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博士「もっと自然にふるまえばいいんだよ」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (1) | カテゴリ: その他 | 更新日: 2011/09/16 22:30
一作目:義肢少女「もっと普通の手足はないんですか」
二作目:義肢少女「もっと普通の生活はできないんですか」
三作目:義肢少女「もっと普通にお願いすればいいんですよ」


1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:30:57.95 ID:Y2xkTQoUo


博士「そうそうそんな感じ。あとは髪をとかして…。」

少女「…。」

博士「いいねえ、すごく可愛いよ。先輩の見立てはさすがだなあ。」

少女「…」

博士「手足が無かろうと関係ないさ。女の子なんだから、可愛い服ぐらい着たいだろう。」

少女「…。」コクリ

博士「うん。じゃあ写真を撮るからこっちm…え?いやだなあ先生いかがわしく見えるだなんてそんな、ひどい言いがk いやちょっとm


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:38:05.41 ID:Y2xkTQoUo


少女「…。」

博士「やあ。今日もかわいいね。」

少女「…」

博士「お世辞じゃないさ。看護士さんの間でも話題になっているよ。お人形さんみたいだって。」

少女「…。」

博士「さて、今日は君の叔父さんのあられもない黒歴史のお話をしようか。」

博士「あの人今はすっかり落ちついてるけど、ちょっと前までは厨二くさい走り名を自称しt」

博士「てたような気がしたけどやっぱり気のせいだったなあはははごめんなさいごめんなさいいいいいい!」

少女「…。」クス


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:42:11.31 ID:Y2xkTQoUo


博士「暇だねえ。」

少女「…。」

博士「…。なにかゲームでもしようか。」

少女「…。」

博士「トランプは無理かな。しりとりは…あっそうだ神経衰弱しよう!言ってくれたら僕がめくるからねー。」

少女「(この人、なにしに来てるのかな…。)」


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:46:22.57 ID:Y2xkTQoUo


博士「今日はどの映画を観ようかなあ。」

少女「…」

博士「えっ…いや、これはその、怖い映画だよ?」

少女「…。」

博士「それより「カ○ちゃんの○ー○ー○ーするぞ」なんて馬鹿馬鹿しくてすごい笑えるし、あとハ○ー○ッターも全巻あるし、」

少女「…。」

博士「…はい。じゃあ、これを観ようか。」

博士「…あ、ちょっと布団入れてもらってもいいかな。 いやなに、ちょっと寒気がするだけさ。大丈夫。だいじょ、ぶ…」


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:50:52.05 ID:Y2xkTQoUo


少女「…。」

博士「…。」

少女「……。」

博士「……。」

少女「………。」

博士「………もやし(裏声)」

少女「」ブボァ

博士「こやし(美声)」

少女「~!~!っっっ」バンバン


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:54:47.21 ID:Y2xkTQoUo


博士「ふいー飲み物飲み物。」

少女「…。」ジー

博士「きりんっれもーん、 …ちょっとだけ飲む?」

少女「…。」

少女「…」コクン

博士「はい、ちょっとずつ傾けていくから、いらなくなったら目で合図をしてね。」

少女「…」コクッコクッコクッ

博士「(炭酸なのによくそんな飲めるな…。)」

博士「…あ、じゃ○りこ食べる?はい。」

少女「…」ポリポリ

博士「(あっ餌付けだこれ。)」


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 21:57:52.18 ID:Y2xkTQoUo


少女「…」

少女「…。」

少女「…。」

少女「(きょうは こないのかな)」

少女「…。」


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:01:51.84 ID:Y2xkTQoUo


博士「お、今日はたくさん差し入れがあるねえ。友達からかな。」

少女「…。」

博士「よかったじゃない。みんな心配してくれているんだね。」

少女「…」

博士「そんなに気にすることはないさ。みんな、ちょっと戸惑ってるだけだよ。」

少女「…。」

博士「あらら、りんごとバナナが一緒くたに置いちゃってるよ。とりあえずバナナでも食べようか。」

博士「僕がむいて食べさせてあげるから口をあけt あれ先生いらしたんですか。え?いや何言ってるんですかバナナはバナナでsちょ聞いてよ!」


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:05:48.55 ID:Y2xkTQoUo


博士「さっき来てた人は君の知り合い?」

少女「…」

博士「ああ、分かった。」

博士「済まない。 僕の、せいだね。」

少女「…。」

博士「…何を言われたかは、知らないけれど。 僕は、君と遊びに来ているだけだから。」

博士「だから、必要と思えば声をかけてくれればいい。それまで、僕らはただの友達だ。」

少女「…。」


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:09:47.95 ID:Y2xkTQoUo


博士「あの子の事故以降の経過はどうですか?」

博士「そうですか。家族を一度に無くして、抜け殻みたいだった最初に比べたらだいぶ良くなってきましたね。」

博士「…すみません。義肢に関しては、あの子の意志を見極めて切り出したいんです。」

博士「はい。今はまだ…。また追って報告はさせていただきますので。」

博士「ところで未だにそんな必死に若作りしてる割にあの子の前だとおじさんぶるんですねえあっはははh…いやだなあジョークです…よ…いやそれは冗談にならないでs


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:13:23.01 ID:Y2xkTQoUo


博士「ここの病院食っておいしい?」

少女「…」

博士「あはは、やっぱりまずいのか。どれちょっと頂戴」ヒョイ

博士「うん、なんか味気ないねえ。まあ残しちゃうのも仕方ないかな。」

少女「…」

博士「え?やっぱり食べたい?じゃあちょっと看護士さん呼んで来ようか。」

少女「…っ!」

博士「?…僕に食べさせて欲しい?もしかして。」

少女「…。」

博士「うーん、しかしまた先生におこられ…ま、見つからなきゃいっか。」

博士「よーしじゃあ野菜炒めからいこうか。 え?ニラはのけて?好き嫌いはいけないねえほらほらほら!」


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:17:21.86 ID:Y2xkTQoUo


少女「…。」モジモジ

博士「ん?どうかした?」

少女「…!」グッグッ

博士「ああ、ナースコールかい?はい。」ポチ

ハイ、ドウカサレマシタカ?

少女「…ぅ」

博士「言いづらかったら、代わりに伝えようか?」

少女「!!」ブンブン

少女「~っっ」グイグイ

博士「え 出て行けばいいの?わ分かった分かった。」パタパタ


少女「…と、トイ レ…ぉねがい します…。」


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:21:48.91 ID:Y2xkTQoUo


少女「!」

博士「あ、ハチが入ってきたね。ミツバチかな?」

少女「~っ!」

博士「だいじょぶだいじょぶ。こっちから何もしなければ何もされないよ。」

少女「…!」ギュー

博士「はっははそんなくっつかれると照れるなあ。柔らかいものが当たる気配が微塵も無いのが悔やまれるよ。」

少女「…。」

博士「まあ君もあと10年もしt え、そんな真顔に戻ってどうしたの…いや冗談だよ。冗談だから。 ホントごめんなさい…。」


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:25:44.68 ID:Y2xkTQoUo


カワイソウニ ヒトリ ニ ナッテシマッテ...
オマケニ テアシマデ キラレテ

少女(…。)

アンナカタチ デ イキノコルナンテ ザンコクネエ....
ソコマデシテ エンメイ スルグライナラ
オイ ヤメナイカ

少女(ごめん…なさい…)

少女(生きて…わたしだけ…


少女「…!」

博士「起きたかい。  嫌な夢でも、見ちゃったのかな。」

少女「……。」

博士「…。外は、いい天気だね。」

少女「…。」

博士「外出許可が出るようになったら、散歩でもいきたいねえ。おしゃれして、お弁当を持って。」

博士「近くの自然公園にいる三毛猫が人なつこくて可愛くてね。君にも見せてあげたいなあ。」

少女「…。」


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:29:08.34 ID:Y2xkTQoUo


博士「映画も飽きてきただろうから今度はアニメを持ってきたよー。」

少女「…!」

博士「いやー君のことを考えたらこっちの方を先に持ってくるべきだったね。早速どれか観てみよう。好きなのを選ぶといいよ。」

少女「は…い。」ワクワク

少女「(∀ガン○ム、マク○スゼロ、キン○ゲイナー、ラー○フォン、…)」

少女「(知らないの…ばっかり…。ロボット…?)」

博士「僕のおすすめはグレン○ガンかな!ドリルに合体、変形とロマンの大バーゲン状態だし、初心者でもとっつきやすい内容でね」イキイキ


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:33:48.45 ID:Y2xkTQoUo


博士「やー今日はよく雨が降るねえ。」

少女「…。」ソワソワ

博士「そこの交差点で傘を忘れたOLさんが駆け抜けて行ったんだけど、それはもう見事なフォームでさ。」

少女「…。」モゾモゾ

博士「どうやれば不安定な靴と場面であれだけの安定感が出せるのか、是非とも聞きたかったなあ。」

少女「…。」

博士「…ん、どうかした?」

少女「…」

博士「え、ううん…えっとその、か、髪切った?」

少女「…。」ハァ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:37:39.11 ID:Y2xkTQoUo


少女「…。」

博士「義肢のパンフレット、みたいだね。誰か持ってきてくれたのかな。」

少女「…。」

博士「へー、最近はこんなお手軽な感じに紹介されてるのか。」ペラ ペラ

少女「…」

少女「わたし も、義肢にしないと いけない、ですか…」

博士「まあ君のありたいようにするといいよ。生活上の保障はされているから、どちらでも生きていけるしね。」カキカキ

少女「…。」

博士「ところで見てこのモデルの子、昇天ペガサスMIX盛りー」

少女「…っっ!」バンバン


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:41:32.74 ID:Y2xkTQoUo


博士「晴と春だと、どっちの漢字の方が良いと思う?」

少女「?…はる、のほうが…」

博士「あーやっぱりそうだよねえ。しかしそっちにすると画数が悪いから…」ブツブツ

少女「な まえ…?」

博士「ああ、うん。(昔の教え子らの)来月出産予定の子のなんだけどね…」

少女「」

博士「(まさかこの若さで名付け親だなんて…良い名前を考えてあげたいよなあ。)」ウーンウーン

少女「」


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:45:21.46 ID:Y2xkTQoUo


少女「…ん。」モゾ

博士「起きた?おはよう。」

少女「!!!」

博士「いやーたまには朝に来てみても面白いかなあ、なんて。」

少女「~!」モゾモゾ

博士「…おーい、布団にくるまってどうしたのさ。」

布団(in少女)「~!~!」グイグイ

博士「えっ外に出ろって?いや分かった、分かったから。そんな不安定な格好で動き回ったら、」

布団「~!っくぴ」ドテン

博士「ああほら言わんこっちゃない。 服も着崩れちゃって。ほら直してあげるから泣かない泣かない。」

博士「あ、叔父さんおはようございm えっいやこれは別に僕が泣かしたとかじゃなく、着衣の乱れも事故で、その…とりあえず土下座しますね…。」


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:49:25.72 ID:Y2xkTQoUo


博士「じゃあ、Rさんの自転車の時速をa、Nさんの自動車の時速をbとして連立式を立てたら、aの値は?」

少女「は 80、キロメートル。」

博士「うん。正解。凄いなあ、習っていない単元なのにしっかり理解できてるみたいだね。」

少女「…。」

博士「じゃあこの単元は大丈夫そうだから…。 あ、もしこんな風に早く走ったり飛べたりしたら楽しいと思わない?きっと気持ちいいんだろうなあ。」

少女「ん…。」コクリ

博士「昔は自転車でどこまでも速くなれると胸を躍らせて坂道を駆け抜けたもんだなあ。でこぼこにひっかかって吹っ飛んだり、車と衝突したり。誰もが通る道だよね。」

少女「!?」ブンブン


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:53:47.58 ID:Y2xkTQoUo


博士「今日も可愛らしい服を着てるね。よく似合ってるよ。」

少女「…。」

博士「そういえば髪もいつもサラサラだし、最初の頃よりずいぶん女の子らしくなってきたねえ。」

少女「…」///

博士「あと10年もすればきっと周りの男が黙っちゃいなよこれは。将来が楽しみだなあ。」

少女「ぁぅ ぃ、い…ま、は…」モジモジ

博士「(出るトコが全く出てない面で不安は残っているけれど。)」

少女「…。」

博士「ん?どうしたのさ急にそんな冷たい目線を投げかけてきて寒暖差すごいよあっははは。」


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 22:59:24.96 ID:Y2xkTQoUo


博士「このへんかな…?」

少女「…んっ。」

博士「よっ…、痛かったすぐ言うんだよ。」

少女「…」

博士「む、さすがにこれだけ小さくて狭いと…動かしづらいな。」

少女「あう゛っ…!」ビクン

博士「ご、ごめん。あと少しだから、もうちょっと我慢して…」


博士「ほら、こんな大きな耳垢がとれたよー。」

少女「おぉぉ…。」


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:05:08.89 ID:Y2xkTQoUo


少女「…。」

少女「…は、ぃ…。」

少女「こ この、まま は…だ、め…です よね…」

少女「…わか、 って…ます…。」

少女「…。」

少女「…」

少女「…っく、う…」


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:09:10.50 ID:Y2xkTQoUo


博士「あれ、あの名前何だっけ、えっと。」

少女「…?」

博士「えっと、ほらこんな形の」カリカリ

少女「…あ、マトリョーシカ…。」

博士「そうそう!あぁスッキリした。」

少女「絵、上手い…ですね…。」

博士「そんなたいしたことないけど、ありがとう。他にも色々描けるよ、何か描こうか。」

少女「ぁ じゃあ、ぷ プラナリア…」

博士「ん え?ぷ、プラナリア…?」

少女「かわいい…です、よね。」

博士「ああうん。か、可愛い、ですね。目とか。はい。」カキカキ


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:13:47.70 ID:Y2xkTQoUo


博士「今日は面白い雑学を教えてあげよう。」

少女「…。」

博士「しいたけの学名はなんと…

少女「東京 デス…」

博士「えっ」

博士「よ、よく知ってたね…。じゃあ四葉のクローバの話なんだけど、実は四つの葉にはそれぞれ意味があっt

少女「せ 誠実、希望、愛、幸運…。 四つそろって、ほ 本物 …の意味…。」

博士「ぬ…じ、じゃあとっておきだ!パソコンのマウスを動かしたときの長さの単位は!」

少女「…。」

博士「ふふふ、さすがに分からないようだね。こたえはミッキーで100分の1インチで1ミッキーn

少女「だ だめ!ふせ て」


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:17:32.22 ID:Y2xkTQoUo


少女「近付かないで…。」

博士「い、いやその…」

少女「へ 変態、が…うつります。」

博士「」

博士「ほ、本当に申し訳ない。まさか中身が入れ替わっていただなんて思いもしなくて。」

少女「…。」

博士「ほら、入れ替わってたセーガ○インの3巻も持ってきたから。 だ、だから入れ替わってた巨峰倶楽b

少女「没収…です。」

博士「ぅえ、いやしかし、それはまだ1回しか観てないんだけれど…。」

少女「…へん、たい。」プルプル

博士「(あっダメな何かが目覚めそう。)」


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:21:46.65 ID:Y2xkTQoUo


少女「はか せ、その…義肢…」

博士「ん?どうしたんだい?」

少女「義肢…を、つけたい、んです けど」

博士「あれだけ抵抗感を見せていたのに、急な話だねえ。どうかしたのかい。」

少女「せいかつ、に不便 だか、ら…あ と、学校、が…。」

博士「五体不満足、という本を知っているかな。先天的か後天的かの違いはあれど、君と同じ体で、生活を送り、勿論学校も通い続けた人もいるよ。」

少女「…けど、まわり の、みんなが…」

博士「意地悪になってしまったかな。けど、大事な事だから、自分の心で決めて欲しいんだ。」


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:24:49.78 ID:Y2xkTQoUo


少女「じぶん の…じゃ、ない…?」

博士「いや、人の意見でも、自分の中に取り込んだのだから間違いなく君のもので、君の考えだ。 ただ、心ではない。」

少女「…。」

博士「現実や実際に飲み込まれず、こうありたい、と思う、願う気持ちで見極める。それが心で決めることで、もし悔やむ事があっても傷として残ることはないはずだ。」

少女「…むず、かしい…。」

博士「あはは。 簡単に言えばね、もっと自然にふるまえばいいんだよ。そうすれば見えてくるさ。」

博士「僕なんていつも思うがまま、心の赴くままに生きてるからこの通りろくでもない人間だけど後悔なんてな……いや、大学時代のアレはやっぱり…うん…。」


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:28:08.30 ID:Y2xkTQoUo


ヴー ヴー
博士「おっと、ちょっとごめんね。」パタパタパタ

少女「…。」

少女「(博士の、帽子…。)」

少女「…」クン クン

少女「…ん。」ギュー

博士「いやー電源切り忘れt

少女「ほあぁああぁ!!」バタバタ

博士「!?」ビクッ


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:32:12.79 ID:Y2xkTQoUo


博士「…。」ウトウト

少女「…。」

博士「…っと。あぶないあぶない。」

少女「…」

博士「んー、寝不足って事はないはずなんだけどね。食後だからかな。」

少女「…ここ」ポス ポス

博士「え?君のベッドに?いやそれはさすがに…見つかったら○されるだけじゃ済まないレベルな気がするし。」

少女「…。」

博士「ありがとね。ここにいるうちは起きてるから大丈夫だよ。」


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:36:31.96 ID:Y2xkTQoUo


博士「…。」スピー

少女「…かわいい。」

少女「ぁ、叔父 さん。 や やめて!おこさ ないで!」

少女「いや!きらい!」

叔父「」λ...


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:40:46.09 ID:Y2xkTQoUo


博士「陽射しは大丈夫かい。」

少女「…。」コクリ

博士「久しぶりの外で、この暑さだからね。具合が悪くなったらすぐ言うんだよ。」

少女「…」

博士「…。」

博士「とりあえず近くの公園に行こっか。お弁当もあるから涼しい場所が見つかるといいねえ。」


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:44:20.33 ID:Y2xkTQoUo


博士「んーんーんー、らららっらっららー♪」

少女「…ガ○ダム、W…。」

博士「お、よく分かったねえ。何だかんだで持ってきたアニメ観てたんだ。」

少女「…。」

博士「…。」

博士「なにか、怖いものがあるのかな。」

少女「み、みんな…こっち を、見て…」

博士「いやあ、困ったものだね。」

少女「…。」

博士「イケメンすぎるというのも、目立ちすぎて困りものだな。」

少女「?」キョトン

博士「…いや、真顔で「どこにイケメンがいるの?」って顔するのやめて…分かっていても地味に傷つく…。」


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:48:11.04 ID:Y2xkTQoUo


少女「…!」モキュモキュ

博士「どう、美味しい? …聞くまでもなさそうだねえ。よかったよかった。」

少女「…ふぉれ、はかせ が?」モムモム

博士「いやー、僕は料理は滅多にしないから。 先輩、知り合いの女性に作ってもらったんだ。」

少女「…。」

博士「一度ならともかく、日常的に料理のできる人はすごいよねえ。僕も作ってもらいたいよ。」

少女「…」

博士「お、向かいにアイス屋があるんだね。お弁当の後に食べよっか。」

少女「!」コクコク


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:52:02.91 ID:Y2xkTQoUo


博士「はい、チョコ味だったよね。 ゆっくり食べなよ。」

少女「…ん」チロチロ

博士「バニラうまー」ペロペロ

少女「…。」

博士「食べあいっこしようか。はい、バニラ味。」

少女「…ぁりがとう、ございます。」ハム

博士「どういたしまして。 いやーこうしてるとまるでデートみたいだねえ。」

少女「」ブバッ

博士「うおおおう!?」


37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/10(水) 23:56:04.26 ID:Y2xkTQoUo


少女「…」シュン

博士「そんな気にしなくていいよ。バニラで白色だったからしみにもならなかったし。」

少女「ごめ なさい…」

博士「あうああ泣かないでほらアイスはまた今度来たときゆっくり食べよう!僕も今度は抹茶味が食べたいし!」

少女「…」

博士「…」ハラハラ

少女「…はい また、今度…」

博士「うん。また、来よう。約束だ。」


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:00:59.34 ID:ZrrPVEHQo


少女「…は、はい。」

少女「さんぽ を、して、ぉ お弁当、を、食べて、」

少女「ぅ、その…で、でー…と、みたいだね って…」

少女「…。」

少女「ぅあ、あの、叔母さん。」

少女「わたし、料理 が…できるように、その…」

少女「…はい!ありがとう ございます…!」


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:06:02.69 ID:ZrrPVEHQo


博士「(先生には内緒で)ポッ○ー食べる?」

少女「!」コクコク

博士「あはは。じゃあちょっと待ってねー。」ゴソゴソ

博士(口先に○ッキー)「ふぁい(はい)。」

少女「!?!??」

少女「ふ おぉぉ…」ハァハァ

博士「なんちゃってー。ごめんごめん冗談だよ。はい新しい分。」


博士「そ、そんな怒らないでも…たちの悪い冗談だったと謝るから。ね。ほら○ッポもプ○ッツもあるよ~ねえだから機嫌直しておくれよ…。」


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:09:48.79 ID:ZrrPVEHQo


博士「~でね、そしたらデリーでもニューデリーでもどっちでもいいなんて言い出してさ、」

少女「は、博士、」

博士「ん、どうかした?」

少女「ゎ、わたし に、義肢を 作ってください…。」

博士「…。」

少女「…おねがい、します。」

博士「それは、仕方ない、かい?」

少女「ち、ちがい ます。  不安、だけど、」

少女「やりたい、こ 事が、あるから。そのために、必要 だから。」

博士「…。」

少女「…。」

博士「明日から、リハビリを始めようか。大変だけど、一緒に頑張ろう。」

少女「…はい!」


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:14:19.05 ID:ZrrPVEHQo


博士「はい。術後の経過も安定していますし、訓練用の義肢にもだいぶ慣れてきたようです。リハビリも順調です。」

博士「体に合わせた義肢もほぼ仕上がっているので、あと半年もしたら問題なく日常生活を送れると思います。」

博士「いえ、僕は特に何も。手を貸しただけですから。」

博士「まだまだ、これからがあの子にとっては本番です。僕もできる限り手助けをしていきますので、しっかり支えてあげてください。」

博士「…え?最近僕のことばかり話してる、って、まあ都合上会う機会も多いですからねえ。そんな変なやきもち焼かないでくださいよ。」

博士「このままお義父さん、なんてことになっりして。なーんてははは、は…いや、泣くか怒るかどっちかにしましょうよ…。」


42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:19:30.21 ID:ZrrPVEHQo


博士「はい、バニラ味だったよね。」

義肢少女「ありがとうございます。博士は抹茶味ですか。」

博士「うん。抹茶系に外れはないよねー。」

義肢少女「そうですね。抹茶をかr

博士「いやそれは無いよ。」

義肢少女「言う前から否定するのやめてもらえますか。」


43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:24:26.38 ID:ZrrPVEHQo


博士「しかし思い返せば、君は無口でモジモジして可愛い子だったよなあ。」

義肢少女「そういうのがお好みでしたらまた無口になりましょうか。博士に対してだけ。」

博士「いやどんないじめだよそれ。もちろん今の方がずっと可愛いさ。」

義肢少女「ぁう… その、昔は色々と慣れてないなかったですから。気付いてなかったみたいですけど、身だしなみも叔母さんと看護婦さんにお願いして結構がんばってたんですよ。」

博士「服装とかよく褒めてたじゃない。ちゃんと分かってたさ。」

義肢少女「髪型とか他にも色々あったんですー。まあ今なら分からないのは仕方ないと理解できますけど…。」

博士「はは…。約束もこんな遅くなってしまったし、色々と申し訳ない。」

義肢少女「まあ約束はわたしも忘れていたのでいいですけど。 あ、抹茶味少しもらえますか。」

博士「いいよー。バニラも少しちょうだい。」


44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/11(木) 00:29:00.64 ID:ZrrPVEHQo


義肢少女「ほころで、はかへ」チロチロ

博士「んー、なに?」ペロペロ

義肢少女「できちゃいました。三ヶ月だそうです。」

博士「」ブバァ

博士「え う あの、え」

義肢少女「…嘘ですよ~。いつかの仕返しです。」

博士「び、びっくりした…。勘弁してよ…。」

義肢少女「あはは、ごめんなさい。 けど、本当にできたら博士はどうします?」

博士「そりゃあ勿論産んで欲しいさ。可愛い子なんだろうなあ。女の子がいいなあ。」

義肢少女「先走りすぎですよ。けど、博士も同じ考えでよかったです。」

博士「ただしあと数年は待とうね。」

義肢少女「むー」


おわり


54:名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2011/09/16(金) 13:59:29.54 ID:9O9wv1eQo



ほのぼのして面白かったよ



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国):2011/08/12(金) 23:20:29.13 ID:5AEraO66o


フィギュアはどうなったの?


50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/13(土) 12:21:08.68 ID:njDJAIU2o


>>49
ナンノコトカナ

冗談ですがまあその何というか見事に止まっています
友人(原型士)の作品を見たら「この程度じゃ全然ダメダメだー!」と思えて、悩んで、…
まだまだ先は長そうな予感

vlpmodel011470.jpg


51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県):2011/08/13(土) 20:53:54.90 ID:aPCuRzuto


SSも面白かったしフィギュアも期待。ガレキ化までこぎつけてね!
関西のイベント出典してくれたらきっと買うぜ!通販でも!
材質はエポパテ?


52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/14(日) 22:02:14.88 ID:GPu116Evo


>>51
ありがとう!
ガレキにする事前提での製作なのでいずれは…
ワンフェスで発表して通販までこぎつけるのが目標です

素材はエポパテです。コリコリ削るの大好きなので


53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/08/23(火) 15:39:32.00 ID:pRdU+meao


スポーツナビ | 世界陸上 2011 | トピックス新たな領域へ 義足ランナー、オスカー・ピストリウスの挑戦
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/iaafwc/2011/text/201108220007-spnavi.html

書き手の者です
障がいのある人が健常者を超えたと見なされたら、周りはどんな反応を示すのか
思っていた事が現実味を帯びてきて、考えさせられるニュースだったので貼り



    スポンサーサイト博士「もっと自然にふるまえばいいんだよ」のコメント
  1. 名前:名無しの中毒者◆-[saga] 投稿日:2011/09/17(土) 14:09:15.00 ID:SSJUNKIE548
  2. ウチにも義肢少女欲しいのですがどこで売っているのですか?
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