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一夏「・・・ラウラ、その嫁って呼ぶの、やめてもらえないかな」

このエントリーをはてなブックマークに追加 コメント (1) | カテゴリ: その他 | 更新日: 2011/12/11 22:30
8: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:29:00.39 ID:QQP3Sy7G0


ラウラ「おい嫁、週末に一緒に出かけるぞ」

一夏「・・・ラウラ、その嫁って呼ぶの、やめてもらえないかな」

ラウラ「何故だ? 日本では気に入ったら嫁と呼ぶのだろう?」

一夏「いや、だからさ」

ラウラ「なら問題は・・・」

一夏「やめてくれって言ってるだろう!」

ラウラ「」ビクッ

一夏「やめてくれよ・・・」

ラウラ「い、一夏・・・?」

一夏「・・・」


11: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:32:12.00 ID:QQP3Sy7G0


ラウラ「す、すまない・・・」

一夏「・・・」

ラウラ「も、もう言わない、から」

一夏「・・・」

ラウラ「一夏ぁ・・・」

一夏「・・・」

ラウラ「・・・い・・・」

一夏「・・・」

ラウラ「・・・」ショボーン


14: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:35:54.60 ID:QQP3Sy7G0


ラウラ「・・・くすん」ジワ

一夏「・・・俺が嫁だと」

ラウラ「・・・?」

一夏「ラウラを嫁にできないだろ」

ラウラ「!!」ハッ

ラウラ「い、一夏ぁー!」ギュー

一夏「おっとっと」ギュ

ラウラ「わ、私は・・・! 私は・・・!」ギュウウウ

一夏「ごめんな、言い過ぎたよ」ナデナデ

ラウラ「・・・ん」スリスリ

一夏「ラウラ・・・」

ラウラ「一夏・・・」


20: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:40:05.08 ID:QQP3Sy7G0


 - 食堂 -

ラウラ「という夢を見た」

シャル「そ・・・、そう」

箒「それを私達に話して、どうしようと言うのだ」

鈴「全く、一夏にそんな甲斐性あれば苦労しないわよ」

一夏「なんだよ甲斐性って」

セシリア「一夏さん? 鈴さんの言うとおりですわよ?」

一夏「お、おう」

ラウラ「私が嫁、という発想は無かったが、悪くなかった」コクリ

ラウラ「それで、だ」


23: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:44:00.15 ID:QQP3Sy7G0


ラウラ「私が嫁になってみようと思う」

箒セシリア鈴シャル「「「「はぁ?」」」」

ラウラ「実にいい案だろう」ウムウム

セシリア「ど、どうしてそうなりますの!」

一夏「まぁ、俺が嫁よりはマシかな」

鈴「一夏、あんた黙ってなさい」

一夏「・・・はい」


27: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:48:14.12 ID:QQP3Sy7G0


ラウラ「しかし、私の周りには”嫁”が存在しない」

ラウラ「そもそも、私には親がおらんし」

ラウラ「シュヴァルツェ・ハーゼは皆、私とさほど変わらん歳だしな」

ラウラ「だがしかし、私にぬかりは無い。 クラリッサに頼んで、文献を送ってもらっている」ドヤ

シャル「へえー、どんな本なの?」

ラウラ「たしかタイトルが”ふたりエッ」モガ

鈴「はいストーップ」

ラウラ「何をするか」プハッ

鈴「ちょっとミーティングタイムね。 セシリア、箒、シャルロット、ちょっと来て」


35: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:52:52.57 ID:QQP3Sy7G0


セシリア「どうしましたの? 鈴さん」

鈴「届くっていう本、絶対ラウラに渡しちゃダメよ」

シャル「どういうこと?」

鈴「かくかくしかじか」

箒「・・・な、なんだと・・・」

セシリア「それは・・・」

シャル「ちょっと、まずい、かな」

鈴「じゃあ、そういうことで! 絶対阻止するわよ!」


45: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 22:57:23.06 ID:QQP3Sy7G0


鈴「ねぇラウラ、その本っていつ届くの?」

ラウラ「本日0800に隊員が届ける手はずになっている」

鈴「・・・あと20分」スタスタ

セシリア「ちょっと用事を思いつきましたので、失礼しますね」スタスタ

シャル「あ、僕も・・・」スタスタ

箒「・・・」スタスタ



一夏「どうしたんだろ、あいつら」

ラウラ「さぁな」


50: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:02:59.20 ID:QQP3Sy7G0


 - 教室 -

ラウラ「む、通信か・・・。 どうしたクラリッサ?」

クラリッサ『隊長、使いに出した子が・・・!』

ラウラ「ああ、まだ来ていないな。 何かあったのか?」

クラリッサ『荷物を届けられなかったと・・・泣きながら帰ってきました』

ラウラ「なんだと」

クラリッサ『防衛線を突破できなかったそうです』

ラウラ「防衛線・・・? この学園にそんなものは無いはずだが・・・」

クラリッサ『拠点攻略用装備の、トールギス・ブースターを申請してきていますが』

ラウラ「ふむ・・・いや、それには及ばん。 ・・・教官に叱られると、とても怖い」

クラリッサ『了解しました。 では嫁の心得を、私が説明します』

ラウラ「うむ、よろしく頼む」


55: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:08:39.15 ID:QQP3Sy7G0


 - IS学園 上空 -

???「さすがに軍人だけあって、中々やる子だったわね」

???「非武装で段ボール箱まで抱えて、あそこまで粘るとはね」

???「もう機動のクセは見切りましたわ。 次は落として見せます」

???「引き続き、警戒を怠るな」

???「「「「ふふふ・・・」」」」


59: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:12:27.00 ID:QQP3Sy7G0


 - 放課後 教室 -

ラウラ「一夏、部屋の鍵をよこせ」

一夏「へっ? どうしたんだよ」

ラウラ「嫁とは、亭主を迎えるものだそうだ」

ラウラ「だから、先に部屋に行って待っててやる」ヨコセヨコセ

一夏「わかったよ」ヒョイ

ラウラ「うむ」

ラウラ「ゆっくり帰ってくるがいい」トコトコ

一夏「おう」

一夏「・・・何をする気だろうな」


68: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:17:21.98 ID:QQP3Sy7G0


 - 一夏寮室 -

一夏「ただいまー」ガチャ

ラウラ「おかえりなさい、あなた。
    おしょくじにします? おふろにします? それとも、わ・た・し?」(棒

一夏「」ガクーン

ラウラ「む、どうした」

一夏「うん、そのセリフは予想してた」

ラウラ「・・・?」

一夏「だが・・・、裸エプロンはさすがに」プルプル

ラウラ「これが嫁の作法だと」

一夏「服を着てください!」

ラウラ「ベッドでは全裸なのにな。 どちらかと言うと露出は下がっているのだが」

一夏「そういう問題じゃないんだよ!?」ガビーン


71: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:22:08.74 ID:QQP3Sy7G0


 - 食堂 夕食 -

ラウラ「はい、あーん」ハイ、アーン

一夏「自分で食えるよ」

ラウラ「これも嫁の作法だ。 ほれほれ」ハイ、アーン

一夏「・・・あーん」アーン

ラウラ「うまいか?」

一夏「おう」モグモグ

ラウラ「そうか、よかったな」ニコッ



鈴「何やってるの、あいつら・・・」ギリギリ

シャル「どうして一夏は、あんな簡単に流されちゃうのかな・・・」イライラ

箒「全く・・・! あいつは・・・!」ガスッガスッ

セシリア「ほ、箒さん? お箸がお皿を貫いてますわよ!」


73: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:27:06.71 ID:QQP3Sy7G0


 - 一夏寮室 -

一夏「風呂に入りたいんだが」

ラウラ「大浴場は男子の日ではないだろう?」

一夏「ああ、だからシャワーだよ」

ラウラ「おせなかをおながしm」

一夏「そういうのはいいから」

ラウラ「しかし、嫁の作法」

一夏「そういうのは、い、い、か、ら!」

ラウラ「むぅー」プクー

一夏「じゃあ、行ってくるな」

ラウラ「うむ」

ラウラ(ふふふ・・・、後から入ってしまえばこちらのものだ)

一夏「あ、後から来るのはナシな」ヒョコッ

ラウラ「ぐぬぬ」


92: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:43:35.57 ID:QQP3Sy7G0


一夏「なぁ、ラウラ」

ラウラ「なんだ」

一夏「俺の膝に座られると、テレビが見えないんだが」

ラウラ「私の頭に顎を乗せるがいい」

一夏「おう」ポス

一夏「おぉ、これいいな」

一夏(って、これラウラを抱きかかえてるんだけど・・・)ドキドキ

ラウラ「ふふっ」

一夏「ど、どうした」

ラウラ「嫁とはいいものだな。 こうやって抱きかかえられると、暖かくてとても幸せだ」ヌクヌク

一夏「・・・そうか、それはよかった」ギュ

ラウラ「ああ、よかった」

一夏「あ゛~~~」

ラウラ「こら、こちらの頭に振動が来るぞ」クスクス


100: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:47:53.92 ID:QQP3Sy7G0


一夏「そろそろ寝ようと思うんだが」

ラウラ「うむ、そうしよう」コクリ

一夏「帰らないのか?」

ラウラ「・・・何故、帰る?」キョトン

一夏「いや、そんな「こいつ何言ってんだ?」みたいな顔されても」

ラウラ「嫁が一緒に眠るのは当たり前ではないか?」

一夏「いや、そうかもしれないけど、また千冬姉に怒られちまうよ」

ラウラ「・・・」


106: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:53:24.09 ID:QQP3Sy7G0


ラウラ「頼む、今日だけでも一緒に眠ってくれ」

一夏「ラウラ?」

ラウラ「我侭なのも解っている、規則違反なのも解っている」

ラウラ「だが、今日は私は本当に幸せだったのだ」

ラウラ「この幸せの中で、眠りたい。 ・・・だから、頼む、一夏」

一夏「ラウラ・・・」

ラウラ「一夏・・・」

一夏「・・・一緒に寝よう、ラウラ」

ラウラ「・・・! ああ!」パァー


108: ◆bommVHCpxo :2011/08/17(水) 23:58:10.81 ID:QQP3Sy7G0


一夏「おいで、ラウラ」

ラウラ「ああ」ゴソゴソ

ラウラ「ふふふ・・・、起きている時にベッドに入るのは初めてだな」

一夏「そんなに眠りが深いわけじゃないんだけどなぁ。 全然気付かないよ」

ラウラ「当たり前だ。 殺されても気付かない位に気配を消すことなど、造作も無い」ドヤ

一夏「やめてね? 本当にやめてね?」

ラウラ「心配するな。 これからはちゃんと声を掛けてから入るようにしよう」

一夏「・・・返事してからにしてね?」

ラウラ「それは知らん。 起きないお前が悪い」

一夏「えー・・・」


110: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:01:59.95 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「やはり服を着ていると眠れないな」ゴソゴソ

一夏「え、ちょっと」

ラウラ「ていっ」ポイッ

一夏「ああ・・・、脱いじゃったよ・・・」

ラウラ「うむ、やはり眠る時は裸でないとな」

一夏「こっちは全然よくないんだけど・・・」ドキドキ

ラウラ「さ、一夏。 抱いてくれ」

一夏「え!?」ドキーン


115: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:04:35.73 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「どうした? 先ほどまで抱いていてくれたではないか」

一夏「いや、その」ドキドキ

ラウラ「全く、どうしたのだ? ほれ、手はこうだ」

一夏(ら、ラウラの腰・・・! すべすべだぁぁぁ)ドッキンドッキン

ラウラ「そして、こちらの腕を枕にする」ポスン

一夏(ラウラの顔・・・! すぐそこに・・・)ドッキンドッキン

一夏「やっぱり・・・綺麗だな」ボソリ

ラウラ「な、ななななんだと!?」カァー

一夏「な、何でもないよ」カァー

ラウラ「いや待て、もう一度言え」ユサユサ

一夏「言いませんー知りませんー」

 イエー イイマセンー キャッキャウフフ


120: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:08:57.10 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「では、おやすみ」

一夏「お? お、おやす、み・・・?」

ラウラ「ぐー」スピー

一夏「・・・」

一夏「・・・寝てる」

一夏「・・・」

一夏「いやいやいや、何か期待してたわけじゃないよ!?」

一夏「・・・」

一夏「俺は誰に言い訳してるんだよ・・・」

一夏「おやすみ、ラウラ・・・」ギュー

ラウラ「・・・ん・・・」スピー


123: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:14:53.48 ID:ml4JDk5L0


 - 翌朝 食堂 -

一夏「おはよう、みんな」

ラウラ「おはよう」

シャル「あ、ラウラ! 昨日部屋に帰ってこなかったよね」

ラウラ「うむ、一夏の部屋に泊まったからな」

鈴「なっ!?」ガタッ

箒「い、一夏!?」ガタッ

一夏「待て、落ち着けって!」

セシリア「待てませんわ!」ガタッ

シャル「待って、みんな!」

一夏「おぉシャル、お前だけは解ってくれるんだな!」

シャル「ちょっと一夏は黙っててくれるかな?」ジロリ

一夏「・・・はい」


125: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:18:53.72 ID:ml4JDk5L0


シャル「ラウラ? 昨日、一夏の部屋で泊まったの?」

ラウラ「ああ」

シャル「同じベッドで眠ったのかな?」

ラウラ「ああ」

シャル「ちょっと説明してくれるかな?」

ラウラ「うむ。 ・・・いつものように裸になって、一夏の腕を枕に」

セシリア「な、なななな」

ラウラ「おかげで、朝までぐっすり眠れた」

箒「・・・へっ?」

鈴「寝た・・・だけ?」

ラウラ「おかしなことを言う。 ベッドに入れば眠るものだぞ」

鈴「ちょ、ちょっとミーティングタイム!」

ラウラ「なんだ、またか」


128: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:23:19.53 ID:ml4JDk5L0


鈴「ちょっと、どういことよ、これ!」

セシリア「まさかとは思いますが・・・」

シャル「うん、多分そのまさか。 そ、その、男女が二人で、その、ベッドでするような、えっと、
    そういうのを知らないんじゃ・・・ないかな」

箒「なん・・・だと・・・」

セシリア「で、でもそうとしか考えられないですわ」

シャル「逆の意味で予想外だね」

鈴「やっぱり、あの漫画を渡さなくてよかったわ・・・」

箒セシリア鈴シャル「「「「はぁ~~~~・・・」」」」


130: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:27:24.26 ID:ml4JDk5L0


シャル「お待たせ」

ラウラ「遅いぞ。 早くしないと朝食の時間がなくなるぞ」

鈴「ごめんごめん、さっさと食べちゃいましょ」

一夏「何を話してたんだよ」

セシリア「ふふっ。 内緒、ですわ」

一夏「なんだよー」

箒「一夏、女の内緒話を詮索するものじゃないぞ」

一夏「・・・へいへい」


133: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:34:09.34 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「一夏、今日も部屋に行っていいか」

一夏「おう、別にかまわ」ガシリ


   ゴゴゴゴゴゴ・・・


一夏「あ、頭っ、割れっ」ガクガク


135: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:38:39.06 ID:ml4JDk5L0


千冬「構わん訳がなかろう」ギリギリ

一夏「」

ラウラ「い、一夏!」ガタッ

千冬「お前もだ、ボーデヴィッヒ」ガシリ

ラウラ「」

箒「ふ、二人をアイアンクローで吊り上げ・・・」

千冬「ヴォーデヴィッヒは反省文を提出しろ。 
   織斑、お前は寝袋をくれてやるから、一週間ほどグラウンドで寝ろ」ギリギリメキメキ

一夏「」プラーン

ラウラ「」プラーン

鈴「せ、先生!ふたりともオチてます!」

千冬「聞いていないか?・・・、では二人に伝えておけ」ポイッ

セシリア「ラウラさん! 一夏さん!?」

シャル「・・・、ふたりとも脈はある! 医務室へ運ぼう!」


139: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:45:26.71 ID:ml4JDk5L0


 - 医務室 -

ラウラ「・・・う・・・」

シャル「ラウラ? 気が付いた?」

ラウラ「ああ・・・、私はどうしたのだ・・・?」

シャル「覚えてない? 織斑先生にアイアンクローで意識を刈り取られたんだよ」

ラウラ「・・・、・・・ああそうだ、思い出した・・・」ブルブル

シャル「一夏はもう先に教室に行ったよ」

ラウラ「・・・そうか」

シャル「ラウラが起きるまで待ってるって言ってたんだけどね」

シャル「まぁあれは連行だよね・・・。 捕まった宇宙人みたいだったし」

ラウラ「・・・?」

シャル「あはは、なんでもないよ」


142: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:51:22.90 ID:ml4JDk5L0


シャル「僕達も教室に行こうか」

ラウラ「ああ」

ラウラ「・・・しかし」

シャル「ラウラ? どうかしたの?」

ラウラ「あそこまで強い義姉に、どう立ち向かえばいいのだろうな?」

シャル「まだ言ってるの!?」

ラウラ「当然だ」

ラウラ「一夏は私の嫁」

ラウラ「反論は許さん」

ラウラ「そして私も、一夏の嫁」

ラウラ「もちろん、反論は許さん」

シャル「えー・・・」


146: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 00:55:51.10 ID:ml4JDk5L0


 - 夜 グラウンド -

一夏「うう、本当にグラウンドで寝させられるとは」

一夏「昨日はあんなに幸せだったのに・・・」

一夏「みんなから説教されるし、飯は食えなかったし」グーキュルルル

一夏「知ってるかい? 照明を落としたグラウンドって、真っ暗なんだぜ?」

一夏「背中も痛い・・・」

一夏「くらいよー さむいよー こわいよー」シクシク


149: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 01:02:05.88 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「何を泣き言を言っている」ザッ

一夏「・・・ラウラ?」

ラウラ「お前が泣いていると思ってな。 思ったとおりだ」

一夏「う・・・」

ラウラ「食べ物もあるぞ。 軍用の携帯食料だが」スチャッ

一夏「千冬姉に説教されてると思ったけど」

ラウラ「うむ、先ほどまで正座でお説教だった。 今でも足は痺れているぞ。
    だが拷問の訓練を受けている私には、どうということはない」プルプルプル

一夏(ラウラ・・・。 産まれたての小鹿のようだよ・・・)ホロリ

ラウラ「私も一緒に寝てやろう」

一夏「おいおい、女の子に野宿なんてさせられないよ」

ラウラ「かまわん、野戦の訓練はもっと酷いものだ。 毒蛇の心配も無いしな」

一夏「・・・そうか、ありがとう」

ラウラ「嫁だからな。 当然だ」ニコッ


155: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 01:09:26.45 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「もっと詰めろ、入れんぞ」グイグイ

一夏「こ、この寝袋に入るのかよ!?」

ラウラ「何だ? か弱い私に、地面で寝ろと言うのか?」

一夏「さっきと違うこと言ってるよ! ・・・まったく」ズリズリ

一夏「ほら、これで入れるだろ」

ラウラ「うむ」ゴソゴソ

一夏「うわ、暖かいな~・・・」ホワーン

ラウラ「そうだろう、気合で少し体温を上げているのだ」

一夏「そんなことも出来るの!?」

ラウラ「当然だ。 ドイツの科学力は世界一ィだぞ」

一夏「ドイツすげぇ」


160: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 01:14:19.06 ID:ml4JDk5L0


ラウラ「いい星空だな」

一夏「本当だ。 気付かなかったよ」

ラウラ「やはりドイツとは見える星が違う」

一夏「ドイツかー、遠いよな」

ラウラ「・・・」

一夏「・・・ドイツに戻りたいか?」

ラウラ「・・・確かに隊を放って来ているのだから、気には・・・なる。 だが、あいつらなら問題はあるまい。
    それに、こちらにも大切な仲間と、お、お前がいるしな」

一夏「・・・そうか」

ラウラ「うむ、どちらも・・・。 どちらも大切な、私の故郷だ」

一夏「ラウラ・・・」

ラウラ「も、もう寝るぞ!」プイッ

一夏「あ、ああ。 おやすみ、ラウラ」クスッ

ラウラ「うむ、おやすみ、だ」


164: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 01:17:18.28 ID:ml4JDk5L0


千冬「・・・あの、馬鹿共が・・・」

真耶「あ、あの・・・、織斑先生・・・!」

千冬「・・・」

真耶「・・・」ハラハラ

千冬「ふん、グラウンドが暗すぎて何も見えん」

真耶「・・・! は、はい! 何も見えませんね!」

千冬「山田先生、一杯付き合わないか?」

真耶「はい! お供します!」ニコニコ


167: ◆bommVHCpxo :2011/08/18(木) 01:22:08.06 ID:ml4JDk5L0


 - 朝 グラウンド -

ラウラ「一夏、起きろ。 朝だぞ」ユサユサ

一夏「う・・・?」

ラウラ「見ろ、朝陽だ」

一夏「・・・」ボォー

一夏(朝陽にラウラの銀髪が映えて・・・)

一夏「・・・綺麗だな」

ラウラ「そうだろう、日本の朝陽は美しいな。 私は好きだぞ」

一夏「・・・ははっ」

ラウラ「・・・? どうした?」

一夏「なんでもないよ。 さぁ、今日もがんばろうか!」



おわり


190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/18(木) 02:43:33.94 ID:ORFXrJ4/O


おつ



    スポンサーサイト一夏「・・・ラウラ、その嫁って呼ぶの、やめてもらえないかな」のコメント
  1. 名前:-◆[saga] 投稿日:2013/01/14(月) 09:15:36.00 ID:SSJUNKIE820
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