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勇者「誰も仲間になってくれなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: その他 | 更新日: 2011/09/04 22:30
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:12:35.51 ID:RDe9c0P3O


勇者「だからといってこのパーティーは無いと思う」

勇者:かけだし ゆうしゃ

妹:かわいい いもうと

妹「一人より二人だよ! お兄ちゃん!」
勇者「いや、昔は勇者一人だった訳だし」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:16:24.14 ID:RDe9c0P3O


妹「大丈夫! 私、結構役に立つよ」

勇者「お前戦闘経験あったっけ」

妹「ないよ?」

勇者「それじゃ戦えないじゃん」

妹「戦わないよ?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:19:55.40 ID:RDe9c0P3O


勇者「それじゃ俺死んじゃうよ」

妹「え、そんなの私困るよぅ」

勇者「困るってレベルなの」

妹「教会まで棺桶引っ張りたくないよぅ」
勇者「兄の死を迷惑がるな」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:21:22.69 ID:RDe9c0P3O


勇者「じゃあお前は俺に何をしてくれるんだ」

妹「お兄ちゃんは私に何をしてくれるの?」

勇者「えっ」

妹「えっ」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:26:46.90 ID:RDe9c0P3O


勇者「妹よ、お前は留守番してろ」

妹「えー、寂しいよぅ」

妹「一緒に連れてってよぅ」

妹「ねーぇ、お兄ちゃーん」

勇者「そんな目で見るな」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:30:14.97 ID:RDe9c0P3O


勇者「戦えないお前を連れてっても旅費が倍になるだけだ」

妹「さすがに今のは傷つく」

勇者「あ…」

妹「…」

勇者「ごめん」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:33:46.45 ID:RDe9c0P3O


勇者「俺が悪かった」

妹「…」

勇者「お前は料理上手いし、かわいいし、自慢の妹だよ」

妹「…」


妹「じゃあ、連れてってくれる?」

勇者「それは駄目」

妹「えーっ」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:36:02.89 ID:RDe9c0P3O


妹「自慢の妹がこんなにお願いしても駄目なの?」

勇者「自慢の妹だから危険な旅に連れていきたくないんだよ」

妹「お兄ちゃん…」



妹「じゃあ赤の他人ならいいんだ」

勇者「いちいち揚げ足とるな」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:38:00.85 ID:JLxkufOl0


勇者「とりあえずダーマ神殿で職もらってこないと話にならん」

妹「わかった!いってくるね!」

―――

妹「お兄ちゃん!私やったよ!」

勇者「言い忘れてたけど遊び人は職業としてノーカンだからな」

妹「」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 11:49:26.97 ID:RDe9c0P3O


勇者「今のは兄の心を察して家に残る流れだろ」

妹「?」

勇者「心底不思議そうにするな」



妹「あ、家引き払ってくるね」

勇者「まてまて」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 12:00:08.48 ID:RDe9c0P3O


勇者「やっとお前を撒いたと思ったのに」

妹「お兄ちゃんが勇者様オーラ出し過ぎだから見つかるんだよ」

勇者「え、そ、そうかな」

妹「そうだよー」



妹「ねぇ、一緒に」

勇者「駄目」

妹「むーっ」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 12:16:46.86 ID:RDe9c0P3O


勇者「とにかく、俺は旅に出るからな」

妹「もう夕方だよ?」

勇者「お前が邪魔しなきゃとっくに隣町だったのに」

妹「はいはい、文句なら夕ご飯食べながら聞くから」

勇者「むぅ…」グー


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 12:44:17.45 ID:RDe9c0P3O


勇者「妹よ、お前とこのやりとりをするようになって今日で一年だ」

妹「感慨深いね」

勇者「流石にそろそろ旅立たないと王様に怒られる」

妹「そんな事もあろうかと」

勇者「というと」

妹「毎日王様に『私にも勇者の使命を下さい』って手紙書いてたんだ」

勇者「通りで最近使者が来ない訳だ」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 16:54:08.22 ID:RDe9c0P3O




勇者「ふむふむ…今日も魔物達が街を襲ったのか」

妹「穏やかじゃないね」





勇者「お前のせいでもあるんだぞ」

妹「えっ」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 16:57:28.50 ID:RDe9c0P3O


勇者「よし、ちょっとトイレ行ってくる」

妹「最後までちゃんと振ってね」





勇者「よもや窓から脱出するとは夢にも思うまい」

ガラッ

妹「いやぁ、お兄ちゃんがトイレの窓につっかえる夢を見てね」

勇者「やだなぁ換気ですよ」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 17:00:01.91 ID:RDe9c0P3O


「いえ、結構です」

「いいです、間に合ってますからっ」

「帰って下さいっ」




勇者「押し売りか」

妹「ううん、王様の使者」

勇者「えっ」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 17:09:56.73 ID:RDe9c0P3O


勇者「妹よ、今度ばかりはガツンと言わせてもらう」

妹「はい」

勇者「俺は世界の平和の為、皆の幸せの為、魔王を倒さねばならない」

妹「はい」

勇者「これは遊びじゃない。お前を危険に巻き込みたくない。いいか、おとなしく家で待ってろ」

妹「お兄ちゃん…」

勇者「妹よ」




妹「こんな事もあろうかと、魔王をウチに招待しといたから」

勇者「えっ」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 17:46:51.60 ID:RDe9c0P3O




「またですか」

「はい、無料で」

「はい、わかりました」



妹「お兄ちゃん、王様からプレゼントです」

勇者「王様から?」

妹「困ったら使え、って」

『このボタンを押せば魔王退治ができるよ』

勇者「ふむ」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 18:00:05.78 ID:RDe9c0P3O


勇者「脱出ボタン……か?」

勇者「これを使えば……旅に」

バンッ

妹「させないよっ」

勇者「くっ 見つかったか」

妹「お兄ちゃん、絶対押さないでね」

勇者「はい」ポチッ

妹「返事代わりに押さないでっ」




勇者「何も起きないじゃないか」

妹「ほっ」


この時、魔王軍が静かに滅んだ事が

それはまた別の話


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 18:32:47.01 ID:iV0L+nw9P


魔王なんていなかったんや…


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/14(金) 20:35:13.31 ID:0ym+WnG40


おい



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