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和「全く、唯はいつまで経っても唯なんだから」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (0) | カテゴリ: けいおん!SS | 更新日: 2011/11/23 22:30
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:42:19.79 ID:4JepvvG5P


   放課後、教室

律「……駄目だ。すげー眠い」 ぐたー

紬「今日の体育、水泳だったものね」

澪「ムギは元気そうだな」

紬「水泳、楽しかったもの♪」 きらきら

澪「対して唯は、もう駄目か」

唯「・・・そんな事無いよ。だって澪ちゃん、さっきはプールの上で盆踊りだったじゃない」 ぐー

律「全然意味が分からんし、何気に怖い」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:44:07.70 ID:4JepvvG5P


紬「みんな眠そうだし、今日はもう帰る?」

律「でも新曲の練習もしたいし、梓に示しが付かないだろ。私達、水泳の授業があったから眠いんですって言えるか?」

澪「確かに、先輩としての威厳には欠けるよな」

唯「威厳って、一番大事だよね」 ぐー

律「まさに寝言だな、おい」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:46:09.41 ID:4JepvvG5P


和「本当、よく寝てるわね」

紬「昔から、って感じ?」

和「え、何が?」

紬「今そんな顔で、唯ちゃんの事見てたから」

和「そうかしら」

紬「うふふ♪」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:48:12.56 ID:4JepvvG5P


律「ムギが言ったように、唯って昔からこんな感じなのか?」

和「まあね。でも軽音部に入ってからは、色々変わったかも知れない」

澪「変わった?」

和「良い方向へね。だからみんなには感謝してるわ」

紬「まるでお姉さんみたい」

和「そうかしら」

唯「・・・なんの事?」 むくり

和「良いから、唯は寝てなさい」

唯「はーい」 ぐー

律「なんだよ、それ」 くすっ


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:50:14.20 ID:4JepvvG5P


   軽音部部室

   カチャ

梓「済みません、遅れました」

律「ふぁーっ」

梓「眠いんですか?」

律「馬鹿だな。私達はいつでも気合い充実。やる気に満ちあふれてるぜ」

梓「澪先輩、目閉じてません?」

澪「心眼だ、梓。私は心の目で、梓を見てるんだ」

梓「はぁ」

澪「・・・見えたっ。梓は、今部室にいないっ」

梓(だったら澪先輩は、誰と話してるんですか)


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:52:25.37 ID:4JepvvG5P


唯「・・・」 ぐー

梓「唯先輩はいつもの事として。ムギ先輩は、平気そうですね」

紬「水泳って、学校における一大イベントだと思うのよ。そのためには予選、本戦。クラス対抗水泳合戦。水泳ばんざーい、ばんざーい。ばんざーい♪」

梓(明らかにムギ先輩もおかしいな)

唯「・・・おはよう、あずにゃん」 むくり

梓「おはようございます。目、醒めました?」

唯「そこはかとなしには」

梓「なんですか、それ」

唯「たはは」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:54:42.29 ID:4JepvvG5P


梓「今日は、もう帰りましょうか?」

律「いや。新曲の練習があるだろ。練習しようぜ、練習」

梓(そっち、トンちゃんしかいないし)

律「はは。澪の奴、まだ泳いでるぞ」

澪「何言ってるんだ、お前。言って良い事と悪い事があるぞ」

唯「まあまあ。ケンカは犬も歩けば爪楊枝だよ」

紬「唯ちゃんはやっぱり、ばんざーい。ばんざーい、ばんざーい♪」

梓(誰か、なんとかして)


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:56:47.62 ID:4JepvvG5P


   10分後

律「・・・あれ。どうして私、水槽の前に」

唯「あずにゃん、来てたんだ」

澪「ムギ、何してる?」

紬「・・・え?・・・じゅ、準備運動?」

梓(みんな、目が覚めたみたいだな)

律「よーし。梓も来た事だし練習するぞー」

唯、澪、紬「おー」

梓(嫌な予感しかしないよ)


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:58:49.07 ID:4JepvvG5P


律「ワンツー、ワンツー。ワンツー。ワンツー」 タンタン、タンタン、タンタン、タンタン

澪「律、早い。走りすぎだ」

唯「だったら、ゆっくりまったり歩いて行こうよ」

紬「私、お茶淹れるわね♪」

律「ワン、ツー。ワン、ツー・・・」

澪「律、早し。早ければ、早くて、早し、早きこと、早けれども」

唯「まあ、何となく意味は分かるけどね」

紬「私、お茶淹れるわね♪」

梓(言わんこっちゃない)


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:00:43.93 ID:4JepvvG5P


   10分後

律「・・・駄目だ。全然集中出来ん」

梓「今日はもう止めましょうよ」

唯「でも、先輩としての威厳がね」

梓「そんなの、元々ありませんよ」

唯「たはは、そかそか」

梓「はいです」

律、澪、紬(それって、私達も?)


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:02:47.02 ID:4JepvvG5P


律「いやー、面目ない。明日からは頑張るからさ」

梓「それよりも、今日の帰りは大丈夫ですか?」

律「平気平気。澪は私が送っていくからさ」

紬「私は電車だし、その後は迎えに来てもらうから」

唯「じー」

梓「口に出さないで下さい。唯先輩は、私が送りますから」

律「じゃ、唯の事頼むな。澪、眠いなら肩貸すぞ」

澪(覚醒モードッ♪)


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:04:50.42 ID:4JepvvG5P


   夕方、帰り道

梓「澪先輩達、大丈夫でしょうか」

唯「みんなしっかりしてるからね。・・・りっちゃんじゃないけど、本当に面目ない」

梓「良いですよ。変に無理して、皆さんが体調を崩す方が困りますし」

唯「あずにゃんはしっかりしてるね。私のお姉さんになって欲しいくらいだよ」

梓「憂がいるだけで十分過ぎます」

唯「でも憂は妹だからね。私は姉として、憂の面倒をみないと駄目なんだ」

梓「そういうの、唯先輩っぽいですね」

唯「たはは」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:07:11.50 ID:4JepvvG5P


   平沢家、玄関

憂「リビングに布団敷いたから、少し仮眠してね。その後でご飯を食べて、今日は早く寝ようか」

唯「憂-。お姉ちゃんは頑張るよ」

憂「うん。私も一所懸命応援するね」

唯「憂ー♪」

梓(何を頑張るの?何を応援するの?姉の威厳って、何?)


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:09:10.06 ID:4JepvvG5P


憂「梓ちゃん、今お茶の用意するから」

梓「いや。私はもう帰るよ。それより、唯先輩の事よろしくね」

唯「本当、面目ない」

憂「ふふ。それじゃ梓ちゃん、お休みなさい」

梓「憂もね。唯先輩、お休みなさい」

唯「明日こそ。明日こそは、先輩の威厳をお見せします」 パタン

梓(明日、学校休みだし)


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:11:17.12 ID:4JepvvG5P


   翌月曜。放課後、教室

律「今日は体育もなかったし、元気溌剌だぜー」

澪「先週は、梓にふがいないところを見せてしまったからな」

紬「やっぱり、先輩の威厳よね」

唯「よーし。今日はあずにゃんを、びしばし指導するぞー」

律「お前、まだ眠いのか」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:13:24.07 ID:4JepvvG5P


和「でも唯が先輩なんて、ちょっと戸惑うわね」

唯「それは自分でも思う時があるよ。あずにゃんから先輩って呼ばれると、にやけちゃうし」

澪「でも梓にとっては、良い先輩じゃないのかな」

唯「本当に?」

紬「うん、うん。優しくて温かくて思いやりがあって、良い先輩だと思うわよ」

律「ギターとしては、圧倒的に中野先輩って感じだけどな」

唯「もう、りっちゃーんはー」

澪、紬「あはは」

和「ふふ」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:15:24.95 ID:4JepvvG5P


   軽音部部室

   カチャ

唯「あれ。あずにゃん、もう来てたんだ」

梓「・・・」 すかー

律「全力で寝てるな」

澪「・・・どうする?」

紬「まずは、静かにバッグを置きましょうか」

澪「ああ」 そろそろ

唯「寝てるあずにゃんも可愛いね」

律「先輩の威厳は示せないけどな」

唯「威厳よりも、あずにゃんの寝顔の方がずっと大切だよ♪」

律「なんだ、それ」 くすっ


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:17:25.75 ID:4JepvvG5P


梓「・・・やってやれない事もないです」 くー

唯「あずにゃん、どういう事?」

紬「唯ちゃん。寝言に質問するのは良くないって言わない?」

律「じゃ、落書きするか」

唯「可哀想だよ、猫ヒゲなんて」

澪「描かないんだ。それにあまり騒ぐと、梓が起きるぞ」

唯「だったら、子守歌歌おうか。・・・あずにゃん、夜泣きで困ったなー♪」

律「平沢さん、それ根本的に違うから」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:19:28.72 ID:4JepvvG5P


 10分後

梓「・・・済みません、今起きました」 むくり

唯「おはよう。ねむにゃんだったね、今」

梓「私も水泳の授業があったので。すぐ、練習の準備をします」

紬「まあまあ。まずはお茶を飲んで、お菓子を食べて。少しゆっくりしましょうか」

梓「済みませんです」 ずずー

澪「梓、髪の毛乱れてるぞ」 さすさす

律「ほら、口にクリーム付いた」 拭き拭き

紬「素直に世話を焼かれる梓ちゃんも可愛いわね♪」

唯「世話を焼く澪ちゃんとりっちゃんも可愛いよ」

紬「なんだか、良いわよねー」

唯「ねー」

梓(うし、とら、たつ、み) くー


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:21:32.39 ID:4JepvvG5P


   30分後

梓「・・・済みません、また寝てました」

律「気にすんなよ。無理してもなんだし、今日は早めに解散しようぜ」

梓「いや。それは」

澪「良いから。唯、戸締まり頼む」

唯「はーい」 ぱたぱた

紬「私、梓ちゃんのバッグ持つわね」

律「それなら私は、むったんを持つか」

梓「いや。それは」

唯「戸締まり完了。それじゃ、あずにゃんの家までレッツゴー」

律、澪、紬「おー」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:23:30.51 ID:4JepvvG5P


   夕方、商店街

唯「あずにゃん、まだ眠そうだね」

梓「水泳が、結構ハードだったので」 うつら、うつら

唯「私が、おんぶしてあげようか?」

梓「小柄に見えますけど、私もそれなりに体重はありますよ」

唯「無理かな」

梓「気持だけ頂いておきます」

律「和ませる奴らめ。・・・唯ー、おんぶおばけだぞー」 どかっ

唯「あーん、りっちゃん重いー♪」

澪(なんだろう。背中がすーすーするな。一人っきりって、こんな物なのかな)


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:25:28.38 ID:4JepvvG5P


   平沢家、リビング

唯「・・・って事があったんだけど。憂は平気そうだね」

憂「私はペース配分して泳いでたから」

唯「そっか。・・・憂、マッサージしてあげようか?」

憂「大丈夫、本当に大丈夫だから」

唯「そっか。それなら、膝枕してあげるよ」

憂「まだ眠くないよー」

唯「良いから、良いから。お姉ちゃんの言う事を聞きなさい」

憂「はーい♪」 ごろん


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:27:27.39 ID:4JepvvG5P


唯「憂、いつもありがとね」

憂「どうしたの、急に」

唯「あずにゃん、今日すごい眠そうだったんだよね。それなのに憂は普段通りにご飯を作ったり、色々頑張ってくれたから。ありがとうって思ったんだ」

憂「私は全然疲れてないし、お姉ちゃんはいつも軽音部で頑張ってるじゃない」

唯「私はお茶飲んでるだけだよ。・・・私もこれからは姉として。先輩として頑張らないとね」

憂「お姉ちゃん♪」

唯「憂ー♪」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:29:27.38 ID:4JepvvG5P


   翌朝、教室

唯「という訳で昨日は、憂に添い寝してあげました」

和「たまにはお姉さんぽい事もするのね」

唯「てへへ」

律「うぃーっす」

澪「おはよう。今日も暑いな」

唯「夏も、暑くなかったら良いんだけどね」

和「それじゃ、夏とは言わないでしょ」

唯「そかそか」

紬「みんなおはよー。あつはなついわねー」

律「この、ベタな事言いやがって」

唯、澪、和「あはは」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:31:34.45 ID:4JepvvG5P


   2年、教室

純「あー、暑い。溶けちゃいそうだよ」 ぐったり

梓「夏だからね」 ぐったり

憂「二人とも大丈夫?」

純「そういう憂は、平気そうだね」

憂「昨日は早く寝たから。それに、お姉ちゃんが添い寝してくれたんだよ♪」

純「夏場に一緒に寝るって、暑くない?」

憂「あまり気にした事無いな。でも純ちゃんも、猫ちゃんと一緒に寝たりするでしょ」

純「あまり気にした事無いな」

梓(唯先輩と猫って、同じなの?)


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:33:38.08 ID:4JepvvG5P


   6時限目、屋内プール

律「今日も水泳かー」

澪「夏だからな」

唯「プールサイドで、足をちゃぷちゃぷさせるのって楽しいよね」 ちゃぷちゃぷ

紬「私もやってみるわね♪」 ちゃぷちゃぷ

律「澪、私達もやるぞ」 ちゃぷちゃぷ

澪「全く」 ちゃぷちゃぷ


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:36:01.71 ID:4JepvvG5P


   同時刻、屋内プール対面側

梓「・・・なんか、波立ってない?」

純「海じゃないんだからさ。」

憂「でも、なんだか楽しいよね」

純「まあね。・・・うぷっ」

梓「純、大丈夫?・・・うぷっ」

憂「二人とも大丈夫?でも、どうして波が起きてるのかな・・・。おっと」 ひらっ

梓、純(出来る奴っ)


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:38:00.45 ID:4JepvvG5P


律「まだまだっ。お前達の本気は、そんな物かっ」 じゃぶじゃぶ

紬「琴吹、力の限り頑張りますっ」 じゃぶじゃぶ

唯「私、もう駄目みたい・・・」 ちゃぷちゃぷ

澪「唯、頑張れっ。諦めるには、まだ早いぞっ」 ちゃぷちゃぷ

唯「みんな、ごめん。私、ここでお別れみたい。みんなに会えて、私・・・」 ちゃぷ


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:39:59.02 ID:4JepvvG5P


律「馬鹿野郎っ。お前一人だけ行かせるかっ」

紬「唯ちゃん、私の手に捕まってっ」 がしっ

澪「唯、私の手にもだっ」 がしっ

唯「ありがとー。みんな、ありがとー」

律「・・・海岸だ。海岸が見えたぞー」

唯、澪、紬「わーっ♪」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:42:05.81 ID:4JepvvG5P


 わーっ♪

純「なんか、叫び声が聞こえない?」

梓「聞こえるね」

純「波もすごくなってきたね」

梓「なってきたね」

純「梓、どうしたの?」

梓「なんだか、嫌な予感がするんだよね。・・・うぷっ」

純「え、何が?・・・うぷっ」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:44:05.04 ID:4JepvvG5P


憂「二人とも、波を読めば良いんだよ。・・・よっと」 さっ

純「波を」

梓「読む?」

憂「あ、また来たよ」

純「・・・見切った」

梓「えいっ」

ごごごごごーっ

純、梓「・・・だ、駄目だっ」

憂「二人とも、私に捕まってっ。・・・えいっ」 さっ

純、梓(うーいー♪)


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:46:07.29 ID:4JepvvG5P


律「我々は助かったぞー」
 
紬「ばんざーい♪」

唯「みんな、ありがとー。ありがとー」

澪「全員揃って、無事生還だ」

律「・・・梓を除いてはな」

澪「私は諦めないぞ。梓は絶対どこかで無事に過ごしてる。・・・絶対だっ」

紬「梓ちゃん、今頃何してるのかしら」

唯「日に焼けて、こげにゃんになってたりして」

律、澪、紬「あはは」


梓(先輩方、何がそんなにおかしいんですか)


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:48:11.47 ID:4JepvvG5P


唯「・・・あれ、あずにゃん。無事だったんだ」

梓「無事も何も。ここ、屋内プールですよ」

唯「たはは。ついつい、船が難破した後で盛り上がっちゃってね」

憂「お姉ちゃん、無事で良かったね」

唯「ありがとー。憂も、元気そうで何よりだよ」

憂「お姉ちゃん♪」

唯「憂♪」

純(これ、なんの会話?)


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:50:09.17 ID:4JepvvG5P


律「梓達も水泳だったのか」

梓「これでは、今日の部活もぐだぐだになりそうですね」

紬「それはそれで、また楽しいじゃない」

梓「楽しい、ですか」

紬「ええ。それに後の事を考えて、今の楽しさを我慢する必要は無いと思うのよね」

純「はー。ムギ先輩は良い事言うなー」

梓「私の先輩だからね」 ふふん

唯「そうやって先輩を自慢ちゃうあずにゃんは可愛いねー」 もふもふ

梓「や、止めて下さいよ-」

紬「うふふ♪」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:52:10.24 ID:4JepvvG5P


和「何してるの、あなた達」

唯「あ、和ちゃん。プールサイドで足をちゃぷちゃぷさせるのって楽しいよね」

憂「和さんも、ここどうぞ」

和「ありがとう。・・・こう?」 ちゃぷちゃぷ

唯「はー♪」

憂「お姉ちゃん、幸せそうだね」

唯「ちゃぷちゃぷ、楽しいもん」

和「本当、唯はいつも幸せで良いわね」

唯「あー。和ちゃん、今ちょっと馬鹿にしたー」

和「そんな事無いわよ。ね、憂」

憂「ふふ♪」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:54:07.18 ID:4JepvvG5P


   放課後、教室

律「・・・いかん、マジで眠い」

澪「目を閉じただけで眠れそうだ」

紬「今日の練習、どうする?梓ちゃんも疲れてるだろうし」

唯「中止にしようか、さすがに」

律「・・・甘っちょろい事言ってんじゃねーっ」 ばんっ

澪「で、その心は」

律「ちょっとは驚けよな」

紬「だってりっちゃん、そんな事で怒らないもの」

唯「りっちゃん、りっちゃん」

律「ちぇー」

澪(分かってる。みんな分かってる♪)


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:56:13.74 ID:4JepvvG5P


律「つまりさ。眠いしだるいし、今すぐ帰って布団に潜り込みたいよ。本当、すげー眠いんだよ。気を抜いたら溶けそうなくらい眠いんだよ」

澪「やっぱり帰るのか」

律「だーかーら。私達が、眠気ごときに負けてどうするのかって話さ」

紬「睡魔対私達。世紀の決戦ね」

唯「さっきまでスイマーだったしね」

唯、紬「あはは」

律「とりあえず、すいませんって言ってもらおうか」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:58:14.42 ID:4JepvvG5P


澪「で、睡魔とどう戦うんだ」

律「言うまでも無いだろ」

澪「・・・なるほどな。みんな、部室に急ぐぞっ」 とたとたっ

律「この。負けるかっ」 とたとたっ

紬「私だってっ」 とたとた


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:00:22.88 ID:4JepvvG5P


和「唯も行かないの?」

唯「和ちゃんは眠くないかなと思ってね。この後、生徒会の活動があるんでしょ」

和「心配してくれてありがとう。私は大丈夫だから、唯も無理しないでね」

唯「ありがと。・・・やっぱり良いよね、学校って。色々大変だけど、その分やり甲斐があるって最近思うようになってきたよ」

和「唯がそんな事言うなんて、私も年をとる訳だわ」

唯「もう、ひどいよー」

和「ごめん、ごめん。それじゃ私も、生徒会室に行くわね」

唯「うん。途中まで、一緒に行こうよ」 

和「分かったから、そんなに引っ張らないで」 

唯「てへへー♪」 


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:02:12.69 ID:4JepvvG5P


   2年教室

純「あー。今日、ジャズ研休みでよかった」 ぐったり

梓「軽音部はどうかな」 ぐったり

憂「今日はお休みしたら?」

梓「・・・いや、一応顔だけは出さないと。先輩達、来てるかも知れないし」

純「あれだけ動いて今日練習してたら、マジ尊敬しちゃうかも」

梓「・・・してなくても、尊敬しちゃうけどね」

純「ん?梓ちゃん、何言った?」

梓「純の馬鹿ー」 じたばた

憂「ふふ♪」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:04:10.66 ID:4JepvvG5P


   廊下

梓「どうして純も付いてくるのよ」

純「良いじゃない。ジャズ研は休みなんだし、梓も先輩達がいなければ帰るんでしょ」

梓「まあね」

憂「つまり純ちゃんは、梓ちゃんと一緒に帰りたいんだよね」

純「なっ」

梓「ふーん」 にやにや

純「憂の馬鹿ー」 じたばた

憂「ふふ♪」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:06:13.53 ID:4JepvvG5P


   軽音部、部室前

ジャジャーン♪

梓「・・・嘘、練習してる」

純「嘘って何よ、嘘って」

梓「はは、冗談冗談。・・・もしかしてこれはテープの音源で、先輩達はどこかに隠れて私を見てるのかな」

純「なんのためによ。でも先輩達がいるのなら、私は帰ろうかな」

梓「遠慮しなくて良いって。純もたまには、顔を出しなよ」

純「・・・怖くない?」

梓「困った先輩はいるけど、怖い先輩なんて一人もいないよ」

憂「怖いのはむしろ、梓ちゃんだよね」

梓「うー、いー」

純「あはは」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:08:10.10 ID:4JepvvG5P


   カチャ

梓「済みません、遅れました」

純、憂「お邪魔します」

律「おう、梓。ん?純ちゃんと憂ちゃんも一緒か」

純「今日、ジャズ研がお休みなので。・・・皆さん練習してますけど、眠くないんですか」

紬「がっつり眠いでーす」

純(何故ピースサイン)

澪「つまり私達は、音の戦士な訳さ」


純(澪先輩、眠いのかな)

梓(違うと思うよ、多分)


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:10:14.71 ID:4JepvvG5P


唯「今私達って、すごい眠いじゃない。だから演奏をして、眠気を吹き飛ばそうって訳」

梓「ああ、なるほど。それはちょっと面白そうですね」

律「ハードな演奏をすれば、眠気なんて吹き飛んでくぜ」

澪「新たな戦士も登場したしな。ニューエイジ、サウンドエンジェルだ」

律「・・・それははともかく、純ちゃん達も一緒にやろうぜ」

純「こ、光栄ですっ。サウンドエンジェル・ピュアベルとして、一所懸命頑張りますっ」

憂「えーと、私は」

澪「大丈夫。そこは、平沢姉妹の秘められたシスターズパワーが発動するから」

唯「憂は、オルガンお願いね。メロディだけで良いから」

梓(なんだろう、唯先輩がまともに感じる)

澪「ぴゅあっぴゅあっ、ふわっふわっ♪ぴゅあっぴゅあっ、ふわっふわっ♪」 


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:12:15.82 ID:4JepvvG5P


紬「それで、何を演奏する?」

律「夏だから、夏っぽいのにするか」

唯「ウサギとカメは?」

律「・・・夏っぽいか、それ?」

紬「でも、この学校っぽくはあるわよね」

純「ああ、手すり」

憂「うんうん」

梓「私は構いませんが」

澪「コード進行も簡単だし、良いんじゃないのか」

律「そうだな。それじゃウサギとカメを、思いっきり熱く演奏するぞっ」

唯、澪、紬、梓、純、憂「おーっ」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:14:25.40 ID:4JepvvG5P


紬「もしもしカメよーカメさんよ-」

唯「カメさん頑張れーっ」 

澪「世界のうちで、お前程ー」 
 
律「負けんなー、ウサギーッ」 


純「なんだか、無闇に熱いね」 

梓「無闇に、意味も分かんないけどね」 

憂「でも、なんだか楽しいよ」 

純、梓「うんっ♪」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:16:28.95 ID:4JepvvG5P


  5分後

純「・・・」 うつらうつら

梓「ちょっと、純」

律「純ちゃん寝てるのか?」

紬「今日はここでお開きにする?」

澪「私達も、さすがに眠いしな」

純「・・・ジャズ研、舐めんなーっ」 ぼぼーん

唯「あはっ。軽音部も負けないよー」 じゃじゃーん

律「おっし。私達も、本気出してくぞー」 

澪、紬「おーっ」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:18:11.26 ID:4JepvvG5P


律「無茶苦茶眠いぜーっ」

紬「もう、今すぐ寝ちゃいそうーっ」

澪「帰ったら、すぐ寝るぞーっ」

唯「軽音部ふぁいとーっ」

純「ジャズ研最高ーっ」


梓「純、すごいな」

憂「私達も負けずに頑張ろうよ。・・・お姉ちゃーん♪」

唯「うーいー♪」

梓「あはっ。やってやるでーすっ」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:20:11.34 ID:4JepvvG5P


   軽音部部室前

さわ子「あー、疲れた。お茶とお菓子は良いけど、ここまで上がってくるのが大変なのよね」

やってやるですーっ

さわ子「・・・なんだか、滅茶苦茶盛り上がってるじゃない」

ぎゅぃーん、ぎゅぎゅぎゅいーん

さわ子「・・・私も、ちょっと混ぜてもらおうかしら」

今日は夜通し演奏するぞー

さわ子「・・・ギター、持ってこようっと♪」 とたとたっ


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:22:09.57 ID:4JepvvG5P


   カチャ

さわ子「お前達、私が来るのを待っていたっ・・・」

しーん

さわ子「・・・もしかしてみんな、寝ちゃってる?」

和「ええ、さわこ先生」

さわ子「もう、せっかく演奏に混ぜてもらおうと思ったのに」

和「みんな張り切りすぎて、疲れちゃったみたいです。私も今来た所なんですけど」

さわ子「仕方ない。演奏は、また今度にするか。真鍋さん、みんなを起こしたら早く帰るのよ」

和「はい。お疲れ様でした」

さわ子「お疲れ様。あーあ。こんな事なら、メイクしてくるんじゃなかったわ」   ぱたん

和(それで、あの顔だったのか)


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:24:07.67 ID:4JepvvG5P


   夕方、商店街

唯「さわちゃんのメイク、私も見たかったなー」

和「唯も憂も、ぐっすり寝てたんだから仕方ないじゃない」

唯「たはは。・・・こんな時間になっても、まだ明るいね」

和「だって、夏だもの」

唯「みんなの影が、重なってるよ」

和「そうね」

憂「昔は3人で、良く一緒に家へ帰ったよね」

和「ええ。ついこの間みたいに思ってたけれど。なんだか、すごく懐かしく感じられるわ」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:26:10.08 ID:4JepvvG5P


憂「お姉ちゃんは部活に頑張ってるし、和ちゃんは生徒会だし。小学校や中学校で分かれちゃったりした事もあるから」

和「・・・和ちゃん、か。憂、学校だとそう呼ばないわね」

憂「やっぱり上級生だし、生徒会長だし。そこはやっぱり、私も気を遣うよ」

唯「そかな。クラス委員長になっても生徒会長になっても、和ちゃんは和ちゃんだよ」

和「本当、唯は昔変わらないわね」

憂「だって、お姉ちゃんだもん」

和「そういう憂もね」

憂「え、そうかな?」

和「本当、あなた達姉妹は♪」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:28:14.05 ID:4JepvvG5P


憂「・・・いつまでも、こうして一緒にいられるといいのにね」

和「そうね。でも・・・」

唯「大丈夫だよ。和ちゃん、憂」

和「どうして?」

唯「今こうして一緒にいられるって事は、みんな一緒にいたいって事だもん。だから私達は、ずっと一緒にいられるんだよ」

憂「お姉ちゃん♪」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:30:08.00 ID:4JepvvG5P


唯「和ちゃん。今日はうちに、泊まりにおいでよ」

和「・・・そうね、たまには良いかも知れないわね」

唯「やった。和ちゃんと一緒のベッドで眠るなんて、本当に昔に戻ったみたい♪」

和「一緒のベッドなのは決定なの?」

唯「勿論です。憂が右、和ちゃんが左。私が真ん中ね」

和「全く、ちゃっかりしてるんだから」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:31:14.21 ID:4JepvvG5P


憂「でもお姉ちゃんがベッドから落ちると大変だから、私はその方が安心だよ」

唯「憂ー♪」

憂「お姉ちゃん♪」

和「・・・やっぱりあなた達は、私が見守らないと駄目みたいね。・・・これからも、ずっと」



   終わり


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 21:33:00.68 ID:CdkUl9Mo0



ほっこりした


77: 忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/11/08(火) 21:40:26.69 ID:KjR4951e0



良かった



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