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美琴「エスパー伊東…!?」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (1) | カテゴリ: とある魔術の禁書目録SS | 更新日: 2011/10/18 19:30
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:38:34.62 ID:PT4UKxfV0


美琴「って誰?」

黒子「あら、お姉さまともあろう方が知らないんですの?まぁこれも都市伝説なんですけど、
   この学園都市至上唯一レベル6にたどりついたという伝説の能力者ですわ。」

美琴「へぇ…でもそんな凄い人ならもっと知られてても不思議じゃないのにね?」

黒子「なんでもその当時、レベル6に達した彼を研究者たちはこぞって実験体にしたそうですわ。
   その過程で伊東はとても人間として扱われないような毎日と決別するために、この学園都市に単身で反逆を試みたのです」

黒子「そうして戦いがおわってみれば、エスパー伊東に関する資料は全て失われ、研究施設はほぼ全壊、
   伊東は姿をくらましその後の行方はだれにも分かっていないんですの。」

美琴「ふぅん…だいたい話は分かったケド、なんでいきなり伊東の話になったわけ?」

初春「最近この学園都市で起こっている『神隠し』に関して調べていたんですけど、全く手がかりがないので
   もう都市伝説だろうが何だろうが片っ端から調べてたらこのエスパー伊東の能力ならもしかして…って。」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:43:42.09 ID:PT4UKxfV0


黒子「ふむ。で、初春、何ですの?その能力というのは…」

      ガチャ

佐天「っちわ~す!」

初春「あ、佐天さんですか。」

佐天「おぉ~ういっはる~、今日も頑張ってるね~!ってなんでこんなに部屋が汚いの!?」

美琴「…それは私もさっきから気になってた……」

黒子「それがさっき能力を使って盗みを働いていた集団を検挙したのですが、いままで盗んだものが出てくる出てくる…!
   宝石類からランドセルまで…もう置き場がなくて困ってますの」

美琴「ランドセルって…どんなロリコン集団なのよそいつら」

佐天「まぁ合法ロリって言葉もあるくらいですから、私の中の人みたいにw」

初春・美琴・黒子「?」

佐天「あぁ~今のは気にしないでw
   それより、今日はちゃんと用事があって来たんですよ。これ!見てください!」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:49:17.83 ID:PT4UKxfV0


黒子「?」

初春「わぁ~可愛い~!フェレットですね、これ!」

佐天「うん。学校の帰り道に捨てられてて…ここなら、誰か飼い主が見つかるんじゃないかって。」

黒子「そうですわね、それじゃあ飼い主が見つかるまでここで保護しま…ってお姉さま?」

美琴「か…かわいい……じゅるり……っえ?な、なに黒子!?」

黒子「ふぅ、お姉さまも相変わらずですわね」

美琴「い、いいじゃない別に」

佐天「よかったぁ。それじゃあ私、エサとか買ってきますね!」

      ガチャ


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:52:29.48 ID:PT4UKxfV0


黒子「しかしこんなに可愛らしい動物を捨てるなんて。」

初春「ホントですよね、でも佐天さんに拾われて幸せものです」

美琴「あ!忘れてた、今日は一緒に買い物に行かないか皆を誘いに来たんだった。
   …でも今はみんな忙しそうね。」

黒子「すみませんお姉さま、本当はご一緒したいのですが早く『神隠し』の手がかりをつかまないとならないので。」

美琴「うん、分かってる。今日は一人で行くわ。私も何か分かったら連絡するね。」

初春「ごめんなさい御坂さん、せっかく来ていただいたのに。」

美琴「気にしないで、それじゃあ私も帰るわ、そんじゃね~」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:54:35.28 ID:PT4UKxfV0


ー道程ー

美琴(とは言ったものの…、やっぱ一人は寂しいなぁ)

  (ん?あれは…!)

上条「げ!?ビリビリ!」

美琴「ビリビリ言うな!ってなんであんたこんな所にいるのよ?」

上条「俺がここにいちゃいけないのかよ…日用品が無くなったからこれから買い物に行くんだよ。それじゃっ…」

美琴「ちょっと待ちなさいよ!私も買うものがあるのよ、い、一緒に付いてくわ!」

上条「な、マジですか。(さっきも変なもん拾っちまったし…)」

美琴「さぁ、い、行くわよ!」

上条「おい、俺の意見はまたもや無視かよ。はぁ、不幸だ…」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:56:51.08 ID:PT4UKxfV0


上条「で、着いたわけだが。お前は何買うんだ?せっかくだからそれも付き合ってやるよ。」

美琴「あ、ありがと/// 鞄を買おうと思って。今のやつ古くなっちゃったから」

上条「そか。じゃああっちだな。行こうぜ。」

美琴(こいつと一緒に買い物…///)

上条「へぇ沢山あるもんだな」

美琴「ねえ、さっきから気になってたんだけど何であんた右手をずっと制服のポケットにいれてるわけ?」

上条「うっ、これには深いワケがあるのですよ…
   まぁ話すのもめんどくさいから気にしないでくれ…」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:58:43.73 ID:PT4UKxfV0


美琴「ふ~ん、ま、いいけどね別に。でもこんだけ種類があると迷うわねさすがに」

上条「自分が気に入ったやつ選べよ、じゃないと後で後悔するぜ」

美琴「わかってるわよそんなこと。あ!このゲコ太のやつ可愛いかも!」

上条「……。み、御坂さ~ん、これなんかいいんじゃないか?」

美琴「ん?あんたはこういう方が好きなの?」

上条「あ、ああ!こっちの方が女の子らしくてビリビリに似合うと思うぞ(さっきの以外なら何でもいいよ…)」

美琴「そ、そう?じゃあこれにしようかな///…ギュ」

上条「よし、じゃあ会計すましてこいよ、その間に俺も用事済ましちまうから。」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:20:13.70 ID:A0/PBH+u0


上条「おう、終わったか?」

美琴「うん。オッケーよ。…その…選んでくれてありがとう(ボソ」

上条「ん?なんか言ったか?」

美琴「な、なんでもないわよ!///
   ほら、早く階段下りなさいよ!」

上条「はいはい…。 
   !? …なぁ、このフロアなんで誰も人がいないんだ?」

美琴「へ?確かに…さっきは凄い混雑してたのに」

上条「おかしい…。ちょっとまってろ!」

美琴「え、ちょっと!私も行くわよ!」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:23:34.88 ID:A0/PBH+u0


上条「ありえない…、どのフロアからも一人残らずいなくなってる…!」

美琴「そんな。いや、まさか!でも…」

上条「おい、何か心当たりがあるのか?」

美琴「…最近『神隠し』ってのが学区内各地でおこってるらしいの…」

上条「神隠しだぁ?そんなのが現実に起こってるってのか?
   それにこれはもう神隠しってレベルじゃなくて集団失踪だぜ?」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:25:35.69 ID:A0/PBH+u0


美琴「そんなこと言ったってそれくらいしか情報が無いのよ!
   それに、この事件には伝説のレベル6が関わってるらしいの…絶対能力者ならこれくらいの規模のこともできるのかもしれない」

上条「レ、レベル6!!?」

美琴「エスパー伊東…なんでもこの学園都市に恨みをもっているらしいの。でも所詮都市伝説だから本当にそんな人がいるのかどうか…」

上条「……」
  「探そうぜ」

美琴「え?」

上条「探すんだよ、そのエスパー伊東ってのを!」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:30:14.08 ID:A0/PBH+u0


美琴「探すったって、だからホントにいるのかさえ分からない人をどうやって…!」

上条「知るかよ。ただこのまま黙って傍観してるくらいなら僅かな可能性に賭けたほうがマシだ!!」

美琴「あんた…。
   わかった。私もあんたと一緒に行くわ!」

上条「よし、学区ごとに周って行こう。まだ人がいるかもしれない」

美琴「なら先に行きたい場所があるんだけど!」

上条「わかった!案内してくれ。」

美琴「こっちよ!」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:31:50.66 ID:A0/PBH+u0


上条「くそっ、人っ子一人いやしねえ!どうなってんだよ」タタッ

美琴「もうこの学区内の人間はほとんど消えてしまったようね」タタッ
  「でもなんで私達だけ無事なのかしら?」 

上条(この事件が異能の力によるものだとしたら、おそらく俺のイマジンブレイカーのおかげだろうな…)
  「で、まだ着かないのか?」

美琴「もうすぐよ!ほら、あの建物」

上条「って、ジャッジメント!?」

美琴「ええ。中に知り合いがいるの!付いてきて」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:34:10.06 ID:A0/PBH+u0


美琴「そんな…。ここにも誰もいないなんて…」

上条「ああ。でもついさっきまで人がいた痕跡はあるな」

美琴「でも間に合わなかった。っ早く別な場所も見てまわらないと…」

キューキュー

上条「ん?うわ、なんだ?」

美琴「え、あなた…佐天さんに拾われたフェレットじゃない…!」

フェ「キューキュー」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:38:07.17 ID:A0/PBH+u0


上条「へぇ、珍しいもん飼ってんだな。ここにおいといてもしょうがないからこいつも一緒に連れてってやるか」

美琴「あんた意外と優しいところもあるじゃない」

上条「そりゃど~も。  …さてと、次の学区に行くか」

美琴「……そうね。行きましょう(黒子、初春さん、佐天さん…絶対見つけてみせる!)」

フェ「キュー!」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:44:04.50 ID:A0/PBH+u0


-8時間後-深夜1時-

美琴「はぁ、はぁ…ここもダメだった…」

上条「(だいぶ疲れがたまってるな…)
   御坂、今日はここまでにしよう。」

美琴「はぁ、まだ…行けるわ…」

上条「(……。)スマン、さっき足くじいたみたいなんだ。少し休みたいんだが、ダメか?」

美琴「え?ちょっと、そういうことは早くいいなさいよ!」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:48:56.59 ID:A0/PBH+u0


美琴「よし、でぇきた♪それじゃあどっか近場で休みましょ」

上条「あ、ああ…。」

美琴「とは言っても…このへんに建物なんて……
   あ!あそこに倉庫があるわ。立てる?肩かそうか?」

上条「い、いや、大丈夫だ…」

美琴「あんたねぇ…こんな時くらいポケットから手だしなさいよ」

上条「こ、こんな時だからこそ余計だせねえんだよ。い、いいから行こうぜ」

美琴「?」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:46:50.11 ID:A0/PBH+u0


上条「ああ悪ぃ、そんじゃあ…って御坂さん!?」

美琴「ちょっと、じっとしてて。う~ん、腫れてはいないみたいだけど…ちょっと触るわね」フニフニ

上条「お、おい。大丈夫だから…」

美琴「こういうのを甘くみてたらダメ!う~ん、テーピングできるものは持ってきてないわね…」

ビリっ

上条「お、おい、なにも制服破らなくても…!」

美琴「何言ってんのよ、あたしの制服なんかよりもあんたの足の方が大事でしょ!」

上条「……」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:53:26.98 ID:A0/PBH+u0


ギィィィィ

美琴「真っ暗ね…ほとんど何も見えないわ…
   月明かりで窓のそばだけ少し明るいからそこで座ってまってて。」

上条「おい、お前は?」

美琴「思ってたより寒いし、何かないかちょっと探してみるわ。私は電気使えばある程度は見通しきくから。」

上条「なら俺もついてく!」

美琴「あんたは足痛めてるでしょ、じっとしてなさい!」

上条「うっ…(いまさら痛くないなんて言えない…)」

美琴「すぐ戻ってくるから、ちょっと待ってて。」タタッ



上条「……」
   (こういうのを甘くみてたらダメ!う~ん、テーピングできるものは持ってきてないわね…)

   (何言ってんのよ、あたしの制服なんかよりもあんたの足の方が大事でしょ!)

   (よし、でぇきた♪それじゃあどっか近場で休みましょ)
  
上条「(おれは……)」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:56:55.94 ID:A0/PBH+u0


美琴「ねぇ、どうしたの?ぼ~っとして、眠い?」

上条「うわ!あ…す、すまん。///」

美琴「へんなの。」

上条「そ、それより。なんか見つかったのか?」

美琴「それが…毛布があったんだけど……1枚だけ…」

上条「そうか。じゃあそれ使って休めよ」

美琴「あんたはどうするのよ?けっこう冷えてるわよ…」

上条「なぁに、上条さんははこれくらい平気……ヘ、ヘックショイっ!」

美琴「もぅ……」
  「な、なら…こうやったら2人とも寒くないでしょ…///」バサッ

上条「なっ///」

美琴「ちょっと!毛布小さいんだからもっとこっち寄りなさいよ///」

上条「わ、わりぃ///」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:00:10.38 ID:A0/PBH+u0


美琴「……」

上条「……」

美琴「……」

上条「……」

美琴「ねぇ…」

上条「ん?」

美琴「もし…このまま誰も帰ってこなかったら…私どうすればいいの…」

上条「お前…」

美琴「ほんとはずっと不安だった…、少しでも忘れるために必死で探した…」

上条「…」

美琴「でも…だれも見つからない…。あたし、あんたがいなかったら今頃きっとおかしくなってた…」ギュッ

  「さみしいよぉ……みんなに…会いたいよぉ」ポロポロ


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:02:58.51 ID:A0/PBH+u0


上条「……」
  「泣くな!!!」

美琴「!?」

上条「お前の友達…この学園都市の人たちはこの俺が何年かかっても絶対にみつけてやる!
   そして皆を見つけるまでもう二度とお前が寂しくならないように、俺がずっとお前のそばにいてやる!!
   苦しくなっても、悲しくなっても、いつでも俺が支えてやる!!!
   だから、寂しさで泣くのは今日で最期にしろ。俺がお前の全部を背負ってやる。」


美琴「………!」

  「……あり…が…とぅ…」ギュッ


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:07:04.58 ID:A0/PBH+u0


上条「もういいのか?まだ外は真っ暗だけど」

美琴「うん。私は大丈夫。あんたの足も平気そうだし。早く探すに越したことはないでしょ?」

上条「…だな。うう、しかし外はまだ寒いな~」

美琴「もう2、3時間で太陽も出てくるわよ。
   次の学区へ行くにはこっちね。さぁ早く行きま…………きゃ!!!!???」ドサ


上条「どうした!?」

美琴「いきなり…さっき買った鞄が…重く……!」

上条「な!?」

??「ふぅ…。君たちで最後か。」ズズズ

美琴「え…鞄から……人が……!!」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:09:32.35 ID:A0/PBH+u0


上条「御坂!そいつから離れてろ!!」

美琴「っ」

上条「……何モンだてめぇ…(上半身裸だと…?)」

??「これは警戒されちゃいましたかねえ。あ、僕はエスパー伊東といいます。以後よろしく。はい~」

美琴「!?エスパー……伊東…伝説の…レベル6…!」

上条「へぇ実在したのかよ。お前がこの街の人たちを消したのか」

エスパー「ん?まぁそうなりますね。けど何も存在を消滅させたわけじゃない。用が終われば何事もなく元通りにもどしますよ。」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:12:30.29 ID:A0/PBH+u0


上条「ふざけるな!お前はこの学園都市に恨みをもってるんだろ」

エスパー「それも正しい。ですが今更どうこうしようという気はありませんよ。」

美琴「でもいったいどうやって…」

エスパー「ん?ああ、それは僕の能力『超収納鞄-インバックス-』だね。僕は鞄さえあればどこにでも出入りできるし、
   逆に他人を異次元に引きずりこむこともできる。あ~もちろん皆は無事だけどね。」

美琴「インバックスですって…聞いたこともないわ…。」

エスパー「類似能力はまだ見つかってないし、今まで僕だけしか発現できてないからね。
   いやあ、しかし苦労したよ。街の人を吸い込むのに邪魔されちゃあかなわないからジャッジメントとアンチスキルは先に対処させてもらった。」

美琴「それで黒子たちも…。でもあの部屋に鞄なんて…。
    !?、そうか、ランドセル…!」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:19:38.37 ID:A0/PBH+u0


上条「ごちゃごちゃうるせえ!早く皆を元に戻せよ」

エスパー「それはできない。言ったろう、僕は用があってこの世界に来たんだ。」

上条「なんだよその用ってのは」

エスパー「それを君に言う義務があるのかい?」

  ピーン

美琴「言えって……」

  「言ってんでしょーーがあぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」

ズギャーン!!!ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオ!!!!!


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:23:00.31 ID:A0/PBH+u0


上条「お、おい、いくらなんでも今のは…」

美琴「…」

エスパー「いやぁ、びっくりしたなあもう。」

上条「なっ…無…傷だと…」

美琴「スプーンで…!?全部防がれた…。まさか多重スキル!!?」

エスパー「いまの見るかぎりじゃただの能力者じゃないね…レベル4は確実にいってんでしょ
   はぁわかったよ~教えてあげるよ…そのクラスと闘ってたんじゃただじゃ済まないからね……お互いに」ギロ


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:24:21.88 ID:XI4cSkoL0


エスパー伊東がかっこいいんだが・・・


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:25:49.84 ID:A0/PBH+u0


エスパー「僕はね、人を探してるんですよ。」

上条「人?」

エスパー「そう、もとは僕らの世界のね。でもいくら僕とはいえ昔いろいろやらかしてるんでね。正攻法で探してると上の奴らにばれて面倒くさいだろ。」

美琴「でも私達が最後ってことは結局見つからなかったんでしょ?」

エスパー「う~ん、そうなんだよね。おっかしいなぁ……ん?
   君、その右手に隠し持ってるもの……」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:29:36.89 ID:A0/PBH+u0


上条「な!透視までできんのかこいつは!?」

エスパー「………。あぁ~そういうことか~。僕としたことが見落としてたなぁ」

上条「何を…」

エスパー「君がそれを持ってるって事が全てだよ…」キュイーーーン

美琴「な、ラケットが光っ…」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!

上条「うわっ…」

美琴「きゃあ」

ふしゅうううううううううう

上条「い、いきなり何しやがる!」


エスパー「

     いいかげん正体を現したらどうなんだい?



        フ ェ レ ッ ト く ん ?    」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:33:05.24 ID:A0/PBH+u0


美琴「え!?」

上条「なっ!?」

フェ「………」


エスパー「君は誰かに化ける能力があったから、一般人に紛れ込んでると踏んでたんだけど。
   まさか自分のペットに化けてるとはね……」

フェ「はぁ…ばれちゃったか…」グググ

上条「お、お前」

??「僕は君のその右手に隠し持ってるものが目当てだったんだけど…」ググ

エスパー「お前が僕のインバックスでこっちの世界に無理やり来たとき、僕がお前を止めようとした時に落としたってところか。
   
   それは君にとって大きな誤算だったろうね、 マ ギ ー 審 司 ! ! 


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:34:41.67 ID:A0/PBH+u0


マギー「ホントですよ…せっかく隙をみて奪い返そうと思ってたのに。」
  「まぁもう正体ばらしちゃいましたし…少年、その『耳』僕に返してくれないかな?」

上条「この『耳』はお前のだったのか」

マギー「そうさ。それは僕の一部のようなものだからね、それがないと僕の奇術力が激減してしまうんだよ」

上条「奇術力…?魔力のようなものか」

マギー「それだけじゃないですよ。その『耳』の特殊能力、ずっと持ってた君なら分かるんじゃないですか?」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:37:54.24 ID:A0/PBH+u0


上条「…ああ。この耳をもってると他人の『心の声』が聞こえてくる…!」

美琴「!?」

エスパー「…」

マギー「その通り!耳=聴力!あらゆるものを聞き取る力!さぁ分かったらその『耳』を僕に返してくれますかあああああ!!!!?」キィン

エスパー「させるか!!」

ドッカアアアアアアアアアアアンンンンンンンンン!!!

美琴「なんてレベルの戦いなの…全然手出しできない…!」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:41:29.39 ID:A0/PBH+u0


上条(くっ!?なんだ…これは心の声!? いったい誰の…)

マギー「邪魔をしないでくださいいいいいいいいいいい」

エスパー「そういうわけにはいかないでしょ。なぜ君がこの世界にこだわるのかは理解できないけれどね、僕の能力で来たからには僕が連れ戻す!」

マギー「うるさいいいい、僕の気持ちがわかるかあああああああ!!」

エスパー「しまっ…スプーンが!」

マギー「もらったああああああああああああああああああ!!!」

ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンン

上条「わかるぜ。」

マギー「なに!?僕の最大攻撃が…」

上条「わかるぜ、お前のこの世界にこだわる気持ち…」

マギー「お前、僕の『心の声』を…!!」


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:44:31.26 ID:A0/PBH+u0


上条「でもな、それはただの現実逃避だろうが」

マギー「ふん、現実逃避か。その通りだよ。だが君らに何がわかる!?
   テレビでのブームはほんとに一時だけ!!ブームが過ぎ去れば誰からも忘れられていく。
   毎日毎日地方を巡業して周る日々…!ブログだって時代の流れにのって書いちゃあいるが、コメントなんて5いけばいい方だった!」

  「それが見ろ!たまたまPVに出ただけで閑古鳥だったコメント数が軽く3桁だ!
   僕は決めた!この世界にいれば僕は誰からも忘れられない!この世界で生きていこうと!」

エスパー「お前というやつは…」

美琴「…」

上条「わかってねえ。わかってねえよあんた」

マギー「なに?」

上条「あんたがそのPVとやらに出たとき…何でそんなに人気があがったのか考えたのか?
   まったく知らない赤の他人が同じように出演して同じような結果になったとでも!?」

マギー「!」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:49:58.65 ID:A0/PBH+u0


上条「人気が出たのは、あんたが今まで積み重ねてきたものがあったからだろ!!
   その過程で支えられたファンの力があったからだろ!!

   今このSS書いてる野郎だってな、2浪が決まって悩んでんだよ!
   決まってんのにこんな事してていいのかとか現在進行形で考えてんだよ!
   でも人間なんだから悩みがあったって当たり前だろうが!それを投げ出して逃避するやつを負け犬ってんだよ!!
   
   あんたは一時だろうと人気を手にしたんだろう!?だったら、自分のしてきたことに自身を持てよ!!!」

マギー「……僕は…」

エスパー「マギー君、君がいなくなって心から心配してくれる人がむこうの世界にもたくさんいる。
   たとえその人たちが少なくなっていったとしても、1人でも君を好きだと思ってくれる人がいるならば、やりつづける意味はあるんじゃないだろうか。」

美琴「そうね。あなたにはあれだけの能力があるんだもの。
   きっとできるわよ」


上条「返すよ。これ付けてもとの世界でもうひと踏ん張りしてきてくれよ。俺たちもこっちの世界で応援してるからさ」

マギー「うぅ…うああああああああ」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:54:44.70 ID:A0/PBH+u0


それから数分の間、マギーはファンを想い泣きつづけた。その涙はとても澄んでいたという



エスパー「では、僕らはもとの世界に戻るよ。迷惑かけてすまなかったね。」

マギー「君たちには本当に励まされた。心からありがとう!」

上条「なんか偉そうなこと言っちゃってすいません」

マギー「いや、こんな僕に本気でぶつかってきてくれて嬉しかった。感謝してるよ、僕はまだやれそうだ!」

美琴「ところで、消えちゃったみんなは…?」

エスパー「安心してくれ。僕らがもどったらきちんと元通りにしておくよ。」

美琴「よかった~」

エスパー「それじゃあホントにさよならだ。世話になった。」ググググ

マギー「ありがとう!またどこかで会おう」ググググ

スポンっ


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 02:03:13.85 ID:A0/PBH+u0


上条「行っちゃったな…。」

美琴「そうね…。
   ところであんた!あの耳で私の『心の声』も聞いたわけ!!?///」

上条「いや、あれを拾ったときにどんなもんかだいたい分かったから、ずっと右手で触って能力を消してたんだ。
   さすがに他人の心を知るのはマズイだろ。」

美琴「そ、そう、ならいいのよ!///」

上条「でも。」

美琴「?」

上条「でも、自分の『心の声』には気づいちまった。」

美琴「え、それってどういう…」

上条「御坂ーーーー俺はーーーー」



朝日がビルの間からのぼりはじめ、朝露にぬれた木々を輝かせる
今日もまた1日がはじまる。


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 02:05:14.45 ID:A0/PBH+u0


エピローグ
初春「佐天さん、この動画知ってます?なんかずっと再生数が1位なんです」

佐天「あははは~なに、この耳~」



-おわり-



    スポンサーサイト美琴「エスパー伊東…!?」のコメント
  1. 名前:-◆[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 13:08:56.00 ID:SSJUNKIE844
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