…、これこそが私の計画の最終段階。学園都市が楽園へと生まれ変わるのだ」

土御門「ふざけた事を…。今や学園都市の生徒の大半がパチンコに生活費をつぎ込み、さらにはサラ金から借入をしている。この現状のどこが楽園か!」

アレイスター「ギャンブルは胴元が必ず儲かるようにできているという言葉は知っているかな」

土御門「なに…。もしや、この学園都市のパチンコ屋を経営しているのは…!?」

アレイスター「そう、そのまさかだよ、土御門元春」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 14:31:46.97 ID:dRFv/hRY0

黒子「十一学区のパチンコ屋はこの一軒だけですわ。おそらくココに!」

一方通行「ったく、パチンコ屋ってやつァ、うるさくてかなわねェぜ」

御坂「いたわ、あそこよ!」

打ち止め「やっぱりエヴァじゃなくてナデシコがいいかもって、ミサカはミサカはゲキガンガー」

一方通行「やっと見つけたぜ、オイ帰るぞクソガキ!」グイッ

打ち止め「な、なんでアナタがここにって、ミサカはミサカは驚天動地!」

御坂「それはこっちの台詞よ! こんなところにいちゃ不良になるでしょ、早くきなさい」

打ち止め「いくらお姉さまのいいつけでもそれは出来ないって、ミサカはミサカはDon't move!」ジタバタ

黒子「やけに抵抗しますわね…、そんなにパチンコがしたいんですの」

打ち止め「違うよ、全然違うよ! もう三十万も突っ込んでるからここで帰るわけにはいかないって、ミサカはミサカは決意表明!」

御坂「え…? さ、三十万っ!?」ガタッ


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 14:41:39.20 ID:dRFv/hRY0

一方通行「ハッタリかますンじゃねェよ! 三十万なんて大金、逆立ちしたって出てこねェだろうが!」

黒子「も、……もしや、サラリーマン金融にまで手を出したんですの!?」

打ち止め「即金で貸してくれたんだよって、ミサカはミサカは大歓喜」

一方通行「大歓喜じゃねェよ! 一体どうすンだよ、返すアテなンざねェよ」

打ち止め「だから、ここで引くわけにはいけないんだよって、ミサカはミサカはお札を機械に通す」シャー

一方通行「オイコラ、待ちやがれクソガキ!」

御坂「こうなったら仕方ないわね…、やるしかないわ」

一方通行「なんだオリジナル、なんかいい手があるってのかよ!?」

御坂「パチンコのカリはパチンコで返す。簡単の事でしょ」サッ

黒子「わたくしも手伝いましてよ、お姉さま」サッ

一方通行「その財布…、テメェらまさか!」

御坂「ジャンジャンバリバリ出して、ガストで宴会してやろうじゃないのよっ!」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 14:51:36.11 ID:dRFv/hRY0

一方通行「……………………………」

御坂「はぁ…、一仕事後のカップ甘酒は美味しいわねぇ」ズズー

黒子「お姉さま…、そのさきいか貰ってもよろしいですの?」モシャモシャ

御坂「ほら、一方通行も遠慮せずに食べなさいよ」

一方通行「遠慮なんかしてねェよ! 全員揃ってスカンピンじゃねェか」

打ち止め「あそこでリーチがくれば、完全に勝ってたのにって、ミサカはミサカは憤慨!」

黒子「ジャッジメントでも話題になるのは分かりますわね」

御坂「話題ってどういうこと?」

黒子「学園都市の生徒の過半数が、こうやってパチンコによりサラリーマン金融の借り込みなどを行い、自己破産まで追い詰められてますの」

一方通行「こんな状況になってンのに何もやンねェのかよ、ジャッジメントってヤツァ」

御坂「やらないって言われても、自業自得なんだからしょうがないでしょ」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:05:13.85 ID:dRFv/hRY0

一方通行「だとしてもだなァ…。うン、ちょっと待て。なンかおかしくねェか」

御坂「おかしいって?」

一方通行「大体ギャンブルで現金に換金する時点で違法なンじゃねェのかよ」

打ち止め「違うよ、全然違うよ! パチンコでやるのは換金じゃなくて景品交換だよ、文鎮に変えてもらうのって、ミサカはミサカははなきんデータランド」

一方通行「文鎮だァ、そンなもン貰ってどうすンだよ」

打ち止め「それを外にある交換所でお金に換えてもらうのって、ミサカはミサカは指を差す」

一方通行「はァ? なンだよ、そンな子供の屁理屈でまかり通るのかよ。アンチスキルはなにをしてンだ」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:13:39.03 ID:dRFv/hRY0

黒子「黙認ですわね。パチンコ業者から賄賂を貰っていますから」

一方通行「なンだと…!? だったら国の法律で廃止にさせりゃ」

御坂「それも無理ね、国会議員にも賄賂を配っているもの。ここまで長く、そして深く根付いたらどうしようもないわ」

一方通行「なンってこったァ…、なンて無力なンだよ俺たちは」

黒子「とりあえず、今日はこの橋の下で就寝しましょうか」

御坂「そうね、電車賃も全部つぎ込んじゃったし」

一方通行「みとめねェ…、俺はみとめねェ」

打ち止め「どうしたのって、ミサカはミサカは質疑応答」

一方通行「こンはふざけた現実、俺がぶっ壊してやるンよッ!」ダッ

御坂「あ、ちょっと待ちなさいよ!」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:18:54.86 ID:euNtf+G/P

最初からパチンコなんてやる金も運もない上条さんが一番裕福なんですね分かります


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:26:27.26 ID:dRFv/hRY0

一方通行「はァ…はァ……、くっそ! このポケットテッシュに書いてある住所まで遠すぎる」ダッダッダッ

上条「ん…、一方通行? 何急いでるんだ」

一方通行「か、上条…か。ちょうど良かったぜ、ちょっと小銭を…。って無理か」

上条「何だよ、言いかけて止めるなよ気持ち悪いじゃないか」

一方通行「電車賃を貸してもらおうと思ったんだがな。今の学園都市の住民は皆パチンコによりスカンピンだったンだな」

上条「ったくどいつもコイツもパチンコ、パチンコって。そんなに楽しいのかよ」

一方通行「な、何だと!? ってことァ、テメェはパチンコやってねェのかよ!」グイッ

上条「なんだよ急に…、不幸の塊である俺がギャンブルなんかやるわけねぇだろ」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:36:19.64 ID:dRFv/hRY0

一方通行「コイツは幸運の女神、いや不幸の女神の仕業かァ。ちょうどいいぜ、テメェもついてこい!」

上条「ついて来いって、どこにだよ。順を追って説明しろ」

……………………………
………………
……

上条「パチンコ屋によって学園都市の生徒が一文無しになっていってるだって!?」

一方通行「もう一刻の猶予もねェ。はやくしねェと全ての金が、この胴元に流れていっちまう」

上条「そうなれば、学費も払えずに学校は廃校。学園都市全て消えさってしまう訳か」

一方通行「たかがギャンブル、されどギャンブルってェわけだ」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:43:47.16 ID:dRFv/hRY0

上条「ここが、その胴元の管理ビルか。…しかしおかしいな」

一方通行「あァ。窓どころか、入り口ひとつ見あたらねェぞ」

土御門「そ…、その声。だ、…誰か人がいるのか…」

上条「つ、土御門!? お前がなんでこんな所に! それにそのキズは」

土御門「遅かった…、ヤツは最終計画を発動させてしまった…、このままでは学園都市は…全てデジタルパチンコに…」

上条「喋るな土御門! いますぐ救急車を呼んでやる」

土御門「いや、俺はもう助からない…。それよりもこの地図を…」

一方通行「こいつァ、このビル内部の間取りか。こいつがありゃァ胴元までまっしぐらだぜ」

土御門「頼む上やん…、俺の大好きだった一発台を守ってく……」ガクッ

上条「つ、土御門ぉぉぉぉおおッ!」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 15:51:58.12 ID:dRFv/hRY0

一方通行「上条…、泣いてる暇はないぜ。俺たちには時間がねェ」

上条「あぁ、分かってるさ。このふざけた現実をぶっ壊す…、それが土御門への最高の手土産だ」

一方通行「しかし、どうやってこのビルの中に入れば…」

黒子「それならば私にまかせてくださいましよ」サッ

一方通行「し、白井!? なンでテメェがここに。電車賃なンざ無いはず」

黒子「私の能力を忘れまして? テレポートを使えばこの距離など朝飯前ですわ」

上条「よし、それじゃ俺と一方通行をあの内部に送ってくれ」

黒子「何をいいますの、私も行きますわよ!」

一方通行「上条の言うとおりにしとくンだな。その程度の能力じゃ土御門ってヤツの二の舞だ」

黒子「レベルが違いすぎるというわけですのね…、分かりましたわ。その代わり必ず生きて帰ってきてくださいましね」サッ

シュン!


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 16:05:09.55 ID:dRFv/hRY0

アレイスター「もうすぐだ…、もうすぐ私の手によりこの学園都市は」

バダッン!

上条「そこまでだ、代表取締役会長、アレイスタークロウリー!」

一方通行「このチラシの裏の顔…、間違いねェな!」

アレイスター「な、何故この場所に…。この学園都市の生徒は全て文無し、ここまで到達できる電車賃は所持していないはず」

上条「残念だったな、アレイスター。今度からは、この不幸の二つ名上条当麻にも勝てるパチンコ台を用意しておくんだな!」

アレイスター「上条当麻…、やはり君か。やっかいな男だよキミは」

一方通行「テメェの行った罪、ここで全て清算してやンぜ!」

アレイスター「罪だと…、笑わせるな。私は何も直接手を下していない。全ては己の責任において招いた結末だ」

一方通行「そ、それは…。確かに打ち止めは自分で破産した…、でもそいつァ打ち止めが無くなったからだ!」

アレイスター「デジタルパチンコのせいだと? 同じだよ、人の本質とは。だからこそ必要なのだよ楽園がな」

一方通行「ら、楽園だとォ」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 16:14:48.63 ID:dRFv/hRY0

アレイスター「全てが終わった刻…。その刻こそ、私の手による管理社会。永遠の楽園ディストピアが構築されるのだ」

一方通行「ディ…ディストピア…!? ってことァ、まさかサラリーマン金融の経営者ってのはァ」

アレイスター「あぁ、それも私だ」

一方通行「結局、何もかも全てテメェの手のひらで躍らせていたってことかよ!」

アレイスター「もう遅い。テジタルパチンコの入れ替えをせずとも滅ぶ…、人は。己の内の弱さによってな!」

一方通行「くそッ、どうにもならねェってのかよ!」

上条「確かに人は弱い…。連チャンだ、確変だ、んな魅力に惑わされ無いほうが難しいだろうよ」

一方通行「上条、テメェ一体何を!」

アレイスター「フッ、どうやら悟ったようだな。そう、だからこそ私により管理されなければならないのだ」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 16:28:59.06 ID:dRFv/hRY0

上条「だがな、そんな現実俺は認めねぇ! それが例え正しいとしても…、楽しいとしても…。俺が楽しめねぇデジタルパチンコなんざ認めねぇ!」

アレイスター「ならばどうする、もはやこのデジタルパチンコの勢いを止める術などない!」

上条「いいぜ、テメェが何でも思い通りに出来ると思ってるんなら…。まずはそのデジパチをぶっ壊す!!」ダッ

一方通行「か、上条ぉぉぉおおおおおおっぉ!!!」


その日、学園都市の一角に大規模な爆発が発生。その後の捜査により、爆発源はパチンコメーカーアレイスター㈱と判明。
この一件で取締役会長と本社を失い、後日破産申請を発表。関連会社や取引企業も連鎖倒産をし、実質アレイスターの名は学園都市から菅を消した。


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 16:43:51.54 ID:dRFv/hRY0

黒子「お姉様…、また空ばかり見上げていますの?」

御坂「ごめんなさい黒子。こうしていると、まるでアイツが空から降って来るんじゃないかと思って」

黒子「そうですわね……。でもこれだけは言えますわ、あの方たちは必ず生きていますの」

御坂「そうよね…、きっと生きてる。だから私がここで悲しむ理由なんかないのよね」

黒子「ふふっ、やはりお姉さまは笑顔でいる方が似合っていますわ」ニコッ

初春「みーさーかーさーん! 早くしないと台が全部埋まっちゃいますよ!」

御坂「あ、初春さんに佐天さん。ちょっと待ってね、いま用意をするわ」

佐天「朝一はいいけど、ある程度出たら止められちゃうのわねぇ。打ち止め廃止したらいいのに。そう思いません?」

御坂「佐天さん、この打ち止めっていうのは、とても大事な機能なのよ」

そう、人の命と等しく、重く、忘れちゃいけない機能なの。



西暦20××年。この戦いの後、連チャン機能を廃止にし、打ち止め制度が復活される事となった。

御坂「よーし! それじゃーバンバンジャリジャリ出すわよ!!」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 16:54:31.11 ID:dRFv/hRY0

インデックス「ってその前に全員未成年なんだよおぉぉぉぉおおぉぉぉッ!!!」ガバッツ!

上条「うわっ、何だよ急に! びっくりするだろ!?」

インデックス「……ゆ、夢?」

=END=

                _.. -――- ._ 
              ./  ,―――‐- ._` .
             /)  ./  /  /  ``\
           ///)ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐-_ |〉. _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
          /,.=゙''"/  フl/_×// |ハハl .ト、>  これはフィクションなんだよ!        <
   /     i f ,.r='"-‐'つイ._T_i`   .r≦lハ!|`` >^^実在の人物・団体とは一切関係ないんだよ!<
  /      /   _,.-‐'~| |'弋..!ノ     i'+!l |    Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
    /   ,i   ,二ニ⊃l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|   
   /    ノ    i l゙フ..,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!  
      ,イ「ト、  ,! ,!|.../_| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|   
     / iトヾヽ_/ ィ"\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 17:18:13.44 ID:ZWoXbhep0

夢なら幻想殺しが効かないのも仕方無いな


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 17:23:32.26 ID:J4IAT/RO0

一方さんが土御門の事を知らないのも説明がいくな



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